年代的にはるろうに剣心の縁編終了直後という形で書いています。
〜赤べこにて〜
夕方5時半時・・・
今からお料理の準備や宴会の準備で忙しくなる・・
燕は可愛らしい顔を少しキリッとして一生懸命働いていた。
しかし・・
「燕ちゃ〜ん・・今日はそろそろあがりや〜」
突拍子もなく店長の代理の妙が叫んだ。
「えっ??あの・・まだ5時半ですよ・・??」
「そうやで。もう五時半よ。」
「でも・・今日は弥彦君もお休みだし・・宴会の予約もはいってるのに・・」
燕はまるでなにか自分がしでかしたかの様に不安そうな顔をしている・・
「そうよ。弥彦君が休みやからこそはよ帰らなあかんでしょう・・
誰も送る人がおらへんねんから今日は、はよ帰り・・」
妙は心配そうに帰るよう促した。
「あっ・・はい!で・・でも・・」
少し安心したがやはり妙だけに苦労させたくないと目で訴えかけると・・
「まかせとき!!うちは店長代理やさかい例え一人でも大丈夫や!」
グッ!と握り拳を作って笑ってそう答えた。
燕もその仕草に微笑み、安心して
「すいません・・あの・・それじゃ・・今日は帰らせてもらいます・・」
ペコッと礼儀正しくお辞儀をするとパタパタと更衣室へ向かった・・
〜街道〜
あと少しで燕の家がある山につく頃。この辺になると人の行き来も少なく
この時間は怖がりの燕にはかなり緊張する場所だった・・
少し急ぎ足で歩いていると横道からスッと人が現れた。
燕はビクッと肩を強張らせて立ち止まってしまった。
その男はジロッと燕を見つめるとおもむろに近づいてきた。
「はじめまして・・私の名前は乙和瓢湖・・君の恋人の弥彦君の知り合いさ・・」
「えっ・・あっ・・あの・・こ・・恋人だなんて・・」
燕は恋人という言葉に動揺してしまって見知らぬ男の接近を許してしまった。
男は凄い速度で燕に何かを嗅がせた。
「んんっ・・ん〜〜・・」
もがいたのも束の間ものの2秒ほどで燕は意識を奪われた・・
「ふん・・やはり私の暗器は効果抜群だな・・」
乙は薄気味悪い笑いを浮かべて燕をヒョイッと持ち上げてすぐ近くの空き家へ
と身を隠した・・
〜空き家〜
空き家には既に縄で縛られ身動き一つとれない弥彦がいた・・
いくら弥彦が強いとはいっても不意打ちで毒針を打ち込まれてはどうしようも
なくあっさりと乙和に捕らえられたのだ。
弥彦が一目散に目についたのが乙和の腕に抱えられ寝むっている燕の姿だった・・
「なっ!?つ・燕!?」
「くく・・ははは・・・ひゃははは・・期待どうりの反応をありがとう・・」
下品な笑いを浮かべて弥彦に微笑む。
「てめ〜〜!なんのつもりだぁぁ〜〜!」
弥彦は今にも飛び掛ってきそうな勢いで叫ぶ・・と・・
ヒュンッ!!
乙和の腕の裾から超高速の飛針が頬をかすめた・・
「オイ・静かにしろ・・あんまりうるさくすると手元が狂ってこの可愛らしいお嬢ちゃん
にあたっちまうかもなあ・・」
「くっ・・くそう・・」
弥彦はあまりにもの悔しさに涙を流していた。
「ひゃはは・・男の子がないてはだめだぞう・・少年・・ほら泣き止みたまえ。
良いものをみせてあげよう。」
「えっ!?」
そういうと乙和は腕に抱いている燕の唇に接吻をした。
唇を擦り付けるように何度も燕の綺麗な桃色の唇を上下左右に往復する・・
無抵抗な唇が柔らかく形を変える・・
「ぐあああぁぁ〜〜っっ・・てめ〜〜ぶっ殺してやるっ!!」
夢中になって唇を擦り付けていた乙和が鬱陶しそうに立ち上がった・・
「少年よ・・男女の営みには雰囲気が大事なんだぞ・・少しは周りに気を使え。」
弥彦に近づくと乙和は小さな針で弥彦の首筋をさした。
「痛ッ・・てめ・・ぇぇ・・」
(こ・声が・・・でねぇ・・)
「ぁ・・ぁ・・・」
「ククク・・どうだ?この乙和瓢湖の・・数々の暗器の味は?」
そういうと乙和はあぐらをかいて座り燕を抱きかかえてもう一度、燕の唇を犯し
始めた。
「幼女と思って期待していなかったがしっかりと女の味がするじゃないか!」
今度は先程よりも激しく燕の唇にむしゃぶりつく様に吸い付き・嘗め回した。
「ん・・うぅ・・んん・・」
それだけでは収まらず、舌を唇の中へと差し入れ燕の舌に絡みつかせた。
そして何度も・・何度も・・嘗め回した。
「んん・・ふぅん・・はあ・・はあ・・」
あれだけ激しく嘗め回され息苦しくなったのか燕から色っぽい寝息がこぼれた。
それに更に興奮した乙和は最後に一層深く唇を押し付けて燕の唾液で光る紅の
舌を自らの口内へと吸い上げて燕の舌を力強く吸った。
「ん・・ふぐっ・・んんん〜〜〜・・」
存分に吸い尽くした後、長い接吻を終えると
お互いの唾液が舌先同士で繋がって顎伝いに垂れ下がった。
「ハア・・ハア・・うめえ・・」
犯されつくした唇は半開きになり舌が少し顔を覗かせていた。
燕はそれでも起きる事はなく依然と静かに寝息をたてていた。
「ハア・・ハア・・最高に美味だったぞ・・少年!!」
弥彦の方を振り向いて高らかと笑った。
弥彦は涙を流し睨みつけていた。
「そう怒るな・・少年よ・・今からが本番だ!今までの様なお遊びではない
本当の復讐はこれからだ・・よく見ていたまえ!!ヒャハハハ・・・」
〜燕の目覚め〜
乙和「それでは・・お姫様にお目覚め頂こうか。」
そういうと臭いのきつい布を燕の顔に近づけると苦しそうに顔を歪ませて
目を覚ました。
燕「んんっ!!?えっ!?な・・何・・だ・・誰ですか・・?や・弥彦君!?」
燕は目の前の乙和や弥彦の縛られた姿に驚愕し、キョロキョロと目を泳がせて
