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今日は古典部の部室で折木さんと二人きりです。  
二人きりで居ると、この前の旅行での出来事を思い出します。  
あの時は、かなり夢中になっていました。温泉の熱のせいだったのか、それとも...わかりません。  
 
ただ、あの大きなモノが私の中に入ったこと、そのあとの感触、ずっと気になったままです。  
 
古典部の部室は地学講義室という学校の特別塔の4階の一番奥、階段より一番遠いのお部屋です。  
それゆえ、ここで文集『氷菓』の最新号を販売した時は、このような遠い場所まで買いに来ていただけるかどうか、とても心配でした。  
それほどまでに人はめったに通らないのです。  
 
ですが、今回、私が密かに考えていることを実行に移すには、それは、むしろ望ましいのではないでしょうか。  
私は、その事を伝えたくて、でも私からは言い出せなくて、先ほどからずっと折木さんの周囲をうろうろとしているのですが...  
 
♠ 
俺は、いつもと変化の無い日々を送っていた。今日も窓際の席で、時々窓の外から響く野球部の音を聞きながら、里志お勧めの本を読んでいた。  
「ホータロー、たまには恋愛もののライトノベルってどうだい?今のホータローなら嵌るに違いないよ」  
ということで、俺は珍しく恋愛ものを読んでいる。その内容は高校生が要するにくっついたり、離れたり、節操無くからみあったりするという割とどうでも良い話だ。  
 
そういや、さっきから、千反田が俺の周りを動き回っている。  
「なあ、千反田」  
「はい、何でしょう、折木さん?」  
急に立ち止まって、いつもの様に顔を近づけてくる。相変わらず近いが、かわいい。  
改めて思う、美の女神様だよ、お前は。  
こんなに近いと先日のアレをつい思い出す。いかん、場所をわきまえて冷静にならんとな。俺は妄想を打ち消し、努めて冷静に振舞う。  
「おまえ、この本が気になるのか?単なる恋愛小説だぞ」  
 
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折木さん、肝心なところで気づいてくれません。女の子から言い出すのってとても恥ずかしいことなのに、あ、でもそれが折木さんでしたね。  
恋愛小説ですか、そうですね、その内容からさりげなく本音を聞きだすのも良いかもしれません。  
「折木さん、どういう内容なのですか、私、気になります。(本当はあまり気になりませんけど)」  
表情は...口角が少し上がってすぐに戻りました。どうやら喜ばせるのに成功したようです。  
「詳しい内容は言わんでおくが、要するに、同じ学校に通う男子と女子が、教室でいろいろしてしまう話だ。」  
「いろいろとは何でしょうか?」  
「要するにいろいろだ。」  
「例えば、何でしょうか?」  
「例えば、手を握ったり、告白したり、キスをしたり、他には...何を言わせたい。」  
折木さん、視線をそらせ、顔を赤くしています。  
 
♠ 
「ねえ、折木さん、実際にそれやってみませんか?」  
珍しく、千反田の方からの発言だった。もしやと見ると、千反田の目はいつもの好奇心であふれている。もちろん、俺もしたいとは考えていたが、単刀直入に問題点を指摘する。  
「なあ、千反田、途中で誰かが、例えば里志たちが入ってきたらどうする?かといって鍵は掛けられんぞ、それこそ怪しまれる。」  
「福部さん、今日は久しぶりに手芸部です。それと摩耶花さんは、図書委員会で5時までこちらへ来られないそうです。他の方はまず来ません。」  
「この前と違い、今日は汗も流していないし、トイレにも行ったから、どうしても汚れている。不潔な状態でするのは、大切なお前に迷惑掛ける、それは避けたい。」  
「ちゃんと、消毒用アルコールと綿棒も用意してあります。お互いのをこれで十分にきれいにしてからなら、大丈夫です。」  
「わかった、降参だ。やろう」  
「なにか、私に渋々従っているように聞こえますよ。正直にしたいって言ってください。」  
千反田は頬を膨らませている。  
「俺は、したい。これでいいか?」  
「もっときちんと言ってください。」  
「俺『折木奉太郎』は、『千反田える』としたい。これでいいか?」  
「はい、よろしい。では、始めましょう。っと、何から始めたら良いのでしょうか?告白からでは変ですし。」  
「まずは、キスからいいだろ。」  
「そうですね。では、折木さんにお任せします。」  
千反田は、そう言うと、座っている俺の膝に両足を揃えて座り、両肩に両手を掛け、顔を寄せて、静かに目をつむった。  
俺はそっと、千反田の薄い唇に唇を重ねた。  
 
