こんな事をしている自分が本当に卑しい…  
 しかしこの衝動はどうしても抑止することが出来ない…  
 これは恥ずべき事だが、罪悪感を感じている自分自身ですらどうにもならない…  
 
ギロロ伍長は悩んでいた  
梅雨の時期になると身体各部の活動が活発になり、まるで酔っ払ったようになるのはケロン人の大き  
な特徴であり欠点でもある。その最も顕著な例がケロロの暴走に等しいほどの姿だが、もちろんそれ  
は彼に限った話ではない  
このギロロも、梅雨のせいで自分の意思と無関係に体が反応してしまっているのだが、それによって  
彼はケロン人における発情期と同じ状況になっていた  
小隊の面々や夏美たちといる時は何とか自分を抑えることができるが、外が雨のときはテントに一人  
篭り、自らの体の火照りと激しく戦っているのだ  
―だが、最初こそは武器の整頓などで紛らわしていたものの、性的な衝動にこの堅物が勝てるはずも  
なかった。ある日、夜遅くまで爆薬の調合をやってて睡魔が襲ってきたとき、つい油断して自慰行為  
に走ってしまったのだ。ベルトのバックルにお守り代わりに入れてておいた夏美の写真を使って…  
 
 
『暴走(ゆめ)から覚めたら』  
 
 
この時から今に至るまで、ギロロは夏美の写真を使った自慰を止められなくなってしまった。まるで  
タチの悪い麻薬でも手に付けてしまったが如く…就寝前にしていただけに留まらず、朝や昼でもテン  
トに帰ってこれたら、欠かさずしてしまうほど病みつきになっていた  
こんなにまで自慰行為を繰り返してしまったのは、たぶん幼少時に初めて射精の快感を味わったとき  
以来かもしれない。あの時はまだ何も知らない、好奇心だけで動いていた少年時代だったからこそ、  
空き地や草むらで見つけたグシャグシャに濡れたいかがわしい雑誌で快楽に興じる事ができた  
だが、今は自制心も発達して大人になったというのに、たとえ梅雨の効果といえどもこんなに発情し  
てしまうものなのだろうか…  
 
「ぐッ…!!」  
そして、今日も一日中雨が降り続いていた  
特に用事も無かったのでテントに篭っていたが、やっぱり全身を痺れさせてる快感は無視できない  
喉が渇き、目が異様に輝くとき、ギロロはたまらずバックルの写真を取り出した  
「い…いかん!こんな事はを続けていては…俺は駄目になってしまうッ…!!」  
だが、自然に手が股間を弄って雄を元気付かせ、視線は夏美の写真に注がれる  
それに従い息もどんどん荒くなり、またもギロロは間違いを重ねてしまう事となった  
「………俺は、最低だッ」  
ギロロは自分の手に付着した白濁を見つめ、再び犯してしまった自分の罪を嘆いた  
湿気の誘惑に勝てなかった自分も悪いが、憎むべきはこの梅雨だ。ちらりとテントの戸をめくってみ  
ると、朝からずっと変わらない勢いで大雨は降りつづけている  
やれやれといった面持ちで戸を閉め、これ以上起きているのは無用だと思い立ったギロロは、右手の  
汚れをウェットティッシュで始末すると、シーツを頭から被って就寝した  
…しかし、また快感が目を覚ましてくる。ここ最近、ギロロは満足に眠れた試しがなかったのだ  
雨は相変わらずテント全体を鳴らすが、シーツの中で再度の自慰に手を出したギロロの耳には入らな  
かった。結局、この自慰で所持していたティッシュを全て使い切ってしまい、原子分解式ゴミバコで  
それを処理したギロロは、もっと悶々とした気分に陥ってしまった  
「クソっ!この程度の発情で……これ以上はやらせるかッ!!」  
だが、そう言い続けてこの状況だ。何とかしなければと具体的な対策も思いつかないままに右往左往  
し、挙句に招いたこの体たらく…間違いなく非はギロロにあっただろう  
 
