『いやさあ、最近このDVD手に入れちゃってさー。』  
『自分だけで楽しむのも何だか悪いなと思ってさ。みんなで楽しもうと思うんだ。』  
『えー、なんだろう。楽しみ〜。』『楽しみです〜。』  
ここはのえるの家だ。きらりはこべにと2人でお邪魔していた。  
 
のえるはカーテンを閉め、蛍光灯を消して薄暗い豆球の灯りにすると、DVDをプレイヤーにセットし再生を始めた。  
『じゃ、始まり始まり。』  
 
テレビに映し出されたのは、裸で座る男だ。場所は洋式トイレのようだ。  
雰囲気的に若い。同世代だろうか?顔は持っている本で隠れているのでわからない。  
映像がさらに下に進むと、右手で肌色の棒のようなものを握りしめている。  
これはもしかして、おちんちん・・・。  
 
『何これ!!』  
きらりは、思わず声を荒げてしまった。  
『見ればわかるじゃん。男の子のオナニーを撮影したビデオさ。』  
のえるはさらりと言ってのけた。  
 
『オナニー・・・。』  
きらりはゴクリと生唾を飲み込んだ。周りに聞こえるくらいの音がしたのではないだろうか。  
『ちょっとのえるちゃん。止めてよ。恥ずかしいよ。』  
『ねえ。こべにちゃんもそう思うでしょ。』  
 
こべにの方を見ると、呆けたようにビデオに釘付けになっている。  
『ねえ。こべにちゃんってば!』  
肩をゆすると、以外な返答が返ってきた。  
『わたし、同世代の男の子がどんなことしてるか興味あります。』  
『きらりちゃんは、興味ないんですか?』  
真顔で見つめられ思わず返答に詰まってしまう。  
『えっとその・・・。興味ないと言えば・・ウソになる・・・けど。』  
 
『へへっ。じゃ決まり。このまま続行!!』  
『もーっ。』  
恥ずかしいが、正直なところ興味はある。ここは2人と一緒に見ることに決めた。  
 
左手で本を持ちながら、右手で握ったモノをゆっくりと擦る男の子。  
最初は肌色だけだったモノが少しずつ大きくなり、やがて先の方に赤みがかった丸い先端が見えた。  
男の子はそれをさらにしごきだすように先端をすべて露出させた。モノは最初の倍くらいにまで大きくなっている。  
そして、根元から先端までスナップを利かせるように大きく擦りだした。  
テレビのスピーカーから男の子の息づかいが聞こえてくる。それはだんだんと大きく早くなってきているようだ。  
モノが大写しになる。肌の皺や浮き出た血管、ほくろなど、かなり鮮明に映っている。  
ピンク色の先端のすべすべした光沢が艶かしい。根元にぶら下がるでろんとした金玉の袋もよく映っている。  
 
きらりは、その初めて見る光景から目が離せないでいた。興奮のあまり見ているだけで苦しくなってくる。  
『はぁっ。はぁっ。のえるちゃんちょっとタイム。』  
あまりの衝撃にきらりはビデオの停止を願い出た。  
『ちぇっ。ここからがいいところなんだけど。』  
 
きらりは、言葉をつむぎだすために3回ほど深呼吸をした。  
『ふーっ。のえるちゃん。こべにちゃん。』  
『これはちょっと刺激が強すぎるんじゃないかな?』  
『そうかなあ?』  
やや不満そうなのえるはともかく、こべにの反応がない。  
『こべにちゃん?』  
 
『わたし感動しました。こんな凄いビデオを見たのは初めてです。』  
『な、な、そうだろ?そう思うだろ?』  
『アソコが思わずとろけちゃいそうです。こんなの初めてです。』  
『だろ?だろ?このビデオを見ながらするオナニーは格別だぜ。一緒にやろう!!』  
『そうですね。ご一緒させていただくです。』  
 
