相原光一が咲野明日夏と正式に付き合う様になり、1ヶ月の時が流れ様としていた。  
季節は肌寒くなる秋へと移って行っても、2人の関係は変わる事は無かった。  
テストの時期になると明日夏は光一に勉強を教えてもらい、  
普段はサッカーを心から楽しむ明日夏を光一は影ながら見守り応援していた。  
そんな関係に明日夏は満足していたが、  
光一の方は次のステップへの欲求と言うのを押さえるのに必死であった。  
「ハァ……あぁ……咲野さん……」  
この日も光一は自分の部屋で自らを慰めていた。  
当然、頭の中で思い浮かべている女性は最愛の人、咲野明日夏であった。  
日に焼けた健康的な肉体。ビーチバレーの時に見た水着姿。そして屈託の無い笑顔。  
全てが光一に取って、最高に愛しい物であった。脳内で明日夏の乱れた姿を想像し、  
この日も光一は達した。それと同時に光一は様々な感情に襲われた。空しさ。  
自分に対しての嫌悪感。明日夏を汚してしまったと言う後ろめたさ。そして快楽。  
様々な感情に流されながら、後始末をして光一はこの日も眠りに落ちた。  
朝。この日も校門で風紀委員である栗生恵は目を光らせていたが、  
栗生の目に止まる事無く光一は時間通りに登校して行った。  
後方から自分に向かって聞こえる足音に気付き、  
振り返ると早歩きで明日夏が光一の元に向かって来た。  
「おはよう! 相原君!」  
この日も明日夏は朝から元気一杯であり、何時も通りの笑顔で光一に接した。  
ニコニコと自分に向けられる笑顔に安堵感を感じながら、光一は挨拶を返した。  
「うん、おはよう咲野さん」  
「うん! 今日もがんばろうね!」  
そう言い明日夏は光一の手を取り、2人は手を繋いで仲良く校舎まで向かった。  
これだけで光一の心は暖かな物で満たされて行った。  
自分の中にある汚らしい欲望も明日夏が傍に居るだけで消えて無くなった。  
午前中の授業を終え、2人は昼食の弁当を屋上で取り始めた。  
朝は雲1つ無い快晴であったが、午後になり雲行きは怪しくなって来て、  
空を見ていた明日夏は不安そうな表情で見ていた。  
「ヤダな……降って来たらどうしよう……」  
「傘、持って来ていないの?」  
「うん。だって降る何て聞いてないから……」  
「実は僕もだけどね……大丈夫かな本当に?」  
「うん……」  
 
2人は不安げな表情で空を見上げ、何処か憂鬱な状態で昼食を終えた。  
この日も全ての授業を終えて、生徒達は残るのと帰るので分かれて行った。  
当然、部活の為、明日夏は残る方であり、  
光一も明日夏を待って適当に時間を潰しながら時間を過ごして行った。  
光一は図書室で窓をボーっと眺めていると、  
窓に1つ2つと水滴が付いて行くのに光一は気付いた。  
そこから本降りになって行くのに時間は必要無く、一気に豪雨が降り注いだ。  
(咲野さん!)  
明日夏の事が気掛かりな光一はすぐに立ち上がり、  
明日夏の元へと向かって行った。  
光一は校門で傘が残っていないか探したが、普通、1本か2本はある傘だが、  
この日に限って1本も無かった。傘を探している間も雨は激しさを増しており、  
光一が選んだ方法は強行突破であった。  
鞄を傘代わりにグラウンドまで向かったが蟷螂の斧であり、  
光一の体は瞬く間にずぶ濡れになって行った。  
雨を吸い重くなった制服に苦しめられながらも光一は明日夏の元まで辿り着いた。  
見ると明日夏に慌てた様子は無く、  
他の部員達と一緒に手際良く道具を片付けている様子が目に入った。  
全てを終えて解散すると、光一の元まで来て、光一の身を案じた。  
「大丈夫、相原君?」  
「それは僕のセリフだよ。咲野さんこそ平気?」  
「私は大丈夫だよ、雨でもサッカーはやるから。  
でも今日は降りが激しいから終了したけどね」  
そう言い明日夏は困った様な笑みを光一に送った。  
明日夏の無事を確認すると光一は安堵感を覚え、  
明日夏の手を取って校舎に向かおうとした。その時であった。  
雷鳴が辺り一面に響き光一を驚愕させた。  
だが、それ以上に驚いていたのは明日夏であった。明日夏は光一に抱き着き、  
子犬の様に怯えていた。  
「さ? 咲野さん?」  
「ゴメン……私、雷ダメなの……」  
そう言い、  
自分の胸の中で震え上がる彼女を見て光一は守らなくては行けないと言う使命感に囚われ、  
どうにかしてこの状況を改善しようとした。  
だが雨が収まる様子は全く感じられず激しさを増すばかりであった。  
明日夏は震えるだけであり行動がまともに出来る状態ではなかった。  
光一が辺りを見回すと、先程まで部員達が用具を片付けていた体育倉庫が目に入り、  
雨脚が弱まるまでの間、光一はそこを避難場所へと選び、怯える明日夏を連れ、  
倉庫へと入って行った。  
 