怯えながら立ち上がる事も忘れて腰を降ろしたまま弥彦の方へと逃げようとするが乙和に腕を捕まれた。
乙和「お目覚めは如何かな?可憐なお嬢さん?」
ニタリと怪しい笑みで燕に声をかける乙和。燕は体を震わせながらなんとか声を紡ぎ出す。
燕「ど・・どなたですか?弥彦君は・・どうしてあんな事・・」
心配そうに弥彦の方を見つめて乙和に問いかける。
乙和「クククッ・・眠らせる前にも言ったと思うが私の名は乙和瓢湖。
弥彦君とは以前人誅の時に戦った中ですよ。」
混乱していた燕も「人誅」という言葉で乙和が危険な人物だと気づき青ざめる。
乙和はその表情に満足して更に話を続ける。
乙和「そして私は少年に惜しくも敗北してねぇ〜・・惨めだったよ。
少年の事を調べていく内に君の存在を知ったってわけさ・・
そして是非、君にも私の復讐劇に加わって貰おうと思ってきて頂いたわけだよ・・」
怯えきって震える燕の手首を掴みながら乙和は不気味な笑みを浮べながら淡々と説明した。
燕「そん・・な・・弥・彦・・くん・・」
燕は乙和の異常な目つきに怯えて弥彦を見つめて涙を浮べていた。なんとか乙和から
離れようと掴まれた手首を振り払おうとすると乙和の服の裾から高速の飛針が弥彦を
縛り付けている柱に突き刺さった。
燕「キャッ!!え?・・や・弥彦君!?大丈夫!!」
乙和「あんまり勝手な事をされると困るな〜・・言う事を聞かないと弥彦君を
殺さないといけなくなるなぁ・・それでも良いのかな?ん?」
燕「ああ・・うっ・・えっ・・ぅぅぅ・・」
どうしようもない現状に抵抗をやめて燕は俯いてすすり泣く・・。
そして観念したように乙和の方へ振り返り消えそうな声で問いかける。
燕「どうしたら・・弥彦君を助けてくれますか・・お願い・・です。
なんでも・・しますから・・」
大きな瞳から大粒の涙をこぼしながら乙和を懸命に見つめた。そのいじらしい仕草が更に欲望をかきたてた。
乙和「フフ・・別にそんなに難しい事じゃないよ。しかし、本当によかったよ!もし、君が見るに耐えない
不細工だったら私も復讐に専念できないところだったからねぇ〜。ククク・・本当に見れば見るほどに可愛いよ。
清楚で・・可憐で・・そして実にいじらしくて純粋だ。」
燕は予定外の言葉に少し困ったような仕草でオロオロとするがすぐさま乙和の嘗め回すような嫌らしい目に怯えて俯いた。
乙和「まあまあ・・そう怯えないでくれ・・これから愛し合う仲なんだからな・・」
燕「えっ?」
あまりにも突拍子も無い乙和の言葉に燕は思わず声を上げる。
乙和「復讐劇の主人公は私と燕・・君なんだよ。観客は弥彦少年さ・・しかも、特等席で一部始終を目の前でお見せするのさ。
物語の展開は・・私の激しい愛の行為に応えて君は愛する私のために体中で奉仕する・・そして淫らに成長していくという
感動の愛の物語だよ!!どうだい?弥彦少年!最高の劇になりそうだろ?ヒャ・・ヒャハハッ・・」
燕は想像を絶する残酷な内容に悲しげに俯く・・。抵抗ができない現状にただ震えるのみだった。
燕「そんな・・ひどい・・ううぅぅ・・・」
乙和「それでは・・まずこの薬を飲んでもらおうか。」
〜陵辱劇 開幕〜
服の裾から小さな水が入った小瓶を燕に差し出す。不気味に思いながらも逆らえるはずも無くゆっくりと飲み干した。
(ん・・甘い・・でも・・これ何の薬なの・・からだが少し熱い・・頭がボーっとする・・)
乙和「ククク・・えらく効き目が早く出たな。そうか・・そうだな。こんな幼い少女に飲ませたのは初めてだな。
体が小さい分廻りが速いのかもな。歳はいくつだ?」
燕「11・・です。」
乙和「ほう・・それはそれは・・可愛らしい限りだな。」
数々の女を陵辱してきたが30半ばの乙和からしてみれば子供みたいな年齢の少女をこれから陵辱することを
想像すると,なんともいえない背徳感が乙和を欲情させた。
乙和「まずは口づけから始めようか。」
燕「ん!ん!んん〜〜・・」
(弥彦君は・・あたしを助けてくれたのに・・ごめんね・・あたしは何もしてあげられない・・
また弥彦君を苦しめちゃうだけなのかな・・でも・・あたしもあきらめないから・・)
弥彦を強いまなざしで見つめて心に誓いをたてるが、乙和の陵辱は待ってはくれない。
あぐらをかいて燕をヒョイと持ち上げて膝の上に乗せると、嬉々とした表情で抱き寄せて強引に唇を奪う。
燕はか弱い力で乙和の体を押し返そうとするがまったく効果は無い。鼻息を荒くして力強くこすり付けてくる
乙和の唇と舌に只、唇を硬く閉ざすことだけだった。しかし、乙和の右手は嫌らしく燕の小さなお尻を服の上
から指が食い込む程に激しくも揉みしだき、左手は綺麗なサラサラの髪をクシャクシャとかき回した。
生温かい唇と吐息、ヌルヌルとした舌の感触が燕を襲う。大好きな人と触れ合い経験するはずだった。
初めて触れた男の体温は熱気を帯びた嫌らしく熱い温もりだった。しかし、そんな恐怖にも弥彦のため、
涙をポロポロとこぼしながらもひたすら耐え続けた。
(怖い・・よ・・知らない人に・・体中・・触られて・・いやぁ・・)
乙和「んふ〜・・ふはぁ〜・・いいぞ・・たまんねぇ・・んぶ・・レロレロ・・」
燕「やだぁ・・いや・・ごめんね・・弥彦・・君・・やめ・・んん・・ふぅん・・んん〜・・」
話したのも束の間ですぐに口付けを再開し、しつこく燕を体中で味わい続けた。
10分程続けている内に燕の中で何かが変わり始めた。
燕「ん・・んふぅ・・んは・・ぁ・あん・・ぅ・・んん・・」
(どうして・・嫌な筈なのに・・体中がジンジンして・・この人の体温が・・凄く熱くて・・気持ちいい?
