それはある休日の話…。  
小雪は、ドロロとケロロ小隊の面々の和解や、  
夏美とも親しくなったことによりしばしば日向家を訪れるようになった。  
「夏美ちゃ〜ん、遊びに来たよ〜。」  
「(また玄関を使わず…)」  
相変わらず、窓から床から壁から天井から様々な場所から入ってくる小雪だった。  
そしてそこには友達がいなかった頃の孤独な面影はもうどこにもなかった。  
「ねえねえ聞いて夏美ちゃん。この前ね…」  
「あはは、それおかしいー…」  
今時の女子学生にしてはたわいのない会話なのかもしれない。  
しかし、この夏美の部屋で過ごす一時は小雪にも夏美にもとても楽しくて大切なものだった。  
だが、そんな小雪に魔の手が忍び寄っていた…  
「むっ、何やら邪悪な気配!?」  
小雪が何かに見られているような気配を感じ取り周囲の様子を調べ始める。  
「夏美ちゃん。誰かに見られてる気がするの。いつもの部屋の様子と何か変わったところはない?」  
「え?う〜んそうねぇー…、ん、これは…?」  
 
そのころケロロ小隊クルルのテリトリー内では…  
「ク〜ックックック、いい画が撮れてるねぇ…。」  
クルルは盗撮映像を集めた「美少女くノ一プライベート白書」の制作に取りかかっていた。  
それは小雪の生活を追い続け、学校生活から百合場面、果ては入浴や寝顔が見れるなど忍者マニアならずとも男なら誰もが食いつくようなモノであった。  
「リアル忍者なんて今はいないからな…。マニアには高く売れるだろうぜぇ、ク〜ックックック。」  
しかし、ここで盗撮中の映像が突如途絶える。  
「ん?なんだ壊れちまったのかよ…。クックック、まあいいか、どうせ今はあいつも一緒だし迂闊な行動は…」  
ボカッ!バキッ!ドゴォッ!  
「まったく油断も隙もあったもんじゃないわね…」  
そこへ隠しカメラに気づいた夏美が、殴り込みに来た。小雪は部屋で待たせている。  
「まあ、犯人は大体見当がついてたけど…。まったくなんでこんなことをするのよ!」  
夏美の殴打により壁まで吹き飛ばされたクルルがよろよろと立ち上がる。その目は虚ろだ。  
「ク……クックッ、男の浪漫ってやつだぜぇ。」  
「はぁ?わけわかんないわよ。ともかく覚悟は出来てるんでしょうねえ…」  
夏美がクルルににじり寄る。  
「ク……ックック…、まあ…、アンタにもわからせてやるよ…。男の心理ってやつを…」  
フラフラになりながらもクルルは怪しげな銃を夏美に向けた。そして一瞬のうちに放つ。  
ピカアアアアアアァァァァァーーーーーーーー!!!!!  
「きゃあああああ!?………こ、こらぁ!また変な銃を…」  
クルルの姿は夏美が銃の光に当てられている間に消えていた。  
「まったく、逃げ足の速い…」  
とりあえずクルルには逃げられてしまったようなので、今度は自分の体を調べてみる…。  
「あれ?別に変わったところはないようね…。今まで散々変な銃を使ってきた割には…」  
特に体の変化も感じられなかったので、いつまでも小雪を部屋で待たせているのは悪いと思い、夏美は急いで部屋に戻った。  
 
「ごめ〜ん小雪ちゃん、待たせちゃって。盗撮バカはぶっ飛ばしてきたから。」  
「ううん、平気だよ夏美ちゃん。小雪忍びだから、こういうひたすら待つ修行とかもやってるんだ。」  
そういって小雪がニコリと可愛く笑う。  
ドクン…  
その時、小雪の笑顔を見た夏美の心が震えた。  
「(えっ、何?今の感じ…)」  
夏美はもう一度小雪を見る…。本人は意識してないだろうが、その視線は男が女を品定めするときの舐めるようなものだった。  
澄んだ目や猫口などが可愛らしい整った顔立ち、そして可愛いリボンで束ねたポニーテール、  
体は忍びをやっているだけに引き締まっており、正直言ってかなりの美少女だ。  
「き、今日の小雪ちゃん、いつもより可愛いね…」  
舞い上がってしまったのか、夏美は恥ずかしいセリフをつい口にしてしまう。  
「えっ!?」  
思いがけない夏美の一言に小雪が驚嘆とも感激とも思えぬ声を上げる。  
「や、やだ。私ったら何言って…」  
夏美は思わず小雪から顔をそらす。しかし小雪は夏美に顔を近づけ目を合わせててこう言った。  
「夏美ちゃん…。それってOKってことなのかな…」  
「ちっ、違うわよ!そりゃあ小雪ちゃんが可愛いと思ったのは本当だけど、私たち女同士だし…」  
そう夏美が言うと、小雪は覆面を外して真剣な面もちでこう言った…。  
「夏美ちゃんが女だって小雪の気持ちは変わらないよ…。私にとって夏美ちゃんは誰よりも大切な…、それに都会の学校に来て不安だった私に初めて出来た友達だもん。」  
小雪は覆面をとると可愛さ倍増といった感じだ。その小雪にこのような告白を受け夏美の心は激しく揺さぶられた。  
「(うう…、どうしちゃったのかしら。私、何か変よ?…あっ!まさかさっきクルルに撃たれた銃と関係が…)」  
だが、時すでに遅し。男の心理の影響を受けている夏美には、もう今の自分と小雪の想いを止めることは出来ない。  
 
