プロローグ 饂飩娘、誕生!  
 
薄暗い『里なか』の厨房。今ここに、軍平となるみがいる。  
「なるみ。」  
「はいおじいちゃん。」  
「そこの大鍋を、コンロの上に乗っけておいてくれ。」  
「はい!」  
なるみは大きな両手用の取っ手の付いた鍋を、思いっきり持ち上げた。中には、結構な量のうどん用の出汁が入っている。  
かなり重い。だが、おじいちゃんの言うことは、ちゃんと聞かなければならない。だって、なるみは、いい子だから。  
「うんしょ、うんしょ・・・・・・」  
なるみは一生懸命、その鍋を運んだ。小柄な女の子一人では、結構きつい。しかし、軍平は手を出さない。これは、彼女がうどん屋を継げるかどうかの、試験でもあるのだ。  
「がんばれ!なるみ!」  
手は出さないが、軍平は、なるみの事をすごく心配していた。だから、思わずつい、応援の言葉が出てしまう。  
そして、なるみは何とかコンロの目の前まで来た。そして、踏ん張り、一気にお鍋を持ち上げる。  
「よいしょーーーーっとっ!!!」  
なるみの健闘の甲斐あって、鍋はコンロの上にきちんと乗った。  
「ふう・・・おじいちゃん、やったよ。」  
なるみの言葉に、軍平はぶるぶる震えて答えた。  
「み、見事やなるみ!もうわしの教えることはない。よくぞここまで・・・・・・成長しよった!」  
そして軍平は、なるみの頭を押さえて、懐から黒いマジックを取り出した。  
「きゃっ!な、何するのおじいちゃん!?」  
そして、なるみのおでこに、二重丸を書き、その真ん中に縦線を一本書き足した。さらに、その左右に、三本ずつ、短い線を書いた。  
そして、書き終わると、軍平はなるみの正面に立ち、なるみに告げた。  
「なるみ、お前はもう、『里仲なるみ』ではない!お前は今日から、『雄菜煮偉・饂飩娘』と名乗るがええっ!!!」  
「おなにい・・・うーどんにゃん・・・」  
「そうや!正義の戦士・雄菜煮偉・饂飩娘やっ!」  
こうして、ここに、一人の正義の戦士が誕生した。  
輝日南高校の未来と平和を守るため、闘将(たたかえ)!饂飩娘(うーどんにゃん)!  
 
 
第一話 女の子の涙  
 
とある午後の、校舎裏。  
ここに、一組の男女がいる。  
この男は、二年A組の相原光一。そして、女は、同じクラスの星乃結美。  
「星乃さん・・・・・・」  
「相原君、どうしたの?」  
星乃さんが聞くと、相原は少し恥ずかしそうな顔をして黙り込んだ。そして、少しの時間の後・・・・・・  
「僕は・・・・・・君と、キスがしたい。」  
星乃さんは一瞬、驚いた表情をした。だがすぐに、こくっと無言のまま頷いた。  
そして相原のほうに顔を向けて、そのまま瞳を閉じる・・・・・・  
彼女のOKのサイン。相原にも、それはわかっている。  
そして、相原と星乃さんの唇が今、一つに重なった。その時・・・・・・  
星乃さんの頬に、涙が伝わる。  
(どうして・・・・・・泣いてるの?)  
相原にはわからない。彼女の涙の理由。それは・・・・・・  
 
もうすぐ私は、この輝日南高校から、いなくなる。  
折角知り合った友達、そして、今、目の前にいる、好きな人との、悲しい別れ。  
だが、このことは、まだ相原には話していなかった。だから、相原には、理由がわからない。  
この時点では、相原はまだ、何も知らない。だから、相原は、率直に聞いてみた。  
「星乃さん・・・どうして、泣いてるの?」  
「う、ううん、何でもないの。・・・・・・ごめんなさい。」  
「星乃さん・・・・・・」  
 
その時、二人の背後から、大きな声が響いた。  
「あーっ!先輩が、女の子を泣かしてるーっ!!!」  
二人は驚いて、声のした方向を見た。そこには、里仲なるみがいる。  
「ど、どうしたのなるみちゃん?」  
「私は里仲なるみじゃないです!私はこの輝日南高校の平和を守るために遣わされた愛の戦士・・・」  
そしてなるみは高いところに登った。  
「うんしょ、うんしょ・・・・・・雄菜煮偉・饂飩娘!!!」  
「おなにい、うーどんにゃん!?」  
「先輩、女の子を泣かせる悪い先輩には、お仕置きです!とうっ!」  
そしてなるみは、ジャンプして飛び降り、そのまま相原に駆け寄る。  
「先輩!どーんっ!!!」  
「うわっ!」  
なるみの体当たりに、相原は思わず転倒した。そのあまりの衝撃に、ベルトはちぎれ、ズボンは脱げてしまう。  
そう、彼女は今、里仲なるみではない。雄菜煮偉・饂飩娘なのだ!  
「先輩!覚悟!」  
そして馬乗りになるために、饂飩娘は相原に飛びかかる。だが・・・  
饂飩娘は、着地点を間違えた。そこは、相原の陽根の真上。しかも、星乃さんとのキスによって、相原のそれは、ギンギンにいきり立っていた。  
「し、しまっ・・・・・・ひゃあっ!」  
着地と同時に、饂飩娘のショーツを突き破って、饂飩娘の膣に、相原の陰茎が突き刺さる。そのまま、饂飩娘の身体は、本能的に上下した。  
「ひいいいいいいっ!」  
「す・・・すごい・・・饂飩娘・・・」  
そのまま、相原は饂飩娘のアソコに射精した。  
「ああんっ!」  
そして饂飩娘はすぐに相原から離れた。そして、涙目で相原を睨んだ。  
「こ、こうしてまた、一人の少女の操が、守られたのであったあっ!それでは、あでゅっ!」  
そして、饂飩娘は、すたこらさっさと走り去った。後には、星乃さんと、下半身を丸出しの相原。  
「な、何だったの今の・・・?」  
「さあ・・・」  
「って、相原くん!何あの子とHしてるのよっ!」  
「ちょ、ちょっと待って星乃さん!あれは、不可抗力で・・・」  
「見たくなかったな・・・相原くんが、他の女の子と・・・・・・」  
「ま、待ってくれえっ!!!」  
こうしてまた、輝日南高校の平和が守られた。しかし、真の平和が訪れるには、まだまだ戦わなければならない。  
真の平和が訪れるまで、闘将!饂飩娘!!!  
 
