「元服の祝いだ。受け取れ」  
そう言って手渡された一本の刀。  
それは、一人前だと認められた証。  
「おめでとう。弥彦君」  
黒髪の少女が、それを祝って、お猪口にお酒を注いでくれた。  
「ありがと、燕」  
赤べこの二階の窓から見える星空は、酒の肴には申し分ない。  
戸締りを任されていので、今は他に誰もいない。  
「これで弥彦君も大人になったってことだね」  
「そうだな…」  
(『大人になった』か…何か引っかかるな)  
弥彦の中に疑問が生まれた。  
大人になることに、何か不安があったはず。  
(あれは…何だったっけ…)  
必至に考えをめぐらす弥彦。  
『…クスクス…強情でござるな。』  
(…?)  
『あうっ…ああ!』  
(……薫?)  
『剣心が…毎日いっ…ぱいする…から…こ…んなに  
 なっちゃう…んじゃ…ない…』  
(……――――!!!!)  
弥彦の顔が、一気に赤く染まった。  
(わ、忘れてた…俺、あの時…)  
思い出したのは剣心と薫の濡れ場。  
5年前のあの日、乱れた薫と、それを弄ぶように犯す剣心を  
目撃してしまった弥彦は、自分もいつかするであろうその営みに  
不安を感じていたのだ。  
(い、一体何考えてんだ俺は〜///!)  
必至に頭を振って雑念を追い払おうとする弥彦。  
しかしそうしようとすればするほど頭の中には新たに  
雑念が生まれてくる。  
(ダ、ダメだ!何も考えんな、俺!)  
「どうしたの弥彦君?」  
「へ?え、ああ、何でもない」  
(や、やべぇ…隣りには燕がいるんだ…にしても…)  
弥彦は燕の方に目を向けた。  
この5年でめまぐるしく成長し、体付きも少女から女に変わった。  
そして何より、美しくなった。  
そんな燕に魅入り、弥彦は意識を飛ばした。  
「…君、…ひこ君、弥彦君!」  
「え?」  
「どうしちゃったの?目が虚ろだよ?」  
「え…どうって…」  
(『お前のせい』とは言えな…いいぃぃ〜!!??)  
燕が、顔を眼の真ん前まで近づけてきた。  
少し顔を動かせば、すぐに唇が届く距離である。  
「ねえ…どうしたの?教えて?」  
目の前にあるあどけない表情。  
顔が近いため、顔に燕の吐息がかかる。  
(なっ…自覚しろよ…頼むから…俺の理性  
もたなくなっちまう…)  
 
 
下に目を向けようとすると、そこに飛び込んできたのは、  
着物の下の白い谷間。  
「〜〜〜///!!!」  
(無意識か?無意識だよな!?あ〜それにしても  
柔らかそう…じゃねーよ!!)  
「あ、あの、燕…」  
「?」  
「は、離れてくれねーか?その…俺も一応男だし…」  
「……」  
「剣心からも一人前…大人って認められたんだし…」  
「…そんなの知ってる」  
(へ?)  
その刹那、視界が覆われ、柔らかいものが口を塞いだ。  
(つつ燕!??)  
唇が離れた燕の顔は艶を含んでいた。  
「つ、燕?どうしたんだよ。お前からこんなことするなんて  
初めてじゃねーか…」  
燕ははにかみながら口をひらいた。  
「…私も…何かあげようと思ってたんだけど、何がいいか  
分かんなくて…妙さんに聞いたら…」  
「…妙に聞いたら?」  
「こうしたあと…本人に聞いてみろって…」  
(…ちょ、ちょっと待て…)  
「弥彦君、何が欲しいの…?」  
(〜〜!いや、嬉しいけど、嬉しいけど!!!でも…  
『お前』何て言ったら軽蔑されるに決まってる!!)  
「いや…その…」  
「言って…お願い…」  
 
