「央太、先に帰ってて」
暗くなりつつある街道で買い物忘れをした右喜が弟を促した。
央太が頷いて暗い夜道を少し不安げに家路についていった。
そんな危なっかしい弟を見届けて右喜は元の道を引き返していった。
「あ〜もう、お父さんのお酒を忘れてたなんて、は〜・・」
少し面倒くさそうに右喜は溜息をついた。
「おい、娘が来たぞ」「1人か?」「よしいくぞ」
その右喜の姿を確認したヤクザ者が横合いから飛び出し右喜の道を阻んだ。
「よお、姉ちゃんちょっと顔貸しな」
「あ、あんたたち不動沢のとこの!?何よ用があるならお父さんに直接会えばいいでしょ!」
「いや、用があるのはお前さんにだ、ちょっと来て貰おうか」
2人のヤクザ者が右喜に迫る、右喜は後ろに逃げようと駆け出した瞬間もう1人の男に取り押さえられた。
「何すんのよ!やめて!放して!!」
喚いて暴れる右喜の鳩尾を男が殴りつける。「うっ!」と呻いた後、右喜は気を失った。
薄暗い部屋の中で右喜はようやく意識を取り戻した。まだ頭が疼き体も重い。
「フン!ようやく目覚めたか」
見るからに醜悪な顔した巨漢が毒づきながら目の前に立っていた。
「あ、あんた不動沢、いったいどういうつもり!話があるならお父さんに言えばいいじゃない!!」
ズキズキ痛む頭も気にせずう右喜が不動沢を睨み付けながら言った。
「フン、お前の親父ときたら口を開く前に拳が出る。話も何もないだろう」
ニタニタ笑いながら不動沢が毒づく。
「グフフ、噂通り元気の良い娘のようだな」
部屋の奥で椅子に座りふんぞり返っていた男が口を開き右喜に近づいた。
「何よこのブタまんじゅう!!」
右喜の吐いたその言葉が気に入らなかったのか、そのブタまんじゅう―いや、谷十三郎は怒りで顔を真っ赤にした。
「口の利き方を知らん小娘が!!儂を誰だと思っておる!!」
「知らないわよ!あんたみたいなブタまんじゅうなんて!」
尚も毒づく右喜に顔を近づけた不動沢が谷の話を引き継ぎ低い声で凄んだ。
「これは俺の叔父貴でな、政府の要人で元維新志士の谷十三郎だ」
「・・い、維新志士・政府の要人・・・嘘つかないでよ」
「お前がどんなに否定しようが本当のことだ。そしてこの宿場がどうなるも叔父貴の匙加減一つってことだ」
不動沢の言っていることが右喜は理解できた。だがなぜ自分がここに連れ去られたのかを理解することはまだできなかった。
「・・その維新志士が何の用でここに来たの」
「決まっとるじゃろう、ウチの不動沢とお前のとこの東谷の仲裁に来たんじゃよ」
谷がグフグフと笑いながら答えた。その目つきはどこか右喜を値踏みするかのようだった。
「・・仲裁?」
「そうじゃお前たちの主張も受け入れてやろうと思ってな。悪い話ではあるまい」
しかし右喜はその言葉にいかがわしさを感じていた。
「まずは絹糸のことだが、これは従来通りとする。それとお前の親父が作った編み笠は俺たちが代金を払ってやる」
悪い提案ではない、むしろ良い提案であるように右喜には思われた。
「だが無論、条件がある」
そう言った谷の顔は嫌らしくニヤついていた。
「な、何?条件って」
「グフフ、それはお前のその肉体だ」
そう言われた右喜がハッとして身を固くした。
「・・い、いやよ!絶ッ対にいや!!」
首を横に振り右喜は頑強に拒絶した。
「嫌なのか?では仕方ない、この宿場は直ちに潰してしまうか、それにお前の親父とあのちびの弟もな」
父親と弟の名前を出された右喜が顔を蒼白にして懇願した。
