第一話で瘤狸と遭遇した際に命が瘤狸の気を反らして倫太郎を逃がした…という設定でお願いしますm(_ _)m  
 
 
「アーア…セッカクノ獲物ガ一匹ニ…」瘤狸は口惜しそうに命を見ると舌なめずりをした。  
命の顔には瘤狸の隙を伺いながらも倫太郎を逃がすことのできた安堵心がにじみ出ていた。  
「マァ逃ゲタノガ小娘デナカッタダケ良カッタナ…。女ハ良イ…。食ウ愉シミトナブル愉シミト…」  
瘤狸は愉快そうに目を細めた。命はそれを見逃さず走り出した。  
「あッ…!」  
逃げようとした命の足に瘤狸の舌が絡みつく。  
「逃ゲラレルトデモ思ッタノカ?」  
そう言いながら命に近寄ると命の手足を抑えつけ舌で命の顔を舐め始めた。  
「あ…いや……う…ひぁっ…」  
瘤狸は必死に逃れようとする命をあざ笑うようにしつこく且つねっとりと命の柔らかな頬から耳にかけてを舐めほぐしていった。  
「いやぁ…やめ……て…!」  
瘤狸は命の悲痛な声を楽しむようにうっとりした顔をすると舌で命を縛り上げ生け贄のように上に持ち上げた。  
「一人デ犯スノモ良イガココハ持チ帰ッテ誇吠人サマノ機嫌デモトルカ…」  
 
瘤狸は命を抱えて一つの洞窟に入った。そして命を仲間の陰夫数匹に預けると奥へ進んでいった。  
「キキッ…久々ノ女ダッ…」  
「女…女ァ…」  
「ヤメトケヨ…誇吠人ニバレタラ面倒ダゾ…」  
「バレナキャイインダヨバレナキャ」  
そういうと鼻を命の着物の裾に入れ命の秘所にあてがい始めた。そして命が拒むのを確認すると鼻を僅かに振動させた。「!?…うっ……ぅぁ………あ…」  
もう一匹の陰夫は爪を立て命の着物の胸元を引き裂いた。  
命の小振りだが形のいい乳房があらわになる。  
陰夫は爪を引き込めると両手で命の乳房を刺激した。  
これまでの人生で何の汚れもなく淫らという言葉に最も遠い命だったが、それだけに鬼の淫技の激しさと快感に媚声を抑えることはできなかった。  
「あぁん…!…ひ…ひぃ…あッ……んん…ぅくっ…」  
「チイサイガ形ノイイ胸ダナァ」  
「見ロヨ…コノ女…感度抜群ダ…淫乱ナ女ダナ…」  
「オイ…ソノヘンニシテオケヨ…」  
命の瞳には悔しさのあまりに涙が溢れた(こんな獣どもに……)  
いつの間にか命を犯していた二匹の陰夫は両方とも命の胸を弄んでいた。  
「マッタク抵抗シナイトハ………好キ物ダナ」  
「ち…違ッ………あぁっ!……いや…いやぁ……ひゃん…!あ…あ…ああん!」命の身体には最早力が入らなかった。  
陰夫はお構いなしに命の胸を揉み、乳首を弄くり、軽くくわえて吸い上げた。  
「もぅやぁ…やぁ…あん……やぁん…くぅ…!」  
しかしその時陰夫の顔に鈍い衝撃が走った。途端に爆ぜる陰夫の頭。  
「誰ガ…犯シテヨイナドトイッタ…」  
それはすでに隆々たる竿をそびえ立たせた誇吠人だった。  
 