 
その愛らしい瞳に見つめられて、ますます理性が  
きかなくなっていく。  
(もう…一か八かだ!)  
「一つ、聞いていいか?」  
「うん…なに?」  
「俺のこと…どう思ってる」  
「…何を今更…」  
「答えて」  
弥彦は今までに無いくらい真剣な表情で燕に問った。  
燕は、その意味を理解した。  
「…あなたが望むなら…私の全てを差し上げます」  
「じゃあ今夜…俺に身を預けてくれるか?」  
燕は嬉しそうに微笑み、そして答えた。  
「…はい」  
弥彦も、笑みが漏れた。  
そして次の瞬間、燕を腕の中に包んでいた。  
その髪から、女性特有の優しい香りが届く。  
体は少女の時とは違い、柔らかく、どこか心地よかった。  
そっと体を離し、その唇に触れてみた。  
うっすらと紅く、弾力がある。  
その唇に、自分の唇を重ねた。  
いつもしているからだろうか。  
何かが物足りない。  
どうしてだろう、と思いながら続けていると  
何かが歯の間から割って入ってきた。  
思わず肩に手をかけ、突き放してしまった。  
見ると、燕の口から、一本の糸が伝っている。  
実は、これも初めての事。  
しかし、なぜ燕がこんなことを知っているのだろうか。  
(まさか…)  
「…これも妙の入れ知恵…?」  
燕は顔を赤らめながら、こくりと頷いた。  
「ごめん…嫌だった?」  
不安げに、燕が聞いてくる。  
(いや…むしろ嬉しいんだが…)  
頭の中に不安がよぎった。  
どこまで教えられているのやら…  
(…だが…もう…いいか…。)  
「いや…俺こそごめん」  
今度は、弥彦の方から舌を入れた。  
激しく口内をまさぐり、舌を絡めあう。  
燕はうっとりと力を抜いた。  
やっと離れたのはそれから数分後。   
ふと、燕の瞳が濡れているのに気づいた。  
そこには少女のあどけなさは無く、  
目の前にいるのは1人の女だった。  
 
 
そっと襟元をずらすと、鎖骨の出た白い肩が現れた。  
それにそっと唇を添え、線をなぞるように首から肩へと這わせていく。  
まだ未開拓の処女にとって、そんな刺激は快感と言うよりはくすぐったい、  
という感じで。それでも、ぞくり、と毛が逆立つような不思議な感覚が襲ってくる。  
が、初めて経験するその感覚をと、口から漏れそうになる声を必死にこらえていた。  
一方弥彦は、というと。  
(…これからどうすりゃいいんだ?)  
と、己の心の中で必死につたない思考回路をフル活用させ、どうしたら燕が感じるのか、と  
考え込んでいた。  
四十八手とかいう言葉を聞いたことはあるものの、やはり弥彦は明治生まれの少年。  
情事の際のあの手この手の知識は、全く無いに等しい。  
こんなことなら剣心にでも習っとくんだった…などと思いつつも、とりあえず  
進むしかないと、襟をさらにずらし、その上半身を露にした。  
現れたのは、今まで着物に隠れていてわからなかった、形の良い双果と細いくびれ。  
その美しさに思わず魅入ってしまった。  
「あ、あの、そんなに見られると恥ずかしいんだけど…///」  
「ごっ、ごめん///!」  
と慌ててそっぽ向くが…そんなことでは一生終わらない。  
意を決して、その双果の左に触れた。  
手や首よりの滑らかで柔らかなそれは、手に触れるだけでも心地よい。できるだけ優しくゆっくりと  
揉むと、燕は声を殺してきゅっと唇をかんだ。  
妙から、声を出したほうが盛り上がると聞いたが、いざとなるとなんだか、  
声を出すのが気恥ずかしい。  
だが、指がその頂を挟むと、さすがにこらえきれなくなった。  
 
