5月16日の早朝、ここはとある中学校の校舎の中だ。
制服姿の少女が校舎最上階の端に設置されているトイレに入った。中に誰もいないのを確認するなり、
「ああん、も〜うっ!!」
と奇声を発しながら持っていた雑誌を床に設置してあるゴミ箱目がけてぶん投げ、ゴミ箱ごと蹴飛ばした。
ガシャーン!!
ブリキ缶でできた即席のゴミ箱は大きな金属音を狭いトイレに響かせながら醜く変形した。中に入っていた
汚物もゴミ箱から飛び出し、床に醜く散乱した。少女の投げた雑誌も他のゴミ同様外に飛び出した。その雑誌には
『今注目の人気美少女アイドル、月島きらりちゃん!!』
と雑誌の見開きを使ってある人気アイドルの特集が組まれていた。
「・・・・ふんっ」
少女はその様子を見下したような表情で眺めながら、一番奥の個室に入った。
少女は鍵を閉め、洋式の便器に腰掛けた。用を足すこともせず、ふう~っと深呼吸を1回した後
「おのれ、月島きらり〜」
とつぶやいたかと思うと、
ガツーン!!
今度は目の前の壁に目がけて拳を飛ばした。壁はへこみ、頭上からは木屑がぱらぱらと降ってきた。それか
らこの暴力少女は目の前のへこんだ壁から床のタイルに視線を移して、何やらつぶやき始めた。
「月島きらりめ〜、なんなのあいつ?あの女が現れてから人気の中心があたしからあの女に移っちゃってる
じゃないのー?今までは人気アイドルといえばこのプリティーな『小倉エリナ』様だったのに〜!!このエリナ様
から人気を奪うなんて・・・んもーこんなのありえないっ。」
この少女は人気美少女アイドル、小倉エリナであった。エリナは最近まで名実共にトップ
アイドルであったが、月島きらりがアイドルデビューしてからトップの座を彼女に脅かされ、
そこから転落しかかっている。
エリナは悔しさのため、狭い個室で両手両足をばたつかせ暴れたが、そのような自分の置
かれた立場を認識すると、急に溜め息をついた。
「はあ・・・・このまま月島きらりに人気が移りつづけて、あたしの人気は落ち続けちゃうの〜?
あたし、何かストレスたまっちゃうな〜・・・」
しばらくした後エリナは何かを思いついたかのように天井を見上げ、つぶやいた。
「ストレス、か・・・・ふふっ、しょーがないっ、今日もあれでストレス発散・・・・しちゃおうかなっ!」
エリナはそんなふうに軽く笑みを浮かべると、便座に座った状態で突然制服のスカートの中、
そしてパンツの中に自分の右手人差し指、中指を差し入れ、
クチュ、クチュ、クチュチュ・・・
と、自分の性器を弄び始めた。
「ああんっ!」
エリナは学校のトイレでオナニーを始めたのだ。エリナが自分の性器の中で指を動かす
たびに快感が体全体に響き渡り、その快感の作用として
「いやっ、あ、ああっ・・・あああっ!!気持ち・・いいっ・・・」
と甘い喘ぎ声がエリナの口から発せられ、朝の無人トイレの中に響き渡った。
エリナは芸能活動がうまくいかないことに対してストレスを感じ始め、その発散方法として
朝の学校のトイレでオナニーをすることが日課となってしまったのである。オナニーはエリナが
愛読している某少女漫画雑誌を読んで知った。また、エリナはセックス全般についてもその少女
漫画から学んでいた。・・・・最近の少女漫画は恐ろしいものである。
エリナの性器は手を突っ込み入れるたびにクチュクチュと卑猥な音を立てる。エリナの手と
性器はオナニーを始めてから湧き出た、生暖かく粘り気のあるいやらしい液体で包まれていた。
それをいいことにエリナは滑りの良くなった手をオマンコの奥に差し入れ、小刻みに動かしながら
更なる快感に浸った。
「あっ、ひやあっ・・・あああっ、んふっ、んんっ、は、はあっ、ああっ・・・」
エリナは完全に自分の世界に入り込んでいた。きれいなラベンダー色の髪は激しく乱れ、頭の髪
の毛から、上履きの中のつま先まで汗でびっしょりになった。エリナの体はエッチな行為のため
興奮していて、体全体が熱気に包まれていた。エリナは次第にまとわり付く熱気が不快に感じてきていた。
「ああん、もー暑いわ!もー我慢できないっ」
エリナは制服の襟元を緩め、上半身に風を送り込んだ。そして上履きと靴下を脱ぎ捨て、両足をトイレ
の壁につけて、大股を広げた。足の裏から壁のひんやりとした気持ちよさが伝わってくる。それから
エリナはスカートに手を突っ込み、再び自分の性器を触り始めた。
エリナは今、このようなあられのない格好でオマンコをこすり続けているのだ。万一、
このような場面が公に知れたら、アイドル生命は間違いなく絶たれるだろう。しかし
エリナは、このトイレオナニーをやめることができないのである。オナニーによって生
じる快感、学校で隠れて行為に及ぶというスリルが癖になってしまっているのだ。
「さーて、今日も、クリちゃんをいじっちゃおっかな〜っ」
エリナは性器の奥まで入れた手を移動させ、おもむろにオマンコにあるお豆をコロコロ
