燕に続き恵までが人誅の餌食となり、意気消沈する剣心たち・・だが相手も不明のまま、ただ焦りと苛立ちのみが募った。  
燕はあの日から全く笑顔を見せず、恵は気丈にも患者の治療にあたっているが無理をしていることが誰の目にも明らかだった。  
そうしたなか今日も遅くまで妙は燕の世話をしており、実家へ帰るころはすでに日が暮れていた。  
「はぁ、燕ちゃんまだ元気にならんなぁ、恵さんもあんなになってしもうて、何がおこっとるんやろ・・」  
帰路につきながら、妙が溜息まじりに呟いた。後ろから忍び寄る黒い影に気づかずに・・・  
「!!!んん!んっ」突然、口を塞がれ、当て身を受けたため妙は気を失った。  
そしてその黒い影は妙を担ぎ、夜の闇へ溶け込んでいった・・・  
 
「・・ん・ここは・・どこ・・」気がついた妙の目に映ったものは薄暗がりの蔵・・いや工房のようだった。  
「あぁぁぁ!!いやあぁぁぁ!!!」自分の姿を見て妙は悲鳴をあげる。妙は裸にされたうえ、手足を縛られ吊るされていた。  
「ほう、やっと目が醒めたか」そう言った男は黒尽くめの着物に奇妙な覆面までしていた。  
「・・あ・あなたは・・だれ・・」  
「私か、私は機巧芸術家の外印、今宵は私の作品とお前の肉体でゆっくり楽しませてもらうぞ」  
 
 
まるで拷問のようだった、両手は後ろで縛られ、脚は膝を曲げた状態で手と一緒に縛られたままうつ伏せの体勢で吊るされていた。  
その妙の肉体を外印はねっとりと撫で回した。顔、腕、脇腹、太腿をじっくりと嬲っていく。  
「・・あぁぁ・・やぁぁ・・・」嬲られるほどに妙の肉体は鳥肌が立っていった。  
「ふふふ、かなりの間、男日照りだったのだろう」そう言って外印は妙の胸を撫で、乳首をつまんで弄ぶ  
「・・そ・そんなこと・・ひぃぃ・・いやぁ・・・」図星であることと性感帯をいじられたことで妙は肉体の奥が熱くなっていくのを感じた。  
「さてそろそろ、私の作品を試してみよう」外印が後ろに置いてあった丸イボのついた太くて長い黒棒を手に取った。  
「ふふふ、これが私の性の芸術作品『亀姦棒』だ、これでお前は素晴しい快楽を得られる」  
「いやぁぁ!!そんなの入れないでぇ!!」  
妙の言葉など無視して外印が妙の膣に『亀姦棒』をねじり込むと『亀姦棒』は妙の膣で激しく振るえ始めた  
「・・ひぃぃあぁぁ・・あぁぁ・・もう・もう・堪忍してぇぇ・・・」  
「ふふふ、そう言いながら、お前の膣から溢れてくる汁は何なのだ」  
「・・い・・言わんといてぇぇ・・あぁぁ・・」  
『亀姦棒』はさらに激しく動き始めると、“カチャ”という音とともに大量の液体が妙の膣に広がった。  
「・・はぁぁ・・あぁ・・え・な・何・・何か入ってくるぅぅ・・」  
「その『亀姦棒』には私と私の仲間の精が入っている、お前の膣に注がれたのは私たちの精液だよ」  
「・・そ・そんな・・うぅ・・・」  
ただの棒に犯された妙は恥ずかしさと情けなさに涙を浮かべた、だがこれがまだ序の口であったことを  
これから思い知らされることになる・・・・  
 
「ふふふ、男と犯れず、からくり道具で犯られるとは哀れな女だな」  
「・・・もう・もう・堪忍して・・もう・帰してぇ・・」  
「要らぬ心配をせんでも、ちゃんと送り返してやるよ。だがその前に私をすっきりさせてもらおうかな」  
そう言うと外印は妙を下ろし、自分のモノを出して妙の眼前に突きつけた。  
「さあ、じっくりと舐めてもらおうか」外印はそう言いながら妙の口にねじり込んだ。  
「・・んん・・ふぅ・・んん・・んふぅ・・」  
妙はただ早くこの恥辱から逃れたいがために奉仕している。  
「くっ、そろそろ出すぞ、よいか、全部飲むんだぞ」そう言いながら外印は妙の喉の奥に射精した。  
「・んん・・ん・ん・コク・コク・コク・・・」言われるまま妙は外印の白濁汁を飲み干した・・・  
 
「ふふふ、ではお前を帰してやろう、しっかり送っていってやるぞ」そう言って外印は奥にあった大きなからくりを引き出した。  
それは赤く塗装された牛のからくりだった。  
「お前は『赤べこ』の女主人だそうだな、それにピッタリの乗り物―夷腕坊猛牛型だ」  
そう言うと外印は夷腕坊猛牛型に亀姦棒を取り付け、妙をその上に乗せ、背もたれの所に妙を縛り付けた。  
そして、発条を限界まで巻き夷腕坊猛牛型を街へと走らせる、妙は犯されている恰好で早朝の東京の街を  
疾走させられた。そしてその姿を多くの人に晒すことになり、瓦版にも書かれることになる。  
曰く「『赤べこ』の妙、牛とまぐわいながら早朝より快走」と・・・  
 

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