・折木、福部x摩耶花
・軽いNTR感。
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この間、ちーちゃんと話していたら、とんでもないこと聞いちゃったわ。具体的には
言わなかったけど、要するにあのバカ、ちーちゃんとあたしに言えないような事した訳、
か。
このはらわたが煮えたぎるような思いを晴らせてやるだけじゃつまらないので、おい
しい思いもしたいから、あたしはメールした。
「やあ、摩耶花。急に呼び出したりしてどうしたの?」
ふふふ、ぬけぬけとあたしの家に来やがったわ、ふくちゃんめ。
「面白いことを思いついたのよ。ちょっと、目隠しさせて?」
上目遣いにおねだりしてみれば、行けるでしょ。
「…あ、ああ、いいよ、どうぞ」
かかったわ。背をかがめた奴にしっかり目隠しをして、後ろできつく縛る。
「服を脱がせてあげるわ。ドキドキするでしょ?」
「するけど…」
いつものことなのでさっさと服を脱がせていく。全裸になったところで、
「正座。いいから正座しなさい!」
ビクッとしながら正座するふくちゃんがおかしいわ。
「土曜の夜、あたしに言えないようなことをしていたそうじゃない?
ねえ、ふくちゃん」
「だ、だれからそんなことを…あれは」
「その口調じゃ、間違いないようね。あたしにプレイさせてよ。面白そうじゃない?」
道具をまとめて置いたバッグを開き、太いひもの束を出して〜これが7mもあるから
長いのよね。
自分で練習したとおり、半分の所を首に掛けて〜4つの結び目を作って〜一番下は、
ちんこを締めてやろ。
後ろから順に前の結び目に別けたひもをそれぞれ掛けていって、亀甲縛りがきれいに
なるよう、バランスを取って、最後に両手を縛って、完成ね!
さて、目隠しを取りましょう。
「うふふ、無様な格好ね。ちーちゃんにもこういう事していたの? ねぇ?」
「ま、摩耶花、やけに手際がいいじゃないか。千反田さんには、ここまでしっかり縛っ
てないよ」
「でもさ?、失神するまで責め立てたって聞いてるわ、よっ!! ばしーん!」
生意気な口答えするふくちゃんに、バラ鞭でお仕置きよ。
「痛い! 手加減しろよ、摩耶花。俺が誘ったわけじゃ、うぐぅ」
見苦し言い訳をするのでボールギャグを咥えさせましたーあはは。
「つまらない言い訳なんて、聞きたくないわ! ほーら?、ばしーん、ばしーん。
あはは、男でも乳首が起つのね。ちんこもすごい勃起してるじゃない、ばしーん!
はぁはぁはぁ」
「むぐ、ぐぉ、ふーふー、ぐぅ」
「何を言ってるか、判りませんよ? ふぅ、鞭を振うのも疲れちゃった。
折木〜入ってきてもいいわよ?」
「ずいぶん盛り上がってるな、伊原。…うわっ体中、真っ赤じゃないか、里志」
ふくちゃん、目を白黒させてる。さて、あたしのお楽しみをしましょうか。
「折木ぃ、あたし、本当はあんたのことが大好きなのよ。ふくちゃんがしつこいから、
こうやって見せつけてやって、どれだけあんたを好きか、見せつけてやりたいのよ…」
あたしは、折木の首に手を掛けてキスをして、舌を絡み合わせ、吸い合った。
メールで打ち合わせた通りに進んでるけど、このキス、夢中になっちゃいそう。
「ふぅ。伊原のキスは甘いな。俺も実は伊原のことが気になって居てさ。
前から、抱きたいと思っていたんだ」
「あぁ、折木ぃ、抱いて…。あたしのことをめちゃくちゃにして!」
ふくちゃんの暴れること暴れること。ああ、見たことないくらいちんこが漲ってる!