と摘まみ始めた。
「ひやあああああんんん!!いやっ、ああああっ、気持ち、いいっ、いいよっ・・・・ふあっ、
ああっ、あっ、ああああん!」
エリナの体には電撃のような快感が走り、それに伴い、トイレの外に聞こえてしまうの
ではないかというくらいの激しい喘ぎ声を発した。しかし、ここは早朝の学校。まだ誰も
登校していない。エリナの恥ずかしい声を聞いた人はいなかった。
それからエリナはしばらくの間、気持ちよさを求めて自分の性器を激しくまさぐり続けた。
緩んだ口元からはツーっとよだれが何条もの筋になってあごの方へと流れている。
だがエリナはそのようなことなど微塵も気にしていなかった。
「ふあああっ、あん、いやっ、ああん、あん、あああっ。もう、最高っ!エリナのっ、体が、
あああん、気持ち、いいよ〜っ」
そしてその後、ついにエリナに絶頂の瞬間が訪れた。
「ああっっ、いやっ、ああん。エ、エリナ、もう、イキそう・・・・ああっ、あああああああああんんんっっ」
エリナは体全体をぴく、ぴくっと震わせ、果てた。エリナは今日も気持ちいいオナニーが出来たようである。
チョロロロロロロロロロロ・・・・
あまりの気持ちよさのため、エリナは尿を無意識のうちに放出した。
「・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・」
恍惚の表情を浮かべながら激しく呼吸をするエリナは、体力を使い果たしたのか、ぱたんっ、
と便座によりかかった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
エリナは疲労の中、オナニーで果てた後に決まって発する罪悪感、虚無感に襲われていた。
確かに行為の最中は快感を味わえるのだが、いざ絶頂を迎えたのちは、自分で自分の体に
イタズラしたことに対して後ろめたい気分が付きまとうのである。
しかし、やはりエリナはこの行為を続けてしまうのである。美少女アイドルとはいえ己の体に
求める欲望には勝てないのである。それに結果的にはエリナのオナニーはストレス発散に一役
買っているのだ。だからしばらくするとエリナはその罪悪感をけろっと忘れ、
「はあっ、今日も気持ちよかったあっ!!」
と、今日の自慰行為を反芻して快感の余韻に浸ることになる。そしてさらに時間を経ると、
「ああん、ちょっとー!!汁がスカートに付いてるじゃん!!シミになっちゃうー。どうすんの
よっ!!んもーこれも月島きらりが悪いのよ。月島きらりのせいでエッチに目覚めちゃったわけ
だし。んもーっ、覚えてらっしゃい〜」
と、いつもの元気を取り戻しているのであった。
その後、エリナは制服の緩みを整え、上履きと靴下をきちんと履き、個室から出た。
トイレ内の様子は先ほどと変わっていない。床に散らかしたゴミもそのままであった。
エリナはそれを見るなり、
「ふうっ・・・仕方ないわねぇ〜」
そうつぶやいた。そして床に散らばったゴミをかき集め、ゴミ箱に戻し始めた。やはり自分
でしたことの後始末は自分でしなくちゃと思ったようだ。作業の途中で、エリナ自身が捨てた
あの雑誌が目に入った。
「・・・・この雑誌どうしようかな、ホントはこのまま捨てたいんだけど・・・そうすると『あ〜
月島きらりちゃんの雑誌がトイレなんかに捨てられている〜きらりちゃん、かわいそー』
とか騒ぐお馬鹿な女子が必ず現れるだろうから持って帰るしかないか。・・・べ、別にあたし
が月島きらりをかわいそうに思って持って帰るんじゃないんだからねっ。」
エリナは誰もいないにもかかわらず必死になって独り言を発していた。その後、床は
完全にきれいになり、エリナは足取り軽くトイレをあとにした。
エリナが離れた後のトイレは完全な無人になった。完全な静寂が支配する、寂莫たる
空間へと変化した・・・・と思われたのだが、しばらくして、
カタッ
と、掃除用具入れから物音がしたような感じがした。だが人の姿は認められなかった。
用具が落下した音だろうか?
だがしかしその日のうちに某巨大掲示板に次のような書き込みがなされていたのだ。
小・中学生のオナニーを目撃した事のある奴の数→
73:なーさん:2006/05/16(火) 18:48:57 ID:eWuZnDK0
俺の友達の友達なんだけど、早朝、学校のトイレにこもって毎日オナニーしてる奴がいるぞ。
中二の女子なんだけどな、トイレの個室で大股広げてやってる上に喘ぎ声がすごいの
なんのって。早朝だっていうことをいいことにやりたい放題!制服をマン汁で濡らして派手に
やってるんだが、あれでどうやって一日過ごすんだろうな。
俺が清掃用具入れでビデオカメラをセットして監視してるとも知らずによくやるもんだ。
まあ見られているのが分かってるんなら、あんなことはしないんだろうけど。さーて、明日
も監視活動に励むとするか。