・・そんな事・・ない・・弥彦・・君・・をあんなひどい目に・・)
心では乙和を憎みながらも今まで両手で乙和を押し返そうとしていた手が服の裾を切なげに握り締めて体を乙和に僅かに寄せ始めた。
わずかに感じ始めた快楽に閉ざされていた唇がわずかに開いた。
その瞬間に唇を舐め回していた乙和の舌が燕の口内に侵入した。今までの鬱憤を晴らすかの如く舌が燕の歯や歯茎を丹念に舐め回す。
乙和「はあ・・はあ・・レロレロ・・んぐ・・んはぁ・・んふぅ・・レルレル・・」
(クヒャヒャ・・もう薬が効き始めたみたいだな。子供とはいえど女は女だな・・。)
獣の様に興奮した乙和の吐息が燕の口元に吹きかかる。薬によって燕の幼い未発達な性感帯すらも男性独特の匂いや体温だけで
激しく感じていた。それだけではなく舌までが燕の口内を這い回る。
この感覚に燕の体が快感に痺れて僅かに震え上がり、心臓が早鐘の様にドキドキと、ときめく様な心地よい感覚が駆け巡る。
弥彦が助けてくれた時の暖かい心地よいドキドキを遥かに超えるような感覚に燕の何かが弾けた。
燕「んっ!?んん〜・・ふぁん・・あっ・・あん・・あむ・・ふぁ・・んぐ・・んふ・・」
溜息じみた色っぽい吐息を漏らして燕は口内を這い回る乙和の長い舌に自らの小さな舌をたどたどしく絡ませる。
怯えて閉じていた瞳も嫌らしくギラギラ光る乙和の瞳をウットリとした目で見つめ始めた。
(こんなに男の人の顔が近くに・・恥ずかしいよぅ・・でも・・んあ・・ああ・・気持ちいい・・凄くドキドキして・・
体中が溶けちゃう・・もっと・・口付け・・したいよぅ・・)
燕は両手を乙和の首に廻し、ギュッと抱きしめて歯と歯が当たりそうなほど唇を強く擦り付けて快楽を貪る様に激しく舌を絡ませた。
チュ・・クチュ・・チュル・・ピチャピチャ・・チュ・・チュ・・チュル・・
閉ざしていた燕の口内に溜まっていた唾液が二つの舌の激しい動きで燕の口の端から溢れ出す。乙和は器用に舌を絡ませながらも
ジュルジュルと音を立てて唾液を一滴残らず吸い上げる。
すぐに乙和の喉がゴクリと燕の唾液を飲み干した。顔を寄せ合う燕にもその感触が微かに伝わってくる。
(んん!!・・私の・・唾・・飲んじゃったんだ・・汚いのに・・飲んでもらえて・・なんだか・・凄く恥ずかしいけど・・嬉しい・・)
乙和の変態的な行為に恥ずかしがりながらもトクントクンと胸が高鳴り燕はさらに高揚する。頬を桃色に染めて愛おしそうに抱きしめて
お返しといわんばかりに乙和の舌をチュウチュウと吸い始めた。
(ククク・・これはとんでもない淫乱の持ち主だな・・まあおとなしい奴ほど激しいものだがな・・これは楽しくなりそうだ・・)
数十分前までは乙和の陵辱だったが、今では恋人同士の様に愛し合う二人を弥彦は体も動かず声も出ないまま見つめて無垢な瞳を悔し涙にぬらし続けた。
チュ・・チュ・・チュウウゥ・・
燕は乙和の長い舌を小さな唇で挟み込み歯が当たらない様に丁寧に吸い続ける。
行為に夢中になる余り呼吸もままならず、知らず知らずの内に小さいながらも整った
鼻から荒々しい呼吸が乙和の口元に熱っぽく吹きかかる。二人の野獣の様な息遣いが互いを更に興奮させていく。
(ヌルヌルして・・柔らかい・・変な感触だけど・・温かくて・・おいしいかも・・)
丹念に味わいもっと続けていたいと思っていると突如、口内の温かい感触が抜き出されてしまった。
恍惚とした表情から切なくも恨めしそうに乙和を見上げる。
「んはぁ・・え?・・どうして・・」
(え!?・・もっと・・・舐めていたいのに・・口の中が・・寂しいよ・・)
呆けた表情で思わず不安の声をこぼすと乙和はニヤつきながら口元をモゴモゴとさせて舌先に少し泡立った唾液をゆっくりと
燕の口元に近づけた。唾液を見て一瞬、躊躇するが淫らに濡れた長い舌をみていると我慢できずに燕も口を少し開いて乙和の舌を受け入れた。
生暖かい液体が口の中に流し込まれる。自分の口内の唾液とは違う生暖かさを舌先が感じ取る。独特の感覚に燕の鼓動が熱くなった。
(ぬるくて・・泡立って変な味・・自分以外の唾って・・こんな味なんだ・・)
ニチュ・・ニチュ・・クチュ・・
そのまま舌先で唾液を味わっていると口内の隅々まで乙和の唾液が燕の口内に広がってゆく。
(ふぁ・・口の中・・全部・・ぬるくて・・気持ちいいよ・・こんなの・・飲み込んだら・・)
たっぷり味わいつくすと、期待を胸に秘めて自分の唾液と混ざり合った乙和の唾液をゆっくり味わいながら飲み込む。
喉元を温かい感触が覆いつくしながら通り過ぎる。燕の白い首筋がコクンコクンと微かに揺れた。
胸元からお腹に流れてゆく感覚が駆け巡る快感に耐え兼ねて息苦しくなり口付けすらも中断してしまった。
「ぷはぁっ!ふぁ〜〜・・・・ふぅぅん・・・はぁ・・はぁ・・」
(喉も・・口も・・体の中まで・・温かくて・・溶けちゃう・・どうして・・息も出来ないぐらい・・気持ちいいの・・)
息を整えるとグタッと力を抜いて乙和にもたれかかり、体中を駆け巡る快感の余韻に浸っていた。
「ああん・・ああ・・あん・・はぁ・・はぁ・・ふぁぁ・・」
「ククク・・おいおい・・勝手に口付けをやめてはいけないなあ・・」
意地悪く囁き掛ける乙和の声に反応できないほど、燕は快楽に酔いしれていた。
「そんなに気持ち良いならもう一度飲ましてあげようか・・」
「ふぇ・・?は・はい!」
思っても無い朗報に快楽の余韻を断ち切って素早く答える。燕は喉の渇いた犬の様に舌を出して口を開き、