『あのちょっと!!2人とも!!』  
きらりを置いて勝手に盛り上がる2人。しかもオナニーだなんて。  
『ちょっと、のえるちゃんいったいどうしたの?のえるちゃんの口からそんな言葉が出るなんて!』  
『別にどうもしないよ。うちはうちさ。』  
『だって、恋バナだけでのぼせるくらいだったじゃない!それがオナニーだなんて!』  
『あーそのこと?それはこの間克服したんだ。うちは常に成長してるからね、心も身体も。』  
『これも、もっと大人の女を目指すための特訓の一種さ。』  
『それにさ。いざ、恋愛するときにまったく知識なしじゃダメだろ?』  
『そ、それはそうかもしれないけど・・・。』  
思ったよりもしっかりした考えののえるに返す言葉がない。  
 
『ははーん、わかった。さてはおっちょこちょい、オナニーしたことないなー?』  
『ひっ!』  
『図星かー。』  
『よーし。うちが気持ちいいのを伝授してやるから覚悟しな!』  
 
のえるは、上着とスパッツを脱ぐとブラジャーを外し、パンティー1枚になった。  
こべにも、のえるに従うようにゆっくりと服を脱ぎ始めた。  
きらりも渋々ではあったが、2人に従って脱ぎ始めた。  
旅行先のホテルなどでは一緒に風呂に入る中だ。裸になったところで恥ずかしいわけではないが、  
このような状況は初めてだ。きらりは感じていた疑問を口に出した。  
 
『オナニーって人知れずするもんだと思ってたんだけど。違うのかな?』  
『わかってないなー。最近の女の子の間ではみんなで楽しむのが流行りだぜ。』  
『そうですよ、きらりちゃん。知らなかったんですかー?』  
『そ、そうなんだ・・・。』  
このような話に疎いきらりは、あっさりと2人の口車に乗ってしまった。  
 
『ほんと、この子あっさり引っかかるわね。まあそこがいいところなんだけど。』  
『バーチャルのえるちゃんもこべにちゃんも演技派レスから。プログラムがいいのレスよ。』  
 
『いいか?まずはパンティーの上から中の割れ目に沿って指で擦るんだ。』  
のえるが前に出て実演する。それにあわせてこべにも股間を擦りだした。  
『あぁん。気持ちいいですー。』  
『そうそう、いいぞトロ子。じゃ次、おっちょこちょい。』  
 
きらりも仕方なく指をパンティの上に縦に滑らせて何度か往復させた。が、あまり気持ちよくない。  
『それじゃダメ。こうだよ。』  
のえるは手を伸ばすと、きらりの縦筋をすっと撫でた。  
『ひゃんっ!』  
『今の感じわかった?』  
思わず他人に触られた感触は、悪く言えば背筋に悪寒が走るのに近い。  
しかし、どういうわけかくすぐったくて、気持ちいい余韻が残った。  
 
『じゃ、本番に行くとするか!ビデオは最初からと。』  
きらりは、のえるとこべにに挟まれた位置に座った。  
ビデオは最初からだ。男の子はゆっくりと自分のモノを擦り始める。  
それが映し出されると同時に、のえるとこべには、ビデオを凝視しながら自らの股間を擦りだした。  
それを見てきらりも同じように擦り始めた。  
 
衝撃的な映像を目にしながら、自らの股間を指で擦る。  
確かにさっきまでとは違う。少し触っただけで背筋にゾクゾクと感じる。  
『あ、すっごく気持ちいい。』  
両手を使い、パンティーの中の割れ目を弄ぶ。表面をすっと撫でたり、少し拡げて指の腹を押し込んでみたり。  
ちらりと横を見ると、のえるは片方の手で胸を弄んでいる。  
『あそうか、両手でなくてもいいんだ。』  
きらりも真似て左手で乳房を揉み、乳頭を刺激した。  
『ひゃん。ゾクゾクする。』  
こべにを見ると、股間を円を描くように擦っている。あれは割れ目の上の部分。  
ただでさえ今敏感になってきている部分だ。きらりも恐る恐る同じようにしてみた。  
『ひいっ!これは気持ち良すぎだよっ!』  
 
