「兼ちゃんちょっといいかね?」馬師父の低い声がボクの部屋のドア越しに掛けられたのは  
皆で取る食事も終わり消灯までの貴重な自由時間だった。  
今頃はしぐれさんと美羽さんの入浴時間で常なら馬師父はしぐれさんのトラップを掻い潜ろうと悪戦苦闘してる筈なのに?                          
(因みに最近のボクは命あってのものだねとお供していない)と疑問に思いつつ師父を招きいれた。  
 
「兼ちゃん今日は掘り出し物があるね」<お宝>を獲得した時の例のホクホク顔で開口一番語りかけてくる師父  
ボクと同年齢の娘までいるとは思えないフレンドリーさはキツイ修行に耐えるボクに対するこの人なりの気遣い  
なんだろうか?半分はソレもあるだろうがもう半分はHな事に喜びを分かち合う人材としての好意だと僕は見ている。  
 
「モノは何ですか師父?今月は月謝も払ったし師父の<しぐれどんせくしー・しょっと10枚組>も買わせて頂いたので  
お小遣いの残りも少ないんですが?」取り敢えずは牽制、如何にイイモノでも飛びついていては足元を見られてしまう。  
(「実りある交渉術・実践篇 大学館刊行」で学んだ知恵だ)  
「そんなに警戒しないでいいね、これは可愛い弟子に対するアフターサービスよ」懐からなにやら取り出しす馬師父。         
「…なんですソレ?」交渉の必要なしと知り拍子抜けしつつただの白い手拭いに見える<掘り出し物>の正体が掴めない。          
「まぁまぁ…ところで今言った<せくしー・しょっと>はどうだったね?」  
「え……えへへへぇぇ(いかん顔が緩みまくってる)…師父は天才です!!」  
「どうやったらあんなにドアップでしぐれさんの褌の食い込んだお尻を撮影できるんですか?」  
「それは企業秘密だから教えてあげられないね」チチチと舌を鳴らしつつ人差し指を振る師父  
「でさっきの兼ちゃんの質問だけど…よく見てみるね。<観の眼>を養うのは武術家の基礎ね」  
そう嘯きながら折り畳まれた手拭いを弄ぶ師父。  
 
白い手拭い…布…生地は木綿?…今の繋がりの見えない会話…総合すると「もしかしてしぐれさんの褌ですか?」  
「ぴんぽーん♪大正解」愉しそうに答えると師父はボクの手にソレを手渡した。  
「いや、あのボク下着そのものには特別な思い入れは無いんですが」Hな写真とかなら兎も角  
人様の私物を盗むのは犯罪であるとの思いがボクの応えの歯切れを悪くする【盗み撮りも犯罪です】  
「まだまだ甘いね我が弟子よ!!」急に眼を剥いて一喝してくる師父  
「武術家たる者普段から視覚だけに頼るのは良くないね。見て聞いて触って味わって、五感全てで宇宙を捉えることが  
出来るようになるのが武術の究極の目標の一つね」拳を握って演説する  
「大体いつも写真だけじゃ飽きるね。写真とそれに映ってる褌のリアルな手触りを体感してこそ  
一段階上のお楽しみが待ってるね♪」  
 
「ではそういうことで健闘を祈るよ兼ちゃん」馬師父の強引な演説に半ば呆然としているボクの肩を軽く叩くと  
師父は出て行ってしまった。しぐれさんのふ、褌を残して。  
 
し、仕方ないなぁ馬師父の折角の好意を無駄には出来ないし(視界の隅を件のうさぎが笹持って走ってた気がするが無視)  
取りあえず手の中のモノを広げてみる。お尻の溝を通って前垂れになる一枚の布と腰で結ぶ紐だけという単純な構造だけど  
コレがしぐれさんの大事な所を覆っていた下着だと思うと………  
 
それからは自分の行動に正当性を付けるための理屈をこねる余裕も無く<しぐれどんせくしー・しょっと10枚組>を机の                        
上に出し白いしぐれさんのお尻に食い込んだ写真の数々を広げる。特にお気に入りは大きく脚を開いている所を真下から  
呷ってるショットだ。(食い込みすぎてるから艶光する陰毛が数本はみ出てしまっているのだ)  
「見て、触ったら…次は嗅覚だよね(〃∇〃)」 誰ともなしに話かけつつ目を閉じてしぐれさんの褌、お尻に直に  
食い込ませてた下着を鼻先に近づける。あ、何か甘酸っぱいような匂いが…コレがしぐれさんの匂いなんだと思いながら          
更に深く味わいたいとそっと口をあけ舌を伸ば「待…て」「そんな良い所なのに待てだなんて殺生で………!?」  
   