ところが、そんな彼のテントに思いも寄らなかった来訪者が顔を見せるのだった  
「もしも〜し?」  
「!?」  
ある意味極限状態だったギロロはとっさにビームガンを構える  
…が、同時に彼の眉間に鈍い光をしてるクナイが突きつけられていた  
「あっ、あぶないよ突然!」  
「お前は…東谷小雪!?」  
ギロロは知っている顔なので、とりあえずビームガンを下ろした  
こんな深夜の時間帯に、こんなどしゃ降りの天気に、そしてこんな俺のところに、この女が何の用な  
のか。訝しげに見つめるギロロに、小雪はどうしてここにはせ参じたのか説明を始めた  
「えへへへ〜…実は今日夏美さんとお出かけする約束なんだけど、待ちきれなくて来ちゃったんだ」  
まさに四六時中落ち着きの無い小雪らしい発想だ。ギロロは、そういえばそんな話を夏美がしていた  
のを思い出していた  
いつものベストコンディションのギロロだったら、夏美と小雪が二人っきりで行動するなどもっての  
他だと言って尾行したりするだろうが、今の彼は自分の事で精一杯だったので気が回らなかったのだ  
ろう  
「そうか…で、この大雨の中をずっと待っているつもりか?」  
小雪はそのことを指摘され、気まずい顔をした。彼女がこのテントを覗いたのも、ギロロに雨宿りを  
させてほしいという理由だった。これは非常に図々しい主張だ…夜中に寝ている彼を無理に起こし、  
あまつさえ狭いテントで床につきたいというのだから  
「…寝るには狭いぞ」  
そんな考え故になかなか言いづらく出方を考えていると、先にギロロが察して一計を案じてくれた  
 
こうして、奇妙な組み合わせの男女が狭いテントの中で枕を共にすることとなったのだ  
ギロロは小雪が側にいるときに発情してなるものかと、必死に自己を抑えていた  
まがりなりにも背中合わせに異性がいる…しかし、それは自分の想い人ではない。だったら興奮する  
事など決してありえないはずだ。だったらまた湿気で発情する事もない…絶対だ  
どうにか雨も止んできたようで、外の雨音が小さくなってくるにつれて体の高揚も治まってくる  
久々にゆっくり眠れそうだ…そう思った時、ギロロはふと背後から聞こえる微かな音に気が付いた  
「…ん」  
「?」  
目をあけて振り返ってみると、小雪の背中が切なげに震えている  
これは一体どうした事だと思って、ギロロはポンポンと彼女の肩を叩いた  
「どうした、悪い夢でも見ているのか…?」  
「うぐッ……」  
しかし返事は返ってこず、少しだけ苦しそうな声がするだけだ  
「(ん?待てよ、確かこんな状況…前にも体験した気が…)」  
嫌な予感がしたので、ギロロは四の五の言わずにシーツをひっぺがしてみた  
すると、そこには夢うつつにとろんとした顔で自慰に浸る、淫らな姿の小雪がいた  
「なぁぁぁあぁ〜〜〜〜〜ッッッ!!!?!」  
「んん、むにゃ……えっ!?」  
思わずギロロは驚いて変な声を出してしまったが、それによって小雪も目を覚ました  
小雪は慌ててシーツで下着姿になっていた自分の肌を隠したが、ギロロは完璧に真っ赤なダルマ状態  
になって硬直していた。どうやら小雪の方も意識して行為に乗じていたわけでは無さそうだが  
「きゃ!ご、ごめんなさいギロロさん…あたしってば何やってたんだろ?アハハ…………ハァ」  
「あが、ががが…」  
実は小雪は、明日(日付では今日だが)の夏美とのお出かけでテンションが上がっていて、夢の中で  
夏美と♪♪♪なことをやっていたのだ。それが寝惚け気味の状態で自然に自慰行為に繋がってしまっ  
たのだろう  
 
――夏美の事を想いつつも、罪悪感を感じつつも湿気による身体の異常で自慰に浸っていたギロロ  
――夏美の事を想いつつも、文字通り夢中になって舞い上がり夢が自慰へと導いてしまった小雪  
 
