『いやはや驚いたのレス。今回は、きらりちゃんの方がシチュエーションをリセットしたのレス。』:  
『どういうこと?』  
『きらりちゃんにとって、アイドルを続けられなくなることが一番の恐怖だったのレス。』  
『ああなるほど。それで恐怖から逃がれるために気を失っちゃったわけね。』  
『脳が拒絶反応を起こしたおかげで、記憶の消去がうまくいってないのレス。』  
『じゃあこの回は失敗ね。愛液の収穫も大したことなかったし。』  
『いやいや、そうでもないのレス。きらりちゃんに露出属性があることがわかったのは収穫レス。』  
『今マシンが、それを利用したシチュエーションを構築中なのレス。』  
 
きらりは目を覚ました。  
だが、目覚めてもしばらくはぼーっとしていた。嫌な夢だ。思い出すだけで身震いする。  
ふと前に目をやると、自分の前にたくさんの人が座っていることに気がついた。  
『きゃっ!何?ここは?』  
 
慌ててあたりを見回すとここはどうやら教室だ。机を複数繋げた台の上に座っている。  
一段高いところにいる自分をクラスメイトの大勢が取り囲んでいるのだ。  
『えーっと・・。』  
身体を動かそうとしたとき、周囲から罵声が聞こえた。  
『だめ!動かないで。』『あー!動くなよなー。』『ちょっとお。』etc...  
身体を動かせる雰囲気ではない。急いで元の体勢に戻した。  
『あのー。みんな何やってるの?』  
今度は身体を動かさないよう遠慮がちに質問してみた。  
 
正面に居たエリナが口を開いた。  
『え?何って美術の授業に決まってるじゃない!』  
『へー。そうなんだ。』  
『じゃあ、なんであたしだけ真ん中に?』  
『そりゃ、あなたがモデルだからよ。』  
『ふーん。そうなんだ。あたしがモデル・・・。』  
 
ようやくきらりは自分自身に意識を向けた。  
下に目を移すと、胸が丸見えだ。さらにその下は・・・、何もはいていない!  
全裸だ。全裸で台の上で座ってる。しかも正面に向けてM字開脚まで。  
『きゃーーーーーっ!!えっちーーーー!!』  
 
身体を丸めて局部も胸も見えないようにした。  
慌てて、周囲に手を伸ばしたが見当たらない。服はどこだ?  
『ちょっとっ!!描いてる途中なんだから動くんじゃないわよ!!』  
エリナが怒って詰め寄ってきた。  
 
『寝ぼけてるの?わかってるはずよ!これが今のあなたの仕事なんだから!』  
『あの、仕事って?』  
『今さら何言ってるの?あなたアイドルやめてヌードモデルに転向したのよ!』  
『アイドルやめた・・?ヌードモデル・・?』  
『そうよ!!あんなアホなことするから、アイドルを首になったのよ!』  
『えええっ!?』  
『まったく。いくら転職したといってもあなたプロでしょ。ちゃんと仕事しなさいよね!』  
『そんな・・・。』  
見るからに動揺を隠せないでいるきらりに、やさしい声がかかった。  
『まあまあ、エリナちゃんそれくらいにしておきなよ。きらりちゃんも悪気があるわけじゃないんだし。』  
『星司くん・・。』  
『星司くん。あたしアイドル辞めたって?首になったって本当?』  
『うん。本当だよ。ショーで観客の前で裸になっちゃったから・・。』  
 
きらりを見据えて、言いにくいことでもしっかりとした口調で話す星司。これが星司なりの優しさだとよく知っている。  
あの夢は本当のことだったんだ。もはやアイドルではない。そう考えると涙があふれて止まらない。  
 
『でも、泣かないで。きらりちゃんは立派だよ。』  
『あれからヌードモデルの仕事しかこなくなっちゃったけど、頑張ってこなしているもの。』  
『今日は、きらりちゃんが自分の成長ぶりを見せてくれるって、張り切ってたじゃない。』  
 
『そうなんだ・・・。』  
『えへへ。ごめんね。あたし泣かないよ。』  
きらりは、心の中ではまだまだ動揺していたが、それを打ち消すように精一杯微笑んで見せた。  
『どんなお仕事でもへっちゃらだよ。頑張るからね。』  
ためらいはあったが、こうして自分を必要としている者たちや応援してくれる人がいるのだ頑張らねば。  
そう自分にいい聞かせ、体勢をM字開脚に戻した。  
 
まっすぐと正面を見据えると、自分を見つめるいくつもの目。どれも真剣なまなざしだ。  
 
『(やっぱり恥ずかしい。星司くんも宙人くんも居るし・・・。)』  
目を下に落とし自分の股間をちらりと見ると、そこにはあるはずのものがない。  
毛がすべて剃ってある。ふくよかな白い肌に筋が丸見えだ。  
『(ひ〜っ。いくらお仕事といってもここまでするものなの?)』  
 
