「摩央姉ちゃん・・・」
僕はおっぱいから口を離して、摩央姉ちゃんに顔を近づけた。
ゆっくり、ゆっくりと、僕は摩央姉ちゃんの唇に近づいていった。
摩央姉ちゃんの口から漏れる激しい吐息が、僕の頬に当たってくる。
そして、僕の唇が、ゆっくりと摩央姉ちゃんの唇に重なる。
「ん・・・」
摩央姉ちゃんの鼻から出てきた息が、僕の頬に当たった。
僕は、そのまま摩央姉ちゃんの頬に手を当てた。
びっしょりとかいた摩央姉ちゃんの汗が、掌に伝わってきた。
すると、摩央姉ちゃんの舌が僕の口の中に入ってきた。
「!?」
一瞬戸惑ったけど、僕はそのまま、摩央姉ちゃんの舌に自分の舌を絡めた。
長い、長いキス・・・。
そして、僕はゆっくりと摩央姉ちゃんから顔を離した。
上気して赤くなった頬と、潤んだ瞳が、僕の目の中に飛び込んできた。
今まで見た摩央姉ちゃんのどんな表情より、ずっとずっと可愛かった。
「摩央姉ちゃん・・・」
「・・・フフフ・・・。キスしちゃったね・・・私たち・・・・・・」
「うん・・・」
しばらく、2人して見つめあった。
そう、とうとうキスしちゃったんだ。
摩央姉ちゃんとキスを・・・。
と、摩央姉ちゃんが僕の顔を覗き込んだ。
「・・・これだけ・・・?」
「・・・え・・・?」
「もっと・・・したくない・・・?」
「ええぇ!?」
思わず大きな声を出してしまった僕の口を、摩央姉ちゃんの手が覆う。
「シーッ・・・。菜々ちゃんが起きちゃう・・・。」
「あ・・・。」
よく分らないけど、今この状況を菜々に見られちゃいけない気がする。
それだけは分った。
「ゴメン・・・。」
僕は、そのまま俯いてしまった。
「ほら、しょげてないで・・・。」
摩央姉ちゃんは、僕の頬に手を当てて自分の顔の方に向かせた。
「で・・・。してみる・・・?」
その目は、何か知らないけど爛々と輝いていた。
きっと、摩央姉ちゃんもこれ以上のことに興味があるんだろう。
それは、僕も一緒だった。
「・・・うん・・・。でも・・・どうしたらいいの・・・?」
「フフフ・・・。もう、しょうがないなぁ・・・。」
そう言うと、いきなり摩央姉ちゃんは、僕のズボンに手を当ててきた。
「!!??」
突然のそんな行動に、僕の頭は真っ白になってしまった。
「フフフ・・・。こーいちのおちんちん・・・大っきくなってる・・・。」
「ま、摩央姉ちゃん・・・。」
摩央姉ちゃんは、ズボンの上から、僕の大きくなったおちんちんを揉みしだいてきた。
「あ、摩央姉ちゃん・・・。ダメ・・・。」
「ふふ〜ん、顔赤くしちゃって・・・。そんなに気持ちいいんだ・・・。」
「え、あ、そんなんじゃなくて・・・。あ・・・。」
「ホラホラ〜・・・。体は正直よ〜・・・。」
一体、どこでそんな言葉覚えたんだろう。
何か妙に嬉しそうに笑いながら、摩央姉ちゃんは僕のおちんちんを弄ってくる。
「ねぇ・・・。」
「・・・?」
「・・・こーいちのおちんちん・・・。見せて・・・。」
「ええぇ!?」
「ほら!」
いきなり、摩央姉ちゃんは僕の口を手で押さえた。
「・・・菜々ちゃん、起きちゃうじゃない・・・。」
「あ・・・。」
そうだ、菜々が側で寝てるんだった。
今この状況を見られたら、流石にさっき以上にマズいことになるのは明白だ。
「ゴメン・・・」
「もう・・・。で、見ていい・・・?」
「あ、でも・・・。恥ずかしい・・・。」
「何言ってんのよ。さっきは私のおっぱい見たくせに・・・。」