!?○×△=☆$★〜♪!!!!!!褌を外したら隣に居たのは他ならぬしぐれさんだった。終わった何もかも_| ̄|○  
 
怒りの篭った叱責か侮蔑の言葉を予期してボクは項垂れたまま硬直していた。兎に角このままでは無間地獄だ。  
早く裁きを下されるのを心待ちにする未決囚の気持ちが良く判る。  
「いくら何でもイキナリ無礼打ちは無いよねアハハははh……」とうとう沈黙に耐えかねて変なことを口走ってしまった。  
 
「おい兼一…人と話をする…時は相手の目を見る」言い訳の仕様が無いシチュエーションで見つかって固まっていたボクの  
耳にいつも通りの変わったイントネーションでしぐれさんが語りかけてくる。  
恐る恐る顔を上げると吃驚するぐらい近くにしぐれさんの顔があった。  
不思議な光を湛えた黒瞳には狼狽してるボクの顔が映ってる。怖いくらい綺麗な顔だと立場も忘れて惚けてしまった。  
 
「ボクの褌は…食べても美味しく…ないぞ?」皮肉や嫌味でなく心底不思議そうにしぐれさんが小首を傾げて云う。  
「いや食べたいわけじゃなくてしぐれさんの匂いを嗅いでしまったら堪らなくなって」素直に白状すればするほど気まずい。  
「ああ…オカズって奴か」ポンと手を叩いて納得したように頷くしぐれさん。  
しぐれさんの口から出てきた想定外の言葉に凍りつくボク。  
「違うの…か?ズリネタって…奴なんだろう?」駄目押しをされてコクコクと頷くことしか出来ないボク。  
「健康な男なら…毎日しないと体が腐るって逆鬼が…」又逆鬼師匠の与太話が情報源ですか  
「兼一は写真や褌が無いと…出来ないのか?ボクのお気に入りだから褌は返して欲しいんだが」  
「はい当然お返しします!!」コメツキバッタのようにペコペコ頭を下げるボク。「ズリネタ…にはボクがなってやるから」  
 
!?☆$★♂♀○×△=☆$★〜♪!!!!!!本日二度目のショックがボクを襲ったのであった。  
 
「しぐれさん…あの今ズ、ズリネ………」しぐれさんの喋り方は独特だが声そのものは通る方だ。  
だからハッキリと彼女の喋った台詞自体は聞こえていたんだけどどうしても聞き返さずにはいられない内容だった。  
「な…何度も云わす…な。ケンイチの体が腐ったらボクも…困る」ぶっきらぼうだが怒ってる時の顔じゃないのは判った。  
「ゴクッ…じゃあ、そのヨロシクお願いします」数瞬迷いはしたがボクが選択した返事はこれだった。  
良心がかなり疼いたのも事実だがしぐれさんの申し出の魅力の前には無力だったのだ。  
「ん…じゃあどうすればいいんだ?ズリネタって」また返事に悩む問いかけだがボクはもう迷わなかった。  
「ボクのお願いする格好を取ってください。とりあえず其処に後ろを向いて立ってください」  
「わかった」すっと立ち上がると距離をとり身を翻すしぐれさん。  
その無駄のない挙措に内心を感嘆しながらも今のボクは梁山泊の弟子であることは忘れ(馬師父との絆は深まったけど)  
この降って沸いた幸運を最大限生かすことに専念することにする。  
 
「えーと刀とかクナイとかは外して其処にでも置いてください」無礼討ちは無くなったとはいえ武器を身につけられてると  
正直落ち着いて愉しめないからお願いした。  
「ん」あっさりと背を向けたまま背負ってる刀を外し懐から分銅鎖を出しタイツに挟んでるクナイを取ってetc……  
瞬く間に僕の部屋の片隅に武器の山が…まさかアレほど大量に武器を身につけてるとは思わなかった(汗)  
「で次…は?」背を向けてくれというボクのお願いを守って振り向かずに尋ねてくるしぐれさん。  
「足を軽く開いて掌を床につけてください」指示した瞬間には肩幅まで足を広げ掌を床にぴったりつける。  
美羽さんも柔軟だけど予備動作なしで音も無く動く様子を見るとしぐれさんが隠行の達人なのも頷ける。  
「暫くそのままでいてください」跪くと其の侭じわじわと近づいていくボク。  
しぐれさんの丈の短い着物の裾が割れて褌に包まれた丸いお尻のラインが露わなのが良くわかる。  
近づくほど見上げる形になり師父の写真でしか見た事のないお尻の谷間までまじまじと見ることが出来る。  
 
