暗い書斎の中でパソコンの光だけが暗く点る。パッドの上を滑るマウスの音が、時折響くクリック音と共に静寂を強調していた。しかしそ  
の沈黙は突如として破られる。  
「……涙の裏には悪の影、まんまと泣かしたつもりでも、最後はあんたが泣く番よ」  
「なに?」  
 パソコンの前に座っていた男がドアの方を振り向くのと、泪のストラップネットが広がったのは同時だった。たちまち真紅のネットに絡  
め取られる初老の男性。  
「その名も人呼んで、ケータイ刑事、銭形泪。私の涙で溺れなさい!」  
「な、何の真似だね!」  
「とぼけても無駄よ日谷教授。ウラリバチ研究の第一人者のあなたなら、抽出したウラリで奥さんの毒殺なんて造作も無いこと」  
 泪の後ろから五代巡査部長が現れる。  
「昼間、我々が奥さんに頼まれてここを訪れた時、あんたはコーヒーを出してくれたな? そこにウラリが仕込まれてたってわけだ」  
「私はコーヒーをテーブルに載せただけだ。どのカップを誰が取るかなどわかるものか」  
「わからなくても良いのよ。だって毒はコーヒーではなく、ミルクの壷に入っていたんだから。私がコーヒーにミルクを入れた時、教授は  
しつこく砂糖も入れるように勧めたわ。つまりミルクに毒が、砂糖に解毒剤が入っていたわけ。ミルクが大好きでもダイエット中の奥さん  
は砂糖を入れないだろうってすぐに予想できるものね」  
 五代は背広の内ポケットから書類を引っ張り出した。逮捕状だ。  
「既に鑑識でも結果が出ている。観念するんだな、日谷教授」  
 銭形泪はケータイを使って難事件を次々と解決する、ケータイ刑事である。今日もまた、泪のIQ180の頭脳によって、一つの難事件  
が解決された……はずだった。しかしネットに絡められた日谷教授は、不敵な笑みを浮かべてせせら笑う。  
「何がおかしいのっ?」  
「ハハハ……、さすが銭形警視総監の御令嬢、銭形泪警視正。お見事ですな。だが詰めが甘い。あな  
たは私がお茶請けにシュークリームを出していたことを覚えているかね?」  
「それって五代さんが何個も食べてた……まさか?」  
「ウラリの成分を利用した神経毒を仕込んでおいたのさ。予定ではあなたに食べてもらうつもりだっ  
たんだが、まぁいい」  
 ぴらり、と逮捕状がフローリングの床に舞い落ちていく。まるでタイミングを計ったかのように、  
五代が身体を震えさせて崩れ落ちた。  
「五代さんっ?」  
「心配はいらん。ただの痺れ薬だ。解毒剤を与えればすぐに回復する。……もっとも、神経組織を全  
て侵されて心肺停止状態になった後で解毒剤を与薬しても、息を吹き返すかどうかは知らんがな」  
 泪がキッと日谷を睨み付けた。強い正義感に燃える純真な瞳。しかし不敵な日谷は少しも動じるこ  
となく革張りのチェアでくつろいでいる。皺に囲まれた老獪な瞳が眼鏡の奥で光った。  
「解毒剤はどこッ? 早く出しなさい!」  
「最近の女子高生は口の聞き方がなっとらんな。それが人に物を頼む態度かね?」  
「く……っ、あなたって人は」  
「まずはこの鬱陶しいネットをどかしてもらおう。ケータイもよこせ。それから土下座でもして頼む  
んだな」  
 泪は唇を噛み締める。完全に追い詰めたはずの犯人に逆に命令されるとは……。しかし五代の命は  
一刻を争うのだ、ここはとにかく言うことを聞くしかないだろう。ストラップのネットをはずし、ケ  
ータイを日谷に差し出す。銭形一族しか持つことを許されない名誉あるケータイが、薄汚い犯罪者の  
