ある冬の更けきった夜。  
 「うーん………」  
 伊達京介は風邪で寝込んでいた。一年ぶりの、かなりな大風邪だ。まだまだ寒いこの季節、連日早朝からの仕事が遂に祟ったらしい。  
 ーー?。  
 誰かの視線を感じて目を覚ますと、闇の中朧気な視界の中で誰かがこちらを見下ろしていたのが見て取れた。  
 「………き、君、はーーーー?」  
 「ふふーー♪」  
 そいつはーーメイド衣装に身を包んだ少女は質問には答えず小さく嗤うと布団を退かし、いきなりこちらにのし掛かってきた。  
 つんと、飛び込んでくる果実に似た甘い匂い。柔らかな温もり。  
 少女は勝ち気に微笑みながら豊満な身体を押しつけ彼の逞しい肉体のそこかしこをまさぐっていく。  
 「……ーーッ!」  
 「ん。熱……いですわね。あなたの身体、それもこんなに汗で濡れてーーー熱でもおありなのかしら?」  
 そう言うとおもむろに顔を寄せて来て、京介は思わず目を閉じるが額に暖かな感触が上乗せされ再び目を開くと、それは熱を測っていたのだと解る。  
 髪の色と同じ、蒼の円らな瞳がこちらを見つめていた。初対面なのに何処かで見たことある、或いは会ったことがあるような、不思議な印象を受けたが風邪ならではの浮遊感が、それ以上の追求をさせないようにしていた。  
 「ーーーあらあら、大変! こんなに熱いなんて!」  
 そのままの姿勢で何か、妙な含みのある驚き方をするが次には顔を退かし、  
 
 「で・も♪ 心配無用、悩み無用! でございます。この私、まじかるメイドこよりが来たからにはたちどころに癒してあげちゃいますですわ♪」  
 こちらに何のことわりなく勝手に話を進めるメイド魔法少女は  
 「でも、“癒す”って言っちゃうとあのくそったれ貧乳ナースと被っちまいますから独占看護でお世話しちゃいますわ♪ でどうでございます?」と付け加える。「看護」でやっぱり被ってる気がしないでもない。  
 「いや、どうっていわれてもーー」  
 困惑する京介を余所に。  
 「くすッ♪ 決まりですわね。では、手っ取り早く」  
 ごそごそと、こよりの左手が彼の股間をまさぐる。  
 「んなっ!? ち、ちょっと何をーー」  
 風邪で終始頭がぼうっとしていた京介も流石にこれには愕いた。反射的に手を退かそうとするも身体が付いていかない。  
 「ナニって……こーんな風邪なんて、熱なんて直ぐどっかに飛んでっちゃう素敵なウ・ラ・ワ・ザでございますわ♪」  
 熱っぽい視線でそう言うのと、股間のモノが飛び出したのはほぼ同時だった。  
 「なッッ!?」  
   
 「あンッ♪ おっきいー……それに、こんなに腫れて……」  
 ズボンから飛び出した反動で朝立ちで膨張したままの肉棒は大きく揺れ、やがて直立安定する。その様子を見、熱視線は、うっとりとした、融けるような眼差しへ姿を変える。そして、我知らず、こよりはその白く美しい指を勃起へ這わせ、  
 「うっぐ……ーー!」  
 「ココも、こんなに熱があって……ふふ、でも大丈夫、治す方法なら、私が知ってますわ。私に、お任せになってーー」  
 京介の股間に跪き、悪戯っぽく微笑むと、熱を帯びた肉棒を握り、ごしごしと擦ってみる。  
 
 「あはっ♪ あっつ〜い♪ ねえ、すっごく熱いですわよ? 京介くんの。こーんなに滾って……一体、何度位あるのかしら? 冷ますついでに、わたくしのおくちで直接、測って上げますわね」  
 と、亀頭にふぅっと息を吹きかけると、そのままくわえ込んだ。  
 「ンなッ!? ーーくっーー」  
 暖かく、ぬめっとした感触が怒張を包んだ。続いて美しく濡れそぼった、艶めかしい朱唇が根本から亀頭まで唾液をまぶしながらストロークしていく。  
 「じゅっ、じゅぷっ、じゅぽっ、にゅぢゅ、はぁっむ、じゅにゅぅ、はむぁ、んんっ、んーー! あはぁ……♪ はぷっ、んぁ、はっんーー」  
 