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折木さんは口の中に舌を差し込んできます。私もお返しに舌を折木さんの口の中に入れます、お互いの舌を絡ませます。  
これ、すごく好き。頭がぼーっとしてきます。二人の境界線が無くなるみたい。  
 
これから、次の準備です。既に一度経験はしましたが、状況が違います。民宿のお部屋と、学校の部室の違いです。  
折木さんも言っていましたが、鍵を掛けるのはいけません。確実に怪しまれます。でも、覗かれたらもっと良くない事態になります。  
 
「なあ、千反田、服は着たままにしよう。」  
「何故でしょうか?」  
「誰かが急に入ってきた場合、服を脱いでいたら、どんないい訳もできなくなるから」  
「そうですね。わかりました。でも、下着は外した方が...その、入れやすいですよ。」  
「ああ、そうだな、頼む。」  
「カーテンは閉めましょうか?」  
「却って怪しまれるんじゃないか?ここ、4階だろ。下からは覗けまい。近くに窓から見える高い建物はないから、閉めない方がいい。」  
「そうですね。」  
「ところで千反田、お前は確か、校務員が3階で作業する音もここから聞き取れたよな。」  
「ええ」  
「なら、ここの階段や通路の足音は聞き取れるか?」  
「たぶん、可能だと思います。」  
「階段や通路の音がしたら俺にも教えてくれ、急いでごまかすそう。」  
「それもスリルがあっていいですね。やってみましょう。」  
 
♠ 
「では、準備しますね。」  
目の前ので起きている事が現実なのかどうか、何度経験しても夢ではないかとも思ってしまう。あれだけの行為をしつつも、俺は未だ千反田という謎を解き明かし尽くしてはいない。  
ここは古典部の部室で、今は金曜日の放課後だ。時間は4時をまわっている。階下からブラスバンド部の音が響き、野球部のランニング練習の掛け声か飛び込んでくる中で、千反田は下着を降ろしている。  
両手を制服のスカートの裾に掛け、少し持ち上げて、中に手をいれ、白い布に手を掛けて、スルっと抜きとって、急ぎカバンにしまった。  
一瞬、薄い黄色が覗いた様だが、たぶん気のせいだろう。  
 
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折木さん。私の方をじっと見て、仕草を一つずつ目で追っています。下着は汚れてないはずだったんですが...良かった、気付かれていない様ですね。  
「折木さん。私、あれからブラウザでいろいろと調べてたんですよ。この前したのは確か坐位と言うのでしたね。あれが初めてだとかなり痛いそうですよ。知らなかったんですか?」  
「すまん、そこまでは知らなかった。許してくれ」  
「どうしましょうか。そうですね、今日ちゃんとして頂ければ許してあげます。今日は正常位と後背位のどちらかを試してみたいと思っているのですが、どちらにしましょうか。」  
「...正常位で、お前の顔を見ながらな。」  
「ふふ、わかりました。では、まずは消毒をお願いします。」  
 
♠ 
千反田がカバンから取り出した消毒用アルコールのビンと綿棒の束を受け取る。  
千反田は俺の前の机に腰掛けてから横になり、意を決してスカートの裾を持ち上げる。下着は無いので秘部が露出している。濃い目の毛に覆われた場所、小さめの突起と、2箇所の孔。  
神秘の場所だ。もう、俺の下半身が充血しているのを感じる。落ち着け。努めて冷静に居よう。綿棒をアルコールに浸し、その秘部を中心に念入りに消毒する。  
「なにか、スースーして、気持ちいいです。」  
千反田は、横を向いて視線を合わせないようにしている。  
「消毒は、これで十分だろう。次はどうして欲しい?」  
「あの...この前のように舐めていただけますか?」  
「ああ、分かった。」  
俺はその秘部に顔を近づけ、左手で左右に開き、舌先で突起の周囲を舐める。その刺激に併せるように腰の周囲が動く。  
「そう、そこです。いい、あ、それ、膣穴にも入れて」  
俺は舌先を下の穴に入れる。この前よりも感じやすくなっているらしく、程なく潤ってきた。  
「あの...お尻の方も舐めてくれますか?そちらも感じるそうですので。」  
千反田は両手で顔を隠して頼んでいる。  
「かまわんが、この体制だと、舐めにくい。両足を抱えてくれないか?」  
「あ、はい。」  
千反田の両足を机の上に持ち上げて、抱えさせる。お尻の穴が見えてくる。溢れてきている前の方の液を少し右手の人差し指にとり、その穴に垂らす。俺の唾液も混ぜて穴に口を付ける。  
やはり少し臭うが、俺はこの臭いが好きだ。俺の下半身が更に熱くなってくるのが実感できる。  
 