ハァハァと息を切れ切れにして乙和のほうに顔を近づける。
「現金な娘だなぁ・・ふふふ・・たっぷりと飲ましてやるから少し待ちたまえ・・」
「ひゃい・・ひゃやく・・くだふぁい・・」
(はい・・早く・・・下さい・・)
モゴモゴと唾液を溜めている口元を期待に満ちた瞳でだらしなく口を開きながら催促する。
待ちに待った唾液は口を開いた乙和の口内にさっきよりも白く泡立ち多量で舌で運べないほどだった。
唾液の味を覚えた燕の体は唾液を見ただけで快楽を思い返して蕩けていく。
(すごい・・こんなに・・いっぱい・・もう・・ダメ・・我慢できないよう・・早くぅ・・)
燕の顎を少し上げて少し上から唾液を垂れ流した。トロリと糸を引くのも束の間、多量の唾液はその重みで燕の口内にビチャッと音をたてて垂れ落ちた。
唾液の感触に歓喜しながらもこぼれない様にしっかりと口を閉じてすぐさま上気した頬を柔らかく変形させて隅々まで行き渡らせて味わい始める。燕の口元から何ともいえない卑猥な水音が聞こえてくる。
グチュ・・グチュ・・ジュチュ・・ジュチュ・・ピチャ・・クチュ・・クチュ・・
恥じらいも無くはしたない音を立てて唾液をじっくりと味わいながら、乙和の顔を恍惚の眼差しで見つめていた。
「んん!・・んふぅぅ〜・・んん〜・・」
燕の小さな口には量が多すぎたのか息苦しそうに鼻で呼吸をしながら一滴も零れ落ちないように可愛らしい唇を固く結び懸命に頬を膨らませて味わっていた。
「ふぅ・・うん・・んく・・んぐ・・んぐ・・んふぅ・・んん・・」
(ふぁ〜〜。すごく・・おいしい・・。口の中いっぱいで・・溢れちゃいそう・・泡だって・・グチュグチュして気持ちいい・・私と乙和さんの・・唾が混ざっちゃってるんだ・・でも・・ほとんど・・乙和さんの味・・)
存分に味わってゴクンゴクンと喉を鳴らして少しずつ呑み込んでいく。体内を先ほどよりも強い感触が伝わり燕はその感触に陶酔した。
(もうダメ・・口の中も・・お腹も・・変な感じ・・おかしくなっちゃう・・)
下品な程に唾液を味わう燕の姿に興奮を抑えきれなくなり乙和は燕の胸元をはだけさせた。幼く未発達でまだ揉めない程の小さくて白い胸が露出した。
乳首の色も綺麗な桜の様な色合いで白い素肌と綺麗に彩っていた。呆けていた燕も胸の露出に驚くが、すかさず乙和は燕の胸を撫で回す。
少女独特のきめ細やかなスベスベした白い素肌と、僅かながらに膨らんだフニフニとした柔らかい感触は大人の女性とはまた違った極上の感触だった。
「ヒャンッ!!ああ!!ああん・・あぁ・・だめ・・です・・。見ない・・で・・触らないで・・」
(いや・・恥ずかしいよぉ・・)
乱れきっていた燕も生まれて始めて異性に胸を見られて戸惑い身を離そうとするが、乙和は抱き寄せて耳を舐めながら、さする様な優しい胸への愛撫を行う。
「恥ずかしがらなくてもいいんだぞ・・。綺麗なおっぱいじゃないか・・おとなしくしていればもっと気持ちよくしてやる。」
耳元で囁きかけてくる誘惑の言葉と激しく興奮した息遣いに胸が高鳴る。耳を這い回る舌の感触、胸を撫でる大きな手の温かい感触が少しずつ緊張を打ち消し、
快楽へと変わっていく。
「あんっ!ああ・・ダメ・・ふぁ・・あっ・・あっ・・」
(恥ずかしいけど・・でも・・すごく気持ちいいよぉ・・)
媚薬の効果により敏感になっている燕の感覚は羞恥すらも快感へと
すり替えていく。燕は巧みな愛撫に体を許し始めた。それを機に乙和
は耳元から柔らかい頬へと舌を這わして顔中を舐め回す。
レロレロ・・ピチャピチャ・・チュゥゥ・・チュ・・チュ・・
チュルッ・・チュパ・・
「ハァハァ・・白くて・・チュバッ・・スベスベで・・最高の舌触りだ・・」
可愛らしい燕の顔を頬・鼻・瞼と顔中余すことなく貪る様に吸い付く。
顔を這い回る舌の異様な感触に身震いしながらも乙和の舌から意識を離せないでいた。乙和は更に余った両手で小さな胸と桃色の乳首を優しい愛撫から少しずつ激しくも巧みにもみしだくようになっていた。それに併せて燕も甘い声を漏らし始める。
「ああっ!!くすぐったい・ああん・・う・・うんっ・・ふぁあ・・そん・・な・・恥ずかしい・・」
(褒めてくれてるの?・・嬉しい・ああ・・ダメ・・おっぱいも・・体もビリビリして・・
すごく気持ちいい・・)
顔中存分に舐め廻した後、燕の顔に僅かな湿りを残す。
(顔中・・舐められちゃった・・凄く変な事・・・たくさんされてるのに・・
嫌じゃなくなって・・きちゃった・・次は・・どこ・・舐めてくれるのかな・・)
乙和の予想もつかない異常な行為に怯えながらも期待が高まっていく。
乙和の舌は細い首筋をなぞりながら吸い付き、胸へと移動していく。
乳首の周りを嘗め回し桃色の小さな乳首を舌先で素早く転がし始めた。
レロレロレロレロ・・ピチャピチャピチャピチャ・・
「ヒャンッ!ああっ!ああん!!ひぁ・・っ・・ふあん・・
ああ・・そんな・・・なめちゃ・・だめ・・ふああっ!」
余りの刺激に思わず声を上げる。だが、この刺激は決して痛みなどではなく
今までよりもくすぐったい様で強い刺激だった。
胸に視線を移すと乙和の長い舌がいやらしく動き回っている。
燕は悶えながらもその舌のいやらしい動きから目が離せずにいた。
「あっ!ああん!はあぁ・・そんな・・いやらしい・・舐め方
・・しない・・ああ!・・でぇ・・あっ・・あん!」
「そんなにジロジロ見られると舐めにくいなあ・・
いやらしい舐め方ってこれのことか?」
