…ある日の深夜…
…皆が寝静まった頃…
ゴソゴソ…寝ていた操にかかる布団がするりと剥がされた…。
「んっ…何…?…あ、んんっ……、」操は思わず色っぽく喘いた。
それは突然、仰向けに寝転んだ彼女の胸をむにむにと揉み始めたのだ。
「はあっ…はああ…んっ…はあ、はあ…私の…カラダに…はあん…やだ…っ!」
敏感な操はその刺激に腕がだらんとなり、ただ甘い吐息を吐くしか出来ない。
すると次にそれは操の身体の過敏な場所をねらい、すりすりと撫で回してきた。
「何…なの?…やっ…私の…そ、そんなところ触っ…何…する…の…?」
さらには彼女の大切な部分を中心につまんだり、くりくりとこねくり回したり、中をかき乱したりして最も過敏な場所をめちゃくちゃに弄び始めたのだ…。
「くぅ…んっ!?…っはあア…ン…私どうなって…?こんなっ…の分かんな…い…!ダメェ………あっっ蒼紫…様ッ!?」
操の瞳が途端にしおらしく潤みだした。だが彼女を弄ぶ手は決して緩められない。
くちゅっ、くちゅっ…卑猥な音と共に、彼女のソコがぬるぬるといやらしく濡れだす。
「!ッ〜〜〜ひっ…ひあああ…ッ!急にこんな…こと…ひどい…ああ、もうイクっ…蒼紫様の助平ーッ!!」
そのあまりの快感と恥ずかしさに身悶えながら、操が叫んだ。…まさにその瞬間。
ガララッ!「操!何事だ!?…あっ………。」
別室から駆けつけ、操のいる部屋の障子を開き…固まる蒼紫。
「………。」布団の上でひとり凍りつく、帯をはずして着崩れした操…。
「き…急に大声で…何事かあったのか…?」
「えっ?……あ、その…い、いえ何でもな〜〜〜〜あっ…やあーーんっ!」
「///…そうか。しかしあまり夜更かしはしないほうが健康のためだぞ。」
「やぁ…もう死にたい…。」
パタン…蒼紫は寝床に戻り、ぼそっと呟いた。
「…操が…操があんなことを…まさかあの操が……俺も修行が足りない。」
しかし何事も無かったかのように葵屋の夜は過ぎていった。(終わり)