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ああ、やはり折木さん上手です。私の敏感なところを攻めてきてくれます。お尻って意外にいいです。私は出すだけのところって考えていました。舌が少し入ってきています。  
ん、ちょっと待ってくださいね。階段の方から音がしています。  
「誰か来るようです。」  
折木さん、慌てて顔を離します。あっ。  
「あのう、顔に毛が付いてます。」  
そういいながら、机から降りて、スカートを整えます。折木さんも顔を擦って、私の縮れ毛を払っています。  
しばらくすると  
「やあ、千反田さん、ホータローお待たせ」  
間の悪いことに福部さんです。もう、もうちょっとの所だったのに。  
「あの、福部さん、今日は何か?」  
「ん、僕が来ちゃまずいのかな。あ、さては。」  
「い、いいえ。何でもありません。」  
「さ、里志、そんな事より、今日も確か数学の補修だったろう?尾道が呼んでるんじゃないか?」  
折木さん、ナイスです。  
「そ、それは、そうなんだけどさ。ま仕方ない行ってくるよ。あ、そうだ、千反田さん、ついでにホータロー」  
「何でしょうか?」  
「何だ?」  
「この場所でやるってのも悪くは無いよ。僕らは未だだけど、二人きりになった時試してみる。実際、部室でやってるカップルって大勢いるし。大概のことは暗黙の了解で許してもらえる。  
でもね、あまり気持ち良いからっていって大声を出すとね。困った事態になるかもしれないよ。それじゃ。」  
見透かされてました。そうですね。大声ですか。気をつけましょう。  
福部さんはこっちを見てニカっと笑いながら去っていきました。  
 
♠ 
中断されて、千反田はかなり不満そうだ。態度に出るからよく分かる。千反田の頬が膨らんでいるからだ。こうなると、どう機嫌をとったものか。  
「なあ、続きをしないか?」  
「気分が乗らないです。そうですね。今度は、折木さんのアレを消毒してあげます。」  
「俺のか?いや、自分でやる。」  
「駄目です。きちんと消毒しましょうね。..それ、私の中に入るんですから。」  
「分かった、ではどうしたら良い?」  
「今度は、折木さんが机の端に座ってください。」  
指示されたとおりに、机の端に座って、アレを取り出す。  
「すまん、臭いがきつくないか?」  
「え?私この臭い好きですよ。でもちょっときついかな。臭いは消毒すれば消えます。臭いを作る細菌がいなくなるからです。早速消毒しましょうね。」  
千反田は俺のアレにぎこちなく触れながら、綿棒の先で消毒をしている。だが、それでは間に合わないと思ったのか、レースのハンカチを取り出しアルコールを浸して包むように消毒をした。  
最初は、ちょっと沁みるたが、その刺激でなんとか我慢できた。しかし、アルコールが乾いてくると、もう、それは冷たくて柔らかな指による間接手コ..っとやばい。  
「消毒完了です。」  
ふう、なんとか我慢できた。落ち着け奉太郎。  
「なあ、千反田。正常位は女性が下になるんだが、ここは下が固い机だから、俺が下になる、お前は上に乗ってくれないかな?」  
「私は折木さんの顔を見ながらしたいだけなので、今日はそれでも構いません。」  
俺はそのまま上体を倒して横になる。  
俺のアレが天をつくまでに立っているのが分かる。千反田に見られて恥ずかしくなる。  
 