ビデオの男の子は、自らのモノを懸命に擦り続けている。  
きらりもその男の子のペースに合わせるように自らの胸と股間を愛撫し続けた。  
 
男の子が、本を閉じ小脇に挟むと片手でトイレットペーパをひったくった。  
そしてモノの先に蓋をするようにペーパを握り締めた手で覆った。のえるがそれを解説する。  
『さあ、いよいよフィニッシュだぜ。』  
モノがビクビクと震えたように見えると、モノを擦る手の動きが遅くなり何かを絞りだすような動きに変わった。  
『あれ、ペーパーに精子を出してるんだぜ。』  
男の子が覆った方の手をのけると、モノの先端から白い液体が糸を引くのが見えた。  
『あれが精子・・・。』  
きらりは、愛撫するのを止めついつい見入ってしまった。  
男の子は大きく溜息を吐くと、先端に残った精子を新しいペーパーで拭き始めた。ビデオの終わりが近そうだ。  
ふと両脇を見ると、のえるもこべにもパンティの中に手を忍ばせていた。  
きらりもすでにぐっしょり濡れたパンティに手を忍ばせた。  
割れ目に食い込んだ布の内側では、粘液が糸を引いていた。  
 
ビデオはというと、映像がズームアウトされ男の子の全身が映った。よく知った顔だ。  
『ええええっ!宙人くん!?』  
きらりは、驚きのあまり気持ちよさもなにもかも、思考もすべて吹っ飛んでしまった。  
『ちょっと!これっていったい?』  
『何って、SHIPSのオナニー隠し撮りビデオだよ。言ってなかった?』  
『そんなこと一言も言ってないよー!!どうしよう。宙人くんでオナニーしちゃうなんて。』  
きらりは大きな罪悪感を抱いてしまった。宙人はきらりの憧れの男の子だ。しかも隠し撮りビデオなどなおさらだ。  
 
『もう宙人くんに会えないよー。今度からどんな顔して会えばいいの?』  
『ああそれ心配いらないから。』  
のえるは、ビデオを操作すると、宙人が持ってた本が大写しになる一瞬で一時停止した。  
『ほら、見てみな。宙人の持ってた本って。月島の写真集だぜ。』  
『あああああっ!!』  
『宙人も隅に置けないよな。おっちょこちょいでオナニーなんて。』  
『はーっ、でもいいよなSHIPS。宙人のおちんちん欲しいぜ。』  
『はいです。宙人さんの精子、濃くておいしそうですー。』  
『月島がうらやましいぜ。』『きらりちゃんがうらやましいですー。』  
『そんなこと言われても・・・。』  
きらりの心境は複雑だった。自分をオカズにされてうれしいような悲しいような。  
このままオナニーを続けていいものか?でも止められるほど全身の火照りは収まっていない。非常に中途半端な状態だ。  
 
『あーんもう。どうしたらいいの?』  
『そりゃ、今度会ったら告るっきゃないだろ?』  
きらりは自分の身体のことを言ったのだが、のえるは的外れの返答をした。  
『”宙人くんあなたのことが好きでした。あなたのおちんちんをあたしに挿れていください。”これで決まりだぜ。』  
『そんなこと言ったら嫌われちゃうよ!』  
『大丈夫だって。さすがに今のは冗談だけど。宙人も月島のこと好きみたいだからうまくいくって。』  
『宙人くんがあたしのことが好き・・・。そうかな?』  
『そうだよ。間違いない。』  
『間違いないと水晶玉さんも言ってますー。』  
確かにそうかも知れない。うまくいけば、いずれは宙人のおちんちんが自分のアソコに入ることになる。  
そんなこと想像をすると身体の火照りがいっそう増してきた。罪悪感より何より身体の火照りをどうにかしないと。  
心臓もどきどきして居てもたっても居られない。思わずパンティーに忍ばした手で激しくクリトリスを擦った。  
『じゃ、続きといきますか。』『はいですー。』  
 
『うちらも脱ぐから、月島もパンティー脱いで。』  
『あっ。』  
のえるとこべには素っ裸になると、きらりにパンティーを脱がさせた。  
『へー、すごい。このパンティーすっごく濡れてるぜ。』  
きらりの濡れ濡れになった割れ目が露になった。  
のえるは、割れ目をぱっくりと広げて言った。  
『ふーん。これが月島のオマンコ・・・。宙人が入れたいと思ってる穴かあ。』  
『ああん。そんな言い方しないで。』  
『月島、このおつゆで指を濡らしてから擦ると気持ちいいぜ。ほら。』  
『じゃ、わたしは胸の方を舐めてあげますー。』  
のえるとこべにが頼んでもいないのにきらりの身体を刺激してくる。  
のえるは、クリトリスから小陰唇の内側、膣口までいろいろな場所を攻めてくる。  
『あひっ!ふ、ふたりともいいから、自分でするから!』  
『へへっ。ダメダメ。月島がイクまで離れないから。』  
 