行為に投じる経過は違えども、今の二人には同じ思いが頭の中で渦を巻いていた  
そしてその思いは、さらに混乱を招く事態を呼んでしまうこととなる  
 
この梅雨の時期に入ってから馬なみに発情していたギロロは、精神的にも体力的にも限界だった  
いつ理性がすっ飛んでもおかしくない状況だったが、それは何とか今まで抑えてくることができた  
だが、小雪の痴態を見てしまった以上、もはや自慰だけでは治まらない衝動が全身を駆け巡り、理性  
などは遥か彼方の銀河系へと爆散してしまった  
「ぐぎぎぎぎぎ…」  
「あ、あの…ギロロさん?」  
「もう…我慢ならんッッ!!」  
意味不明の言葉をまくし立てた刹那、突然ギロロは尋常ではない速さで小雪を組み敷く  
忍者装束を脱いでサラシと褌のみになっていた小雪は、何もできずに硬いテントの床に倒された  
「ひゃっ!!?」  
「…楽しい!!こんなに楽しいのは久しぶりだ…貴様を分類Aの痴女と認識する!」  
「ご、ごめんなさい!ギロロさんのテントでこんな淫らな醜態をさらしてしまって、怒っているのは  
ホントわかっています!だから、…ごめんなさいっ!!」  
必死に謝罪する小雪だが、理性をなくしたギロロはまるで獣だ。お構いなしにサラシを千切り取る  
 
小雪は、実を言うとギロロの事が苦手だった  
かつてケロロたちと初めて遭遇した時、ケロロ小隊の中で一番しっかりしていそうだと感じたのが、  
このギロロであった。しかしその後、敵とみなされて銃を突きつけられたりしたので、その後も何か  
と無意識に壁を作っていた感があった  
もしかしたら、小雪が夏美に好意を寄せていたのはギロロへの対抗心からだったのかもしれない  
さて、一方のギロロは未だ責めの手を緩めておらず、バラバラに千切れ飛んだサラシをかき分けて、  
小雪の小さな胸を躊躇も無く嘗め回しはじめた。ねっとりとしたケロン人独特の感触を持つ舌が、彼  
女の柔肌と胸の先端を襲う  
「やっ!んんッ…!!」  
「さぁどうした!?まだ胸を弄ばれただけだぞ…抵抗しろ!!」  
「そんな…ひゃッ!乳首、だ……ダメぇ!!」  
「喘ぎ声を出せ!!身体を上気させろ!!腰を奮い起こして立ち上がれ!!俺の肉柱を銜えて反撃しろ!!」  
「こんなぁ…べちょぐちょに嘗めたら、きもちよくなってぇ…!」  
「さぁ夜はこれからだ!!お楽しみはこれからだ!!ハリー!ハリーハリー!ハリーハリーハリー!」  
あまりに暴走してしまい、いつもの冷静な彼からは想像できない言葉が次々に飛び出す。一応、その  
言葉どおりに抵抗こそしているものの、小雪の力よりも理性を失ったギロロのほうが数段も上を行っ  
ていた  
「ひぐぅっ!!?」  
舌で刺激しつつ、ギロロは小雪の褌をも破ろうと強引に引っ張り上げた  
が、絹でできている褌は丈夫で、キツく深々と小雪の秘部から尻にかけて一直線に食い込んだ。幼く  
充分に毛も生えていない小雪のそこから、まるで搾り出されるように汁が溢れていく。その圧迫感は  
彼女に予想だにしない快感を与えた  
 