埃っぽい倉庫は人が入るのに快適な状態とは言えなかったが、  
雨を凌ぐには十分であった。光一は不安そうに明日夏を見たが、  
始め程、怯えてはおらず落ち着きを取り戻しつつあった。  
明日夏の様子を見て一安心すると、自分の服が気持ち悪い状態である事に気付き、  
光一はシャツに手を掛け始めた。シャツとズボン、靴下、靴と脱いで行き、  
トランクス1枚の状態で光一は明日夏に背を向けた状態で話し始めた。  
「このままだと風邪になっちゃうからさ。  
咲野さんも……その……した方が良いと思うよ……」  
光一は所々、尻切れ蜻蛉の状態で明日夏に話した。  
脱いだ服を適当な所に掛けると光一は明日夏に背を向け服が乾くのを待った。  
だが幾等待っても聞こえる筈の衣擦れの音が聞こえず、  
おかしいと思った光一は恐る恐る振り向くと、  
明日夏は雨に濡れたユニフォームを体にベッタリと貼り付かせながら、  
寒さに震えていた。  
「咲野さん!」  
恐らくは羞恥心から行為に移ろうとしない明日夏を光一は少し怒った調子で責めた。  
明日夏はそんな光一に対して震えながらゆっくりと話し始めた。  
「い……嫌」  
「大丈夫だよ僕、見ないから」  
「違うの。そうでは無いの」  
「何?」  
「背中……向けないで」  
弱々しく、そう言うと明日夏は強引に光一を抱き締め、自分の元へ寄せた。  
「相原君。暖かい……」  
「咲野さん……」  
「お願い……相原君が脱がせて。後、暖めて。お願い……」  
震える声で明日夏は光一に懇願をした。目には涙が溜まっており、  
限界が近いと言う事が感じられた。  
これ以上、明日夏を無視するのは彼女を傷付けると判断した光一は恐る恐るユニフォームに手を掛け、  
脱がし始めた。上着を捲って行くと、  
明日夏の豊満な胸を包む青いスポーツブラが目に入った。  
「余り見ないで」  
明日夏は頬を染め、か細い声で光一に言った。光一は慌てて胸から目を反らし、  
下のハーフパンツに手を伸ばし下ろして行った。  
現れたのは上と同じ様に合わせたショーツであった。  
明日夏を自分と同じ下着のみの状態にさせると、  
唯一、落ち着いて腰を下ろす事が出来るマットへと誘導し、  
そこで明日夏を下にして抱き締めた。  
「相原君……暖かい……」  
「うん。咲野さんも暖かいよ」  
互いの体温はお互いに安堵感を与えて行き落ち着きを取り戻させた。  
だが光一の方は自分の体に新たな変化が現れたのを感じ、  
明日夏に対して腰を軽く引いた。  
何事かと思い明日夏は光一の下腹部に目をやるとトランクスの上からでも分かる程、  
盛り上がった物が目に入り、明日夏は羞恥で頬を染めた。  
 
「ご、ゴメンね。咲野さん……」  
光一の謝罪に対しても明日夏は頬を染めたままであり、  
行動を起こそうとしなかったが、気まずい空気が2人を包んだ時、  
明日夏は自分のブラジャーに手を掛け、自分の体から抜いて行った。  
「さ? 咲野さん!」  
「こっちこそ、ゴメンね辛い思いさせて。触っても良いから」  
そう言い明日夏は光一の手を取り、自分の胸へと持って行った。  
手の中で伝わる柔らかな感触に光一はドギマギ状態であったが、  
思考が半分麻痺した状態であった為、  
言われるがままに光一は明日夏の胸を揉み始めた。  
「ん……うぁ……ふぅ……」  
異性に胸を触られると言う初めての感覚に明日夏は戸惑いながらも感じた事の無い  
快楽を感じていた。一方の光一は手の中で容易に形を変えるそれに夢中になっていた。  
手の中で柔らかなだけではない固い物を感じ取ると、  
光一は恐る恐る明日夏に話し始めた。  
「ね、ねぇ……」  
「ふぃぅ……何?」  
「ここにキスしても良い?」  
「良いよ……相原君なら何をされても……」  
明日夏は弱々しい声で光一の行為を許した。明日夏の許しを得ると、  
光一は顔を下に持って行き、突起した物を赤子の様に吸い始めた。  
「んぬぅ! ヤダ……それキス?」  
明日夏は光一の行為に疑問を感じながらも、  
手とは違った感覚を全身で感じ取っていた。  
微弱な電流の様に伝わって来る快楽に明日夏は夢中になっていた。  
ある程度の慣れて来ると明日夏は自分の胸に必死で吸い付く光一を見て  
母性にも似た感情を持ち始めた。  
「ふぅ……おっぱい好き? 相原君。赤ちゃんみたい」  
その言葉に対して、多少ではあるが不快感を感じた光一は不機嫌そうな表情で  
明日夏に話し始めた。  
「違うよ……でも、あの、その……もう……」  
しどろもどろの光一を見て明日夏は何が言いたいのかはすぐに分かった。  
覚悟を決めて、ゆっくりと股を開いて行き、明日夏は全てを受け入れ様としていた。  
「良いよ。最後まで行っても」  
最後の了承を明日夏から得ると、光一はショーツに手を掛け下ろして行った。  
ショーツを足から抜くと初めて見る女性の恥部に光一の目は釘付けになっており、  
吸い込まれる様に恥部へと顔を埋めて行き、舌で全体を感じ取った。  
「うなぁ! あい……原君……」  
光一の舌は明日夏の恥部を味わおうと貪欲であり、  
明日夏は光一の舌に完全に弄ばれていたが、  
ある程度、快楽に慣れが出た所で反撃に生じた。  
体を起き上がらせ、逆に光一を押し倒した。  
 
