少し、昔のお話をさせてください。
小学生の頃、私は近所の、いえ、近所といっても歩いて30分くらいの場所にあ
る小さな分校に通っていました。
クラスメイトは全員知り合いという小さな学校です。
そんなある日、学校から帰る途中で、私、急にお腹が痛くなったのです。
夏場でしたし、お弁当が痛んでいたのかもしれません。
とても家まで我慢ができなくなりましたので、近くの祠に行き、用を足しました。
翌日、登校すると、黒板に「ちたんだ、おもらし、みたぞ」と書いてありました。
書いたのは男子ですが、誰かはわかりません。
すぐに消しましたが、噂はあっという間に広がり、私は恥ずかしく、いたたまれ
なくなりました。
先生が、「誰でもお腹が痛くなることはあります、皆さんが千反田さんと同じよ
うになったら、どうしますか」
と言ってくださって、ようやく静まりました。
その日、家に帰って、今日習ったことを復習していましたが、何かモヤモヤした
気分です。
昨日はとにかく痛かったので、冷静になれなかったのですが、今日みたいに噂に
なったら大変です。
でも、何かドキドキするっていうか。新鮮な気持ちになれました。
そう、またしてみたいなという気持ちです。
そうなると、私は自分を止められなくなります。
また、お外でしてみよう、と決心しました。
ある晴れた月夜の晩に、自宅をそっと抜け出しました。家族は皆寝ていたと思い
ます。
一昨日どうしてわざわざ祠を選んだのかというと、ここは通りから近くて隠れら
れる場所だからです。あと、神様が助けてくださるかもという淡い期待をしてい
ました。
でも、見つかってしまった。二度と見つかる訳には行きません。今度は慎重に場
所を選びました。
思い付いた場所があります。休日の散歩の途中で休憩する小さな神社です。ここは
鎮守の森があり、昼間でも人目を避けるには好都合です。まして今は夜です、大
丈夫でしょう。
神社の境内に着きました。
辺りを見回しして、再確認。うん大丈夫。
さっそく、我慢していた事をします。なるべく音を立てずにしました。
ですが、見つかったらどうしよう、騒ぎになったらどうしようという思いと外で
するのってすごい気持ちよいという思いがない交ぜになって心臓がドキドキしま
した。
事を済ませた後は、心の中で神様にごめんなさいといいつつ、家に帰りました。
翌日以降しばらく、また騒ぎになっていないかドキドキしながら過ごしました。
でもさすがに誰も見ていなかったので何も起きませんでした。
スッキリした私は、6年生になるまでは大人しくしていました。
でも中学校に行く日が近づくと不安が強くなりました。
私、知らない人と一緒に居るのが苦手なのです。
だから、今までも必死で名前を覚えて心を落ち着かせて来たんです。
これから行く中学校は今の分校と違い、大勢の生徒と先生が居ると聞きました。
出来るだけ早く名前を覚えないというストレスから逃げたくて、またやってしまいました。
もちろん、前回と同じ刺激では満足しないでしょうから、もっと大胆になります。
私は同級生の中では体も大きい方で、5年生の頃には初潮を迎え、もうブラジャーを付けていました。
前回同様に夜、裸になり、ワンピースを来て外出しました。
歩きながらでも、夜風で股間がスースーして、頼りない気分です。
例の神社に着きました。
股間は自分が信じられない位べちょべちょです。
又、同じ場所へ行き、しゃがんでそのまま用を足しました。
でも、まだまだです。もっと刺激が欲しくなります。
ここで脱いじゃおう。
決心して、ワンピースを脱ぎました。
それを手近な木に掛けて、全裸のまま森の中を歩き回りました。
大胆にお股を開き、指先を大事な所に這わせるた瞬間、意識がなくなりました。
気付いた時は、もう夜が白み始めていましたので、慌ててワンピースを着て家に戻りました。
何とか家族にも気付かれなくて済みました。