結局褌ははちきれてしまい、圧迫から介抱された小雪はぐったりと床に伏した  
しかし、ギロロは濡れて愛液塗れになった彼女の秘部を、思いっきり啜り上げたのだ。ぎくぎくと腰  
を震わせ、どうにか声を出すまいと自らの長い髪を噛み締めるが、耐え切れなくなるのも時間の問題  
だろう  
「(こっ…こんなにキモチいいなんて…!!ギロロさん、まさか…)」  
「そうか、貴様もそうなのか小娘…未成熟の幼い幼児体型め」  
だがそうやって罵られても、小雪はある考えをめぐらしていた  
――さっき、ギロロは自分の自慰している姿を見てこうなってしまった。もしかしたら、これは私の  
痴態を見てしまって暴走しているのではないか?だったらこの事態の責任は自分にあるのだから――  
とりあえずこの小雪の見解はあながち間違っていなかった…が、ここで小雪がした判断は、さらなる  
混乱に加えて淫乱まで招く事になってしまうのだが…  
「(ふふ、だったら…あたしもトコトン楽しんじゃおっかな?)」  
小雪の瞳に、かなり怪しい輝きが閃いた  
 
「小雪忍法・音響自在の術!」  
唐突に、小雪はテントの天井に向かって高く指を突き上げた  
ギロロは相変わらずヤル気満々で、そんな事は意に介さないで黙々と彼女を攻めている  
いま小雪がこのテント内に施した術は、隠密行動時に使われる音を制御する術であり、この術を使用  
した室内に限って、どんな大声でも決して外に漏れ聞こえないようになるものだ  
本来の使い道は暗殺などをするときに騒がれないようにするための防衛手段なのだが、小雪はこの術  
を「どんなに乱れても夏美たちに聞こえないようにする」ために使ったのだ。彼女らしい術の使い方  
だが、決して快楽に負けてしまったわけではない  
性欲で収拾のつかないギロロの暴走を沈める事を名目に、彼女はこの久しぶりの快感に身を任せてし  
まおうと考えたのだ。くノ一であった小雪が並みの快楽で満足するはずがないので、発情したギロロ  
は相手として適任といえるだろう。彼女自身もここ最近は欲求不満が溜まっていたので、たぶんこの  
情事がエラい事になるのは誰が見ても明らかだった  
「ふんッッ!!!」  
「くはぁっ!!」  
シーツを湿らすほどに濡れていた小雪の花弁は、すでにギロロの太い雄を受け入れる準備は万端で、  
ギロロも躊躇なく自身を突き入れた  
くノ一になると同時に処女も捨てていた小雪にとって、破瓜の痛みは遠い思い出だったので快感が先  
立って襲ってきた。くノ一とは文字通り女である事を武器とする忍だが、今は自分自身のために快楽  
を味わっている  
「ぬ゛ッ、おおおおっ…!!」  
「ひゃ!…ぁ…!!ッ…〜〜〜あぁ!ひ……きゃあ!!」  
「糞っ…すぐに最奥まで当たるな…」  
太腿の間から姿を現し、ギロロは巨大な肉柱を容赦せず突っ込む  
その太さのあまりに小雪のお腹は膨らみ、体の中から彼女を圧迫した  
「こんなにぃ…こんな激しく突き入れられるの……あたし初めてだよぉ……!」  
指の入る隙間さえ無いほどギチギチに詰め込まれた雄は、大きさとアンバランスなスピードで注挿さ  
れる衝撃によって、今まで体験し得ない快感として彼女の体を蝕む  
小さいギロロの体からは想像できない力で腰を支えられ、仰向けに寝ていた小雪は起き上がった  
起きた姿勢はちょうどギロロの目の前に小雪の臍が見える高さだ。例の粘つく舌でそこを刺激する  
「いひっ…ダメそこ、くすぐった…ああぁッ!!!」  
「むぬ…ん…」  
「…ッやだ!おへそで感じるなんてぇ…は、いやぁっ!!」  
ちろちろと臍をくすぐる舌の刺激は、注挿もしていないのに小雪をもっと高ぶらせた  
 