「ずるいよ。相原君ばかり」  
「何が?」  
「私にも相原君の見せて」  
明日夏は手を伸ばし雨でグッショリと濡れたトランクスを脱がそうとした。  
だが、どう言う訳か光一は手で遮り、それを必死に阻止しようとした。  
だが、サッカーで鍛え上げられた明日夏の前には無意味な抵抗であり、  
光一のトランクスは明日夏の手によって脱がされた。  
出て来た物を見て明日夏は情けない表情を浮かべている光一と股間を交互に見始めた。  
「ご、ゴメン……1回イっちゃてたのね……」  
中から現れたのは1度放出をして緊張感が無くなった物であった。  
トランクスには残骸がしっかりと残っており、  
光一は申し訳なさそうな表情で明日夏を見ていた。  
「何時頃、こうなったの?」  
「おっぱい見て、限界近くて。吸って爆発した」  
「ゴメンね何か」  
「そ、そんな……」  
「良いよ……私、相原君の事好きだから……」  
そう言い明日夏は光一の股間に顔を埋め、  
舌で放出し元気を無くしている物を愛撫し始めた。  
「ああ……そんな咲野さん……」  
光一は目に涙を為ながら悶えている状態であったが、  
明日夏の献身的な行為によって物は瞬く間に元気を取り戻して行き、  
再び光一の物は男を証明出来る状態となった。  
「ダメだよ……また……」  
「え? それはダメだよ」  
光一の2度目を否定し、明日夏は股間から顔を離して、マットに寝転がり、  
恥部を自身の指で開き光一を挑発した。  
「今度はこっちでね」  
「けど……」  
「平気。今日は大丈夫な日だから」  
「なるべく優しくするから……」  
「うん。来て……」  
2人は覚悟を決めた。光一は明日夏の上に乗り、  
明日夏の恥部を目掛けて一直線に物を突き刺して行った。  
「イ! くぅ……」  
悲痛な叫びが倉庫内に木霊したが、  
ここで止めては明日夏の覚悟を踏み躙った行為になると感じた光一は  
そのまま力任せに明日夏を貫いた。  
「あぁ! あああ……くぅあ!」  
「へ、平気、咲野さん?」  
「平気だよ。こん……なの相原君が付いているから……」  
 
震える声で明日夏は答えた。事を長引かせると  
明日夏に苦しみの時間を長くなるだけだと感じた光一は早めに終わらせようと動かし始めた。  
「ぐなぁ! うぅ……相原君」  
「凄いよ! 咲野さんの中! これだと、またすぐイっちゃうよ!」  
「ああ……凄い……奥にぶつかる!」  
光一も明日夏も初めて味わう快感に夢中でいた。倉庫内に卑猥な音と声が響いたが、  
雨の為それも掻き消された。そして双方共に限界が訪れ様としていた。  
「相原君、もう私……」  
「ああぁぁ! 咲野さん!」  
明日夏の限界と共に光一も明日夏の中で爆発をした。  
荒い息遣いで抱き合う2人は完全に身も心も温まった状態であり、  
心地良い満足感に浸っていた。  
「ゴメン……咲野さん。こんな……」  
事が終わった後も2人は全裸のままであった。  
申し訳なさそうな表情を浮かべている光一に対して明日夏の方は充実感に満ちていた。  
「謝らないでよ。私は嬉しいよ。相原君とこうなれて」  
「本当?」  
「本当だよ、それにそっちは申し訳なさそうにしていないよ」  
明日夏が頬を染めながら指差した先には再び硬度を取り戻した光一の物があった。  
光一は羞恥で顔が真っ赤になっていたが、  
明日夏は気にする事無く光一の手を取り自分の豊満な胸に導き触れさせた。  
「もう1回ね……」  
「咲野さん!」  
光一は欲望を全開にして明日夏に飛び込んで行き、2人は再び愛し合った。  
翌日、倉庫での異臭騒動が巻き起こったのは言うまでもなかった。  
 

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