いやいや、今は折木とのセックスに集中しないとダメだわ。
気を取り直して、お互い、服を脱がせ合い。裸になった。折木はあたしをベッドに抱
き上げ、そして、あたしの上に乗ってきた。
ふくちゃんより背が高いから、ちょっと怖い。折木は、耳元で、
「伊原、愛してるよ」とささやき、耳にキスしてきた。そう言うの、ダメだから…もう、
なんて首をすくめたところをあ…舌先がいや…胸元まで来て、あっキスマークつけられ
ちゃった。ふくちゃん、また、暴れてる…乳房をまさぐる手つきがもう、ああ、ほんと
いけない事している気分でいい声が漏れちゃう。
適当でいいって言ったのに…折木、ほんとにあたしのことを?
「ここ、びしょびしょだよ。里志をしばいて濡れたんじゃないか?
伊原も相当だな、ふふふ」
うっ、図星かもしれない。鞭をしばきながらあそこが熱くなってたし。
「ば、ばかっ、折木が、上手だから、よ、たぶん…」
折木の舌が秘部を少し舐めただけで背筋が震えるほど感じちゃう。ダメ、ダメだから、
もがいても折木のしっかりとした腕が両膝を押さえて逃れられない。ああ、ふくちゃん
の目が、あんなに…イっちゃうっ!
「そろそろいいかな。伊原、コンドームは?」
ついに折木のがあたしの中に入っちゃうんだ。いけない気持ちより、折木に抱かれた
いって気持ちになっていた。あたしの中の気持ちがすっかり揺らいでいる。
「枕元の棚に置いておいたから…」
箱を見つけた折木がコンドームを装着した。そして、あたしのあそこに思ったより大
きいのが当たって、何度か馴染ませた後、ずるっと入ってきた。
ああ…こんななんだ、折木って。セックスになれてるつもりでも男が変わると違うん
だな。折木らしい規則正しい腰使いにだんだん陶然としてきた。
あたしは、折木を見つめ、折木もあたしを見ている。なんか暗い顔だわ。そんな彼に
キスをして見たら、表情が和らいだ。
彼に行為に体を任せているうちにやがて、潮が満ちるようなどうにもならない高まり
に連れて行かれ、限界が来たのか、急速にあたしの中に入ってるモノが暴れて、あたし
の頭、真っ白になる頃、何度も熱い呻きがあたしの中に来た。
一息ついたところで、あたしと折木はベッドを降りた。そして、折木はふくちゃんの
亀甲縛りを解き、
「ああ、こんな顔になっちゃって…。ごめんね、ふくちゃん。このこちこちになっちゃ
ったの治まらないでしょ?
前にあんたが二穴してみたいって言ってたよね。お尻の穴もきれいにしておいたから、
どう?」
「済まんな、里志。摩耶花にメールで相談されたんだよ。どうしたらいいかってさ」
ふくちゃんは、痛ててと顔をしかめつつ、痺れた足をほぐしていた。そして、すっく
と立ち上がり、
「二度もこういう目に遭うとは…。まあ、僕が悪いとこもあるしさ、ネトラレのままで
いられるか!」
「きゃあ、ふくちゃん!」
ふくちゃんにぎゅっと抱き締められ、やっぱり、これだわ!って気持ちになった。
でも、折木と殴り合いにならなくて、良かったわ。
ふー。そういうわけで、仰向けに寝た折木にあたしが上に乗って、コンドームを交換
して、精液臭いちんこをフェラチオして起たせて、膣に挿入した。
お尻ってそんなにいいのかしら?と思いつつ、折木の上に寝そべって、なんか、すご
くドキドキしてきた。
「摩耶花、ローション入れるよ」「ひゃっ」
お尻の穴に冷たいローションが注がれ、ふくちゃんの指がアヌスを弄ってる。
折木のが入ったままで、そんなことされると変な気持ちが止まらず、じとっとした汗
が出てきた。
初めは指1本でもきつかったのに徐々にほぐれてきて、退屈になった折木が腰を使い
始め、乳房を揉み始めたら、ムリだと思っていたアナルがいい感じになってきて、何本
もの指が粘液にまみれて中をたぐれるようになった頃には、もう、入れて欲しいと思った。
「ふくちゃん、もう…ちんこ、入れてよ」
「どうしようっかな〜さっき、意地悪されたし」
「じゃあ、折木とするから。ねえ、さっきみたいに愛して?」
「ああ、俺はさっさと済ませたい」
「ダメ、ぜったいダメ! じゃあ、入れるから。摩耶花、息を吐いて」
ふーっと息を吐くと、ふくちゃんの熱くてカチカチになったちんこがじわじわと入っ
てきて、何この、どっちもいっぱいになって、犯されるような感じ。お尻が熱い。
引っ張られるように折木のもキツキツになってきて、もう、体中に力が入らない。
どうなっちゃうの?!