 唇が竿を往復するたびに漏れる、卑猥な摩擦音。その音に、勃起全体を形の良い唇と紅く滑り、うねり回る舌で嬲られる快美感が彼の脳をぼうっと焙り、焦げ融かしていくかのような錯覚に囚われ、熱の重く気怠いモノとは全くちがう、心地良いモノに取って代わっていく。  
   
 「くっ…ふっーーーー!?」  
 「んふふー……♪ きょう…すけくん……のっ、はぁぷぁっ、わたくしの、おくちのなかでっ、わたくしにいっぱい舐められてますますカタくして、はぷっ♪ ぬぢゅう……おいしッ♪ んんッ、れりゅれりゅ、ぢゅにゅぅ、はぁふ、」  
 濡れた唇で肉幹を擦り立て、舌で亀頭の裏を中心に責め立て、更に口内で、吸う。一心不乱に口唇奉仕に没頭しながらも目つきはとろんとした上目遣いで、何かを求めるように京介に執心する。  
 名状しがたい妖艶さなのにあどけなさの残る造形から大人の色気を持った幼女という、矛盾した思考が頭を駆けめぐる。尤も、幼女というには体つきが豊満すぎるが。考えがこうもまとまらないのは果たして風邪によるモノか。怒張を弄ぶぬらぬらした唇か。  
 
 「あむぁっ、きもちいい? はあっ、もっと…もっと…ーー! ちうぅ、吸ってあげますわ、ちゅくっ、ちゅぷ、ちゅぷぅ、んはっ♪ このお○んちんから、せーえき吸い尽くして、あげ、るーー!   
あ、はぁッ、あなたの、何もかもーー! ぢゅうぅぅぅっ!」  
   
 「ぐぅっっーー!」  
 す、吸われーーーーー!  
 
 文字通り、股間から自分の水分が、肉が、臓腑が、何もかもが吸い上げられてしまう錯覚。こよりは更に頬をへこます程口をすぼませ、ひたすらに吸引する。  
 
 「じゅぷ! ぢゅにぅ、ぢゅちゅうぅ! ぢゅうぅ、だ、だして!はぷぅっ、ちゅうぅうぅ、あなたのッ、はぁっん、ぜ、ぜんぶッ! んぢゅッ! はァッ、しろくて濃くって、どろどろしたのっ!   
 くちゅくちゅう、にゅちゅむ、ストローみたいに、ちゅーちゅー吸って、あぁっん! の、飲み干して、あむン! あげちゃうんだからッ! んん! ちゆぅうぅぅうぅ!!」  
 
 肉のストローでその先にあるモノを吸い出すようにバキューム。  
 
 「は、吐き出してぇッ! あむっんーーあ、あなたの、京介くんの溜まりに溜まった熱を、全部! そうすれば楽になれるからーーこよりのおくちにどぴゅどぴゅって!! 我慢しなくていいのよ、ほぅらぁーーーぢゅうぅぅぅうぅうッッ!!!」  
 
 引き金は、弾かれた。  
 
 「ぐッッッーー!!?」  
 京介の目は一瞬、大きく見開かれ。  
 
 どくんっっーーーどびゅるるるうぅぅううぅッッッ!!!   
 
