休み時間。
私は早速、この図書室にやってきた。
今日は当番の日ではなく、単に読みたい本を探しにやってきたのだ。
とはいっても、この図書室の本は、ほとんど読んでしまったので、後はまだ読んでいない新刊か、読んで面白かった本を再読するかのどちらかである。
この図書室は、休み時間には結構な数の生徒が利用する。とはいえ、今は、私が一番乗りなので、他には誰もいない。
・・・・・・と思ったら、一人だけいた。
窓辺の席で、何やら熱心に本を読んでいる。その人は、同じクラスの、相原君。
同じクラスになってから、気になっていた男の子。でも、私の引っ込み思案な性格が災いして、今まで一度も声をかけられなかった。
でも、この間・・・・・・初めて、彼と話した。
やはり、予想に違わぬ、素敵な人。優しくて、そしてかっこいい人。彼との話の中で、いろいろ彼の深いことも聞くことができた。
彼も、私のことが、気になってたみたい。相思相愛なんて、いや〜ん♥ 私、困っちゃう♪
今、その彼は、熱心に何かの本を読み耽っている。何を読んでるのかな・・・・・・?
「相原君。」
私は彼にそっと話しかけた。しかし、彼の返事はない。
「えっと・・・相原君?」
私はもう一度声をかけた。だが、やはり返事はない。
「相原君!!!」
今度はもっと大声で彼を呼んでみる。でも、彼は返事をしなかった。完全に、本の中にのめり込んでいる。
「何を読んでるの?」
私は横から、そっと本を覗いて見た。
『ああっ!い、いけませんリース様!私と貴方は、王子と秘書なのですよ!』
ティアンナは必死に抵抗する。しかし、リースは容赦なく彼女の服を破いた。
『何を言うんだ!僕を夢中にさせといて、今更我慢ができるわけないだろ!』
『ああっ!いけません!あああっ!』
『何だよ、嫌がってる割には、ここはこんなに濡れてるよ?』
『いや・・・あああ・・・』
『おや?すっかり大人しくなっちゃったね。ティアンナ、本当は欲しいんだろ?』
『あ・・・リース様・・・』
『さあ、ティアンナ。何が欲しいか言ってごらん。言わなきゃ、挿れてあげないよ。』
『リ、リース様の・・・おち・・・おちんぽを・・・』
『何だって?よく聞こえないなあ。もっとはっきりと大声で言ってごらん。』
『あ・・・貴方の・・・おちんちんを・・・ください・・・』
『よく言えたね。自分からそんな卑猥な言葉を言うなんて、恥ずかしくないのかな?君は本当にスケベで変態なんだね。』
『あああ・・・ううう・・・』
・・・・・・。
相原君・・・・・・何、読んでるの・・・・・・?
これ・・・・・・官能小説よね?
私が横に並んでも、相原君は見向きもしない。ただ、その本だけを、見つめていた。
そのとき、彼は信じられない行動をした。
片手で本を持ち、もう片手でなんと、自分のズボンのジッパーを開けて、中から・・・・・・自分の大きくそそり立った陽根を取り出したのだ。
「!!!」
私は驚いて声も出ない。あ、相原君・・・・・・
そして彼は、その陽根を握って、前後に揺さぶりだした。
「ちょっ!ちょちょちょ、あ、相原君!!!や、やめてよっ!!!」
私はおもいっきり彼の肩を揺さぶった。そこでようやく彼は、私に気づいたようだ。
「あっ、星乃さんじゃないか。」
「な、何してるのよっ!」
「あ・・・ごめんごめん。本を読んでたら、つい読み耽っちゃって、思わず・・・」
「誰かに見られたらどうするのよ!?」
「あ、そうだね。ごめんごめん。」
「とにかく、こっちへ来てちょうだい!」
私はおもむろに彼の手を引っ張って、本棚の陰の一番目立たないところに連れてきた。私は図書委員だから、図書室のことは、何でも知っている。
そう、周りから気づかれない、死角となるような場所も、当然知っている。
「何をやっているのかと思ったら・・・もう!」
私と相原君は、そのまま床に腰掛けた。そのズボンのチャックからは、彼の巨根が、大きく上に向かって、そそり立っている。
しかし・・・・・・本当に、大きい。小さい頃に見た、パパのよりも、ずっと。
「ところで、これ・・・どうしようか?」
彼は自分の大きな陽根を指差した。
相原君・・・・・・もしかして、私に・・・・・・抜けと?
