準備室にて
「・・・・た・・・さ・・」
「二見さん!」
「ん、相原か?」
「二見さんどうしたの?全然返事してくれないし」
「・・・考えてたんだ」
「悩み事?」
「そう・・・・たぶん悩み事なんだと思う」
「悩み事だったら僕にも話してくれないかな、一応彼氏なんだしさ」
「・・・・でも」
「2人で考えたほうが解決するの早いよ、で何なの?」
「・・・・・・実験で失敗したかもしれないの」
「化学か何かの?へ〜二見さんでも失敗することあるんだ」
「それじゃない」
「え、どういうこと?」
「わからない?」
「う〜〜〜〜ん・・・・ごめん」
「相原にはわかって欲しかったな」
「ごめん」
「・・・・あのね、ないの」
「ない?」
「先月はたまたまだと思ってたの、でも今月もないのよ、だから考えてたの」
「えーとそれはもしかして〜〜」
「やっとわかった?」
「ア、ハハハハハハハ・・・・・」
「笑い事じゃないのよ」