一通り快感に慣らされた小雪は、うつ伏せになるようにとギロロに指示され従った  
腰を浮かせ、おしりを突き上げるような姿勢をとるようにとも言われて  
「こ、こぉ…?」  
言われたとおりに愛液で濡れた尻を晒したが、小雪の視界からギロロの姿は完全に死角になるので、  
何をされようとしているのかはわからなかった  
「あッ!!」  
突然バックの体位から突き入れられ、小雪はぐぐっと仰け反った  
いきなり挿入されたので文句を言おうとしたが、それもギロロの力強い攻めになし崩しにされた  
「あぐ…ぅう!、う……く…うあぁん!!」  
「うがァ!!」  
「や、当たってる!…あたし、最後の!…っ……ぁ…ひぃっ!!」  
「あぁ、当たっているな……このまま子宮の内部まで突き入れてやってもいいんだぞ?」  
「そんな…あ゛っ!コトしたらぁ……〜ッ、死んじゃうよ!!!」  
「だったら、これを貴様の尻にだな…」  
「えっ……?」  
繋がったまま無理に体勢を変えてギロロのほうを見てみると、彼の手には大きな弾薬が光っていた  
最初、小雪はそれで何をされるのか理解できなかったが、ギロロは問答無用でそれを彼女のアナルに  
挿入しようと手をかけた  
「痛ッ!!ちょ…お願いやめて!!」  
ここまでされるのは想定外だったので、小雪は身をよじって侵入を防ごうとするが、彼は強引にそれ  
をズブズブと刺し入れていく  
「通常、こういった実弾兵器は時代遅れなんだが…こういう物も使い勝手によっては悪くない働きを  
してくれるものだな」  
「深ぁ…あぁああッ……!!」  
「最初こそ痛いが、それが膣内の締め付けを促し、ひいてはそれも快感へと変貌していくだろう」  
「ひ…いぃ、あ…汚い………よぉ…」  
「だが尻の方はあまり締めるなよ?旧式で火薬も抜いたが、炸薬までは除去し切れなかったんでな」  
サラリと非道な言葉を吐くギロロだが、それも理性と自制心を失っているので仕方が無い  
小雪のアナルに、冷たい金属物が詰め込まれた…硬くて太いそれは、ギロロの言ったとおり膣内の動  
きを躍動させる  
 
小雪の膣内の締め付けはアナルに挿入した弾丸でさらに強まり、うっかりするとそのまま押し出され  
てしまうほどのものだった。最初こそ余裕があったものの、小雪は次第にその激しい快感に飲み込ま  
れ、ギロロはもっと攻めを強くしていく…なんとか意識を保つので、彼女は精一杯だった  
「スゴいよ…ぉ、ぐちゅぐちゅ、で…ハァ、初めて…んっ!キモチい…ひゃああっ!!」  
「うぬ、ぬぬぐ…!」  
外の音を聞くに、雨足はさらに激しさを増していく。このままでは限界になった時、二人は失神して  
しまうかもしれない  
粘液や汗が二人の全身を淫らに濡らし、なおも腰はグチャグチャと叩きつける音を奏でる。噎せ返る  
ような性の匂いが立ち込め、髪を振り乱し、瞳を潤ませ嬌声を上げ…二人は今、完全に肉欲の虜と化  
していたのだ  
「いいぞ!もっと、もっと…搾り取って喘ぎ尽くせ!!」  
「あぁあぁぁーーーーー!!ひゃぐっ、ぐ…ぐああぁぁーーーーーー!!!」  
肉豆を抓られ、びくんと身体が強張る…真っ赤になった顔を涙と涎で汚しつつ小雪は叫んだ  
もう膣内を注挿させる事はできないぐらいに狭く締まり、ほとんど今は身体事態を揺さぶって快楽を  
得ていた  
「ひゃあッ!!出ちゃう!でちゃうよぉーー!!」  
「何が…だ?」  
「え、えっ?」  
小雪はとうに限界を越え、もうすぐ潮吹きしそうなほど身体はピンク色に染まりつつあった  
「何が出そうなんだ?言ったら"それ"を出させてやる…」  
そう言いながらうしろの弾丸をさらに埋めていくと、小雪はまた軽く喘ぐ  
ここまで乱れてしまったら、羞恥心など関係なかった  
「あ…あたし、もう出ちゃうの!えっちなお汁が吹き出ちゃう!!も、おかしくなっちゃうよ!!」  
「…合格だ」  
ギロロはボソッと呟くと、力の限り小雪を蹂躙し始める  
…時刻は、夜の4時を過ぎようとしていた  
 
