時は明治…
場所は比叡山…
その殺伐とした森の奥に冷たく表情のない岩盤があり、
岩盤にはポカンと大口を開けたような洞穴がある。
洞穴の目の前には、幾つもの鳥居が連なっており、
洞穴内はあまりに大きく、複雑で不気味だ。
そこは志々雄一派の隠れアジト。
このアジト内で、志々雄真実はじめ、志々雄の同胞は息をひそめ、
国盗りの好機を窺っていた。
…
「はぁ。。。 志々雄様ったら、私を置いて村を占領しに行っちゃうなんて…」
彼女の名は駒形由美。 この世のものとは思えない美しい顔だちに
透き通るような肌。そして悩ましい躰つき。。。
まさに強欲な志々雄の夜伽役としては、この上ない女である。
彼女は憤りと淋しさを感じていた。
常に志々雄と行動を共にしていた由美だが、
今回は志々雄と十本刀の宗次郎、他、兵数十名の行動で、
彼女は参加させてもらえなかった。
行動内容は、小さな村を攻め、占領し、国盗りの活動拠点を増やすものである。
今回は、場所も比叡山から遠く、寒い地であったため、
志々雄のはからいで、由美をアジトに置いていったのである。
当然、志々雄は、そんな事は口にせず、
由美には、「国盗りの準備だ。」と言い残し出かけてしまったのである。
そのため、由美は志々雄のはからいを知る由もなく、ただ置いていかれた憤りと淋しさを感じていたのだ。
自部屋で身を丸くし、ベッドに横たわる由美。
涙が流れ、枕が濡れる。
「志々雄様… 私のことを飽きてしまわれたのかしら?」
そう思うと胸がせつなくなる、心が締め付けられる。
由美はせつなさのあまり、自分の胸に手を当てた。
そして、胸をまさぐるようにこねくり回し、揉み始める。
ムニュ… モミ…
「こんなに… いやらしい胸なのに… 志々雄様…」
揉みつづける手が止まることなく、力が強くなる、
やがて揉みつづけていくうちに由美の気持ちに変化が訪れる…
「ちょっと… いやらしい気持ちになってきたかしら…?」
我慢できなくなった由美は、着物の胸倉部分を大胆に降ろした。
はずみで胸が舞うかのように揺れる。
それ壊れそうなくらい白く、悩ましいものであった。
先端は桃色でわずかながらツンと勃っている。
「あふぅ…」
由美が再び、胸を揉みはじめる、由美の手の中で胸が絶えず形を変える。
モミ…
ムニュ グニュ
ムニュ…
自分の小さな掌ではおさまりきれない部分が指と指の間からはみ出る。
そして由美はさらに激しく揉みあげる。
やがて、その指が先端に近づく… そして中指ではじく。
「あん… うふぅ…」
先端から全身に快感が走り抜ける。由美はその快感を次へ次へと、絶えず求め、
指ではじき、つまみ、時には引っ張る。
はじかれた胸はブルンと上下に揺れ、先端は桃色から紅潮し、赤く染まる。
「ああぁぁ… 志々雄様ぁ… 私の胸を見て… いやらしいでしょう??」
そこには志々雄がいるかの如く、見せるように自らの胸を持ち上げる。
ぐにゅ… と胸が由美の掌にダレる。
そしてその胸をさらに持ち上げ、先端を唇に近づけた。
その先端を由美は自らの舌で舐め始める。
ピチャ ピチャ…
クチャ ピチャ…
「あああん!! 志々雄様ぁ!!もっと舐めてくださいまし…」
自分の胸にむしゃぶりつく由美。
何度も舌で自分の先端を舐めつづける。先端は次第に光沢を帯び、
そこからヨダレが流れ、片方の胸は由美の手が止まることなく揉まれつづけていた。
先端と舌の間にヨダレの糸が伸び、先端は、由美のヨダレがだらしなく流れいやらしい光沢を魅せる。
また口からもヨダレが流れ、布団を汚す。
まさにそれは美しくいやらしい女性が作り出す自分自身の芸術作品であった。