確かに、すごく魅力的なモノだけど・・・・・・いくらなんでも、それは・・・・・・
第一、私はそこまで変態じゃないから・・・
「ごめんね、相原君・・・」
「そうか、そうだよね。わかった。自分でするよ。」
そう言うと、彼は再び、一心不乱にモノを扱き出した。
「・・・・・・。」
私は、食い入るように、それを眺めている。男の人の性器って・・・こんな動きをするのね・・・。
私は思わず想像してしまう。将来、相原君のこれが、私の中に・・・・・・入ってくるの?
や、やだ!私まで・・・・・・変な気持ちに・・・・・・
私は思わず自分のスカートの中に手を入れて、股間を押さえた。
パンツが・・・湿ってきている・・・
い・・・いや・・・そんな・・・私まで・・・
「星乃さん・・・・・・」
彼は扱きながら、私のことを見ている。
その彼の見ている目の前で、私は濡れてきた股間を必死に押さえていた。
「星乃さんも、もしかして・・・・・・オナニーするの?」
「えっ!?そ、そんなこと・・・」
「するの?」
「え、えーっと・・・・・・」
「ねえ、するの?」
彼は執拗に私に聞いてくる。今ここは、彼と私だけの、不思議な空間になっている。そんな中で、私は、彼に嘘をつくことができない。
「しなくは・・・ないかな。」
すると相原君は、ふ〜んとうなった。
「ねえ、星乃さんのオナニーも、見せて欲しいな。」
「えっ、そ、そんなの・・・いや・・・」
「見せて欲しいな。」
「で、でも・・・・・・」
「見せてるのが僕だけなんて、不公平だと思わない?」
「・・・・・・。」
「ねえ、お願い。君のも、見たいんだ。」
私は・・・・・・気が付くと、彼の言いなりになっていた。
私は、彼に向かって、股を大きく広げた。そして、そのパンツを、左のほうへとずらした。
「わっ!こ、これが・・・星乃さんの・・・」
私のその場所は、真っ赤に充血している。私は指で、さらにそれを左右に大きく広げた。
「み・・・見て・・・相原くん・・・」
そして、そのまま、指を中に押し込んでいく。そしてそれを、抜いたり入れたりして、ピストン運動を始めた。
相原君は、己のモノを扱きながら、じっと私を見ている。
「星乃さんのオナニーって、膣派なんだ・・・」
そう、私は、クリを使うことは少ない。どちらかというと、膣を使うタイプ。何故かは自分でもわからない。ただ、こっちのほうが、私には気持ちよく感じられるから。
「んんんっ!!!」
そのとき、私のその指が、いわゆる『Gスポット』に触れた。
ここが、私の急所・・・ここを抑えられたら、私にはなす術がない。私が、獣になってしまう、スイッチ。
「ほほほ、星乃さん!す、すごいよ!」
ああ・・・あふう・・・ああああんん・・・
もう、意識が朦朧としている・・・そして私は、本能のままに、ぐちょぐちょといやらしい音を立てて、己の指を貪った。
そして、相原君も・・・・・・
そして・・・・・・私は、潮を吹いた。
相原君の、射精と同時に。
私と相原君は、そのままぐったりとなって、二人並んで横に寝転がった。
「ねえ、星乃さん・・・」
「何?」
「二人だけの秘密が、できちゃったね。」
そう、今日のことは、私と相原君だけの、二人だけの秘密。
「うん。」
私はなんとなく、嬉しい気がした。意中の彼と、二人だけの秘密を共有するなんて・・・これで、私たちの仲は、一気に進展したと思う。
「相原君・・・・・・また、しようね。」
「うん。そうだね。」
思えば、これが運命だったのかもしれない。
おしまい