下から見上げると肌理の細かい肌にうっすらと産毛が生えているのが僕の部屋の電灯に照らされて判る。  
鍛えられた筋肉の上に脂肪が薄っすらとのった逞しい太腿、突き立てのお餅を思わせるいかにも柔らかそうなお尻の  
そして褌の布が絞られて股間を通っている様子も手に取るように…手に……  
そうだ折角「ズリネタ」になってやるとの有り難い申しでなんだから観察するだけじゃ勿体無い。  
興奮しすぎて忘れていたけど元々中断されていた<お楽しみ>の為の身体の準備はすっかり回復している。  
ズボンのジッパーを降ろすと今までに無いくらい強張ってるボクのペニスを苦労して引っ張り出す。  
うわ!?…先走りの液でトランクスまでベトベトだ(苦笑)下手に扱くと直ぐ放出の憂き目に会いそうだなと考えてそっと  
手を添えるだけにする。  
 
ボクが背後で何をしているか察している筈のしぐれさんは馬跳びの時の台になる要領の格好のまま微動だにしない。  
それに気をよくして顔をしぐれさんの股間に近づけて行くとその時気づいた。  
しぐれさんのお尻の谷間に食い込んでる白い褌は捻じれて濃い叢が僅かに覗いている!?  
馬師父の写真にも写っていたからもしやと思っていたけどやっぱりしぐれさんは結構陰毛が濃い体質みたいだ。  
綺麗な日本人形のような硬質な顔立ちとのギャップにボクは益々興奮を募らせてしまう。  
駄目だもう我慢できそうにない。しぐれさんの褌から僅かに覗いている陰毛を視姦しながら射精させて貰おう。  
そう心に決めると痛いくらいに強張ったペニスを握り締めて扱き始めた。  
 
しぐれさんのお尻、太腿、褌、陰毛etc忙しなく視線を走らせながらも脳裏では普段のしぐれさんの様子も浮かぶ。  
武器の使い方の稽古をつけてくれるしぐれさん、普段は怖いくらい静かだけどふとした拍子に優しく笑うしぐれさん…  
あぁ駄目もう我慢できない。  
「う…ううぅ…うわわあぁああああっ!!!」膝立ちのまま激しくペニスを扱き始めるとあっと言う間に射精してしまった。  
まるで尾?骨から背骨まで電気が走ったかと思うと驚くほどの量の精液が放物線を描いて飛んだ。  
というか命中してしまった。しぐれさんの丸いお尻に(泣)  
 
「あっ」しぐれさんの身体がピクリと動く。ペニスを握ったまま固まるボク。  
「す、すひません」なるべく平静な声を出したかったけど裏返って失敗した。  
「いや、いい。突然だったから驚いただけ…だ」お願いしたままのポーズで顔だけ振り向いて応えるしぐれさん。  
半萎えのペニスを握ったままのボクと褌を締めたお尻に精液を滴らせているしぐれさん。二人の間に奇妙な沈黙が訪れる。  
 
「あの」「兼一」同時に口を開いて再び二人とも黙る。  
「なんですかしぐれさん?」やはりボクから喋れないとと思い先を促す。  
「お尻。自分だと見えない…から兼一が拭いてくれ」いつもより早口で話すしぐれさん。  
よく見ると目元がほんのりと紅く染まってるような気がする。  
精液を掛けられた(下手人はボクだけど)お尻を突き出して照れてるしぐれさんを見てると又ペニスに血が集まってくる。  
「判りました。たしかタオルがどこかに」ソレを気取られまいと部屋の片隅に視線を走らせる。  
「いい。これ…を使え」衣擦れの音としぐれさんの声が聞こえたときにはしぐれさんは自分の褌を解いて差し出していた。  
今では足を開いてお尻を突き出しているしぐれさんの全てがボクに曝け出されている。  
濃い陰毛の翳りも綺麗なサーモンピンクの性器…いやオ○ンコも菫色をしたお尻の穴の窄まりも…  
興奮のあまり震えながら褌を受け取るとしぐれさんのお尻に手を伸ばす。  
「ふ、拭きます」「ん」小さめの返事を受け取るとゆっくりと拭い始める。  
 