「夏美ちゃんっ!」  
小雪が夏美に強く抱きついた。そこで小雪からの女性特有のいい匂いが、クルルの銃によって植え付けられた夏美の中の男の心理に激しくヒットする。  
「も、もうダメェ…」  
こうまで小雪に迫られては最早夏美も自分の欲求に抗う術は残っていなかった…。  
「夏美ちゃん…」  
小雪が可愛い猫口の唇を夏美の唇に近づける。そして夏美もそれに応じた。  
「小雪ちゃん、可愛いわよ…。」  
「夏美ちゃん…んっ…」  
始めは唇と唇が触れ合うだけの優しいキス…。  
しかしやがて二人は互いの口内に舌を滑り込ませ、激しいディープキスを開始する。  
ちゅ…じゅぐ…ちゅぱっくちゅっ、じゅぷっ、ぎちゅぎちゅ、ぐちゅっ、ぐじゅっ!  
「うむぅっ…はぁうぅ…、なっ、夏美ちゃぁん…大好き…、…っはあっ!」  
小雪は自分のありったけの想いを夏美にキスでぶつけていた。  
「はぁっ…はぁっ…はむぅう…、小雪ちゃん…、小雪ちゃん……!」  
夏美はそんな小雪を見て、ますます愛おしいと感じていく。  
やがて二人は激しいキスを終え唇を離した。  
二人の行為の証である口液がお互いの唇を結んで妖艶に光っていた。  
「夏美ちゃん…、小雪の体触って…、夏美ちゃんの手で愛してぇ…」  
小雪は忍者装束を脱ぎ全裸になった。小雪の、まさに雪のように美しい肌が夏美の前に晒される。  
 
「小雪ちゃん…、今気持ちよくしてあげるね。」  
そういうと小雪の形のいい柔らかい胸を愛撫し始める。  
もみ…もみ…、ぐにゅぐにゅっ…ぎゅむぎゅむぐにゅっ  
「あっ!?あうぅっ、ああんっ…、夏美ちゃん…いいよう…、もっと強くしてぇ…」  
小雪がそう言うと、夏美は胸を揉む力を強め、さらに乳輪から乳首までを繰り返し繰り返し入念に愛撫した。  
「はぁぁっ……、いいっ、いいよっ…、んんっ、くぅううん、おっぱいスゴいよぅ…」  
「小雪ちゃん…、これでどう?」  
夏美は小雪の双乳をひときわ激しく揉むと、両方の乳首を強く摘んだ。  
「ああああっっっ!?そんなっ…、気持ちよすぎるよっ…、はあっ、イッちゃう…っ」  
びくっ、びくっ、びくんっ…びくんっ………  
「胸だけでイッちゃったの…?」  
「はうぅ…、そんなこと言わないでぇ。」  
女同士でしかわからない女への感じさせ方が小雪の快感を高めたのだろう。だが、それは逆の立場になっても同じである。  
 
