『3−D組、銭形泪、銭形泪。至急、化学室まで来てください。もう一度繰り返します。3−D〜…』  
 
 「どうしたの泪?テストが終わってすぐに先生からのお呼びがかかるなんて。」  
 「う〜ん、わかんない。もしかしてまた手伝いかな?最近多いんだ。先生のお手伝い。じゃ」  
 
 いったい何なんだろう。こんな時期に呼ぶなんて、テストの採点が終わってないはずなのに・・。それにしても教室は涼しいけど廊下は暑いな〜。  
化学室が涼しいと良いなあ。あっ此処だ。先生〜。  
 
 「先生、銭形です。失礼します。」  
 
 ズズズズズズズ・・・引き戸って結構重いなあ。なんでこの学園に引き戸があるんだろう。会長に言おう、ドアにしてくれって。  
中は涼しいなあ〜。先生こんなところで何やってるんだろ、窓を閉め切るまでは良いけど、カーテンまで閉めて電気も点けないで。  
 
 「先生〜。放送で呼ばれたのできましたけど何か用でもあるんですか〜。」  
 「ああ、来てくれたか。銭形さん。そんなところに立ってないで入ってきなさい。ドアは閉めてね」  
 
 私を呼んだこの人が、私の化学の担任の、木畠先生だ。教師になって5年目の女子の人気が結構高い先生だ。  
 
「失礼しまーす。どうしたんですか?こんな時期に私なんかを呼び出して」  
 「うん、まあ本題に入る前に、ひとつ話を聞いてくれ。さて、銭形さん、君はもし塗っただけで気持ちよくなる薬が本当にあったとしたら使いたいと思いますか?」  
 
 塗っただけで気持ちよくなる?馬鹿馬鹿しい、そんなの荒唐無稽もいいところだ。ってあれ?まさかこれって・・・・・。  
 
 「まあ本当にあったらの話ですかね、もしあったとしても副作用が怖いですよ。麻薬みたいで。」  
 「麻薬みたいか…まあ口で言ってもしょうがないだろうからこっちに来てくれ。あ、ちなみに鍵は掛けておいたから。この実験は君のために用意されたものなんだからね。」  
 
 閉められたか…う〜んこのままだと毒だけでなく皿ごと食べちゃうかもしれないなあとりあえず聞くだけ聞いて不意を見て何とかしてみるか。  
 
 「早くきなさい、銭形君」  
 「あ、今行きま〜す。」  
 
 なるほど、ここが先生の実験室か、なんか他の教科の部屋と変わらないなあ、あれ?暗い部屋だけどなんか光ってる。それも、二色?  
 
 「それだよ銭形君。私が開発した『気持ちよくなる薬』だ。男性用と女性用との二色ある。ちなみに男は緑、女はピンクだ。ちなみに分けた理由はホルモンバランスの関係だ。」  
 「でも先生、同じ性別でも個体差があるでしょ?その辺はどうなるんですか?」  
 「その辺は既に解決済みさ、まあ、まずは座ってくれ、いつまでも立ってるわけには行かないだろう?」  
 
確かにいつまでも座ってるわけには行かないしね、此処は素直に座っておこう。でもなんかこの椅子ちょっとおかしいんだけど…まあいいか。  
 
 カチャリ  
 
 あれ?手錠が、両手首に、って逃げられないじゃん!!  
 
 「先生!これはどういうことですか?こんなことをしてどうなるかわかってるんですか?」  
 「君がずいぶん僕のことを警戒してるからね、もし騒がれたら面倒だからちょっと強硬な手段をとらせてもらったわけだ。まあ隙もその分あったわけだ」  
 
 ま、まずい!このままだと動けない。携帯電話も使いたいけど其処まで手が届かないし。  
 
 「それともう一つ。君のテスト、今回28点だったんだ♪」  
 「え!?そ、そんなあ。苦手な化学だったからちょっとは力入れたのに。そんなに悪かったなんて・・。で、その点数をどうにかしてくれる代わりに、私は何をすればいいんですか?」  
 「此処までくればわかるだろう?今回の新薬の実験だ。君の体を使っての」  
 「ちょっと!それって!いいんですか!?ばらしますよ!」  
 「もし君がそんなそぶりを見せたら点数を低くし、更にある先生に協力してもらって妹・・零君だったけな?彼女を実験台に使う。それだけだ。まあ効能によっては成績を上げることも考えている。」  
 