 「ん、んん…ンーーーー!!」  
 勃起が一つ、口の中で大きく脈動したかと思うと堰を切ったかのように大量の白濁が炸裂する。  
 すぐに口内は白い液で満たされるが喉に向かって打ち出される勢いを買ってごくごくと喉を鳴らして飲みくだしていく。  
 途中、飲みきれなかったモノが涎のように口の端から漏れていくが今は気にとめない。一滴残らず、白濁を吸い上げる。  
 
 「ーーぷはぁっっ♪ んぁ……けほっ、けほっ!」  
 ようやく噴出から解放されたまじかるメイドは肉棒から唇を離すとその場に手を付き咳き込みながら息を喘がせる。  
 
 「ぜェッ、ぜェッーー!」  
 
 暫く、その部屋は二人の吐息だけが静かに支配していた。  
 
 「けほっ、けほっ……! ふふふ♪ ぜーんぶ、飲んじゃいましたわ♪ くすっ…溜まってたのね、あんなにたくさんーーー」  
 人差し指で口元に残っていた精液を拭い、口に運ぶとまるで生クリームを味わうかのように無邪気に舐め取る。  
 「はぁぷーーちゅぷ、あむっんん、あんーーおいし♪ すごく濃くって、  
 噛むとまるで、ゼリーみたいにぷちぷちって弾けて…ぁむ、んっ」  
 
 「くッーーーだから、君は、いったいーーーー」  
 ココまでされて、こんなことしか言えない理由は何なのか。  
 あまりに事態が自分を置いてけぼりにしているために、体だけじゃなく心も追いついていないのだろうか。  
 
 「熱くって、濃いモノをいっぱいわたくしのおくちに飲ませてーーーで、も、病気で寝込んでくれて丁度良かったですわ。これで、ますますあなたを私の虜にしやすくなりますわ、でございます」  
   
 えーーーーー?  
 
 京介の顔に疑念が張り付く。どんよりとした意思の中にあっても目の前のメイド魔法少女の言葉は、だからこそなのか彼を鈍く捕らえて放さない。  
 
 「そーれーにぃ……くすくすっ♪」  
 
 艶やかな眼差しはそのままに、こよりは無邪気に笑う。その手は、変わらず、京介の肉棒にある。それは、射精の余韻に震えながらも、まだまだ堅さを喪わないままだった。  
 
 「おやおや? おっかしいですわねェ、ウラワザ使ってもココはまだこんなに熱く、固くなったままーー京介くんも、苦しそう……ご免なさい、どうも失敗しちゃったみたい、ですわね。この私としたことが」  
 あまりに白々しい謝罪。だが、股間を弄くるもどかしい指の感触で京介にはそれどころではない。  
 「だけど、ね」  
 こよりは上体を落とし、身を乗り出してくる。ただそれだけのことなのに、可愛らしい八重歯が覗く口元を『にま〜っ』とした笑みに歪め。コレは今までのような、単なる余裕ではない。悪いことを企んだ貌だ。悪い貌だ。  
 「ちょっと、やめ」  
 嫌な予感が、まだ何もされてないのに京介の口からそう言わせる。 だが、動けない。その愉しげな視線に射止められたように。熱の所為の筈なのにそう錯覚させる。  
 
 「大丈夫大丈夫♪ 今度こそ、ばっちりでございますから」  
 「だ、から、そーいう意味じゃなくって」  
 京介の声を聞き流し、こよりは更に身を乗り出す。重力に引かれた大きな乳房がメイド服の中で円錐状に伸ばされ、谷間が勃起に接触する。そしてそのままの姿勢で空いた手が谷間の布地に手を掛け、  
 「そのまま、じっとしてて。あなたのココ、まだまだこんなに熱くなってるから、この私の」  
 布を、少しズリ下げる。そうすることによってより開いた深い谷間を、  
 「おっぱいのナカで測ってあげますわ♪ ほら、こぉやって……さながら体温計のように、ね」  
 腰を倒すことで亀頭から根本まで、一気に呑み込んでしまった。  
   
 ーーずにゅうぅッ!   
 
