「もう……嫌ぁ……」
窓の無い無機質な部屋、そこには狛型の精霊ユナ・デモリエル・ハウンドがいた。
彼女の可愛らしい顔は涙と白濁した液体に汚れ、瞳は光を失い、ただ嫌だ、やめてとうわ言のようにつぶやいていた。
「駄目だよ、ユナちゃん。ユナちゃんが一人前の慰安精霊になるまで俺達がしっかりとしつけなきゃいけないんだからね」
ユナを囲む男達のひとりがそう言った。
事の起こりは今から数時間ほど前の事。
「ユナちゃんって気象精霊になりたいんだろ」
気象室のオフィス、先輩であるマハルがユナに尋ねた。
「はい、そうですけどそれがどうかしたんですかぁ?」
「ちょっとね、現場に出てお仕事を見るならいい方法があったのを思い出してね」
「えっ、教えてくださいですぅ」
マハルの言葉に反応したユナはピコピコと尻尾を振りながらいい方法について教えてもらおうとデスクから身を乗り出した。
「でも……これをユナちゃんにできるかどうか……」
ユナの熱心さに驚いたマハルは少し躊躇するような口調で言った。
「何だってやるですぅ。だから教えて下さいですぅ」
「そこまで言うなら……ユナちゃん、ちょっと耳貸して。現場に出るためにはね……」
ユナの耳元で話をはじめた。
「慰安精霊ですかぁ?何するひとなんですかぁ?」
「あまり大きな声で言わないでください。これはね、現場で何日も戻ることが出来ないひとたちを慰める仕事だよ。特別な訓練が必要だから手配しておく?」
「はい、お願いしますですぅ」
そして、仕事を終えたユナはマハルから指定された部屋に向けて歩いていた。
「あっ、ここですねぇ」
目的の部屋を見つけると、内側から鍵を掛ける型式のドアを開けて入って行った。
「それにしても、嫌な感じの部屋ですぅ」
部屋を見渡してユナは率直な感想を漏らした。
たしかに窓が無く、コンクリート(に似たもの)打ちっぱなしの床と壁、ひんやりとした空気は誰でも嫌な気分になるだろう。
ドアが開いた。
男が五人、入って来た。
「あの〜、誰ですかぁ?」
ユナが尋ねるが男達はその問いに応えず……
「さ、ユナちゃん、始めるよ」
男達はユナの両腕を掴み、腰のベルトに手を掛けた。
「きゃっ、何するんですかぁ!?」
ユナは驚き声をあげるが男達はその声に耳を傾けようとしない。
男達はユナのベルトを外すとスカートの裾を掴み……
思いきり下ろした。
ユナの服は肩の部分の無いワンピースのため、一瞬の内に胸から尻まで、白い素肌を晒すこととなった。
「嫌ぁ、恥ずかしいですぅ」
「何言っているんだい、これからもっと恥ずかしいことするんだよ」
「えぇ、どうしてなんですかぁ?」
涙目になりながらユナが言う。
「慰安精霊の訓練じゃないか、ユナちゃんやるって言ったよね」
「だってぇ、こんなことするなんて本当に知らなかったんですぅ」
「今さら何言ったって無駄だよ。さ、続き続き」
ユナの正面に向かいあう男はユナのパンツを脱がすと股の割れ目を指でなぞった。
「ひゃうっ!」
突然ユナの身体がぴくりと痙攣したように震えた。
「お、感度良いね、でも今のでこれじゃあちょっとな……」
「ユナちゃん、俺のおちんちん腫れてきちゃった。さすってくれない?」
そう言うとユナの両腕を掴んでいた男二人がズボンを下ろし、黒いペニスをユナの小さな手に握らせた。
「うっ」
奇妙な匂いに顔をしかめるが、やがて観念したように二つのペニスを扱き始めた。
「こっちももっと激しくしないとね」
そう言うと正面の男は股の割れ目に指を入れ、激しくかきまわした。
「はぁぁん!そんなところいじっちゃあ!みゃあっ!気持ち良くて狂っちゃうですぅ!!」
体験したことのない快楽にユナは発情期の犬のような声をあげた。
「こんなおもちゃ使ってみる?」
先ほどから四人の姿を見ていた男がカバンから何やら取り出した。
丸いカプセル薬のような形のものが二個と丸みをおびた棒状のものが一本、そしてスイッチのついたものだ。
男はカプセル薬をユナの乳首にテープで貼り、棒状のものをユナの肛門に突き刺した。
「スイッチオン!」
男の掛け声とともにスイッチを入れるとユナの身体に取り付けたものが振動をはじためた。
「はっ、はうぅっ!おっぱいとぉお尻が気持ちいいですぅっ!」
「さーて、そろそろ本番にしよう」