羽山が帰国して、早くも三年が経っていた。  
羽山は、空手で名の通る程になった。  
「よっ。羽山!今日も練習かい?」  
「!紗南か。イキナリ出てくるなよ。今日は休みだけど」  
紗南も、ドラマや映画など相変わらず忙しく過ごしている。  
「私も今日はオフなんだ。じゃあ、羽山ん家行ってもいい?」  
「おぅ。」  
2人は、それなりに変装しながら家に向かった。  
 
「ふ〜あっついなぁ〜!羽山、お茶入れて〜」  
紗南はドカッとソファーに腰掛け、羽山に指示をする。  
「お前は、遠慮というものを全くしないのか」  
少し脱力感を味わいながら、飲み物を出した。  
「こんなにゆっくり会えるの、久しぶりだねー」  
紗南は嬉しくて、溜まってた話を身振り手振りで話た。  
ガシャン!  
「うぇ〜冷たい…」  
「ったく、しょーがねーな。片付けとくから、風呂入ってこい」  
 
紗南は浴室に向かい、服を脱ぐ。  
シャワーを勢いよく出して頭からかぶる。  
「はぁ〜…またやっちまったよ。進歩ないのね、私って」  
キュッ  
シャワーを止める。  
「…よし。ここで一つ大人になるかな」  
その頃羽山は、片付けを終えて  
紗南の着替えを持って、これをいつ  
持って行けばいいのか考えていた。  
「お〜い羽山〜!服持ってきてちょ〜!」  
紗南から呼ばれ、そそくさと浴室へ向かう羽山。  
「ここ置いとくぞ。…ってお前…!な、な、何…!」  
紗南は浴室の擦りガラスのドアから、顔を出している。  
ガラスには、うっすらと紗南の体が浮き出ている。  
「ね、羽山も入ろう?」  
「バッ…何を…」  
「いいから。ねっ」  
強引に羽山を、浴室に入れた紗南。  
「…ハァ…俺、もう子供じゃないぞ。…途中で止められないぞ。」  
羽山は片手を額に当てて、  
紗南を見ないようにしながら喋る。  
「いいよ。言ったでしょ?羽山がアメリカ行く時に」  
 
『バージン守るからねー!』  
紗南の言葉を思い出しながら、羽山はゆっくり紗南を見る。  
「…少しは成長したでしょ?」  
さすが女優。体はスラッと無駄な肉はなく、  
ウエストはキュッと閉まり、胸はデカくはないが  
それなりに膨らんでいた。  
「…紗南っ!」  
羽山は上着を脱ぎ捨てて、紗南を抱きしめた。  
 
羽山は紗南を、浴室の壁に押し付ける形でキスをした。  
「…ふふっ欲情した?」  
紗南が少し笑うと、さっきよりも激しいキスになった。  
「ふっ…んン…」  
羽山は、右手を紗南の左胸にあてがいゆっくり揉み始めた。  
「あっ…やぁ…」  
「なんだ…またこそばがるんじゃないのかよ。」  
その昔、紗南が病気の時に行為を  
しかけた事を思い出す羽山。  
「…っもう、いつの話よ」  
 
「…ムネ、成長したな。」  
「あぁんっ!」  
羽山は口をムネに滑らせて愛撫する。  
紗南の左胸は、口で。右胸の頂きは指で愛撫された。  
「どんどん固くなってきたぞ。」  
「だって、気持ちいいんだもん…」  
紗南は、喘ぎ声が恥ずかしくなり、シャワーをだした。  
立ち込める湯気と、羽山発の気持ちよさで  
紗南は足がガクガクしてきた。  
「紗南、大丈夫か?そこに手つけ」  
羽山が指差したのは、浴槽の縁だった。指示通りに手をつくと、  
「おい、ケツ上げてみ。」  
「へっ?…きゃあっ!」  
羽山は紗南の尻を持ち上げ、尻を突き出す姿勢にした。  
「は…恥ずかしいよぅ」  
 
しかし、紗南の局部はテラテラと光っているのを  
羽山は見逃さなかった。  
ゆっくり指を紗南の局部に擦り付ける。  
「あ… んっ!」  
羽山は、紗南の双丘を鷲掴みにして、揉みながら  
局部を舌で愛撫する。わざと、音を立てながら。  
「やっ…やぁっ…あん…」  
紗南の愛液が垂れる頃、羽山は右指を差し込んだ。  
「ああっ…!はぁっ…」  
抜き差しを繰り返し、その間も羽山の舌は後ろの穴を刺激する。  
「は…はや…まっ!もう…もう私…」  
紗南は涙をこらえて、羽山に懇願する。  
羽山はズボンも脱ぎ捨てて、いきり立った  
ブツを紗南の入り口にあてがった。  
クチュクチュと、羽山の先端を紗南の愛液で濡らし  
ゆっくり挿入する。  
「う…痛いよぅ」  
「ちょっと我慢しろ。すぐ…よくなる…から」  
 
『やべっ…こんなにキツいとは思わなかった…』  
羽山は、長くは持たないと自覚して、全部挿入し終えると  
「紗南、動いていいか…?」  
「…うんっ」  
最初はゆっくり、だんだんと早くなって行く  
羽山の腰に、紗南は膝がガクガクしていた。  
「あっあっあっあっん!」  
羽山は紗南の腰をつかんで、ラストスパートをかけた。  
「あっ…もういっちゃうよ〜!」  
紗南も限界だった。  
「〜〜〜っはっ!」  
2人同時に果てた。  
「はあはあ…羽山…気持ち良かった?」  
「あぁ。体…大丈夫か?」  
紗南は羽山に抱きついて、  
「うんっ!また…しようね!」  
羽山も抱きしめ返してキスをした。  
ガチャガチャ  
「!!オヤジだ!」  
「えっ!父帰って来たの?嘘っ!」  
2人は慌てて身支度をするのであった。  
終わり  
 

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