 そんな・・これじゃあ八方塞だあ。しかも拒んでも抜けられないし。拒んだところで妹たちが襲われてしまう。  
 
 「あれ?どうしたのかな銭形さん。もしかして泣いちゃった?まあ泣くだけ泣いてなさい、どうせそれの意味も変わってくるのだから。さて、そろそろ始めますよ」  
 
 恥らえば恥らうほど相手を付け上がらせてしまう。ここは少し我慢していかないと。  
 
「じゃあ塗っていくよ。ちょっとひんやりするかも知れないけど我慢してね。」  
 
 先生のピンク色の手が、首に。やっぱり嫌!くうううっ。  
 
 「ううううっ。せ、先生、冷たいです。なんか風邪引いちゃいそう。は、はあ、はあ」  
 「次に進むため、服を脱がすからね〜。最初のうちはひんやりするってさっきも言ったけど、あとからじんわりと暖かくなるからね」  
 
 はあっ、はあっ、なんかちょっと変な感じがする。先生にも反論できないし。ああ、スカートまで脱がされていく。だめえ、何も言えない、このままじゃ。  
 
 「ふ〜ん、上下白で揃えていますか。清純だね、とてもこんなことをするとは考えられないけど。じゃあ、次は体に塗るからね。よっと。」  
 
 はああ、またひんやりする。首だけで少しおかしくなっちゃうのに、どうなっちゃうんだろ、あううううっ。  
 
 「胸に塗ったら、ずいぶんと反応しましたね。じゃあもう少し多めに塗ってみますか。」  
 「はあっはっ、だ、駄目です。先せ・・あふううううっ。はあはあっ」  
 「よし、即効性は完璧だな。じゃあそろそろ本番に移るか。おっと、そのまえに下半身にも塗っとかないと。」  
 
 なんか少しぼんやりする。胸と下のほうが露になったのに、それを見られてるのに、なんか少し、いい。股をすり合わせてるのも結構気持ち良いかもお。  
ああっ、だめ、また冷たいよう。うううっ、ふああっ。  
 
「ようやく全身に回りましたね。気分はどうですか?銭形、いや、泪?」  
 「せ、先生、こんな、ことをして、はあ、いいんですか?訴え、ますよ!」  
 「口だけは達者なようだね。股の間は?ほうらこんなに濡れている!」  
 「くううああああっ、先生、もう済んだ、でしょう?は、やく、開放、し、てください」  
 「駄目だよ、君がそんなにも喘ぐもんだから僕がムラムラしてきちゃったじゃないか。と言うわけで。」  
 「せ、先生、止めて!それだけは・・・・ああああああああっ!!」  
 
 もう駄目、もういや、先生のが、指が、入っちゃった・・・。どうしてこんなことに・・・。  
 
 「ふうう、ようやく入った。しかし銭形君、少しきついね、君の、オ・マ・ン・コ♪しかしこの姿勢じゃやりにくいなあ、う〜ん、そうだな手錠をはずすよ。銭形君、いいかい?」  
 「は、はい。外してください」  
 
 カチャリ、カチャリ。カラーンカラーン  
 
 「そうだな、じゃあ指を入れたままで、M字開脚。できるかな?」  
   
 拒みたいけど…指が抜けそうにないし…、もし逃げたとしても妹に被害が・・・・、私が矢面に立つしか・・・・。  
 
「は、はい。ああああっ、せん、先生。指を動かさないで・・・・」  
 「うん、よくできたね銭形君。」  
 「だから先生、指を…ああああん!」  
 
 なんてはしたない声を・・・・恥ずかしくて死にそう・・・。  
 
 ピチャピチャピチャピチャピチャピチャ・・・・  
 
 「聞き取れるかい?僕の指が君のアソコを蹂躙してる音を」  
 「ああああんあんあんあんあんんあっああああ、だめ、だめ、あうううううっ!!!!!」  
 
 だめ!だめ!このままじゃ、なんか来ちゃううううううっ!!!  
 
 「うああああっん!」  
 「あは♪イっちゃったか銭形君。君も随分とエロイんだね、ちょっと動かしただけで、ほうらこんなに濡れてる」  
 
 いや!先生。そんなもの見せないで。これ以上私を辱めないで…。たのむから先生…。  
 
 「まだ嫌がるのか、よしよし、これは成功の部類に入るかもしれないな。」  
 「こんな・・ことをしておいて・・」  
 「まだそんなことを言ってるのか?うん、そうだな最終ステップへ行くか」  
 
へ?最終ステップ・・・?先生?  
 