兼一がボクのお尻を見ているのが判るというより兼一の視線を熱いくらい感じてしまう。  
ボクのお尻を一生懸命見ながらオチンチンを扱いてる様子も手に取るように判る。  
だってあんなに鼻息荒くしているんだもの。なんだか凄く可愛いと思う。  
ちょっぴり恥ずかしい気もするけど自分にこんなに夢中になってくれたらやっぱり嬉しい。  
美羽の事を思うと申し訳ない気もするけど流石にあの娘にこの役をさせる訳にもいかない。  
 
発端は秋雨主催の第○回兼一育成会議だった。兼一に修行を付けてる師匠のみーてぃんぐ  
とは言ってもアパチャイはおやつを食べてるだけ逆鬼はお酒を飲んでいるだけ。  
結局秋雨が話して剣星が(ボクの写真を撮ろうとしながら)相槌を打ってソレで大筋は決まる。  
少なくとも何時もはそうだからその時もボクは闘忠丸と遊んでいた。  
兼一にソロソロ女を教えないといけないと二人が結論を出すまでは。  
「問題は誰に兼一君の筆卸をお願いするかということだが」と秋雨  
「おいちゃんの娘の蓮華なら安心ね」胸を張るハゲ…じゃない剣星  
その後逆鬼が剣星に無駄に張り合おうとしたりアパチャイがオロオロしたのはどうでもいい。  
「ボクがやる」兼一に女が必要なら他人に譲る気は無かったのでそう(刀を抜いて)断言した。  
で結局ボクが兼一に女を教える事になって現在に至るんだ。  
 
兼一の様子が一層慌しくなってきたなと思った時にはボクのお尻には精液が掛けられていた。  
「あっ」と思わず声を洩らしてしまう。だって凄い勢いでボクのお尻に叩きつけられるんだもの。  
「す、すひません」慌てる兼一の様子がおかしくて堪えるのが一苦労だ。  
「いや、いい。突然だったから驚いただけ…だ」さてこの後どう誘うべきか思案しながら返事をする。  
 
「あの」「兼一」同時に喋りかけて二人とも黙る。  
「なんですかしぐれさん?」一瞬間が空き兼一が聞いてくる。この間に次にどうするかボクは決めていた。  
「お尻。自分だと見えない…から兼一が拭いてくれ」流石に気恥ずかしくて早口になっちゃった。  
「判りました。たしかタオルがどこかに」とぼけた事を云う兼一だけどもうオチンチンを大きくしてる事は  
(今吃驚するぐらいボクのお尻に精液をかけたくせに)見逃してないぞボクは。  
「いい。これ…を使え」次の段階に進もうと自分の褌を解いて差し出す。  
うわ…かなり恥ずかしいなやっぱり。この格好だとアソコもお尻の穴も全部兼一に見られちゃうし。  
 
「ふ、拭きます」「ん」平然としているのが難しくなりそうだなと考えつつ短い返事で誤魔化したんだ。  
 
ヌリュ…ヌリュリュ…粘度のある精液は褌の生地じゃ簡単には吸い込めない。反って塗り広げてしまう。  
白くて丸いしぐれさんのお尻にボクの黄ばんだ精液が擦り付けられる。  
ヌチュ…ヌチュ…僕の掌に布地越しとはいえしぐれさんのお尻があって手を動かす度に形を変える。  
それどころかしぐれさんの濃い叢に包まれたオ○ンコやお尻の穴までお尻の肉に連れられて歪む。  
その卑猥な様子に魅せられながらボクは又自分のペニスを扱きだしていた。  
 
「………」しぐれさんはお尻を僕に突き出したまま無言でボクの掌が(褌越しとは言え)お尻の肉を撫でまわすのを許してくれている。  
「…ん」時々思わずという風に洩らす小さな声を耳にすると段々右手に力が篭ってしぐれさんのお尻の肉を乱暴に揉みしだきたくなる。  
その衝動を堪える為に片方の手で扱くペニスを一層乱暴に扱う。その繰り返しであっと言う間にまた射精しそうになってくる。  
 