「そ、それは・・・。」
「決まりね。」
そう言うと、摩央姉ちゃんは僕のズボンのチャックを下ろしてきた。
そして、その開き口から僕のおちんちんを引っ張り出してきた。
「うわ〜・・・。こんなになったおちんちん、初めて見る・・・。」
「・・・」
僕は、恥ずかしさの余り目を瞑って顔を背けてしまった。
「保健の時に習ったけど、やっぱ本物は違うんだねぇ・・・」
そういいながら、摩央姉ちゃんは僕のおちんちんをキュッと握った。
「あ・・・」
僕は、思わず体を震わせた。
「男の子って、エッチな時にはこうなるんだねぇ・・・。」
摩央姉ちゃんは、興味津々という感じで僕のおちんちんを握って、弄くった。
「ウフフ・・・カチカチね・・・。それに・・・熱い・・・。」
摩央姉ちゃんの手が、僕のおちんちんを触ってる・・・。
そう思うだけで、何かはちきれそうな感じがした。
「ねぇ・・・摩央姉ちゃん・・・。」
「ん・・・?」
僕は、思い切って聞くことにした。
「女の子は・・・エッチな時、どうなるの・・・?」
「え?」
一瞬、摩央姉ちゃんはポカンとした表情を浮かべたが、すぐにいつもの悪戯っぽい笑顔に戻った。
「そうね・・・。私ばっかり不公平だもんね・・・。」
「いや、そんな意味じゃなくて・・・。」
「いいのよ。ほら・・・。」
と、摩央姉ちゃんは僕の右手を取り、スカートの中に導いていった。
「あ・・・。」
「知りたいんでしょ・・・。女の子のこと・・・。」
摩央姉ちゃんは僕の手をパンツの中に滑り込ませた。
掌に、柔らかくて暖かい感触が伝わってきた。
おっぱいの柔らかさとは違う、もっと弾力のある柔らかさだった。
「もっと・・・奥の方を触って・・・。」
「う、うん・・・。」
僕は、言われるまま指を摩央姉ちゃんの奥深くに進ませていった。
すると、じとっと湿った感じが指に伝わってきた。
僕は、恐る恐るその湿りの元に指を伸ばした。
今までよりも一段深い窪みに、トロリとした液体が絡み付いているのが分った。
「こ、これって・・・。」
「・・・そ・・・。女の子は・・・エッチな時、こうなるの・・・。何故か分かる・・・?」
「あ、うん・・・」
「そう・・・。こーいちも、保健で習ったんだ・・・」
「うん・・・。」
そう。
この湿った中に、男のおちんちんを入れるんだって・・・。
そうしたら、赤ちゃんが出来るって・・・。
「ね・・・」
「ん・・・?」
「・・・・・・してみる・・・・・・?」
「!!!!????」
びっくりした。
今までのどんな事より、ずっとずっとびっくりした。
「だ、ダメだよ・・・。赤ちゃん出来ちゃうじゃないか・・・。」
「大丈夫よ。私、まだ子供作れる体じゃなし・・・。」
「で、でも・・・おちんちん入るんだよ。痛そうだよ。」
「平気よ。もともとそういう風に出来てるんだから・・・。」
「で、でも・・・。」
「ねぇ、こーいち・・・。」
摩央姉ちゃんは、僕の顔を覗き込んできた。
「こーいちは・・・、私のコト、嫌い・・・?」
「そ、そんな事ないよ・・・」
「ホント?」
「う、うん。好きだよ・・・摩央姉ちゃん・・・。」
「ウフフ・・・」
そう笑うと、摩央姉ちゃんは僕の頭を両手で抱えて抱きしめてきた。
「私も・・・。こーいちのコト、大好き・・・」
「摩央姉ちゃん・・・」
「だから・・・。こーいちになら・・・全部・・・あげてもいい・・・。」
「・・・」
「だから・・・ね・・・。」