「ひゃあっ!」  
「わあっ!」  
ここで弥彦が声を出してはいけないのだが…いきなりの嬌声に驚いてつられてしまった。  
おまけに、今も燕の声を嬌声と知る由も無い弥彦は「大丈夫か、どうしたんだ?」  
などと聞いたり。女性にとってかなり無遠慮な質問だ。  
「…痛かった?」  
「…違うの…」  
「じゃあどうしたんだ?」  
「…変な感じがして、声が出ちゃったの…」  
「…へ…ぇえええ??!!」  
やっと、弥彦も気がついた。一回だけ二人の情事に鉢合せになったとき、  
薫が漏らしていた嬌声。それと同じ類らしい。  
微妙に違っていたので気づかなかったが。  
(…聞かれて…恥ずかしかったよな…)  
燕の顔が恥ずかしさで赤く染まっている。  
「…ごめん。でも…嬉しいよ。気持ち良かったってことだろ?」  
こくり、とうなずく。  
「…もう、声我慢すんなよ」  
そういって弥彦は胸に口付けをした。  
 
ほんのりと桜色に色づいたそこへ、そろりと舌を這わせる。  
それだけで、その柔らかな双果の花弁が硬直し、そそり立った。  
それを口に含み転がすと、単調だった燕の呼吸が、甘く熱を帯びたものになって…。  
「…はっ…はぁっ…つ…」  
その吐息が髪をかすめ、嫌が応にも欲情を煽る。  
(もう…いいかな…)  
堪えきれなくなり…弥彦はそろりと手を足元に忍ばせた。  
足元から徐々に…足首から脹脛、膝裏、太股へと壊れ物を扱う様にゆっくりと撫で、  
その二枚貝に、触れた。  
「ふああっ!!」  
一段と強い嬌声を放たせたその小丘は、ぬるりとしたものが纏わり付き、よく滑る。  
とりあえず、と溝に沿って撫でて行くと、艶めいた声が部屋一帯に響き始めた。  
「んんっ…っあ…」  
切羽詰ったような声とともに、乱れる髪から時折見せるその火照った顔が、  
可愛らしい。  
しかし、其れを見ていると、自分の下半身も熱くなってゆくのがわかった。  
それと同時に、苦しさも感じる。  
(やばいかも…気ぃ抜いたら…)  
弥彦の自身は、微妙に先走っていた。  
(は、早く進めねぇと…)  
と、そこの辺りにあるはずの燕の性器の口を手探りで探すが…。  
(……どこかわからねえ…)  
 
かなりのピンチ。だからといって聞くわけにもいくはずがない。  
こうなったら仕方もなく…  
「弥彦く…ひゃあ!?」  
動きの止まった弥彦への呼びかけを言い終えるか終えないかの間に、弥彦はその  
白く細い足を大きく開いた。  
「弥彦君っ…やあっ!」  
胸を見られるだけでも気の遠くなるほど恥ずかしかったというのに、  
しかも月明かりが差し込んで部屋の隅々まで見渡せるほど明るいのに、  
いきなり股を開かれ、しかもそこをじっと見られ、羞恥のあまり必死に足を閉じようとした。  
(許せ、燕…)  
燕の脚力が弥彦の腕力にかなう筈もなく…。  
月下に照らされたそこを、視線で探って行く。  
(これ…か?)  
やっとそれらしきものを見つけ、顔をあげると、燕は嗚咽交じりに涙を流していた。  
「うっく…ひ…」  
「ごっごめん!」  
ぱっと手を離すと、燕は足を閉じてなおもはらはらと泣き続けた。  
「ごめん…」  
さすがに悪いことをした、とその涙を指でぬぐい、いままでで一番優しい口づけを送る。  
「もう見ないから…続けていいか?」  
その問いに、燕は小さく頭を下げた。  
 
今度は燕の上に覆い被さり、指の感覚だけで愛撫を贈った。  
「これならもう見えないから…」  
そういうと、顔を赤らめながらも燕は黙って肩に手をかけてきた。  
それを合図に、さっき見つけたその穴を手探りで探してゆく。  
(…これだ)  
人差し指に、奇妙な感覚がある。  
窪んだそこに指の先を触れさせると、ぬめりの中にザラザラとして、それでいて柔らかいものが触れる。  
それと同時に、燕が鳴いた。  
その窪みに、そっと  
力を入れて押す。  
―――プッ…  
ぬめりのお陰で抵抗も少なく、指一本がするりと入った。  
「ひああっ…」  
その指を動かし、内側をまさぐると、胸よりも強い刺激に大きな嬌声を洩らす。  
さらに、もう一本指を増やす。  
「あっ…つあんん!ひぎっ!」  
腰を浮かせ身を捩じらせ…本能のままに喘ぐその姿の、なんと官能的なことか…。  
我慢の限界に達した弥彦は、そっと指をぬくと燕の体に纏わりついた着物を剥ぎ取り、  
自分の腰紐を解いた。  
 