「今度は小雪が夏美ちゃんを気持ちよくしてあげるね。え〜いっ。」  
そう言うと小雪は得意の忍術で夏美のブラジャーとパンティを一瞬にして脱がせた。…上着とスカートを残して。  
「な、なんで全部脱がせないのよ。」  
「うふっ、こういうのも楽しいかなーと思って。さっきの仕返しだよ、それえっ。」  
たぷ…もみもみ…、ぷにっ…ぷるんっ…  
小雪は、上着の上からでもその存在を大きく主張する夏美の豊かな胸を服の上から愛撫する。  
「はあ…はあ…、ん…はあっ…」  
直接触る先程の夏美の愛撫とは違い、優しくではあるがその快感のツボをしっかりとらえる巧みな愛撫に、夏美はじわじわ快感を強めてきた。  
「夏美ちゃんは胸大きくていいなー。」  
「はぁ…ん…、お、大きくても動きづらくてっあんっ…いっ…いいこと無いわよ。んうっ…それに…はぁっ…は、恥ずかしいし…」  
「ふーん。そんなもんなのかなあ。」  
小雪はしばらく夏美の胸を優しく愛撫した後、服の上からでもはっきりわかるように勃っている胸の頂を使い一気に愛撫を強める。  
ぎゅむぎゅむっ、たぷっ、たぷん、ぐりぐり、くりくりっくりっ、ぐっ…  
「ああっ!?そんなっ、いきなり強くっ…はあっ…はあぁっ…くぅん…」  
そして服の中でもはっきりわかる二つの乳首を胸肉に埋もれさせるように一気に押し込んだ。  
「それっ、イッちゃえっ!」  
「ああ、乳首がっ…ダメだよぉ…おっぱいダメェ…あっあっ…、イクっ……イクぅっ…!」  
びくっびくっびくっびくっ……  
「えへへ…、夏美ちゃんは直に触ってないのにイッちゃったね…」  
「小雪ちゃんが上手すぎるのよ、もうっ!」  
そして夏美も服を脱ぎ、二人の美少女が裸で向き合った。  
 
「じゃ、じゃあ次は…そのぉ…」  
小雪が秘部のあたりを見つめる。どちらが言うでもなく二人はお互いの秘所に手を伸ばす。  
にちゃにちゃっ、ぐちゅぐちゅ、しゅっしゅっ、くりくり、きゅっきゅっぎゅっ、ぎゅむっ…  
「んっあっ、はあっ…んっ、ああっ!夏美ちゃん、小雪気持ちいいっ……気持ちいいよぉっ!」  
「はあ…はあっ…、小雪ちゃん…。うんっ、もっとそこ触ってぇ……摘んでえっ!」  
そして二人の膣内からは十分すぎるほどの愛液が流れ出していた。  
「夏美ちゃん、二人で一緒にイこうね…」  
「うん、小雪ちゃん…」  
二人はお互いの秘部を擦りあわせる体制で激しく動きあいながらも、  
胸、首筋、耳たぶ、太股、脇腹、へそ、口内、などお互いの他の性感帯をも刺激しあっていた。  
じゅぷじゅぷっ、ぐちゃぐりぐり、ぐちゃぐちゃっ、ぐりゅっぐりゅっ……  
「はあっ、スゴい…スゴすぎるよぅ…気持ち良すぎてぇ…夏美ちゃぁん…私…もうっ…」  
「ああんっ!はあっ…、小雪ちゃんスゴいエッチな顔して可愛いようっ…あああっ!私も…私も…」  
「夏美ちゃん、一緒に…」  
「小雪ちゃん…」  
びくっ……びくんびくんびくんびくん…………  
最後は二人できつく抱きしめあって絶頂をむかえたのだった…。  
 
 
「ク〜ックックック、銃の効果もあっていいもんが撮れたぜぇ。あとは、このスキに完成させちまうかぁ、ク〜ックックック」  
いったん逃げたふりをして別の盗撮カメラで一部始終を撮っていたクルル。  
次の瞬間、背後に強烈な殺気を感じ、振り向いたところ…。  
「おかげさまで、男の心理って奴が少しわかったわ…」  
そこには夏美がいた。ちなみに声は怒りで震えている。  
「クッ!?……クックック、もう立ち直るとは、さすがに並みの地球人じゃねぇな…」  
「まあ、まだ男の心理とやらが少し残ってるみたいだから、いつもより残酷にやれそうよ…」  
夏美がクルルの頭を掴む。  
「クッ……クック、まあよかったじゃねえか。俺のおかげで新たなカップルが誕じょ…」  
グシャアッ、ゴリュウッ、ズドォーン………………………  
翌日…  
夏美は昨日の出来事を小雪に詳しく話した。  
小雪は多少ショックだったようだが取り乱すほどではなかったようだ。  
「で、夏美ちゃん…。本当はどう思ってるの?」  
「だっ、だからアレはクルルのせいによるもので女同士では…」  
「夏美ちゃん…、私はいつでも待ってるからね。あ、そろそろ急がないと学校遅れちゃうよ!」  
「あ、ちょっと待ってー!」  
密か見送りに行っていたドロロは  
「鉄は熱いうちに打て…でござるよ小雪殿…」  
と言ったとか言わなかったとか…。  
              −完−  
 

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