「根元まで入っちゃったよ、摩耶花。どうかな? 感想は」
「きつくって、あんまり楽しくないわ。あ…でも、動いちゃだめ、あっ、あぁぁぁ。」
ちょろろっとおしっこが漏れちゃった。恥ずかしいけど、どうにもならない。二人の
男に挟まれて、溶かされちゃう…。どっちがどうとかそんなんじゃなくて、交互にされ
るとなんだかもう。
「さっきのは潮吹きかなあ。摩耶花が見たことないよがりかたしているよ。ホータロー
も下で大変だろうけど、もっと弄ってやってくれよ」
「ああ、伊原は重くないんだけど、これさ、男が大して気持ちよくないだろ?」
折木があたしの首筋を舐めたり、乳首を弄ってくれてる。もう、なんなの?行きっぱ
なしって感じで、のんきに会話している奴らが憎い、もうっ、あそことお尻が熱くて死
んじゃいそうなのにっ!
「アナルの俺は、なかなかだよ。うぅ…この持って行かれそうになるような、絡みつき、
濃いぬめり。…あ、摩耶花が睨んでる。僕はそろそろ限界なんだけど、ホータローは?」
「お前が先に行け、俺は後にするから、はぁはぁ、思ったよりきついわ」
あ、お尻の方がぐんぐん動き始め、あ、ビクビクし始めた、来るわ、異様な快感が。
ぐっと腰に打ち付けられて、あっ、びゅう、びゅうと熱い精液が…お尻の中に出され
ちゃった。気が遠くなりそう…ふぅーふくちゃんがお尻から抜いてどいたので少し楽に
なった。
「伊原、じゃあ、俺は行くから!」
折木があたしを抱き締めて、下からバンバン突き上げて、もう、もうっって感じで、
小柄なあたしは、全身に来る快感に翻弄されて、ばーんって感じになり、たぶん、一緒
にイけたと思う。
だって、気を失っちゃったから、わかんないわ。
気がついたら、お風呂場に居て、二人に抱えられて、しゃがんでお腹が何かいっぱい
で、出ちゃう。ぶぴゅーっとゲリみたいな感じで粘膜やら精液の名残が出て行った。
二、三度残りを出したら、すっきり、晴れやかな気分に。
「腸内に精液が残っていると粘膜が炎症を起こしてしまうからね!」
ふくちゃんがお風呂場の床をシャワーできれいに流していく。
「はぁ、何をぬけぬけと。あんたがコンドーム付けてアナルすればよかったんでしょ?」
「だってさー、初アナルだよ? 妊娠の恐れがないのにコンドームなんて!」
そんなあたしたちの様子に折木は『ふっ』と呆れて、さっさと風呂場から出て行った。
その後、何となくムラムラしてきて、お風呂場でしちゃった。
もう一度、シャワーを浴びて、着替えて、部屋に戻ってきたら、やっぱりヒドイ臭い。
慌てて、窓を開けて、換気した。
「ちーちゃんとのことを聞いて、あたしは許せない気持ちだったので仕返しのつもりで
やったんだけど、これはこれで、あたしのこと、許せない? ふくちゃん」
「黙っていたのは、悪かったよ。どう説明しても、摩耶花は激怒したろうから、そのさ、
僕は鞭で叩かれて、だんだん晴れていく摩耶花の顔を見て、許されたかなって思った。
でも、その後がなあ。まだまだ摩耶花は、ホータローに未練があるって判ったので、
僕は、もっとしっかりしなきゃなって思ったよ、摩耶花!」
ふくちゃんの熱いキスを受けながら、あたしは涙を流して、温かい思いに浸った。
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おわり