手に渡り、掌中で弄ばれた。優秀な刑事の証、正義の象徴であるケータイがこんな男に奪われるなん  
て。  
「さぁどうした、何を突っ立っているんだね? 相棒がどうなってもいいのか?」  
「わ、かってる……わよ」  
 拳を握り締めると、大きく息を吐いて泪が床に膝を着く。前のめりになると手を広げ、ぺたりと四  
つんばいになり、さらに深々と頭を下げた。  
「……お、お願いします。解毒剤を渡して下さい」  
「フフフ、噂のケータイ刑事、銭形警視正どのが土下座でお願いか。なかなかいい気分だな。しかし  
まだまだ誠意が感じられんぞ」  
「これ以上どうしろっていうの……?」  
「どうしろだって? おいおい、IQ180のくせに随分頭の回転が鈍いんだな。女が男にお願いす  
るといったら相場は決まっているだろう」  
 
 含みのある言い方で日谷が笑うが、切迫した事態に混乱しているのか、本当に泪は何をすればいいのか見当もつかなかった。  
よもやこの犯罪者が……少女にとってもっとも卑劣で、汚らわしい行為を要求しているなどと想像も出来なかったのだろう。  
「ならはっきり言ってやろう。天下の警視正どのがどんな下着を穿いているのか、スカートをめくって見せたまえ」  
「な……っ」  
 泪の頬がはっきりと羞恥に染まる。ようやく事態の成り行きを悟って冷や汗がどっと噴き出した。  
「そんなこと、できるわけが……」  
「ほう、相棒を見捨てるというわけか。薄情な警視正どのですなぁ」  
 五代は今も苦しそうに床をのた打ち回っている。いや動きが徐々に鈍くなってきていた。神経が麻痺し始めているんだ。このまま  
では五代の命が……。  
 目を閉じた泪は、毅然とした態度で立ち上がり、驚くほどあっけなく制服の壁スカートをめくり上げた。羞恥に震えれば震えるほど  
相手を歓ばせるだけだ。そう悟った泪は平然とした様子で大きく下着を露わにする。  
「ふふん、その虚勢がいつまで持つかな? なかなかシンプルなパンティをお召しですな、警視正どのは」  
 日谷はチェアから身を乗り出して泪のスカートの中を覗き込んだ。吹きかかる息すら感じられるほどの距離で、誰にも見られた  
ことの無いショーツを凝視されている。いくら気丈に振舞おうとしても膝が震え、摘み上げたスカートが波打った。  
「おや、毛がはみ出てますぞ」  
「え?」  
 思わず覗き込むと、日谷が小馬鹿にした様子で吹き出した。  
「こりゃ傑作だ。IQ180のケータイ刑事がこんな単純な引っ掛けにだまされるとはな。それとも普段から本当に、下の毛の手入れを  
していないのかな?」  
「くっ……」  
 いいように手玉に取られて泪の目に涙が滲んだ。ケータイ刑事として数々の犯罪者と戦い、ことごとく打ち破ってきた自信と誇りを  
踏み躙られているかのようだった。  
「よし次はスカートを脱げ。それからお待ち兼ねのショーツだ。正義のケータイ刑事どののアソコをたっぷりと拝ませてもらおう。」  
「よ……よせぇ泪……。俺のことより……早く、逮捕……を……」  
 五代の途切れ途切れの声が耳に届くが、とてもそっちを振り向くことなど出来ない。いっそ気絶していてくれれば気が楽なのに……  
泪を気遣う彼の言葉が、皮肉にも彼女をこれ以上ないほどに苦しめていた。  
 
 こうなってしまっては泪に選択の余地はない。震える手でスカートのホックをはずし、足元に滑り落とす。それから親指をショーツの  
両サイドにかけ、ゆっくりと引きおろしていった。その様子を揚々と眺めながら、日谷は勝ち誇った声で高笑いする。  
