きらりさんは、髪の毛の量からわかるとおり、結構産毛が多かった。
将来はきっと毛深くなるに違いなかった。
「アイドルは身だしなみをきちんとしなきゃダメ。」
マネージャーに言われるまま、全身脱毛のコースを受けにきたきらりさん。
脱毛処理を施されている間、うとうとと眠ってしまった。
「終わりましたよ。」の声で起こされ、更衣室へ。
鏡を見ると、顔や腕の産毛がなくなり、つやつやだ。腋の下もきれいさっぱり。
「わぁーっ。すごい!」
満足するきらりさん。
「あれ?」
下半身に目をやったとき、違和感を感じた。
「ああっ!」
生え揃っていたあそこの毛がきれいになくなっており、
まるで幼女のごとく、白い肌に割れ目だけががくっきりと際立っていた。
「全身脱毛ってこんなとこまで脱毛するんだ?」
恥ずかしさに顔を赤らめるきらりさんでした。