 みっちり閉じられた谷間に赤黒い異物が射しこまれる。  
 「あんっ♪」  
 「くッッ!」  
 今まで、味わったことのない刺激に思わず声が漏れる。俗に言う縦パイズリの応用だろうか。直立した怒張を深い谷間が被さるようにすっぽりと包み込んでいた。  
 壬生シローをして「反則」と言わしめる肉丘は平均以上の長さを持つ勃起をあっさりと覆い尽くし、京介の腰にまで押しつけられる。  
 「あはぁっ♪ あなたのあっついのが私のおっぱいの谷間に刺さってきますわっ♪ ふふっ、よい、しょっとーー!」  
 更に、両手で乳肉をぎゅっと押さえ込みナカの屹立ごとしっかりと固定させる。そうすることでたわわな乳肉は中央に押し込まれ、肉棒を柔らかい肉塊がダイレクトに圧迫する。  
 「……っ!」  
 「くすくすくす……っ! ねぇ、京介くん。これから、どうなるのか、そして、私が何をしちゃうのか、解ります?」  
 
 熱っぽく問いかけるこより。だが京介は馬鹿正直にぶんぶかぶんぶか首を横に振るばかり。それはそうだ。生まれてこの方、こんなコトされた経験はないのだから。  
 「くすっ♪ 教えて差し上げますわ…このおっぱいで、京介くんのお○んちん、キモチよくしてあげるの。ぐうの音も出ない位にメッチャクチャに、ねーーーあはっ♪」  
 
 ーーずりゅッッ!  
 
 唐突に、行為は開始された。乳房の先端から抱え込むようにして支える手の動きはまるでピストン運動のように肉茎の根本から亀頭まで、ずりゅずりゅと往復する。  
 「んふふふ……どぉでございます? ん、お○んちんのぜんぶを包み込んでしごきまくっちゃうから、あハ、タダのパイズリより、  
 ずぅっと気持ちいいでしょおっ? 風邪なんて、あっという間に、はぅん!   
 吹っ飛んじゃうんですからーーんぁ、はぁっ、ほらぁ、もっと、もっとおっぱいでぐちゃぐちゃってしてあげますわーー♪」  
 
 ずりゅっ! ずしゅずしゅずしゅうぅッ! ぐしゅっ、ずぐしゅ、ずちゅんッ!  
 
 「うぉ……あ……ぐーーーーー!?」  
 長大で柔らかいうしちちを引き絞れば妖しくたわみ、根本まで戻せば潰さんばかりに押し込められた柔乳が肉棒を覆い圧し、更に竿全体をなで回す感触は絶品だ。  
 「あっん、こ、この服、とても、えっちなデザインでしょおーー? はぁっ、こ、こんなに胸元開いて、はぁっ、はぁっ、だから、ちょっと布をずらせば、  
 あっ! こんな風に、すぐに、んぁ♪ わざわざ脱がなくてもムネで、ふぁあ、お○んちん挟んで、擦りまくって、あげられる、のーーですわッ!   
 ね? こんな風に、あッ! ああんッ!」  
 
 「ちーーちょっと、まって、ぐぁ、そ、そんなに強く、擦らなーー!」  
 京介の制止も空しく、自分の砲弾のような爆乳で包み扱く感覚に愉悦を覚えたのか、  
 頬に紅が差し込み、切なく吐息を漏らしながら更に激しく自分の手で自在に動く、  
 掌では到底納まりきらない肉乳を玩具のように乱暴に掴み、ぐしゃぐしゃと動かす。  
 
 ずぐしゅ! ずちゃずちゅずちゅんッ! ずっちゅ!  
 