「・・・う、うん・・・・・・。」
もう、従うしか無かった。
摩央姉ちゃんは立ち上がると、そのままパンツを脱いだ。
摩央姉ちゃんの足の間にはっきりと刻まれた窪みが見えた。
今まで、菜々や摩央姉ちゃんとお風呂に入った時とっくに見慣れてたはずのものだったのに、今は何故か、凄くエッチに見えた。
「こーいち・・・」
摩央姉ちゃんは、そのまま僕の膝の上に乗っかった。
そして、ゆっくりと僕のおちんちんの上に腰を下ろし始めた。
おちんちんの先端にくっついた摩央姉ちゃんの窪みが、少しずつ僕を飲み込み始めた。
「ん・・・!んん・・・・・・!」
摩央姉ちゃんの口から、激しい息が漏れた。
しっかり瞑られた目から、少し涙らしきものが流れ落ちてきた。
「ま、摩央姉ちゃん・・・。痛いの・・・?」
「ん・・・へ、へーき・・・。これくらい・・・・・・。」
その言葉とは裏腹に、摩央姉ちゃんの目からはとめどなく涙が零れだしてきた。
「ま、摩央姉ちゃん・・・。やっぱムリだよ・・・。僕たち、まだコドモだし・・・。」
「こーいちは黙って・・・っ・・・!」
そう言うと、摩央姉ちゃんは一気に腰を落としてきた。
「んあ・・・!」
僕のおちんちんが、摩央姉ちゃんの窪みの中に全部納まった。
熱くてヌルヌルした感覚が、おちんちんから体に走った。
「あ・・・摩央姉ちゃん・・・」
「こーいち・・・全部・・・入ったよ・・・・・・」
ヌルヌルとした柔らかい窪みが、ぼくのおちんちん全体に絡み付いてきた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
そのまま、摩央姉ちゃんは息を整えていた。
「こーいち・・・動いてみて・・・・・・」
「うん・・・」
僕は、ゆっくりと腰を上下させた。
僕が動くたび、摩央姉ちゃんの体も大きく動いた。
「ん・・・うは・・・あ・・・っ・・・」
摩央姉ちゃんの口から、激しい吐息が漏れ出てきた。
顔は上気し、瞑った目からは涙が流れ、額には汗をびっしょりとかいて、その汗に摩央姉ちゃんの癖っ毛が貼りついていた。
側では、菜々がまだ寝息を立てて寝ている。
いつ起きるかも知れない・・・見られるかも知れない・・・そんな背徳感が、余計に僕の心を駆り立てた。
「摩央姉ちゃん・・・」
僕は、摩央姉ちゃんのワンピースのボタンを全部外した。
さっきまでチラリとしか見てなかった摩央姉ちゃんのおっぱいが、全部露になった。
僕は、夢中で摩央姉ちゃんのおっぱいに顔を埋めた。
フワフワとした柔らかさと、汗の臭いが、僕の心を刺激した。
僕は、そのまま夢中になって腰を動かしつづけた。
「あ・・・っ・・・こーいち・・・激しいよ・・・ぉ・・・」
もう、止めることは出来なかった。
そのまま、僕は摩央姉ちゃんを仰向けに押し倒し、何度も、何度も激しく動いた。
「う・・・ぁ・・・こーいち・・・こーいち・・・!!」
摩央姉ちゃんは、僕に顔を近づけて、キスをした。
「んん・・・」
「ん・・・ん・・・ぷはっ・・・」
「こーいち・・・お願い・・・。キスしてないと・・・声が出ちゃう・・・。」
「うん・・・」
僕は、摩央姉ちゃんにキスした。
何度も、何度も、激しくキスした。
その度に、摩央姉ちゃんに対する想いが強くなっていくのが分った。
「ん・・・ん・・・ぷはっ・・・こーいち・・・!」
「摩央姉ちゃん・・・。僕・・・僕、もう・・・うぁ!!」
突然、僕の体の中に電気が走った!