「ハッハッハ、天下の警視正さまが、自分の追い詰めた犯罪者の目の前でストリップか。こいつはいい。気分はどうだいケータイ刑事  
さん?」  
純白のショーツから、美しいロングヘアと同じ黒い陰毛が顔を出す。幼さの残る容貌の割りにその茂みは黒々と密集していた。足首から  
パンティを抜き取ると、日谷は当然のようにそれを奪い取って泪の目の前で広げてみせる。両サイドをつまんで左右に引っ張り、裏返して  
クロッチの汚れに鼻を押し付けた。  
「いけませんなケータイ刑事どの。ほれ、こんなに下着が汚れてますぞ。この黄色い染み。ちゃんと小便の後に拭いているんでしょうな?」  
「ああ……いや……」  
「それに肛門の辺りにわずかですが茶色い汚れもありますなぁ。ええ? 今朝辺りにウンコでもひり出してきましたか?」  
「やめて、言わないでぇ!」  
 高校の制服姿のまま下半身だけを露わにした泪は、その惨めな姿のまま股間を隠すことも出来ずにポロポロと泣き始めた。いかに  
正義感の強い気丈な泪であっても、ここまで辱めを受ければさめざめと泣くしかない。恥辱に打ちのめされた泪はもはやIQ180の  
ケータイ刑事ではなく、ただの17歳のか弱い女の子に過ぎなかった。  
「いい様だな。最初の威勢はどこに行った? 最後はあんたが泣く番よ、なんて見得を切って、自分が泣かされてりゃ世話ないな」  
 日谷は完全な勝利者として泪に命令する。  
「ここに右足を乗せて股をおっぴろげろ。中の中までじっくり観察してやる。解毒剤が欲しいんだろう?」  
 彼がパソコンの乗ったデスクの角を叩くと、泪は言われるまま、夢遊病者のようにその指示に従った。ケータイ刑事としてのプライドを  
完全に打ち砕かれ、泪はもう狼に襲われたただの哀れな子羊に成り下がっていた。ふらふらと右足を乗せ、指で性器を左右に広げ、  
にっくき犯罪者に身体の中の全てをさらけ出す。生えそろった黒い陰毛も、尖ったクリトリスも、ピンクのひだの一つ一つにいたるまで、  
全てが日谷の支配下にあった。清楚な美少女である泪に備わっているとはとても思えない、不浄な肛門の窄まりまで舐めるように鑑賞し、  
日谷はこの哀れな女子高生刑事が完全に自分に屈服したことを確認した。  
「どうやら俺の勝ちのようだなケータイ刑事さん?」  
 あらかじめ泪に耳打ちしておいて、日谷はそう高らかに宣言する。恥ずかしい粘膜の全てを剥き出しにしたまま、言い含められていた  
セリフを返す泪。  
「……はい。泪の、負け……です」  
「私にはたらいた無礼な振る舞いの数々、どう詫びるつもりかね?」  
「泪は……女子高生の分際で警察の真似事をしていました。その報いで……お、おまんこを晒し者にされました。これからは、身の程を  
わきまえて、男の人を悦ばせる……穴になります」  
 屈辱の言葉を一言一言搾り出すたび、性器から透明な雫が滲み出していく。それは挿入の危険を察知した本能のなせる業でもあるが、  
にっくき犯罪者にいいように弄ばれる被虐の喜びの涙でもあった。もちろん泪の性器を凝視している日谷が気付かぬはずがない。  
 
「嘆かわしい、まさか天下のケータイ刑事が犯人にマンコさらけ出して濡れ濡れに濡らすマゾだったとはな。こんな小娘が警視正とは聞いて呆れるわ。お前の涙で溺れる前に、下の口のよだれで溺れかねんな」  
 軽蔑しきった視線で泪を見遣ると、日谷はいったん離れてチェアに身を預ける。  
「……まぁいい。自分の立場を思い知ったんだ、褒美に解毒剤のありかを教えてやろう。ここだ」  