「貴様ラ・・・誰ガ犯ッテイイトイッタ・・・」  
誇吠人は陰夫の骸から現れた業煤徒に向かって言った。  
「ギッ・・・ギギッ・・スマネェ・・・」  
「焦ランデモ俺ガ飽キタラクレテヤッタモノヲ・・・・」  
誇吠人は命のほうに向かい直ると言った。  
「コノ女カ・・・」  
誇吠人はズズッと涎を舐めとった。  
命は思わず後ろに退がろうとしたが恐怖からか足腰が言うことを聞かない。  
「あっ・・・・!」  
誇吠人は爪で命の着物を引き裂き白い肌を露わにさせた。  
そして命の体の自由を奪い全身を舌で愛撫し始めた。  
「う・・・・うぅ・・・・あっ・・・・・」  
溢れ出す誇吠人の涎が命の全身に舐め付けられ命の裸体が艶かしく光る。  
首筋、腹、太股の順に這いずり回った舌はついに命の秘所に達した。  
命の秘所はすでに涎以外の液体で潤っていた。  
「あ!あぁ・・・ひ・・・・・あぁああああ!や・・・めてェ・・!」  
誇吠人の太く巨大な舌が命の秘肉をえぐり続ける。  
命は必死に体をよじり逃れようとするが駆け抜ける快感がそれを妨げる。  
「あぁあぁあぁ!・・・もう・・・やめてェ・・・!・・・も・・・う・・・やぁ!  
ああああああああああ・・・・・・・・!!」  
命の体がビクビクと震えぐったりと横たわった。  
「マサカコノ程度デイッテシマウトハナ・・・・・」  
誇吠人はゆっくりと顔を上げると命の秘所に竿を近寄せた。  
 
誇吠人は一瞬動きをとめそして一気に竿をねじ込んだ。  
「ひゃあああああああぁぁぁぁ!!」  
命を彼女の人生の中でも類を見ないほどの痛みが襲った。  
割れ目からは血が滴り命の顔は苦痛に歪んでいた。  
誇吠人はお構いなしにピストン運動を始める。  
「あ゛……つッ…痛ッ……ひッ゛…」  
誇吠人は竿を抜き何か思いついたように振り返り瘤狸を呼んだ。  
「コノアイダノヤツヲ持ッテコイ…」  
瘤狸はすばしっこく奥へ向かうと何やら笹の葉に包まれた物を持ってきた。  
誇吠人はそれを開き中のどろどろした白濁液を指にとると命の中に塗りこんだ  
誇吠人は一歩下がると座りこんだ。  
命はまだ残る痛みに耐えながら横たわっていたが直に変化に続いた。  
(痛みが…消える…)  
しかしそれだけではなかった。  
(何なの…疼く…)  
誇吠人は見計らったように立ち上がると再び竿をねじ込みピストン運動を再会した。  
「ひくッ……!?」  
命の秘所から抑えようのない快感が溢れだした。  
「ドウシタ?サッキマデトハ何ヤラ違ウヨウダナ」  
「あな…たっ…いったい何…を…!?」命は赤面しながら呟いた。  
誇吠人は下卑た笑みを浮かべた。  
「以前行商人ヲ襲ッタ時ニテニイレタ…人間ガ媚薬ト呼ブモノダ」  
誇吠人はピストンを続ける。  
「あ…!あぁ!あぁん…!……ひぃ!………ふぅ…はッ…らめぇッ…ああん!」  
 
「くぅ……ッ!あぁんあッ……はぁ…あ…ひッ…」  
誇吠人の巨大な竿が命の内側を突き上げる。  
すでに半時ほどもピストンが続いていたが生物の限界を越えた鬼の力は一向に衰える気配が無い。  
(こんな…鬼なんかに…)  
「あ…もう……やめ…て…はぁ…ッ」  
誇吠人は無視して攻め続ける。  
命には限界が迫っていた。身体的にも精神的にも…  
処女を鬼に奪われ鬼が飽きたら食われてしまう…  
唯一の救いは倫太郎を救えたこと…  
「あ…はぁ……んぁあ!…は……うぅ…あん……あ…ひ……あんぁあん!……もう…ら……め…!」  
誇吠人は命の様子を見、ラストスパートに入った。  
「あ…あぁ!や…あ!…ぁああ!…ぁ…ひっ…く……あ…!はぁッ…はうぅ…あ……あぁあああ!」  
誇吠人の身体がピクッと動き同時に命の秘所から血と精液の混じりあった桜色の液体が流れ出た。  
命は一、二度震えた。  
意識がフェードアウトしていくのがわかった。  
 
……………  
 
命は暖かな感触と静けさの中で気がついた。  
「あ…姉上!!」  
隣に倫太郎が座っていた。  
命は布団の中に寝かされ柔らかな光が差し込んでいた。  
「良かった…大先生が連れ帰って来た時は…死んでしまったかと…」  
倫太郎は涙を浮かべながら言った。  
「大丈夫よ…ありがとう倫太郎…」  
命は一言呟いた。  
 

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