 「き、きょうすけくん…の、わたくしのおっぱいのなかで、おっぱいでずちゃずちゃピストンするたびに、  
 どんどんどんどん固くなって、おっきくなって、ふぁんっ♪ あぁ、くはっ!   
 おっぱい、灼けるように熱い、のーー! も、もう! そんなに、苦しい、の?」  
 京介には、ただ歯を食いしばってしっとりとした乳肌が怒張全体を締め付け、擦る感触に堪え忍ぶしか、ない。  
 汗ばんだ谷間の圧迫と、彼自身の先走りの所為でまるで膣を突き上げるような快感だ。  
 「い、イイでしょ!? もぉ溶けちゃいそぉでしょ? し、心配しないで、わた、くしのおっぱいであなたの、その滾った熱を、冷まして上げますわ!   
 あん、し、搾り出してあげますわ、白いの、たっくさんーーはぁっ! んーームネの谷間で、こんなにお○んちん呑み込んで、まるで、んあぁっ」  
 美巨乳の直角突き刺しピストンの速度が段々と増していく。その度に、ずちゃずちゅとした卑猥な水音も鼓膜を叩く頻度が上がる。  
 「ーーまるで、おっぱいでフェラチオしてるみたいっっ♪ くは、はぅん、お、お○んちんも、こんなにピクピクって震えて、も、もぉ射精ちゃいそうなのね、そ、そぉなんでしょ?」  
 そう言いながらも乳奉仕を辞める気配はない。寧ろ、加速していく。重たい乳房の先端が下腹を叩く度に、既に固くなった服の上からでも解る乳首の感触が何故か気になって仕方ない。  
 
 「わ、私には、ぅん、解ってるんですから! い、いいですわよ、こ、このまま、吐き出して、もーー! このままわたくしのおっぱいのナカでイッてもーーく、苦しいんでしょッ!?   
 だったら、思いっきり、あぁっん! お○んちんでおっぱい、抉って、谷間にぶちまけてッ! 一滴残らず、どろどろしたのを搾ってあげますか、らぁーー!!   
 あは♪ もぉ、いっぱいシゴいてぐっちゃぐちゃにしてあげるんだからぁッッ!!」  
 最早、埋められた勃起を押しつぶさんばかりに乳肉を押し込み、激しくピストンすることに腐心するしか頭になかった。今一度乳房を押し込み、先端が腰を叩いた刹那、  
 
 ずぢゅーーーーずちゅぐちゅぐしゅぐしゅっんーー!!!  
 
 「うあっあぁッッーーーー!!!」  
 今度こそ、総てを吸い尽くされそうな気がしたーーーと思った途端、意識が、真っ白く、爆ぜた。  
 
 ドビュッッ、ドビュルルルウゥゥウウゥゥウゥッッッ!!!  
 
 「ーーーーいやあぁんッ♪ おっぱいの谷間で、弾けてーー!」  
 みっちりと包み込まれた乳肉の中で爆発する、京介の怒張。男を狂わす肉凶器に限界まで扱き立てられ、  
 溜まらず乳内で跳ね回り大量の白濁を吐き出し、瞬く間に谷間を埋め尽くす。  
 「はあ……♪ おっぱいのナカにせーえきが、びゅーっ、びゅーっ、てたっくさん注ぎ込まれてーーーどろどろして、あったかいの……あん、もっと、もっとおっぱいで搾ってあげますわ、よッ♪」  
   
 ずちゅんっ、ずちゅずちゅ! ぐっちゅ! ぐしゅ、ぐちゅぐちゅ  
 
 言ってこよりは谷間で暴れ回るペニスを双乳で押さえ込み、根本から引き絞るようにピストンさせ、亀頭から根本にかけて押し込む度にびゅるびゅる白濁が搾り出され、谷間を叩き最奥の胸板に撃ち込まれる。  
 「あっぐッーーーーー!!」  
 「もっと、いっぱい、うぁあッん! ムネの谷間をにゅるにゅるに、ぐちゅぐちゅにせーえきまみれにしてくださいませーーあなたの膿を、全部ぜんぶこのムネに吐き出してーー!!」  
 行き場を無くした精液は、ぴったりと閉じられた谷間を突き破りぴゅっ、ぴゅっ、と上から下から飛び出す。上の分は京介の腹筋あたりに着地し、下の分はメイド服を内側から濡らしていく。  
 「ーーあっんーー♪ やっとーー」  
 谷間に射しこまれたままのペニスの震えが止まったのを感じたこよりはふぅっと一息。乳の峡谷はすっかり白濁に染められ、彩られ、谷間の溝が見えない位に白の水たまりに覆われていた。  
 そうして、大量の精液は一滴残らず双乳の間に吸い込まれてしまった。  
 「んっーー」  
 つぷ…とおもむろにこよりは己の谷間に指を差し入れ、軽くかき混ぜてみる。凶悪な峡谷は人差し指の第二関節までも呑み込み同時にぬるぬるした液体に濡れる。谷間のかなり深いところまで精液が流し込まれた証拠。  
 「ーーふふふ。も…もぅ。おっぱいのナカ、こぉんなにどろどろぉーーはぁっ、はぁっ、そんなに、気持ちよかったの? わたくしのパイズリ」  
 ちゅぷ…っと小さな水音を立てて白濁まみれの乳谷間を勃起から引き抜く。思いの丈を出し切ったペニスは、白くコーティングされ力無く萎れる。深い谷間の精液溜まりは激しく撹拌されたことによって泡立っている。  
 「はぁっ、ぅんーー」  
 身を乗り出し、京介の胸板にしなだれかかる。たわわなうしちちは互いの胴体に押し込まれたわみ、乳間を埋める白濁が押し出されいくらかは京介の身体にこびりつく。  
 