 そう言って日谷が指差したのは、自分の股間。  
「私の下着の裏側に縫い付けてある。跪いて取るがいい」  
 度重なる羞恥と屈辱で熱に浮かされたようになっている泪にとって、もう解毒剤など何の意味もない。五代もすっかり動かなくなって  
しまっていた。わけも分からず、ただ泪は日谷の機嫌を伺うようにその股間のファスナーに手を伸ばし、トランクスを引き下ろして熱く  
そそり立つ剛直を開放した。  
「舐めろ」  
「はい……ご主人様」  
 初めて見るのか、その脈打つペニスに戸惑うものの、性の奴隷に成り下がった元ケータイ刑事に抵抗は許されない。ただ支配者に  
かしずくのみだ。折れそうな指を肉棒に添え、自分が追い詰めたはずの犯罪者の汚らわしい剛直を口に含んだ。わけも分からず舌を  
絡めて顔を上下させる。  
「下手くそめ、ケータイ刑事などと偉そうな事を言ってもしょせんは小娘か。こうやるんだよ」  
 泪の頭を両側から押さえ込んで無理矢理上下させる。長く美しい黒髪は滅茶苦茶に乱され、汗と涙でべとべとの顔に張り付いていく。  
さんざんじらしたことで日谷も爆発寸前だったのだろう。程なくペニスから白濁液が口内射精された。わざと途中で引き抜いたために  
泪の顔面から黒髪、制服の胸に至るまで、あらゆる場所が白く汚されていく。  
 汗と涙と鼻水でべとべとだった顔面をさらに覆うザーメン。見る影もなく乱された黒髪と脱げかかった制服のブレザー。だらしなく精液と  
よだれを垂れ流す半開きの口。ほんの数刻前までは凛々しく犯人に対峙していた、IQ180の警視正。正義のケータイ刑事。しかしいま  
ここにいるのは、銭形泪という名前を持った、ただの一匹の雌豚だ。  
「こんなものじゃまだまだ満足しないぞケータイ刑事さん? お前に逮捕された数々の犯罪者の恨みもまとめて私が晴らしてやろう。  
さぁ、上に乗れ」  
 一度射精したにもかかわらずまったく衰えない剛直。IQ180どころか、人間としての思考力すら失ってしまった泪はもう、飼い主の  
命令に従うことしか出来なかった。  
「ふん、狭そうだな。お前もしかして処女か」  
「はい……泪は処女です……」  
「そりゃいい。さすが正義の味方のケータイ刑事、しっかりとした貞操観念だな。警視総監の御令嬢のバージンを私がブチ破ってやる」  
 泪のか細い腰をわしづかみにすると、そのまま無理矢理ペニスを埋めようとねじ込み始めた。いくら愛液が分泌されていても日谷の  
剛直は泪の可憐な花弁には大き過ぎる。泪は泣きじゃくりながらまるで幼女のように抵抗するが、暴れれば暴れるほどペニスは身体の  
中にねじ込まれ、泪の身体を引き裂いていった。制服のブレザーが滑り落ち、ザーメン漬けになったブラウスも日谷の手で引き裂かれる。  
慈しんできた純潔を散らされる泪は手も足も出ないまま、好き勝手に可憐な肉体をなぶりものにされ、恥も外聞もなく泣き喚き続けた。  
「無様なもんだなケータイ刑事さん。ちょっと頭が冴えるからって、女子高生風情がいい気になるとこういう目に遭うのさ。どうやら最後に  
泣くのは私じゃなく、お前の方だったらしいな。ほらほら、お前の涙で溺れてやるよ。もっと泣き叫べ」  
 
 控えめなバストを覆うピンクのブラジャーをずらすと、コリコリに尖った乳首を指で爪弾く。全裸同然の姿にされ、泪はよだれを垂れ流し  
ながら惨めに泣いて懇願する。  
「おね、がい……します……! 抜いて……裂ける、もう……」  
「ふざけるな。こんな程度で許してもらえると思っているのか」  
