私の名前は観月ひかる、まだまだ新人だけどもアイドルをやってます。
自慢じゃありませんが、歌もダンスも得意なの…でも苦手な物があって、それは…
「ひかるちゃん、さっそく今日もあがり症の克服特訓しようか?」
この人でした、いえ人前に出るとあがる事もアイドルとしては重大な弱点なんだけど、
でもそれよりも一番厄介なのが、この事務所の先輩アイドル…月島きらりちゃんでして。
「え…い、いいです!」
「そんな事を言わずにさ〜」
思えば出会ってから、ずっとこうしてうっとおしく付きまとわれる日々が続いてたの、
確かに事務所の先輩で、上から私の面倒をみるように言われてて、
ユニットまでも組まされてるけど…それでもプライベートの時にでもかまわずに、
私に付きっ切りになるのは異常だと思うわ!
でもまだそれだけなら良かった…そうこの間の事があるまで!
「いいです!この間もそう言って…とにかく何度も言ってるけど、今更にきらりちゃんに教わる事は何も!」
「いいのかな〜この間のコレ、可愛く写ってるんだけどな〜」
「!?」
するとポケットから何かを取り出し、ひっそりと見せ付けてくる…そ、それって!
それは一枚の写真でした…そしてそこに写ってるのは!
「…じゃあ今日も特訓しよか!」
「わ…わかったわよ!」
私がそう言って折れると、満面の可愛らしい笑みを浮かべるきらりちゃん…
きっとそれは他の人から見たら天使の笑み、だけど私からしたらそれは悪魔の笑みだったのよ。
だって…さっきの写真は、世間に公表されたら生きていけない絵だったのだもの!
ゴットンゴットン…揺れる環状線の電車に私達は乗ってました。
「はぁ…なんでこんな格好を…」
「大丈夫大丈夫、ちゃんと変装してるし」
確かに私達は他の人に顔を見られても、アイドルだってバレないように変装してました、
でも…私が抵抗するのは、それが原因じゃないの!
このきらりちゃんが用意してきた恥ずかしい格好…
スカートは無茶苦茶ミニだし、上もブカブカで…隙間多くて露出も多いし!
「ちょっとサイズが大きかったかな?」
嘘!絶対にわざとに決まってるわ…この間と同じだもの!!
そうこんな格好にされるのは二回目でした、つまりこの後…また!
「あっ!」
サワッ…
ひっ!あ…今…お尻を触られた?
ふと横を向くときらりちゃんは何事も無い様な顔をしてる、でも…
サワッサワッ!!
「ひぃ!あぁ!!」
また触られてきてる!お尻のとこを…
やだ!そんなとこまで!!
「そんなに変な声だして、どうしたのひかるちゃん?」
モミ…モミモミ!!
「ひぅ!き、きらりちゃん…何を!ん!!」
「へへ…相変わらず敏感だね」
そう、さっきからの全ては横のきらりちゃんの悪戯でした、
ひっそりと手を伸ばしてきて、私のお尻を触ってきてたの!
しかも今は堂々と揉んできてるし!
確かに車内は満員状態じゃなく、むしろガラガラだったから、
他の人が痴漢してきたなんて考えれないの。
「や、やめてください!あ…んっ!」
「こうしてとっても恥ずかしい事を体験しておけば、人の目なんて気にしなくなるからさ」
「まさか…また!」
ゾクッと悪寒を感じてた…またそんな恥ずかしい特訓をさせるつもりなの、
この間も…そう、この前は私はきらりちゃんの指示で…
「ノーパンで居る方が良かったかな〜前と一緒で」
「そ、それはいやぁ!!」
そうなの、以前は下着を取られて電車に乗せられてました、
あのきらりちゃんの猫のなーさんが、車内に進み入ったと同時に剥ぎ取ってきて、
たくさんの人の目がある中で、下着なしを強要されたのでした。
あの時は恥ずかしかった…ずっと顔が真っ赤になってたし、
そしてさっきわかったのだけど、きらりちゃんはその時の様子を写真で撮ってたのよ!
