ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・つぎはー・・・・。  
舞こと銭形舞は、電車に揺られながら帰路についていた、車内には一人二人、数えるくらいしかいない。  
「はあ〜今日は疲れたなあ、五代さん頑張ってるのは良いんだけど、はあ〜、もうちょい頭使ってくれないのかなあ」  
五代さんについての愚痴を数分心の中で言ってると、急に電車が止まった。どうやら、駅に着いたみたいだ。  
ドアが開き、若い男が数人乗ってきた、全員遊んでいそうな、そんな空気を醸し出している。おまけに少しうるさい。  
「ああ〜降りる駅までまだ先かー、ふう、席も空いてるし座ろうかな。」と、少し警戒しているのか、入ってきた男達とは遠い席に座った。  
ガタンゴトン・・・・ガタンゴトン・・・・。  
「つぎは〜○○〜○○〜」アナウンスの声が車内に響く。  
「ん?あ、降りる駅だあ、あーやっと着いた。帰ろっと。」と降りようとしたそのとき。  
ガシッ  
後ろから腕を捕まれた舞が見た物は、若い男が数人自分の方を見てにやにやしている、そんな光景だった。  
 
「ちょっと!なにするのよ!」驚いて普通の女子高生の反応をしてしまうま舞。  
しかし、数々の事件に立ち会ってきた舞にはこんなこと驚くに値しないことだった。落ち着いて、ストラップの準備をする。  
「はなしてよ!」既にストラップの準備は万端だ。  
「こんな時間に、何でほっつき歩いてんの?」  
「おれらとオールで遊ぼうよ」・・・・・  
口々に出される口説き文句。いつもは丁重に断っているのだが、今回はダメだ。腕を捕まれているから、当然実力行使有るのみ。  
「え?どうしよっかなあ」腕をつかむ力が徐々に弱くなってきている。男達も、舞も「チャンス」と思っていたそのとき。  
「ドアが閉まりマース・・・」アナウンスがなった瞬間。舞の体は男達と距離を取っていた。そしてついに、  
 舞のストラップが舞う、赤い線が一筋走るたびに男達は倒れていく。本来ならそこで止める物の、今日に限っては少しいらついていたのか、SMのようになっていく。  
「やめて」等という泣き言を聞いても、いっこうに止まらない、むしろステップが早くなり、あたりも強くなっていく、そして舞の顔は笑っていた。いじめを楽しんでいるかのように。  
 再びアナウンスが鳴ったとき、ようやく舞のSMまがいのお仕置きは終わった。舞の心も晴れたようだ。いつものあの可愛い笑顔だ。  
「あああ、もうこんな時間だ、早く帰らないと零に焼き芋食べられちゃうう、あのこ食いしん坊だからなあ」こうして舞は帰路に就いた。  
そして翌日・・・・  
 
舞は妹の零と一緒に仕事場への電車(もちろんJR)に乗っていた。車内はとても混雑していて、体を動かせそうにもない。  
二人は何とかドア側のスペースに立っていた。  
「いつ見ても電車って混んでるね、ファ〜、昨日は大変だったなー、仕事も遅くなっちゃったし」  
「そういえば姉さん昨日は殊更遅かったですね、寝不足だからって仕事中にねないでくださいね」  
「分かってるわよ零、まだまだ私も若いから頑張らなくちゃ!・・ひゃん!」突然奇声を上げる舞。  
「どうしたんですか?お姉さま」すると舞は「大きい声じゃいえないけれど、誰かにお尻を触られたの」  
「そんなことが・・あん!」と、姉の舞と同じ奇声を上げてしまった。  
「まさか零も?」そう訪ねる舞の息が少し荒い、しかも時折、「ふっ」や「う゛ん」などの声を出し、奇妙に体をくねらせている。  
そして舞は、「零、次の駅で改札を出て、タクシーでも拾って仕事に行きなさい」零は舞の言う通りにする。零は危険がすぐそこにあると感じていたのだ。  
「分かったよお姉ちゃん、ちょうど着いたみたいだし、じゃ、仕事場で」ドアが開いた瞬間、勢いよく外に出ようとする、がしかしドアまでもう少しという時に零の体は後へと引っ張られる。  
 