 「せ・先生?何をしてるんですか?」  
 「うん?ちょっとね、よしこれでオッケーだところで銭形君、このまま回すよ。よっと、ふうこれで後ろから襲える」  
 「うわああっ、先生・!?襲うって・・・何ですか?」   
 「薬の効果は時間にしたらもう少しだから早くしないと。じゃ、始めるよ」  
 
 ズブリ・・・私の耳にはそんな感じの音が聞こえた。そして・・・・  
 
 「ああああああああああああああん、あああああああっ!!!せせせせせせ先生いいいいいっ!!いっっっっったい何を!??」  
 「女性用の薬を塗って挿入させたんだよおおおお!!気持ちいいだろう!?」  
 
 言っちゃ駄目・・・「気持ちイなんて」言っちゃ駄・・・やっぱり駄目かも・・・  
 
 「せせせせん、先生いっっっ!あうううううっ」  
 
ピチャピチャピチャピチャン・・・・・先生のものが、なかで暴れてるよお。  
 
 「あっあっあっあっあああっ・・・」  
 「最初は嫌がっていたのに、もうこんなに濡れちゃっているよ。そらそらあ!」  
 「あっあっあんあんあんぁつぁつあっひやああああああ・・・」  
 「本当に嫌がっていたのか気になるよ。こんなに気持ちよさそうで」  
 「あああああん!」  
 「こんなに背をそらして。」  
 「んんんんあああああっ」  
 「中もこんなに締りがよい。」  
 「いんやああああああっ!そんな事言わないでえええええっ!!!」  
 「聞こえちゃうだろう?俺のものが君のそれに出し入れしている、バチャバチャとヤラシイ音が」  
 「あああああううううっ、聞こえますうううう」  
 「このままずっとされていたいだろう?泪?」  
 「ひゃあああああああいいっ、しゃれらいれふううう」  
 
 だめえ、だめえ、先生が言ってたとおり気持ちいよう。ああああああああああっ!だめえええええええ!  
   
 「せ、せんせ、だめええだめええええ!!」  
 「そうかあ、イきそうかあ。先生もいきそうだ。外に出すぞ」  
 「ああああああああああ・・ああああっーーーーーーーーーー!!」  
 
 はあ、はああ、なんか変な感じがする。頭に靄がかかってて、とっても気持ちいい。ずっとされていたいけど、もう腰が動かないよ〜。  
なんか薬の所為で正確まで変わっちゃいそう・・・。  
 
「うん、実験の結果も良好だね。有難う銭形君。これで更に一歩前進したよ。更に自分も満足できて一石三鳥だ。あとは副作用のことだな」  
 「?副作用って?」  
 「その前に服を着ろ。着替えはこちらだ、君が座ってたシートはびっしょびっしょだがな」  
 「す、すいません」  
 
 あれ、さっきまで気持ちよかったのに消えている。もしかしてこれが副作用なのかな?その前に服、服。  
 
 「んで、先生。副作用って何ですか?」  
 「う〜ん、実はなあ。すでに感じてると思うが、やってるときの気持ちよさって奴は超絶、といっても差し支えない。それは分かるよな。だが終わった後、すぐに醒めてしまうんだ。  
  つまり後の余韻が通常より少ない。」  
 「なるほど、それでさっきまで・・・・その・・・・叫んでいた私は今はこんな冷静なんですね?」  
 「まあ、そういうことだ。そしてもう一つ。むしろこっちが問題だ。」  
 「なんですか?もう一つって。先生」  
 「突如として感覚がぶり返してくる。どんな場所でどんな時も、何をしようと関係ない、たとえ授業中でもぶり返してくる。まあそれは個人差があるわけだ。たぶん君は大丈夫だろう、ちなみに一週間でそれは消える」  
 「そうですか・・・っていうか!最初からそう言って下さいよ!!わずかながら協力したのに・・・」  
 「ああ、ごめん。んじゃ点数の件は・・そうだな、あまり高いとみんなの反感を買うから、銭形君にしては少し低いと思わせるくらいでいいかな?」  
 「はい、それでお願いします。そして先生、妹には手を出さないでくださいね!!それでは、失礼します。」  
 
 もうちょっと化学をがんばろう、さすがにいつまでもこうしている訳にはいかないし…。  
 
 「あ、お帰り。泪〜、どうしたの?随分遅かったじゃない。もしかして先生となんかあったの?」  
 「う〜ん別に、いつもと同じだよ」  
 「ほんとかな〜?先生かっこいいし、泪も可愛いし。噂も立っちゃうかもよ?」  
 「そんなことないじゃない。帰ろ、日もくれそうだし」  
 
 はあ〜明日は出勤か〜、柴田さんならわかるかな?化学。わかるんなら教えてもらお。  
 
 

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