「もう二度と……刑事なんてしません。事件の……ことも、黙って……ああッ! ……ます、から……二度と、逆らいません……から」  
 刑事としてのプライドも、警視総監の娘としての誇りも、いや人間としての尊厳さえ捨てて哀れに命乞いを繰り返す。ケータイ刑事・  
銭形泪が、身も心も完全に屈服した証だった。  
「ふん、何を今さら。いちいち宣言するまでもない、もうお前は私の奴隷なんだよ。そら、中で盛大にぶちまけてやる」  
「や……いやぁ! お願い、やめてぇ! 許してぇ! 何でも言うこと聞きます、奴隷になります……! だから、お願いそれだけは……!」  
「これだけナマで抜き差ししてればもうとっくに手遅れだろうよ。女子高生刑事は辞めて、妊婦刑事にでもなるこった」  
「あ、ああッ! いやぁぁぁぁッ!!」  
 好き勝手に蹂躙されていた泪の膣内に、大量の精液が流し込まれる。憎むべき犯罪者の子種が、あろうことか警視総監の御令嬢の  
胎内に満たされていく。何かの糸が切れたのだろうか。泪はペニスに貫かれたまま呆然と放尿を始めた。  
「汚いな、ケータイ刑事さまが人前でおもらしか。涙じゃなくて小便で溺れされるつもりか?」  
 日谷は泪から奪い取った彼女のケータイを取り出し、ムービーでその無様な放尿姿を撮影していく。元が分からないほどに様々な  
液体で汚されきった顔、玩具にされて真っ赤に晴れ上がった乳首、血と精液を滲ませる拡張された性器……そしてだらしなく広げられた  
股間から弧を描くアンモニアの不浄の液体。二目と見られないケータイ刑事の成れの果てが、彼女自身の神聖なアイテムによって克明  
に記録されていった。  
 撮影が終わると日谷は電話帳を開き、ムービーをメールで送り始める。もちろん送信先は彼女の最愛の姉妹であり、同じケータイ刑事  
である銭形愛、銭形舞、銭形零……そして父親の銭形警視総監や学校の友人に至るまで、登録してあるメールアドレス全てに送りつけて  
やった。これでもう二度と泪がケータイ刑事などと名乗ることもあるまい。自分が追い詰めた犯罪者に返り討ちにされ、いいように弄ばれた  
というこれ以上ない惨めな事実を背負って一生苦しみ続けるだけだ。  
 泪の性器からペニスを抜く。ザーメンを滴らせながら、精液まみれの泪は汚物のように床に崩れ落ちた。  
「おい休むなよ警視正さん? 今度はケツの穴を掘ってやる。四つんばいになれ」  
 純潔も矜持も、地位も家族も信用も、全てを失った泪はもう抵抗などする意思はない。ご主人様の命令に従って犬の姿勢となり、精液の  
滴り落ちる汚らしい尻を高々と掲げて見せた。陰毛も性器も、肛門の皺さえ平気でさらけ出す。そこにはもう銭形泪という人間はいない。  
ただの無様な雌豚。哀れな雌犬。性の奴隷が一匹いるだけだ。  
「こいつはお前に返してやろう。誇り高き正義のケータイ刑事、銭形一族だけが持つことを許される神聖なケータイだそうだからな」  
 日谷はそう言って泪のザーメンまみれの性器にケータイをねじ込んだ。しかもマナーモードに切り替えて、だ。ムービーを送りつけられた  
家族や友人から何事かと次々に電話がかかってくるが、それは踏み躙られた花弁をさらに蹂躙するバイブレーションにしかならない。  
絶え間ない刺激にのた打ち回りながら、泪はアナルを引き裂く日谷の剛直に悲鳴を上げ、いつまでも涙を流し続けていった。  
 

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