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折木さんの、やはり大きいです。これがまた私の中に入るのですね。アソコが熱くなります。  
私も机に上がって、スカートを広げながら、折木さんの腰のあたりでしゃがみます。  
この前と同じように位置を微調整して、ゆっくりと入れます。  
「ふう、ふう、ああいい、深いい。て、手を繋いでください。」  
腰の辺りから、気持ち良さが波のように全身に押し寄せます。もう、癖になります。  
私、父と母が性行為をしていたのは男の跡取りを産むためだけと考えていました。本当は、違いますね。  
これ、止められません。果てしなく気持ちいい。  
前回は初めてだったので痛みもあって、どこか醒めてましたが、今回はもう痛みもありませんので、気持ちよさに集中できます。  
 
♠ 
千反田の腰の動きに併せてスカートがふわりとはためいている。その微風が顔や腕にも掛かる。確かに俺は今、千反田の熱いアレの中に入っている。  
でも激しく乱れている女性が果たして千反田なのか、どうしても現実感が乏しくなってしまう。これは何故だ。  
それはおそらく、俺を灰色の高校生活に縛り付けていた原因、古典部の俺以外の3人と俺の違いなのだろう。  
だが、俺はそれが何なのか、今は気にしないことにした。そうか、分からないものは分からないままでも問題はないのだな。  
今はこの気持ち良さに身をまかせよう。  
 
「もう限界だ。」  
「私もです。一緒にいきましょう。」  
俺は千反田の中でまた果てた。  
 
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この感触、私のお腹に何か熱いものが注ぎ込まれる感覚。これが好きです。例えると、そうですね、バターやアイスクリームを固まりのまま飲み込んで、それが食道でゆっくり溶けていくのに似ています。  
注入が終わったようです。私は、ゆっくり立ち上がり、自分のアソコから垂れてくる粘液をハンカチでふき取ります。  
折木さんのアレの周囲にも白い粘液がまだ絡んでいます。これ、どんな味がするのでしょうか?これをそのまま飲んだら、さきほど感じたのに似た感覚が得られるのではないでしょうか?  
「あの、折木さん。これ、飲んで構いませんか?」  
「え、いや、美味しくないと聞いているが、飲みたいのか?」  
「あ、はい。どんな味がするのか気になりますので。」  
「わかった。試してみてくれ」  
 
♠ 
千反田は机から降りて、俺のアレを口に咥えている。咥えてもらうのは初めてではないが、白い粘液を出した後は初めてだ。  
残った粘液を吸い込んで舐め取っている。  
「おいしくないですね。栗の花のにおい?」  
「ああ、そう例えることが多いな。なあ、おいしくないものなら、無理に飲まなくても良いんじゃないか?」  
「いえ、味も気になったのですが、飲み込んだ後の感触も気になりますので。」  
千反田は、ゴクリと喉を鳴らした。飲み込んだのか。  
「うーん、もう少し飲み足りないですね。折木さん、もう1回出すことは出来るのでしょうか?」  
「あと、1回だけなら、なんとかな」  
そういうと、千反田は、俺のアレを再び、口の中に入れた。舌先で刺激を繰り返す。目の前で千反田が端正な顔を歪ませて俺のアレを咥えている。目が合うと急いで目をつむった。  
異常な行為とは知っていて恥ずかしいのだろう。でも強い好奇心が抑えられないのだ。  
「なあ、千反田、手伝おうか?」  
千反田はアレを口を離す。  
「俺が直立するから、それから咥え直してくれ。」  
「はい。」  
その場で立ち上がり、しばし待つ。千反田はアレの根元を掴み、口の中に再び入れた。  
俺は、千反田のサラサラ髪の頭をそっと両側から抑え、腰をゆっくりと前後に動かす、入れすぎると喉が痛くなるだろうから、途中までで止めて、戻すを繰り返した。  
ほどなく、千反田の口の中に大量に出した。  
千反田は、一瞬驚いた表情をしていたが、それをゆっくりと飲み干して、満足したようだ。  
 
「なあ、千反田」  
「なんでしょうか?」  
「また、したいときは頼んで良いか?」  
「ええ、もちろんです。もっと楽しみましょうね。折木さん。」  
 
おわり  
 
 

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