生まれたままの姿になって向き合うのは、少し照れくさい。  
それは燕も同じようだった。先程よりも顔の赤さが三割増し、といった所か。  
お互いに目が合うと、緊張が少し緩んで、笑った。  
細めた目で優しく微笑みかける燕を見て、  
「燕ってこういう顔もするんだな。いつも泣いてばかりだったってのに」  
からかい半分でいうと、また困ったように赤くなって、それがあまりにも  
可愛くて、思わず吹き出してしまった。  
「〜〜〜〜〜〜弥彦君!///」  
「悪い悪い。///」  
緊張が一気に解けて肩の力が抜けた。  
「じゃあ、いくぜ…」  
「……うん…」  
硬くなったそれを燕に宛がうと、ゆっくりと腰を沈めた。  
「ああああああっ!!!」  
燕が、大きく叫んだ。  
それと同時に感じた、強い快感と、苦しさ。  
燕が、燕の膣が、まだほとんど入っていない己を追い出そうとするかのように、  
強く締め付けているのだ。  
「いっつ、痛いっ!!」  
燕の顔が、涙で歪む。きっと、彼女の痛みは自分の想像を有に越えるだろう。  
「だ、だしてっ!」  
燕の、懇願の叫び。  
それでもやめない。止めたくない。  
「ごめん…我慢して…」  
正直、自分も辛い。強すぎるその締め付けに、繋がっている所から  
痛みと苦しみが襲って。  
それに耐えつつ、全てを膣内に収めた。  
 
苦しそうに息を切らせている燕に、できるだけ優しく囁いた。  
「全部…入ったよ…」  
聞こえているのかいないのか分からないが、少しずつ、接合部の肉壁の  
締め付けが緩んでいく。  
そして聞こえた弱弱しい声。  
「入っ…た…?」  
「ああ…」  
「そっ…か…やっと…」  
燕は痛みを堪えてはにかんだようにえへヘ…と笑った。  
「辛いか?」  
「…さっきよりは、だいぶ収まったよ…まだ痺れるけど…」  
「じゃ、もう少し待つよ…」  
荒い息がほんの少し、体を揺らすだけでも、その微振動がつたわる度に  
快感が腰にかけて伝わっていく。  
そんな心地よさに身を任せていると、白い指が、繋がった所にそっと触れた。  
「燕…?」  
「不思議な感じ…」  
「…?何が…」  
「だって…弥彦君が中にいるなんて…それになんだか脈打ってる…」  
「///…それはおまえの中が気持ちいいから…」  
「ひゃぁ〜〜〜それ以上言わないでっ!」  
耳まで赤い顔と自分の口を塞いだ小さな手が震えていて…  
やっぱり可愛いな、と顔が赤くなるまでクックと笑った。  
 