レロレロレロレロ・・ピチャピチャピチャピチャ・・
「ああんっ!そ・・そうです・・その・・あん!・・その舐め方です・・
はあぁっ・・ああ・・だめ・・舐められてるの・・見てるだけで・・
変になっちゃ・・うぅ・・ああ・・ああん・・」
(ああ・・私のおっぱい・・舐められてるぅ・・)
「くくく・・なら見なくても良いんだぞ・・んん?」
舌を一度はなしてツンツンと舌先で乳首を突っつくとまたも燕から
大きな喘ぎ声がこぼれる。
「あん!ああん!そんなの・・も・・だめ・・それも・・いやらしい・・です・・ああ・・」
「我侭だな・・それじゃあ・・今度は吸ってやろう・・」
乙和は口を大きく開いて燕の小さな胸を咥え込んで乳首だけでなく
乳房ごと吸い付いた。
「えっ!?ああっ!!あああぁぁ・・!!」
体中にまたも新たな快感が駆け巡る。
突如、自分の乳房が生暖かい感触に覆いつくされる。
同時に卑猥な音を立てて吸い込まれる。
ジュジュ・・ジュルル・・チュウゥゥ〜〜・・ズジュジュ・・
ジュパッ・・チュパッ・・
「チュプ・・チュゥゥ・・はあっ・・んふぇぁ〜・・へはぁ・・んぐ・・ふぐっ・・ふぐ・・」
(小さくて柔らかさには欠けるが・・とんでもなくスベスベした舌触りの乳だな・・
最高の吸い心地だ・・口に吸い付いてきやがる・・このプニプニした感触もたまらねぇ・・
こんな乳始めてだぜ・・。)
腹を空かした赤ん坊の様に舐めては吸って一心不乱に燕の乳をむしゃぶる。
(ああ・・すごくおいしそうに・・私のおっぱい・・吸ってる・・だめぇ・・
気持ちいいよぉ・・もう・・頭の中まで溶けていっちゃう・・)
「はっ!ああっ・・あん・・ひゃんっ・・うっ・・ああんっ!だめ・・だめぇ・・
これ以上・・吸われると・・おかしく・なっ・・ちゃう・・
あっ!あっ!ふぁっ・・あああぁぁぁ〜〜っ・・」
激しく感じながらも乙和の服の裾を握りながら抵抗もせずに行為に身を任せていたが、
初めての絶頂に達して華奢な体をビクンビクンと微かに震わせて乙和にしなだれかかる。
(ククク・・とうとうイッたか・・まさか乳房だけでイクとはな・・
先に進みたいところだが、もう少しこの乳を味わわせてもらおうか・・)
絶頂に達してグッタリとした燕を、お構いなしに胸にむしゃぶりつく。
朦朧とした燕の意識に僅かな快感が流れ込む。
「あんっ!はっ・・ああっ・・ふぁぁ・・ああぁ・・ああん・・んぅぅ・・ぁぁ・・」
(ぁぁ・・体が熱くて重いのに・・フワフワして気持ちいい・・
私、変になっちゃたのかなぁ・・乙和さんが・・赤ちゃんみたいで・・可愛い・・。
赤ちゃんに・・おっぱい飲ませてあげてるみたいで・・なんだか幸せ・・
お母さんになったら・・こんな気持ちなのかな・・)
絶頂を迎えてまともな思考が働かなくなったのか、燕は胸にしゃぶりつく
乙和を見て奇妙な母性に目覚める。
「うっ・・うぅん・・あっ・・ふぅっ・・んん・・」
胸から伝わる心地よい快感に堪えながら、けだるさの抜けきらない体をよじり、
もっと吸いやすいようにと、乙和の顔を自分の赤子の様に優しく抱き寄せて、
吸われている方の乳房を差し出すようにして乙和の唇に密着させた。
わずかに膨らんだ乳房が乙和の鼻柱と唇に当たりプニュと柔らかく形を変える。
「んっ!?ふは〜っ・・んんぐ・・くちゅ・・チュプッ・・チュ・・チュウゥゥ〜〜
チュパッ・・ジュル・・ジュルルッ・・ジュパ・・ジュパッ・・」
(いきなり動くから何かと思えば・・クハハ・・母親になった
つもりでいるのか・・?フフフ・・女というのは本当に分からないものだな・・
まあ、こういうのも悪くは無いな・・ありがたく頂くとするか・・。)
奇妙な行動に一瞬、驚いたがすぐさま口元に差し出された乳房に吸い付く。
「んんっ・・ああんっ!!あっ・・あっ・・ああ・・クス・・可愛い・・ああんっ!」
(こんなに・・嬉しそうに甘えちゃって・・嬉しいな・・)
吸いやすくなった乳房に嬉しそうに甘える乙和を見て満足そうに笑みを浮べる。
そして、母親の様な温かな気持ちで小さく愛らしい手の平で乙和の頭を優しく撫でる。
燕の手は家事や畑仕事に明け暮れているにも関わらず、髪を介しても分かるほど、
柔らかくスベスベしていた。
「あっ・・ああん・・もっと・・たくさん・・吸ってもいいよ・・はあぁっ・・
ぁぁ・・ふぁんっ・・ふぁぁ・・」
(ずっと・・このまま・・吸っていてほしいなぁ・・)
乳を吸われる心地よい快感と胸の奥から湧き出す様な温かい母性愛が頭の中で
絡み合い、甘く途切れそうな喘ぎ声を漏らす。
燕は母親が赤ん坊に授乳をさせる様に幸せそうな表情を浮べていた。
乙和は更にもう片方の胸も丹念に味わう。燕の胸が生暖かい口内から開放され微かな風が先端を冷ややかにくすぐる。くすぐったさに身悶えしながらも温もりの消えた胸に切なさが込み上げる。乙和の髪をクシャクシャと撫で回してしがみつく。
「あんっ!ああ・・そんな・・おっぱいが・・寂しいよぅ・・うぅん・・んん・・そっちまで・・ふぁ・・ああぁ・・ふぁん・・いいっ・・」
「べろっ・・チュパ・・チュパ・・くくく・・欲張りだな・・揉んでやるから手で我慢するんだ。んく・・ぶはっ・・んちゅんちゅ・・チュル・・んくんく・・」
余った片方の手で燕の余った胸をいやらしく唾液まみれの胸にすり込む様に揉みしだく。唾液に濡れて冷えた乳房を乙和の手の温もりが温かく包み込む。
「んん・・あっ!ふぁ・・あったかい・・あっ!あんっ!ああぁ・・」