おしまい  
 
 
第二話 触手!  
 
ある日の放課後。  
饂飩娘(なるみ)は家庭部で、いつものようにうどん作りに励んでいた。  
「ええっと・・・こうして・・・」  
前に、相原先輩から教わったうどんの製法。饂飩娘は早速、饂飩玉をビニールで二重に包んで、テーブルの上に置いた。  
そしてここからは、本来なら相原の巨大な一物で、うどんを打つ。しかし、今ここには相原はいない。相原も、年がら年中暇なわけではないのだ。  
そして、饂飩娘も女の子だから、一物はもちろんない。そこで、今回は、この仲の良い二見瑛理子先輩から頂いた、不思議な薬品を使用する。  
饂飩娘は、さっそくその液体の入ったビーカーを取り出した。それは、何やら濃い緑色の、スライム状の液体。それをテーブルの上にこぼす。  
とは言っても、スライム状の液体なので、こぼれてあちこちが汚れる心配はない。けっこう纏まりやすいのだ。  
するとそのスライム状の液体から、数本の蔓が伸びてきて、25cmほどに伸びたところで、男根の形に変化した。  
饂飩娘は思わず赤面する。相原先輩と、同じサイズ。過去に何度も見せてもらっているから、よく知っている。  
そして、その数本の男根状のものが、饂飩を打ち出した。  
 
びとーん!びとーん!びとーん!  
 
そのとき、家庭科室のドアががらりと開いた。顔を出したのは、二見瑛理子。  
「やってるわね。」  
「あっ、先輩。」  
瑛理子は勢いよく饂飩を打つ自作のスライムをじっと見つめている。  
「すごい発明ですね、先輩!どうやって作ったんですか?」  
饂飩娘が聞くと、なるみは笑って答えた。  
「それはね・・・・・・」  
何やら難しい言葉で物質の解説をする瑛理子。だが、この最大のポイントは、相原のエキスも含まれているということだろう。  
「先輩、相原先輩のエキスなんて、どうやって採取したんですか?」  
「簡単よ。髪の毛一本にだって、DNAがあるんだから。」  
「そっかあ・・・・・・さすが先輩!」  
「でも、さすが相原のエキスだわ。固くて太くて、頑丈で。」  
「そうですね、私も感心しちゃいます。」  
そう言いながら、二人はうどんを打つ数本の陽根を眺めている。しかし、二人は失念していた。  
 
他でもない、相原のエキスなのだということを。  
 
すると、その陽根のうちの一本が、くるっと向きを変えて、饂飩娘のほうを向いた。  
「あれ?どうしちゃったのかなあ?」  
すると他の男根も、一斉に饂飩娘の方を向く。  
「えっ・・・・・・?」  
その直後、男根たちは一斉に伸びて、饂飩娘を捕まえた。  
「きゃあっ!何するの!?」  
両腕と両足を絡め取られて、饂飩娘の身体は宙に浮いてしまう。そして、その股間に向けて、残りの一本がするすると伸びた。  
相原と、同じサイズの陽根。  
「ちょ、ちょっとやめ・・・いやあああっ!!!」  
「や、やめなさい!」  
瑛理子が饂飩娘に絡んだ男根を振りほどこうとするが、逆に瑛理子も捕まってしまう。  
そして二人の股間に向かって、男根が一本ずつ伸びる。  
「や、やだっ!いやああっ!」  
中のショーツを突き破って、男根は膣の奥まで届いた。  
「いや、いやあ・・・あああ・・・」  
「あっひいいいいっ!!!」  
中に入った途端、陽根は激しすぎるほどにスライドを開始する。そして、その衝撃で、二人の膣から愛液がこぼれた。  
「いいいいいいいっひいいいいいいいいいいっ!!!」  
スライム状の触手ではあるが、その感触は、相原の本物の陽根と、少しの狂いもない。そう、二人は、今まさに、相原の陽根を味わっているのだ。  
「ひゃあああああっ!!!」  
やがて、二人の身体が激しく仰け反り、股間が夥しい飛沫を上げた。  
 
激しいアクメの後、二人の身体はようやく解放された。そして、液体は、するすると元のビーカーに、自分から戻った。  
「うー、先輩・・・・・・」  
饂飩娘は、涙目で瑛理子を睨む。  
「な、何かしらなるみ?」  
すると饂飩娘は手刀を素早く繰り出し、瑛理子の陰核、膣、菊門を正確に突いた。  
「おケツ三点崩し!!!」  
「ひいいいいっ!!!」  
瑛理子が悲鳴を上げると、彼女の膣から夥しい愛液が飛び散った。そして瑛理子はその場に崩れ落ちた。  
二度目のアクメのあまりの激しさに、瑛理子は白目を剥いて失神した。  
 
こうしてまた、輝日南高校の平和が守られた。しかし、真の平和が訪れるには、まだまだ戦わなければならない。  
真の平和が訪れるまで、闘将(たたかえ)!饂飩娘(うーどんにゃん)!!!  
 
おしまい  
 

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