 こよりの吐息が京介の喉元に掛かる。応えようにも、気怠さが邪魔をして口が回らない。  
 「はぁっ、はぁっ、す、凄かったですわよーーあなたの、おっぱいの谷間でビクビク跳ね回ってーー掻き回してーーふふっ、わたくし、軽く、イッちゃった……でも、これで」  
 甘い吐息の中謳うように紡がれ、言葉は絡みつく。蛇のようにのたくり、蜘蛛の巣に掛かったように藻掻けば藻掻くほどに逃げられないような気がした。  
 
   
 事実。  
 
 
 「ふふーーもう、大丈夫よ。だって、あなたは、これからずっと」  
 何が。一体、何が大丈夫だというのだろう。未だ、こんなにも身体が気怠い。言うことを聞かないと言うのに。  
   
 谷底のような。もしくは井戸の底のような意識の中で京介は考えた。貌を動かすのすら億劫だ。だから、彼は眼だけを動かし、眼だけを頼りにした。  
   
 ーーー傍らの。両枠を遮光カーテンに囲まれた窓。深夜だというのにやけに明るいそれは、まるで別世界への入り口のようにも見えた。  
 
 「ーーわたくしが、護ってあげますわ。この世界、総てのしがらみから。絡みつく糸から。これから、総て、わたくしに身を任せていいの。  
好きなときに、好きなだけこの身体を犯していいの。あなたを苛むモノがあるなら、全部この私にぶつけて。それで気が済むなら歓んで受け取ってあげる。  
不安なら、一日中おそばにいてお世話しちゃいますわーーーだけど、残念ながらあなたのメイドではないの。  
だって、わたくしはあんぐらー様の忠実な僕ですからーーだから」  
 耳元で囁かれる魔性。誘いの言葉。それは、伊達京介が伊達京介たるすべからくを捨てさせるステップを踏ませる。  
 
 階段を下る。ふと、そんなイメージが僕の脳裏を浸食した。  
 
 十三段を、子供が歩を確かめるようにしてゆっくり足を踏みしめて降りる。誰かに、腕を引かれ。  
   
 「あーーーあーーーあ」  
 「だから、ね? こういうのは、どうです? わたくしがあなたの主として、  
ずっと、ずっと」  
 耳元から、音もなく顔が移動し、僕のよく知る誰かにーーーーーーあれ? 誰だっけ?   
ーーーーーーよく似た顔が視界に映し出される。夜闇の中にあって、その美しさは殊更際だっていた。  
世の男を歓ばせ、前後不覚させる肢体におよそ不釣り合いな童顔。  
 更に不似合いなことに浮かべる表情は、何処までも蠱惑的だった。  
    
 ーーー彼女に、ゆっくりと手を引かれ。  
 
 彼女の濡れそぼった唇が、僕の乾いた唇にゆっくりと接近してくる。  
 「愛してあげる」  
 
 ーーー触れた。階段を、降りきった。  
 

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