燕はうっとりとした表情で乙和の愛撫を受け入れる。夜の静けさは胸を吸う音と喘ぎ声に消されていく。
もう、燕の意識からは弥彦を助けるためなどという気持ちは快感によって完全に立ち消えていた。
縄で縛られ、神経を全て麻痺させられ声を出す事も体を動かす事も出来ない。只ひたすら陵辱される燕を見つめる事しか出来ない弥彦。必死で燕を心配し助けようと心から思い見つめ続ける。
(ちくしょう・・ちくしょう・・燕・・燕ぇぇ〜・・)
懸命に弥彦の瞳から悔しさと悲しみの入り混じった大粒の涙が幾度となく零れ落ちていた。
まだ、恋心とはわからない・・。だが、泣き虫だけど一生懸命でがんばる燕。ふと見せる清楚で優しい控えめの笑顔。
全てが弥彦の中で駆け巡る。そう・・気がつけばいつもそんな燕を見つめていた。ドキドキしていた。
でも、もう・・そんな燕は目の前にはいない・・。淫らに声を上げて行きずりの悪漢に身を委ねている。
しかし、それでも弥彦は燕を信じている。薬の効果さえ切れれば元の燕に戻ると・・。
自分と同じように乙和の仕込んだ薬と必死に戦っているんだと・・。
「ぁっ・・ぁぁっ・・っ・・ば・・ぇ・・ぅぁぁっ・・」
弥彦の強い精神力が肉体を凌駕し微かとはいえど声が出た。
「ふぁん!あ・・あぁ・・ううん・・ああんっ!いい・・いいの・・」
しかし、弥彦の魂を絞った声は燕の喘ぎ声に掻き消される。
それでも負けじと体中の神経を震わせて声を絞り上げる。
「っ・・ぁ・・ぇ・・っ・・ば・・めを・・はな・・し・・やがれぇぇ・・」
奇跡は起こった。成人を数時間は麻痺させる神経毒を2時間程で今度は燕の喘ぎ声になんとか負けない程度の声が出た。
燕の胸にむしゃぶりつく乙和も何事かと弥彦の方へと振り返る。
「何っ!?ま・・まさか・・」
「は・・なせ・・つ・・ばめ・・をはなせ・・」
少しずつハッキリと発声する弥彦。自慢の毒をこんな短時間で破られた事に驚愕する。
「ふぇ?ぁぁ・・えっ?どうして・・・やめちゃうの・・」
快感のあまり弥彦の声に気づかずに突然、身を離した乙和に寄り添って驚愕する乙和の
横顔を切なげに見つめる。
「つばめぇぇ〜〜〜っ・・目を覚ませっ!!つばめぇぇ〜〜・・」
虚ろな燕の瞳を見据えて全力で叫ぶ。この声に朧になった燕の意識が途切れる。
「え?な・・なに・・ああっ!やっ・・弥彦・・クン・・ああ!わ・・私・・ど・・どうして・・
こんな・・」
弥彦の決死の叫びにとうとう快楽に溺れた感覚から開放される。すぐさま乙和から飛び退く。
「ば・・バカな・・くぅうう・・貴様ぁぁっ!!いいところで邪魔しやがって!このクソ餓鬼がぁぁ〜!」
悔しさの余り柱に縛った弥彦を発狂した様に何度も蹴りつける。
「がはっ!ぐあっ!ぐぁぁ・・くそお・・がはっ・・」
声はなんとか出せても体を動かせない弥彦は暴行を無抵抗で受け続ける。
それでも尚、弥彦の瞳は乙和を鋭く睨みつけていた。
「やめてっ・・やめてぇ!お願いですから・・お願い・・」
暴行を続ける乙和にしがみつき必死で止めようとする燕。
だが、小柄なか弱い燕の力では乙和の邪魔すらも出来ない。
しがみつく燕をギロッと苛立ちのこもった表情で睨みつける。
一瞬怯えるがそれでも懸命に涙を流して乙和に懇願した。
「クソが〜・・せっかく・・もえ始めていたのに・・興醒めも
いいところじゃねぇかぁ!もういい・・前戯は終わりだ・・。
貴様のその憎たらしい顔を絶望に変えてやるよ・・くひゃひゃひゃ・・・」
突然、弥彦を蹴るのを止める。ニヤ〜と不気味な笑みを浮べて燕の方へと振り返る。
ビクッとしてたじろぐ燕。
「これ以上殴ると少年が死んでしまうな〜。燕ちゃん?やめてほしいかい?」
「はいっ!お願いですから・・私は・・どうなってもいいですから・・どうか・・どうか・・弥彦君に・・
これ以上・・酷い事しないで・・」
怯えながらもすがりつく様な瞳で懇願する。
「くひゃひゃ・・本当に健気な少女じゃないか。なぁ?少年よ・・。
私も是非こんな少女と婚約したいものだよ。私とこの場で愛の契りを交わさないかね?
弥彦少年の目の前で「私をこの世界の誰よりも愛しています。」と、ハッキリ告白してくれないか?
勿論、いいだろ?さっきまではあんなに愛し合っていたんだからねぇ〜。」
とんでもない選択に青ざめる。まさか弥彦の目の前でこんな残酷な事を言わせられるとは思いもしなかった。
「そ・・そんな・・あ・・あれは!変な・・薬を飲まされたから!そ・・そんなん・・じゃ・・ない・・。」
体を震わせ必死に否定する。先程までの自分自身を思い出し後悔の涙を流しながらも俯き、
薬のせいだと自分に言い訳をしても涙は止まらない。
意識がハッキリした今でも体中が火照ってフワフワする。乙和に愛撫された感触が頭から離れない。
思い出すとどうしようもないぐらいに切なくて・・乙和の感触が欲しくなる自分にも気づいている。
こうやって見られているだけでもドキドキして今すぐにでも抱きしめて欲しい・・。
それでも、どうしても認めたくなかった。
いつか大きくなって大好きな人と愛し合って結婚し、その人と・・と心に誓っていたから・・。
そして、もし・・もし・・その人が弥彦君だったら・・と、夢見ていたのに・・。
「寂しい事を言うなあ・・さっきまではあれだけ抱きしめあっていたのになぁ・・。それじゃあ・・
少年の目の前で、自分から接吻をせがんだだけでは飽き足らず唾液まで飲み干したのも・・
胸を吸わせて気持ちよさそうにしていたのも・・全て薬のせいだと言うわけだな?