と、笑ったのがまずかったのか。  
「!!」  
体の振動が接合部を思いっきり刺激し、胎内に収められた部分から  
言いようも無い快感が腰のあたりまで広がった。  
(や…ヤベェ…)  
不思議そうに見上げる燕の視線が、今は恨めしい。  
「どうしたの…?」  
「いや…あの…動いていいか…?」  
「…………え…えぇ!?///」  
(…っ!もう限界…)  
「…ごめん!」  
弥彦はできるだけ…少しでも燕の痛みが和らぐようにと、ゆっくりと肉棒を  
引き抜き、ぐちゅり、と音を立てながらまたその狭い洞の中に戻してゆく。  
「…んっ…んああっ…は…」  
身を捩りながらも必死に耐えるその姿があまりにも官能的であり…そしてその快感も手伝って…  
弥彦は完全に理性を手放した。  
「っつ!?や…弥彦君?…あ…ああ!」  
燕の戸惑い混じりの嬌声も耳に入らず、腰を激しく動かしていく。  
強過ぎる刺激に思わず逃げ腰になるのを繋ぎ止め、さらに深く入り込んで。  
鳥肌が立つほどの快感が、背筋をつき抜け昇華していく。  
「あ…あああっ!…い…うあっ!」  
燕が声をあげる度に、秘肉が甘く絞まる。それがなんとも言えず気持ち良く、  
もっと奥に入りたい、と肉棒をつきたてた。  
 
破瓜の痛みは殆どひいていない。それなのに容赦無く抉るように貫かれ、 
燕はただなすがままに押し寄せる痛みに耐えていた。  
硬く閉じた目を開けると、紅潮した弥彦の顔が映って…弥彦の悦びが感じられて、それが燕の快楽となった。  
「や…弥彦…く……」  
自分はまだこの感覚は快感には程遠い。ならばせめて…と。  
「手…手を…」  
燕が弥彦の手に自分のそれを重ねると、掠れた声でつぶやいた。  
指と指とが絡み合い、ぎゅっ、と強く握られる。これが自分の喜びの証だと…。  
切ない喘ぎ、熱い吐息、そして交わりによって奏でられる淫靡な水音が部屋に木霊して…  
弥彦は若い欲には逆らわず、貪るように貫いて…果てた。  
 
「ごめん…痛かった…?」  
申し訳なさそうな弥彦。初めてなのに酷くしてしまったことを詫びているのか。  
「…謝まらないでよ……」  
それでもなお俯いたままの弥彦に、燕は囁きかけた。  
「…わたしも嬉しかったんだから…それに……」  
 
『       』  
 
「〜〜〜//////!!!!」  
思わず赤面してしまった弥彦と悪戯っぽく笑う燕。  
まだ大人になりきれない、無邪気さと純粋さがそこにはあった。  
 
『今度は私も気持ちよくしてくれるんでしょう?』  
 
睦言とも戯言とも言おうか。青い、少女と、少年との。  
 
      おわり  
 
 
 
 
 
 
「…いたた…」  
「大丈夫か?やっぱ今日は休んだほうが…」  
まだ夜明け過ぎの、赤べこの一室。痛みと格闘しながら、なんとか身支度を整えた  
燕は朝の開店準備をするためによろよろと部屋を出ようとしていた。  
「大丈夫よ…それに妙さんに知られたら…ね…」  
「……そうだな……」  
言うまでも無いが、それをネタにからかわれることは間違いない。それどころか、  
あの口軽の噂好きのことだ…といろいろ悪いほうに考えがいってしまう。  
「頑張れ…俺もできる限り手伝うから…」  
「うん…」  
「あらあきまへん。燕ちゃんはゆっくりせな」  
「…………」  
「………………」  
「「!!!!!!!」」  
「あら、失礼やねぇ。化けもんでもみたみたいに…」  
「たったっ…妙…」  
「ああ、弥彦くん。あかんえ?女の子は初めてのときは相当痛いんやから。いたわってあげな」  
「じゃなくて…いつから…」  
「『いたた』あたりかな?」  
「〜〜〜///!!!」  
「にしても困ったわ〜。燕ちゃん目当てで来るお客も多いんやし…いままで無欠勤の燕ちゃんが  
一日休むとなると今日中に噂が広がってまうわ〜」  
「//////!!!」  
「まっ、弥彦くんは燕ちゃんの分まで話しに付き合ってもらおかvついでに燕ちゃんの  
『ふぁん』の男の子にも付き合ってあげなvv」  
耳まで赤く染まった燕と固まった弥彦をにんまりとみつめる妙。今日は二人にとって  
最大の厄日となるだろう。  
そんな二人を知ってか知らずか…雀たちが楽しげに唄っていた。  

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