奉太郎「で?なんだ?人の居ない部室にまで連れてきて…。」
摩耶花「今年こそ絶対に福ちゃんにチョコレート渡すんだから!というわけで折木、あんたも手伝いなさい!」
奉太郎「なんで俺がそんなことをせにゃなら…。」
千反田「そうですね…、折木さんならどう考えるのでしょう?福部さんにチョコを渡す方法を…。」
奉太郎(しまった、いつのまに千反田が!?この展開はマズイ…。)
千反田「私、折木さんが考案した『摩耶花さんが福部さんにチョコレートを渡す方法』が気になります!」(きゅいーん)
摩耶花「いつからいたの?ちーちゃん!?」
千反田「いえ、ちょっと摩耶花さんが折木さんを引きずっていくのが珍しいと思いまして…。というわけで折木さん!私からもお願いします!摩耶花さんが福部さんにチョコを上手に渡せる方法を考えていただけませんか!?」
奉太郎「わかった、やるよ…。ただし卑猥な話になるが、それでも構わないならいいぞ?」
千反田「いえ、今回は私もアドバイスするので大丈夫です。」
奉太郎「というわけで早速本題だ。俺が考えている案では以下だ。」
1.ベタだが里志の下駄箱に入れる
2.伊原が裸リボンにで自宅で待つ。呼び出しは俺から「おい里志〜?伊原から用があるって言ってたぞ。伊原の家に来いだと〜。」と誘導する。
3.わかめ酒ならぬわかめチョコで里志を悩殺させる。
4.宅配便を装って、伊原が届ける。
5.ゆうパックの期日指定で送る。
千反田「わかめ酒ってなんですか?」
摩耶花「ちょっと!まともな案の中にとんでもないのが混じってるじゃない!」
奉太郎「だから言っただろう?卑猥な話だと…。だが男は色気に弱いんだ…。」
続かない。