挑発の甲斐もあって(かなり恥ずかしかったけど)兼一もかなり積極的になってきている。  
ボクのお尻から自分の精液を拭うのが目的だった筈なのに逆に塗り広げるようにしながらボクのお尻を撫で回すしアソコもお尻の穴も舐めるように見つめてくる。  
「…ん」兼一の好きにさせるために黙っていようと思ってもつい口から洩れる声を完全に殺すことは出来ない。  
でももう開き直ってるのか先ほどまでみたいにうろたえたりせずに堂々としてるのはやっぱり男の子だなと感心する(やってることは乱暴なぐらいにオチンチン扱いてるだけなんだけど)  
これなら次のすてっぷに進んでも大丈夫かな?ちょっと思案のしどころだけど兼一にお尻に射精されたりお尻を好きなように弄らせてるうちにボクもアソコが疼いてきちゃった(照)  
 
「兼一」「…は、はい」不意に首だけ振り向いてボクに声を掛けるしぐれさん。ペニスを扱く手をどうしようかと思いつつも高まりつつある快感に我慢が出来ない。  
「……」「……はぁ…」なぜか黙ってボクを見つめるしぐれさんの深い色をした黒瞳を見つめながらペニスを扱き続ける。チラと視線をボクのペニスに走らせるしぐれさん。かなり気恥ずかしかったが同時に不思議な高揚も感じる。  
再びボクに視線を合わせたしぐれさんの瞳は少し潤んでる気がして一層綺麗で艶やかだった。  
「…兼一」「は…はい?」「手…休んでる…ぞ」ボクの精液が塗り広げられたお尻を強調するかのように軽く揺するしぐれさん。  
「う!?……くううぅぅううう〜〜〜〜っ!!!」  
その仕草と僅かにからかう様な笑みを浮かべた表情を見た瞬間ボクは本日二度目の射精をしていた。  
一度目より盛大に…結果更に大きな放物線を描いて振り向いていたしぐれさんの顔に掛けてしまった……精液を(泣)  
 
「兼一」「…は、はい」振り向いて兼一に声をかけるとオチンチンを扱きながら返事をする。さっきあれだけ出したばかりなのにもうあんなに大きくしてと思わず見惚れてしまう。  
ボクがオチンチンを盗み見ても兼一も開き直ったかのように堂々と扱き続けている。  
「……」「……はぁ…」いつもはちょっと頼りないけど優しい顔の兼一も男いや雄の顔になるんだと感心していると向こうもボクの顔をじっと見つめてくる。  
もうちょっと煽ったらその気になるかな?「…兼一」「は…はい?」「手…休んでる…ぞ」誘うようにお尻を揺すってみる。  
と「う!?……くううぅぅううう〜〜〜〜っ!!!」タイミングを計ったかのようにまたオチンチンから精液を飛ばした兼一。しかもさっきより盛大にボクの顔に!  
 
ちょっと呆れて見つめていると一瞬顔を青くしたかと思うと茹蛸のように真っ赤になって口をパクパクさせる。  
 可笑しさの余りクスッと吹きだしてしまった。  
「い…いいよ。別に怒って…ない」  
「まだ、出来る…ならおいで」  
 返事を待たずに兼一の手の中に褌を残して立ち上がると背を向け部屋の隅に畳んである布団を敷いていく。  
 お日様で良く干されたシーツの匂いを嗅ぐと美羽の顔が浮かんで慌てて打ち消した。  
 
 ボクの躊躇いなど知らない兼一が背後に寄り添って来る。  
ゆっくりと腕が肩越しにボクの身体を抱きしめ熱い吐息が耳元に当たる。  
「し、しぐれさん」  
熱に浮かされたようにボクの名を呼びながら段々腕に力がこめられて来る。  
 二人の体が隙間なく密着すると兼一はボクのうなじに鼻先を埋めてスンスンと鼻を鳴らす。  
「え…遠慮せずに…好きにしていい…よ」  
 ボクを抱きしめたままそれ以上の事をしてこない兼一に焦れてつい誘うような事を言ってしまう。  
 
 
 その言葉を待っていたかのように兼一の両手がボクの胸に添えられるとゆっくり撫で擦りはじめた。  
 ゆっくりゆっくり薄皮を剥ぐみたいにボクの胸を撫でていく掌。  
 心地好いけどもどかしい様な不思議な感じが掌からボクの全身に広がっていく。  
「…ひぁ!」  
 優しい掌に安心して身体を預けていると急に指先で乳首を弾かれて吃驚した。  
「…お…い」  
 油断していたのを見抜かれて照れくさかったので誤魔化そうと横目で睨んでみる。  
「好きにしていいって言ったでしょ?」  
 悪びれずに微笑む兼一と目が合う。その間もボクの胸を弄る手は止まらない。  
 そしてお尻に押し付けられるオチンチンは又大きく硬くなっていく。  
 

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