俄然ギロロの勢いは疲れを知らず、さっきの言葉を境にさらなる昂りを見せている  
この間、僅かな規模ではあるが断続的に限界を味わっている小雪は、早く絶頂に達したい思いで一杯  
だったが、極上の快楽で責められつつも絶妙の加減で達せないもどかしさから何とも言えなかった  
「ギロロさん、気持ちいいよぉ!!ひッ…すご、ああぁっ!!!」  
「さて、そろそろこちらも限界のようだ。お前も耐え切れないのならば、同時に果てるか…?」  
その言葉は、いままで快楽に耐えていた小雪には天の助けにさえ思えた  
膣内の奥壁に激しく叩きつけられ、その都度頭の中でフラッシュするような感覚を覚えた  
それは最後の絶頂が近づいている証拠だが、今の彼女にそれを意識する余裕は無かったのだ  
「う、うんッ…うん!早くイこっ!あたしはもう限界だよぉ…おしっこしたく、なってきそ…」  
「それは駄目だ。だが潮吹きなら構わん」  
…こうしてみてみると、暴走状態のギロロはまるでガルルに似ている  
かつて夏美に惚れて軟弱化する前の彼は、まさしく兄のガルルそのものだった。本性むき出しの彼は  
さっきの某吸血鬼はネタにしろ、案外ガルルに似ているのかもしれない  
「ああッ!あああッ!もう…耐えられない!!!」  
「そら、俺の最後の濃厚なとびきり…喰らえよ!!」  
「や゛あぁッ!!ひ…駄目ッ!!」  
押し上げるように勢いをつかせ、弾け飛ぶように一段と激しくなったとき、小雪の内部に熱いものが  
込み上げてきた…もうこれ以上は我慢できなかったのだ  
「きゃ、ああああぁあぁぁぁぁーーーーーーー!!!!」  
「ぐぬぉおぁッ…!!」  
ギロロは雄の根元まで押し込み、直接的に白濁を子宮に叩きつけた  
汗だくの身体を鮮魚のように跳ねらせ、いつもの大きな目をさらに見開かせ、小雪も絶頂を満遍なく  
堪能して体を伏せた  
…結局、この交情は小雪の甲高い叫びとギロロの呻くような溜息で終焉を見るのだった  
 
 
「ん゛、んん…ん?」  
長かった雨は過ぎ去り、花に残った雨雫が朝日を受けて輝いている。その光に気付いて身を起こした  
ギロロは、昨夜のことを思い出していた  
確か、小雪が自分のテントに来て、それで一緒のシーツで寝たところまでは覚えているが、そこから  
後はまったく覚えていない  
精神的に強い衝撃があったのだろうか、その後の重要な部分だけが記憶から抜け落ちているのだ  
「…小雪?」  
だが、テント内を見渡してみても彼女の姿はおろか、周りは片付いてていつも通りの光景が広がって  
いるだけで、小雪がいた形跡を見つけることはできなかった  
「夢…か?」  
我ながらなんて馬鹿なものを見てしまったのだろうと、自分の煩悩を自嘲した  
とりあえず梅雨はまだまだ続きそうで、ギロロは空に残っている暗雲を仰いだ  
「なにやってんの?」  
「どはっ!!?」  
が、その視界に突然小雪が現れ、ギロロは面食らって転倒しそうになった  
その姿は昨夜の忍者装束ではなく、いつもの普段着だ…ではやはり本当にアレは夢?  
「あの、夏美さんはまだいるのかな?さっき待ち合わせ場所にいなかったから…」  
「おっ…おれは知らん!」  
いや、夢だったとしても薄っすらと記憶に残るあの情事…ギロロはどうしても忘れる事ができなかっ  
た。うずくまって思案に暮れているギロロに、小雪はそっと近づき一言だけ言ったという  
 
 
「また雨が降ったら…来るからね♪」  
 
 
【THE・END】  
 

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