「ひゃぁ〜〜!」
蛇にぐるぐる巻かれる小夜ちゃん。体を縛られて身動きとれません。
蛇は食おうとする気配もなくただ巻きついているだけ。
「は、はなしてよぅ〜〜」
けれども蛇は離れようとしません。それどころか舌でなめなめしてきます。
「く、くすぐったいよぅ〜〜」
徐々に蛇が小夜ちゃんのところに集まってきます。じわじわじわじわと・・・
「え・・・え、ええ〜〜」
この蛇たちも巻きつくのかと思いましたがみんなで小夜ちゃんをはこんでいきます。
「ど、どこに行くの〜〜?」
ずるずると運んでいった先は穴の中。よーく見ると大きい蛇がいます。
大蛇は近づくとなめなめします。先ほどまきついていた蛇は離れて外に出て行きました。
小夜ちゃんが持っていたお払い棒や札も持って。
「それはだめぇ〜〜〜!」
そしてささやかな光が入る程度で出口は閉じられてしまいました。
「や・・やだぁ〜〜」
小夜ちゃんは涙を流していましたが大蛇が来た後から小さい蛇たちがついて来ました。
小蛇たちは大蛇の側に行くとぎゃあぎゃあといい始めました。大蛇はそれに言葉を返しているのか声を返します。
小夜ちゃんは見ていましたが自然と恐怖は沸きませんでした。
「それ・・子ども〜?」
大蛇はコクっとうなずきます。
「お母さんは?」
大蛇は顔を背けます。子蛇たちも首を下に向けます。
「それで・・・わたしを?」
大蛇は申し訳なさそうにうなずきます。するするとはなれていくと、
「まって!・・わたしがその子たちの母親代わりになるよ」
大蛇は少し驚いて見つめます。
「・・この子たちをほうっておけないもん」
そういうと小夜ちゃんは手をおいでおいでとしていきました。
「おいで〜みんな。こっちだよ〜」
子蛇たちはするするとよっていきます。
「いい子いい子〜」
絡み付いてきますがさほど気にもなりません。
大蛇は痺れをきらしたのか側によって子ども達を離れさせます。
「あ・・なにするの〜?」
大蛇は緩やかに巻きつくと小夜ちゃんが着ている巫女服をとっていきます。
「は、恥ずかしいよぅ〜〜」
びりびりに破くと尻尾を胸に巻きつけます。
ぐるぐるぐるぐる巻いて適度に締め付けます。
「や、やふぁん〜〜!」
舌でもペロペロ舐めて段々先端が堅くなってきました。
「き、きもちいいよぅ〜〜〜」
蛇は下のほうに移動すると袴の中に入っていきました。
「え、も、もしかして〜〜」
太腿にぐるぐる巻きつくと頭を割れ目に向けました。
「そ、そんなぁ〜〜巫女なのにぃ〜〜」
そして・・
ズブっと入れました。
その後、蛇が大量繁殖して後から来た小夜ちゃん達がお札で払うのに苦労したそうな。