「牛乳やその他諸々の女共め……ちょっとばかし特定部位の肉付きがいいからって
調子付きやがって……！」
「お前もなあ、気にしてるのはわかるがそんなに敵対心燃やさなくてもいいだろーが」
「あ？ だ、誰が気にしてるって！？」
「いや、だから、小さくてもいいじゃ」
「誰が小さいって！？」
「っつーか、お、俺はむしろその方が」
「その方が？」
「こ、好みっつーか」
「そうか」
「……お、おう」
「だが
お 前 の 特 殊 嗜 好 に 興 味 は 無 い 」
「あらら、古マットレスが捨ててあるのかと思ったら宇喜田じゃないかあ」
「………」
「駄目だよ〜ああいう時は『俺はお前の胸が好きなんだ』って言わないと〜」
「お前、見てたなら止めろよ……大体そんな恥ずかしいこと言えるかっ！」
「難しい？ じゃあ略して『お前が好きなんだ』でいいんじゃなーい？」
「人の話聞いてるのかてめえはっ！」