ビデオ映像が切り替わった。こんどは星司だ。肩にはカメさん乗っている。  
『こ、こんどは星司くん?ああんっ。』  
友達の隠し撮りビデオでオナニーをするという背徳感情は、もはや快感を増幅するものとなっていた。  
 
映像の星司のモノは、色白ではあるものの宙人のモノよりもはるかに大きくそそり立っていた。  
『星司くんのあんなに大きいんだ。』  
『星司のもいいよな。あんなに大きいと月島の小さなマンコで入るかどうか。』  
『ああん。見ているだけですごく興奮しちゃいますー。』  
2人も自分の股間を擦りながら、きらりの身体を激しく責めてくる。2人は自分の膣に指を深々と突っ込んでいるようだ。  
『さあ、月島も指を入れてみな。』  
『さ、よーく指を濡らしてから入れるんだ。』  
のえるに言われるまま、自分の粘液で右手中指を根元までよく濡らした。  
そして恐る恐る自分の小さな穴の中に指をゆっくりと入れていく。  
指が深く入るにつれ、中に溜まった粘液が押し出されてぐちゅぐちゅと脇から流れだす。  
『あふうっ。これ凄いよ。』  
敏感になった内側の粘膜に少し触れただけで、全身に快感の電気が流れるようだ。  
きらりの頭の中は、星司のモノを持った宙人とのセックスで一杯だった。  
今入っているのが自分の指でなく、宙人のおちんちんだったら。そう考えるだけでますます感じてしまう。  
中で指を回したり、奥まで入れてみたり、色々な場所を探るのに夢中になった。  
 
『じゃ、みんなでイクぞ。』  
3人は同じようにビデオを見ながら横に並んで股間を弄んだ。  
3人分の荒い息遣いとくちゅくちゅぴちゃという音が部屋に響く。  
ビデオはクライマックスのようだ。星司は、左の掌にカメさんを乗せると、いきり立ったモノをそれに向けた。  
3人はラストスパートに激しく指を動かした。  
カメさんにめがけて噴出する白い粘液。カメさんの顔や甲羅をびちゃびちゃに濡らしていく。  
『ああっ星司!』『星司さん!』『ひっ宙人くん!』  
きらりだけは頭の中で、星司を宙人に置き換えていた。  
 
のえるとこべには、脇に置いてあったティッシュを何枚か掴むと股間に押し当てた。  
だが、きらりのそばにはティッシュがなく間に合わなかった。  
『え?そんなーー!』  
 
ぷしゃっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ!  
『ひー!と、止まらないーー。』  
 
『はーーーーーっ。』『ひーーーーーっ。』『ふーーーーーーっ。』  
3人は同時に長いため息を漏らした。  
 
『あははっ。やっぱおっちょこちょいだ。』  
『そうですー。イク時は宙人さんみたいにティッシュで押さえないとお部屋汚しちゃいますー。』  
『それにしてもいっぱい吹き出したもんだな。掃除が大変だぞこれ。』  
『ご、ごめんなさい。でもとっても気持ちよかったー。』  
『だな。』  
『またしましょうですー。』  
3人は息を切らしながらもさわやかな笑顔で笑いあった。  
 
その後、汚れた部屋の掃除をし、服を着て解散となった。  
きらりの手にはDVDのコピーがあった。今回のお土産だ。これでいつでもオナニーができる。  
 
 
 
『きらりちゃんにオナニーを覚えさせたのレス。大大大成功なのレス。』  
『どうして大成功なの?』  
『今回、愛液の収量は今までで一番良かったのレス。』  
『この記憶を継続させて、1人でオナニーするシチュエーションだけを繰り返すのレス。』  
『これで数十回はこの収量で愛液を搾り取ることができるのレス。』  
『あ、なるほどね。』  
『きらりちゃん。覚悟するレス。』  
 
こうしてきらりは、潜在的意識下で飽きて愛液の量が減るまで、30回程度オナニーを続けさせられるのだった。  
 

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