体が大きく痙攣し、まるで体の中の力が全部抜けてしまうかのような感覚が襲い掛かってきた。
「摩央姉ちゃん・・・摩央姉ちゃん・・・っ・・・・・・!」
うわごとのようにそう言いながら、僕は摩央姉ちゃんをギュッと抱きしめ、体を何度も震わせ続けた。
「あ・・・こーいち・・・熱い・・・・・・」
摩央姉ちゃんの口から、そんな言葉が漏れてきた。
何が起こったのか、しばらく何も分らなかった。
気が付くと、僕は摩央姉ちゃんの体の上にもたれかかっていた。
体は投げ出され、胸元は開け広げられ、ぐったりと横になってる摩央姉ちゃんがそこにいた。
何が起こったのか、その時分った。
(あ・・・。僕、摩央姉ちゃんの中に”射精”しちゃったんだ・・・・・・。)
僕は、摩央姉ちゃんから体を離した。
さっきまで僕と繋がっていた窪みからは、僕が出した精液がとめどなく流れ出していた。
「あ・・・ゴメン、摩央姉ちゃん・・・」
僕は、慌てて側にあったティッシュを取り、流れ出してる物をふき取ろうとした。
すると、摩央姉ちゃんは無言で僕の手からティッシュを奪い取り、自分の股間に手を当てて拭き始めた。
「は、恥ずかしいんだからね・・・。さっきよりもずっと・・・。」
「あ、ご、ゴメン・・・」
「もう・・・知らない・・・」
そう言うと、摩央姉ちゃんはそのままプイと横を向いてしまった。
「摩央姉ちゃん・・・?」
「・・・・・・」
「・・・あ・・・」
「・・・・・・」
そうか・・・。僕は摩央姉ちゃんを・・・。
言いようのない罪悪感が、僕の心を苛んだ。
「ゴ、ゴメン・・・摩央姉ちゃん・・・僕は・・・」
恐る恐る、僕は摩央姉ちゃんに手を伸ばした。
そして、摩央姉ちゃんの肩に手を触れようとしたその時!
「えいっ!」
いきなり、摩央姉ちゃんが僕に抱きついてきた。
「うわ!!」
「エヘヘ。ビックリした?」
「もう、からかわないでよぉ。」
「アハハ。ゴメンゴメン。」
そして、摩央姉ちゃんはそのまま僕の胸に顔を埋めた。
「・・・しちゃったんだね・・・。私たち・・・。」
「うん・・・。」
そうか。
僕は摩央姉ちゃんとしちゃったんだ。
「ね、こーいち・・・。覚えてる・・・?」
「何・・・?」
「大きくなったら、私をお嫁さんにしてくれるって・・・。」
「あ・・・。」
そう、昔々。
僕はずっと「摩央姉ちゃんと結婚する」って言いつづけてきた。
もう大分前の話だ。
でも、摩央姉ちゃんは覚えててくれたんだ・・・。
「うん・・・覚えてる・・・。」
「フフフ・・・、じゃぁ今日のは予行演習だね。」
「あ・・・う、うん・・・。」
摩央姉ちゃんは、僕の体に手を回して、抱きしめたきた。
「ずっと・・・。離れちゃヤだよ・・・。」
「うん・・・。わかった・・・。」
僕は、摩央姉ちゃんの体に手を回し、ギュッと抱きしめた。
そして、そのままずっと抱き合っていた・・・・・・。
「う〜ん・・・」
ようやっと菜々が目を覚ました。
「あ、起きたのか・・・」
「ウフフ。おはよう、菜々ちゃん。」
「あ、まおねーちゃんまだうちに居たんだ。」
「うん。」
「ねぇ、おにーちゃんとなにして遊んでたの〜?」
「!」
菜々の口からそんな言葉が出てきて、僕は心臓が飛び出そうになった。
言えない・・・。摩央姉ちゃんとエッチな事してただなんて・・・。
「フフフ・・・。私ね、こーいちと結婚するんだ〜。」
「あ!ま、摩央姉ちゃん!!」
「え〜!すごーい!うらやましいなぁ〜!」
何も知らない菜々は、呑気に羨ましがっている。
「そうだよね!こーいち!」
「え、あ、あの・・・。」
「何よぉ。あんなに激しく・・・。」
「ああぁ!!ああ、あの、あの・・・!!」
「どうしたの?変なおにーちゃん。」
「い、いや。何でもないよ。」
「フフフ・・・。アハハハハ!」
摩央姉ちゃんは、楽しそうに笑い出した。
菜々も、つられてケタケタと笑い出した。
僕はただ一人だけ、バツの悪い笑顔を浮かべただけだった。
ふと、摩央姉ちゃんが僕に耳打ちしてきた。
「こーいち。」
「?」
「セキニン・・・とってよね・・・。」
「あ・・・」
そう、僕は誓ったんだ。
ずっと、摩央姉ちゃんから離れないって。
エッチしたからじゃない。
結婚するからじゃない。
ただ、摩央姉ちゃんを大切にしたいと思うから。
ただ、摩央姉ちゃんの事が大好きだから・・・・・・。
<完>