しかもなーさんアングルで…
「はぁはぁ…もう許して下さい」
「だめだよ、だってこれはひかるちゃんの為なんだし」
「面白がってるようにしか思えないのですけど…んあっ!」
また身が一段と震える…それはまたあの刺激を感じたから、
敏感なとこを触れられる刺激を…でも
「んあぁっ!ちょ…どこを触ってんのよ!やぁ!!」
「ひかるちゃんの反応する声、可愛い〜」
「も、もう…あぁ!!!」
さっきから感じる刺激は激しく強い代物です、それはその筈…だってきらりちゃんは、
今度は下半身の前の方を弄ってきたのだもの!!
「いや…あぁ!そっちは…あぁ!!」
「うふふ、ひかるちゃんのここ…とっても濡れてきちゃった」
「う、嘘っ!あ!だから…そんなとこまでぇ!!」
きらりちゃんの指がこねている…大事なとこで敏感なとこを!
しかも…入れてきて掻き回してるし!
「あっ!駄目ぇ!!これ以上は…あっ!」
私…このままじゃ平静を保てないよ、体が動いちゃう!
声だって出ちゃう…こんな風にされちゃ!
「ひかるちゃん、あんまり大声を出すとほら…」
「!?」
「みんな見てるよ…ひかるちゃんの恥ずかしい格好を」
「や、やぁ…あぁ…」
見てる…私の様子を何事かって、見られてる!
あっちのサラリーマンの人なんて、ニヤニヤして赤くなってるし…気付かれてるの?
私がエッチな感覚に悶えてるのを!!?
「ふふ、口では嫌がってるけど…こっちは溢れてるみたい」
「はぅ!あ!!」
とっても恥ずかしい…でもそれを意識すればするほどに、反応の仕方が大胆な風になってるみたい。
いけない…このままだと私、どうにかなっちゃう!!
チャプ…クチュッ!!
「ん…指先が蒸けちゃったかな?あれ…もしかして限界?」
「あ…あぁ…駄目…イっちゃう!見られてるのに…あぁ!!」
もう耐え切れずに、きらりちゃんの腕をギュッと掴みます、
するときらりちゃんは、私の耳元に顔を近づけると…
「ならイっちゃえ、んっ…」
「ふあぁぁぁぁぁぁ────────!!!?」
カプッと耳たぶを甘噛みしたの、そしてその瞬間弾けちゃった!!
チョロ…シャァァァァァ!!!
「!?あっ!あぁ…だめ…あぁ!!」
「へ?あ…」
しかも…同時に私は力が抜けてか、しちゃった…
電車内だというのに、おしっこ…漏らしちゃったの!!
駄目…とまんない!うぅ…あぁ!!
「うわっ…お漏らししてるよあの子!」
「すげぇ…可愛い顔してやるぅ!」
見られてる…こんなとこ、凄く恥ずかしいのを見られて…
「あらら…なーさん!お願い!!」
「なー!!!」
私はきらりちゃんの腕を握り締めたまま、
荒く息を吐きつつ意識が朦朧としていました…
「ふぅ…ひかるちゃん、お疲れさま…とりあえず今日の特訓は完了だね」
そしてそのまま眠ってしまう直前に、その全く悪げのない声が聞こえてたのでした。
あぁ…きっとこの人のことだから、明日以降も…きっと…
そんな事のあった後日、ユニットとしてのお仕事があったのだけど…
「みんな〜ありがと!!」
「はぁはぁ…ふぅ…」
観客席の前ステージから控え室に戻った時、
私は荒々しい呼吸をして身を震わせ、体はすっかり火照っていたの。
「あれ?まだ人前に出るとあがっちゃうの?」
「ち、違うわよ…ただきらりちゃんのせいで、たくさんの視線を感じると…」
そんな私にさせたきらりちゃんは、まだこれをあがり症のせいかと思ってた、でも実は違う…
だってそんなので、こんな風にならない…。
「こうなっちゃう体になったんだから…!」
「!?あらら…ちょっとヤリ過ぎたかな」
ステージ衣装を捲り上げ、股を晒すと…そこはすっかり上気させ蒸れていました。
そう濡れてたのエッチな蜜で…いつからか視線を感じてると、
とってもやらしい気持ちを感じて疼かせてしまうようになってたの。
こうなったのは全てあんなエッチな特訓させたきらりちゃんのせいなんだから!
「あははは、とにかく帰る前に…スッキリさせちゃおうか?」
「う、うん…んっ」
でも、まだこれからかもしれない…もっと私、いやらしくさせられちゃうかも…
そんな予感を感じてた、この唇に柔らかい感触を感じながらに…
【 おしまい 】