最初はともかく途中からは自分から求めてきたのは燕ちゃんからだが?
少年の前だからと言って嘘はつかなくてもいいんだぞ?
正直に言えば今からもっと気持ち良くしてやるぞ?」
燕は必死で否定してはいるが、乙和の目は誤魔化しきれなかった。
はだけた服で胸を隠してはいるが、体をもどかしくよじりながら熱っぽい吐息で切なげに瞳を潤ませていた。
乙和が行為を口にするだけでもその言葉でドクンと心臓が高鳴る。
(ああっ・・接吻もおっぱいも・・あたしから・・。そんなこと言わないで・・思い出すよりも・・
言われたくないのに・・言葉で言われると凄くドキドキする・・。
それに・・もっと気持ちよくしてくれるなんて・・そんな・・わたし・・期待しちゃってるの・・?
イヤッ!!イヤなのに・・体が勝手に熱くなっちゃう・・。せっかく弥彦君が・・助けてくれたのに・・)
淫らな自分に自己嫌悪するが、心と体・・同じ自分自身なのに
体だけが全く別物の様に乙和の誘惑に体中を熱くして悦ぶ。
「あっ・・ふぁ・・違い・・ます・・嘘なんかじゃありません・・。全部・・薬のせい・・だから・・
私は・・弥彦君を・・助けたい・・だけ・・そんなんじゃ・・ないです。はぁ・・ふぁ・・ぁ・・」
悦びに震える吐息で息を切れ切れにしながらも、激しく疼く体を弥彦への思いで抑えつけ
乙和の誘惑を拒否する。
「うっ・・がはっ・・げほっ・・げほっ・・つば・・めぇ・・」
必死で薬と戦う燕の姿を見て弥彦は腫れ上がった顔を歪ませて燕に微笑みかけ、
燕もその微笑に微かに綻んだ笑顔で応える。
互いの笑顔がこの絶望の中で唯一の希望の光だった。
「や・・弥彦・・く・・ん。」
(弥彦君・・本当にすごいね・・わたしも・・がんばるから・・)
その瞬間弥彦に飛針が突き刺さり弥彦がガクリと崩れ落ちた。
「弥彦君っ!!何?何をしたの・・?大丈夫っ?起きてぇ・・」
「安心したまえ・・せっかくの名舞台の観客に粗相はしないさ・・
ただ少し眠ってもらっただけだ・・。
さあ・・青臭い三文芝居もここまでにして・・
我々役者はそろそろ本番に戻ろうか・・燕嬢・・」
燕ににじり寄り腕を掴んで押し倒す。燕は成すすべもなく成されるがままに
押し倒されて震えていた。
乙和の手は乱れた服を掻き分けて太ももをさする。
太ももと呼ぶにはかなり細いが感触はスベスベしていてフニフニと指先に弾力を返す。
「ひゃっ!!あっ・・うんっ・・・いや・・・」
いきなりの下半身の接触にくすぐったさとゾクゾクとした快感が駆け巡る。
さらに乙和の手は内股へと侵入し燕の想像もつかぬ場所に伸びていく。
ピチャ・・ピチャ・・クチュ・・
「いっ・・いあ・・んああっ・・」
「はははっ・・・なんだ・・嫌がっている割にはしっかりとびしょ濡れ
にしているじゃないか。だが気に病むことはないぞ・・
君はよく頑張った方だ。女なら誰もがこうなるものだ・・。
もうそろそろ自分に正直になりたまえ・・。」
燕の愛液を指に取りそのまま口に運ぶ。
「ん〜〜・・いいぞ・・幼子の味がこんなにも美味とはな・・」
大人の女性の濃厚な味とはまた違った味わいに陶酔する。
ほんのりとしたしょっぱさとサラサラとした粘りの愛液に乙和の喉は更なる潤いを求める。
「これは直接、新鮮な味も見ておかないといけないな・・。」
股間に触れられて縮こまる燕の太ももを無理矢理開いて股間に顔を埋める。
既に燕の内股は自分の愛液でびしょ濡れになっていた。
「えっ?だ・・・だめっ・・いや・・いやぁぁ・・・」
必死で顔を引き剥がそうと両手で押し返すが欲情した乙和にとってはまるで意味を成さない。
股間を見られる恥ずかしさからなんとか見られないようにと両足を閉じようとする。
燕は抗っているつもりだが、太ももが乙和の顔を挟み込み、更に快感を与えているだけだった。
しかも太ももは微かな粘りを含んだ愛液でぐっしょりと濡れている。
燕のスベスベした肌に愛液がヌルヌルとしたたまらない感触を生み出す。
これを気に入った乙和は太ももを両手で掴み自分の顔にグリグリと擦り付けながら秘所を貪る。
ジュル・・ジュルルルッ・・・・クチュクチュ・・チュパッ・・チュプッ・・ジュルッ・・
ジュルルルルルルッ・・
「ああっ!あっ!あっ!んああぁっっ・・いや・・だめぇ・・・ふぁん・・ああ・・
あん・・んんっ・・んっ・・んっ・・」
「ぷはっ・・うめぇ・・くくくっ・・しっかりと女の匂いがするじゃねぇか・・」
頬と口元を愛液まみれにした乙和が秘書をクンクンと匂いを嗅ぎながらイヤらしくほくそ笑む。
荒々しい吐息が秘所に吹きかかるだけで燕に快感が走る。
「ひゃんっ!んんっ・・んんっ・・」
喘ぎ声を抑えようと口をつぐんで快感に抗おうとする。
「匂いを嗅がれるのがそんなにいいのか?ん?」
フンフン・・フゥゥゥゥ〜〜・・フンフン・・
鼻息を燕の秘所に吹きかける。
「んっ!んんぅぅ〜〜〜・・」
堪えてはいるものの秘所からは愛液がとめどなく溢れ出す。それだけでも耐え切れないところに
舌を尖らし割れ目に滑り込ませる。舌を歓迎する様に狭い膣内がヒクヒクと動く。綺麗なピンク色の
膣内を上下左右に舌を動かして刺激する。
「んはあっ!ああっ・・な・・なに・・あっ・・・あんっ!いやあ・・いやっ・・」
つぐんでいた口が激しい快感に反応する。そのまま燕の小さなクリトリスを舌で転がし、大陰唇を舐め回す。
「あっ・・ああぁぁぁ〜〜〜〜〜っ・・・」
ドピュっ!ピュッ・・ピュッ・・ピュッ・・ピュッ・・ピチャピチャ・・