驚いて振り返る零、そこにいたのは顔や腕にけがを負っている数人の男達だった。  
「悪いね嬢ちゃん、俺らこの子に結構なことをされちゃったんだわ。そしてこれはその仕返し」  
「あなたたち、零に何かしたら許さないわよ」体を触られているものの何とか気丈に振る舞う舞。  
「へえ、俺達を携帯でぼこぼこにするってか?この携帯で」と言う男の手には、舞の携帯が握られていた。  
「所詮携帯がなければ、単なる女子高生だろうが、さーてと、始めるかおい、おまえらまだ服は脱がすなよ、あでもブレザーは取れ、シャツの上から痴漢プレイだ」  
ブレザーを脱がそうとする男達に反抗する舞、しかしそのとき、ポケットから手帳のような物が落ちた。あわてて拾おうとする舞、がそれより先に男がそれを取ってしまっていた。  
「中身は何かな〜、んん!おいこいつ警察だぜ、しかも結構偉い役職だよ」そういう男の目は少し輝いていた。まるで極上の獲物が目の前にあるかのように。しかし舞の顔は呆然としているそして零は怯えきっていた。  
次は間違いなく自分だ。目がそう訴えている。舞が警察と知った男は、  
「よし、たぶんあいつも同じだろう、こんな機械は二度と無いからな、二人一緒に楽しんじゃおうか、あのこのブレザーも脱いでやれ」  
男達は零のブレザーを素早く脱がせてしまうと舞と零を並ばせ、二人の体をまさぐり始めた。  
 
(嫌・・・こんな事が初めての経験なんて)  
まさぐられながらも二人が思ったのはこんな事だった。舞などなまじ知識を知っていたため、顔からは涙が出ていた。  
「嫌、やめ・・て、もうやめて」泣きながらも訴え続ける舞、しかし。  
「やめて・・だって、そんな事と言われるとちょっと興奮しちゃうんだよな、でも、妹さんの方は積極てきだぜ、ほら」  
零の方を見た舞は驚きを隠せなかった。なぜなら零の足下には、下着があり、ブラを外され、自分よりも大きい胸が揉みしだかれていたからだ。  
「そういうことだ、妹があれだけの事をやっているのにあんたはやらないことはないよな?」それに対し舞は「はい」と短く、そしてか細く答えた。  
それから男達は再びまさぐり始めた、乱暴に尻をつかみ、無理矢理Dキスをし、ブラを外して乳首をもてあそび、まるで二人はおもちゃのように男達に遊ばれ続けた。  
 
男達の指はやがて二人の秘部の中へ入っていく。感じたことのない感覚に二人は悶えてしまう。  
「あれ?なんか割れ目から汁がでてるよ、お二人さんとも気持ちよくなっちゃってる?」白々しい様子で男は尋ねる。  
普段なら「そんなことはありません!」とでも言うのだが、二人とも長時間、敏感なところを攻められていたので、『は、はい。気持ちいいです』としか言えなかった。  
「んじゃ、入れるぞ」そういうや否や、男達はズボンを脱ぎ、それぞれのそりたったペニスを二人の前に見せた。我慢の限界なかには少し汁がでているのもある。  
 
男達の指によって体も心も溶けきっていた舞と零は抗う様子もなくペニスが秘部に入れられていくのを見ていた。  
しかし破瓜の痛みに襲われ、「う゛あああ」と叫んでしまっていた。いくらとろとろになっていても初めてである以上その痛みはすさまじかった。  
「や、もうやめて・・」あまりの痛みにこらえられず、哀願する零。しかし。  
「バカ言うなよ、まだまだ楽しみはこれからなんだぜ」しかも他の男達は、ペニスを自分たちになすりつけている。そして、ついに一人目が中に出した後、レイプのようなプレイが始まった。  
上の口も下の口も、そそり立った肉棒によって、貫かれ、白濁液が二人の体を犯していた。・・・  
終わった後の二人は目も当てられないほどだった。  
艶々の黒髪は無惨にも乱れ、所々白い液体が付着している。  
数々の犯人のトリックを暴いたその口はだらしなく半開きになり、これまた白い液体がはみ出ている。  
服装は所々乱れ、しわくちゃになり、下着は周りに放置されていた。  
スカートの下からはわずかながら血痕があり、女になったことの証を物語っていた。  
「お姉ちゃん、結構遅れちゃったけど、行こう 仕事に」  
「うん、でもその前に服装だけでもちゃんとしないと」  
こうして彼女たちは仕事に行く。ただ、いつもと違うのは男達に陵辱されたせいなのか、歩くたびに少し体が疼くことだけだ。  
 
ー終ー  
 

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