「きゃぁっ!!」
体育大会の自主練習中、美雪は校庭ですっ転んでしまった。
「オイオイ…大丈夫かぁ?」
はじめの声だ。
「ん…大丈夫…」
美雪はそう言うと体を起こそうとする。
「痛ッッ!!」
足を擦り剥いたようだ。
「ったく…しゃあねぇなぁ。乗れよ」
はじめはそう言うと背中をさしだした。
「ちょっと待って」
振り向くと高遠の姿があった。
「僕が連れていくよ。一応治療には自信あるんだ。」そう言うと高遠は美雪をひ
ょいと抱き上げた。
「…!?…じゃあ…お願いしマス…」
「はいっ、完了。自分でも消毒するんだよ。」
「先輩、ありがとうございました。いつも迷惑かけちゃってスイマセンっ。」
美雪はペコリと頭を下げて笑う。運動をしていたせいか頬は色付き汗ばんでいた
よう。
「……君は時々無防備すぎる…」
高遠はそう言うと美雪をベッドに押し倒した。
「きゃっ!!!」
「七瀬くん…君はよく男と保健室になんか居られるネ?もう少し警戒心を持った
ほうが良い」
そう言った高遠は体育着を捲り上げた。
「ちょっ…なにするんですか、先輩ッッ!」
ばたついて抵抗する美雪。「股開いちゃって…誘ってるの?まぁ僕はそのつもり
だけどね。」
「違っ!冗談はやめてください」
高遠は抵抗する美雪の手首をハチマキでベットに縛り付けた。美雪に逃げ場はな
い。
「いやぁ!!」
「叫んだって無駄だよ。ここは一番端の保健室。誰もこないさ。」
捲り上げた体育着の下に現われた胸は高校生にしては大きく、しかし下着はシン
プルな白いものだった。
「白か…あどけないね。」高遠はいやらしく笑うと、その白をたくし上げた。高
遠とは対照に美雪は恐怖で涙を流していた。高遠は美雪の胸の中心部を舐める。
「んんっ…」
「ピンク色で可愛いよ。あぁ感じてくれてるんだ…。」そう言うと執拗に攻める
。「っあ…ん…ゃぁ…んぁ」「ハァ…七瀬くん可愛いよ…コッチはどうなってい
るんだろうネ?」
ブルマを下げるとブラジャーとお揃いのパンティーがのぞいた。
「あれぇ…何か濡れてるョ?どうしたのかなぁ?ちょっと僕が観察してあげる」
そう言うと秘部を覆う布を擦る。
「ひゃぁぁん!」
美雪は体を仰け反らせて声を出してしまった。
「金田一くんは七瀬くんのこんな姿見たことないよねぇ。どう思うんだろ?って
ゅーか、この布邪魔だね。取っちゃおうね」
「やぁ!!せんぱ…い…っ止めてくださいッ」
剥ぎ取られて露になった美雪の秘部。大好きなはじめにさえ見せていないのに…
。
「指入れちゃうよー♪」
クチュ…クチュ…ジュプ
いやらしい音が響く。動きは不安定なもので規則正しいリズムではない。
「こんなに溢れてきました♪なかなか淫乱なんだね」耳を塞ぎたくなる言動。わ
ざと音を聞かせるようにいじりまわす。
「っあ…」
指とは違う異物感。何かが当たっている。
「そろそろ挿れるよ」
ニタニタと笑う高遠は美雪の知っている彼ではなかった。「ずっと…君を見てい
たよ…」
「イヤァァァァァァ」
ギシギシ鳴るベッドの音。
卑猥な行為が繰り広げられる。そこへ
「見ちゃいました…」
佐木の姿だ。片手にはビデオカメラ。
「学校でこんな…金田一さんに言っちゃいますよ!?」「ヤダっ、佐木くん…それ
だけはやめて…」
泣きじゃくる美雪に向けられた佐木の言葉。
「じゃぁ…僕も楽しませてもらいましょうか…。とりあえず舐めてもらえるだけ
で結構ですので」
それからと言うものの美雪は度々、2人に保健室へ来るように言われる事になっ
た。はじめはそれを知らない…。
「っあ…ん!!あぁん!」
今日もあの声は保健室から聞こえるだろう…。