今までに感じたことの無い絶頂を迎える。膣内をビクビクとい痙攣させ勢い良く愛液が放たれる。
顔にかかった燕の愛液を手で拭い舐め取る。先ほどとは違ったサラサラとした愛液・・。潮を吹いた後も
燕の幼い秘所は目視で分かるほどヒクヒクと痙攣し続ける。
「まさか潮吹きまでするとはなぁ・・どうだ?秘所を攻められる気分は?他のところとはわけが違うだろ?」
秘所から顔を離し燕の顔に近づけるが、焦点の合わない瞳で激しい呼吸しながらにボーっとしている。
口元からは僅かによだれが垂れているにも関わらず拭おうともしない。
(ハァ・・ハァ・・何?何なの?もうダメ・・何も考えられない・・。)
そこに追い討ちをかける様に乳首を舌で攻め、空いた秘所には指で攻める
「ひゃっ!!ああっ!ふぁんっ!ああっ・・ああぁぁ・・」
初めての膣内への異物の侵入に違和感を感じて身をよじり抵抗するが、狭い膣内を擦り上げる指が与える快感
の前ではその違和感は取るに足らないものだった。
「ああっ・・すごいっ・・ふぁっ・・あんっ!ああ・・いい・・気持ちいいよぉ・・ああ・・指が・・入って・・でも・・でも・・
すごい・・ああ・・もっと・・擦って・・おっぱいも舐めてぇ・・ああっ・・乙和さ・・ん・・・」
(乙和さんも・・他の女の人もこうちゃうって・・いってるし・・もうダメ・・弥彦君ゴメンナサイ・・・こんなの・・我慢できるわけないよぉ・・)
股を乙和の手にグイグイと押し付けて胸を舐める乙和の顔を抱き寄せる。
少しずつ愛する人との愛の営みで育むはずの性感帯・・。媚薬による強烈な快楽は無垢な幼い少女の本能に刻み込まれる。
先ほど弥彦の声で目覚めたが燕の体は快感を抑えこんでいただけにすぎない。
絶頂を迎えた事によりその抑圧から解放され本能に刻まれた快楽の誘惑に呑み込まれる。
燕の表情は快感に高揚し、かすかに垂れるよだれを拭う事も忘れるほど快楽に酔いしれた。
「よだれなんか垂らしてはしたないじゃないか・・」
よだれを舌で舐め取り口付けをする。抵抗もせずその生温かい感触に自ら舌を絡ませ、唇を擦り付ける。
「んふっ・・んん・・んはぁ・・んちゅ・・んちゅ・・んぐんぐ・・」
霞のかかった意識の中・・先ほどの様に乙和の感触が嫌悪ではなく愛おしさに変わっていく。
「チュルッ・・ジュル・・チュパチュパ・・レルレル・・んぐ・・んぐ・・プチュ・・チュッ・・・チュッ・・」
(とうとう完全に堕ちたな・・クヒャヒャヒャッ・・)
秘所を攻める指は手首まで滴るほどに愛液で濡れる。指を一本から二本に変えようと指を引き抜く。
「う・・ん・・あっ・・抜いちゃやだぁ・・もっと・・もっと・・」
燕は口付けを中断しすがるような瞳で訴えかけると秘所をグリグリと手に擦り付けて尻をもどかしそうにくねらせた。
「そうあせるな・・次は二本入れてやる・・」
燕の狭い割れ目に2本の指を挿入する。入り口はきつく締め付けるものの多量の愛液が潤滑剤となりすんなりと
指の根元までズッポリと咥え込む。
「ああっ!!あああぁぁぁぁ〜〜〜・・・」
2本の指を入れただけでまたも達してしまう。2本の指をギュッギュッと締め付ける。絶頂を迎えた燕にお構いなく二本の指で
膣内を上下左右にグリグリと廻す様にして掻き回す。
「どうだ?一本よりも二本の方が気持ちいいだろ?」
「ひゃぁぁ!!ああっ・・はっ・・はい!すごいっ・・すごいよぅ・・ああっ・・さっきよりも・・気持ちいい・・です・・。
乙和さんの・・指で・・お腹が・・いっぱいに・・あん・・ああぁっ・・なって・・る・・。もっと・・・もっとぉ・・。ちゅっ・・んぐ・・んふっ」
燕から半ば強引に乙和の顔を抱き寄せてもう一度口付けを再開する。しかし、乙和は少し舌を絡ませて直ぐに口付けを
中断して燕の顔を引き離し、膣内に入れた指の動きをピタリと止める。
「あっ・・ああぁ・・えっ!?何?どうしてやめちゃうんですかぁ?」
「わたしの事を愛しているか?ん?どうだ?」
「ええっ・・・ああ・・ええっ?そ・・それは・・」
愛している という言葉にボーッとした頭が反応する。流石にこの言葉を発するのに躊躇する。
「愛していないのならこれ以上は出来ないなぁ・・ん?どうなんだ?弥彦とわたしどっちを愛している?
弥彦を起こしてやるから弥彦の目の前で告白してもらおうか・・」
「そ・・そんな・・うっ・・うぅっ・・ああっ・・んん・・そんな・・意地悪しないで・・もう・・いや・・何も考えたくない・・うぁっ・・」
「大丈夫だ・・弥彦がなんて言おうがわたしが燕を守ってやる。だから正直に言うがいい・・わたしの前では弥彦も逆らえないさ・・。
さぁ・・どうするんだ?」
燕に顔を近づけて囁く様に優しく誘惑する。舌を突き出して唇をチョンチョンと突っつき膣内にある指を焦らすように動かす。
「はぁぁっ・・んふっ・・レルレル・・ンチュ・・んっ・・んっ・・ああぁ・・あっ・・ん・・乙和さぁ・・ん・・ああぁ・・好き・・大好きです・・・んんっ・・
もっと抱きしめてぇ・・もっとたくさん・・触って欲しいの・・ああぁ・・離さないでぇ・・・んっ・・・ンチュ・・ンチュ・・」
(だめ・・乙和さんに・・こうしてもらってるだけ・・すごくドキドキして・・離れたくない・・・乙和さん・・強くて・・弥彦君には酷いけど・・わたしには凄く優しい・・あったかい・・・)
チラリと弥彦の方を悲しそうに見つめる。
(ごめんね・・本当にごめんね・・でも・・だめなの・・もう・・乙和さんのことしか考えられないの・・