『あの〜。きらりちゃん。元通りにしてもらわないと困るんだけど・・・。』  
クラスの女子の1人が声を上げた。  
『え?元通りって?』  
きらりは頭の中を探ったが、何も出るはずもない。  
お互い返答に躊躇する2人の間にまた声が割り込んだ。エリナだ。  
 
『きらりーん。アソコを両手で拡げるのよ。くぱあーっとね。』  
『くぱあーっ?ええっ!?くぱあーっ!』  
きらりは愕然とした。いくら仕事とはいえここまでしなくてはならないとは。  
戸惑い躊躇するきらりに突き刺さる険しい視線。早くしろと言わんばかりだ。  
『さあさ。はやくはやくっ。さっきまでやってたじゃない。』  
エリナが妙に甘く急かす。  
きらりは、険しい視線と甘い声に促され、震える両手を白い肌の割れ目に添えた。  
そして、ゆっくりと両手を横へ動かした。  
ぴったりと閉じた白い肌の間にピンク色の花がゆっくりと咲いていく。  
誰にも見せたことがない自分の中身。自分では見えないがきっと綺麗に違いない。  
 
花が咲くやいなや、皆真剣に絵を描き始める。  
 
きらりは、自分のアソコを凝視されているという状況の中、恥ずかしさに頭がくらくらしてきた。  
体中から汗が噴出し、涙で目が潤んでくる。息も荒くなってきた。  
『(もう、わけわかんない!!)』  
 
恥ずかしさで爆発寸前のはずなのに、あのときのことを思い出した。  
裸でステージに立ったときの感覚。何も纏っていない肌に突き刺さる視線。  
数はあのときと比べ物にならないが、今回は内側まで貫くようにアソコを凝視されている。  
『(ダメ・・・。変な気分になってきた・・・。)』  
 
『ねえ。きらりん。』  
『はっ?なに。エリナちゃん。』  
『お豆ちゃんが見えてきたわよ。さっきまで見えてなかったのに。不思議ねえ。』  
『!』  
『あはは、やだ。今また一段と大きくなった。』  
『そんなことないよ!変なこと言わないで!』  
『きらりんのお豆ちゃん。おっきーい。描き直し描き直しっと・・・。』  
『(だめだ。意識すればするほど感じちゃう。)』  
 
『なんかさっきまでと色変わってね?』  
『そうよね。全体にちょっと濃くなってきたわよね。』  
『おしっこの穴とか、ちょっと盛り上がってきたし。』  
『(ひぇーっ。そんなこと口に出して言わないでよ。)』  
 
『ねえ。きらりちゃん。』  
『な、なあに、星司くん。』  
『穴からおつゆが垂れてきたけど、大丈夫?おしっことか我慢してない?』  
『ひえええっ!!だ、だ、大丈夫!!これは汗だから!』  
『(ああっ。ダメ。ますますヤバイよ。)』  
 
『おい、きらり。』  
『何?宙人くん。』  
『なんか、あそこの穴が大きくなってきてないか?奥まで丸見えだぞ。』  
『ダメ!それ以上言わないで!』  
 
『お尻の穴までおつゆが垂れてる。』  
『あっ。ひくひくしてきた。』  
『ほんとだ。お尻もアソコも一緒にひくついてる。』  
『乳首もピンピンだし・・・。』  
『ほんと、じっとしてくれないと困るわ。』  
 
『あっ・・。くっ・・。ううっ・・。』  
口々に皆から自分のアソコの状態を実況され責められ、ついに感極まってきた。  
内に溜め込んだ快楽への欲求をもう押さえきれそうにない。  
 
『あーん!もう!知らない!』  
押さえきれなくなったものがついに。  
びゅっ。びゅっ。びゅっ。びゅるっ。ぷしゃっ。  
何度かに渡り勢い良く吹き出した液体が、霧のように皆の頭上に降り注ぐ。  
当然、星司や宙人にも降り注いだ。特に正面に座っていたエリナの顔はびしょ濡れだ。  
 
『きゃーっ。』『わーっ。』『汚ねー。』  
一種の阿鼻叫喚へと変わる教室。  
 
だが、きらりの心は幸福感で満たされていた。  
『はぁはぁはぁ。いっちゃった・・・。みんなの前で・・・。』  
 
『気持ちいいけど、これじゃあたしまるで・・・変態だ・・・。』  
幸福感の裏で、自身の心にある何かが壊れていくことを感じていた。  
 
 
『今回は盛大ね。』  
『大成功なのレス。次にいくレス。』  
「バチン!」  
『うっ!』  
 

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