「や、やめて、お父さんと央太には手を出さないで!何でもする、何でもするからそれだけはやめて!」
その言葉に満足したかのように谷と不動沢は目を合わせニヤリと頷いた。
「・・何を・・何をすればいいの・・」
「グフフ、そうじゃな、まずは着物を脱いでもらおうか」
「・・え・いや・そんな・・いや・・」
「嫌なら親父と弟は潰れるだけだ」
不動沢が握り拳を見せつけながら右喜を脅迫する。
「・・う・く・・うぅ・・・」
涙を堪えながら右喜は帯を解き、するすると着物を脱いでいった。
小振りな胸とまだ生えかけの割れ目を両手で隠し2人から目を逸らした。
「手をどけろ」
その命令に始めは躊躇った右喜だが家族のことを重ねて脅されるとあっさりと降参した。
「グフフ、まだまだ青い果実のようじゃな、年齢はいくつじゃ」
右喜の小振りな胸をネチネチと撫で回しながら谷が聞く。
「・・・じゅ・・十六・・・」
震える声で右喜が答えた。
「まだ青いのも頷けるわ、ホレホレ」
谷が右喜の乳首をつまんで引っ張った。そしてその乳首に舌を這わせる。
クチュクチュレロレロクチュチュウウウウウ
「・・あぁ・いやぁ・あぁ・・はあぁぁぁぁぁ・・・・」
しつこいくらい谷は乳首を舐め吸ってくる。また不動沢も空いている左の胸に舌を這わせ、乳首を吸い始めた。
「・・い・いや・・そんなに吸っちゃ・・いや・・まだ・お乳・・でないのぉ・・」
右喜の声を無視して2人は乳房が真っ赤になるまで乳首を吸い続けた。
数分後、ようやく2人が右喜の乳首を解放した。
右喜は息を荒くしながら疲れたように横たわっている。
「おら!起きろ!!」
不動沢にムリヤリ引き起こされた右喜は眼前に突き出された谷のイチモツをみて、
「ヒッ」と呻いて顔を背けた。それを不動沢が強引に右喜の髪を掴んでそれを見せ付けた。
「グフフ、今度はお前が儂のモノに奉仕するんだ」
「・・え・な・なにをするの・・・」
「仕方のない田舎娘だ、ホレ、儂のイチモツを咥えて舌で舐めるんだ」
「・・そんなこと・・いやだぁ・・できないぃ・・・」
「同じことを何度も言わすなよ、家族がどうなってもいいのか」
不動沢が右喜の頬を軽く叩きながら脅迫した。
右喜がおずおずと震えながら谷のイチモツに舌を近づけ舐め始めた。
カリや裏スジ、さらには嚢まで丹念に舐めるように命令されそれに素直に従った。
(・・どうしてこんな目に、でも逆らったらお父さんが、央太が・・)
右喜は家族と村を守るためと自分に言い聞かせて、ひたすらこの恥辱に耐えていた。
「よしそのまま咥え込め、歯は立てるなよ、それから舌を使いながら前後に動かすんじゃ」
言われるまま右喜が実行する。
「・・んん・んふう・んむう・・んん・・んん・・」
不器用な舌使いで必死に頑張る右喜だったが、満足しないのか谷は右喜の頭を掴み自分で腰を動かしていった。
「んんーー!んん!んん!んんーーー!!!」
右喜がむせ込むのもかまわず谷は激しく右喜の口の中に突き入れていった。
「ムウ、イクぞ!イクぞ!!飲めよ!一滴残らず飲むんじゃぞ!!」
谷が呻くと凄まじい大量の白濁液が右喜の喉の奥へと注がれた。
「んぶうーー!んぷ!んぷ!んぶうーーーー!!!」
右喜は臭さと苦さに耐えながら必死に飲み干したが溢れた数滴が畳の上に落ちていった。
「こぼしてはならんと言ったじゃろ、畳の上にこぼれたのも舐めとるんじゃぞ」
谷の命令に右喜が従い、畳の上にこぼれた白濁液を這いつくばって舐め取った。