神凪家。精霊術師の中でも、炎の精霊王と契約し、代々その神器を受け継いできた家系。  
 
だが、長い年月はよい事ばかりをもたらすとは限らない。  
 
今の神凪は、炎術至上主義の上、術者の質も徐々にだが下がってきている。  
 
何せ、神凪の中では『炎術以外の精霊術は下術』という認識が大多数を占めており、  
 
各精霊術の特性を理解している者はほぼ皆無。少し調べれば、神凪の下部組織の風牙衆がどれだけ虐げられているか解るほどだ。  
 
それでもそう言った除霊の依頼は神凪にまわる事が多い。  
 
それだけ神凪のネームバリューがすごいと言う事になるのだが、  
 
他の術師の家系にとって、神凪はある意味目の上のたんこぶと言っても過言ではないかもしれない。  
 
特にそれは同じ日本の炎術師の家系にとっては深刻な問題で、悩みの種となっていた。  
 
様々な家が対策を講じている時、突如として舞い込んできた一つのニュースは周囲を震撼させた。  
 
それは、神凪の家が、下部組織の風牙衆によって滅亡したと言うニュースだった。  
 
それと同時に、まことしやかにささやかれた噂がある。  
 
何でも神凪の宗家の娘が奇跡的に生き残り、人身売買にかけられていると言う噂が流れた。  
 
これはその神凪の生き残り、綾乃の転落人生の記録である。  
 
 
 
ある日神凪宗家に舞い込んだ依頼は、いつも通りと言えば、いつも通りな、封印が解けそうな妖魔の対処と言う依頼だった。  
 
その為、宗主である神凪重悟は、愛娘、神凪綾乃に経験をつませるため、その依頼をあてがう。  
 
だが、この時依頼者は致命的なミスを犯している事には気付いていない。  
 
それこそ普通の陰陽師などに持ち込むべき依頼なのだが、  
 
肝心の封印されている妖魔に関する記述だけが、ぽっかりと抜け落ちているため、  
 
最悪の選択をしてしまった事に気付くのは、すべてが終わった後だった。  
 
 
☆  
 
 
とある神社、そこが今回の仕事場だった。  
 
「それで、これが件の封印?」  
 
見た目は古い壺の四方に、封印の札が張ってあるものだ。  
 
だが、その封印の札は今にもはがれそうなほどにボロボロになっており、いつ中の妖魔が出てきてもおかしくはなかった。  
 
綾乃は即座に再封印を諦め、中の妖魔を滅ぼす事を決め、封印の札をはがしてしまう。  
 
綾乃からすれば、こちらのほうが手っ取り早いのだろうが、それが間違いだと気付く事は無かった。  
 
今この場にいるのは、除霊を担当する神凪綾乃以外に、護衛として分家の大神雅人と、大神武志。  
 
バックアップとして、風牙衆の長、風巻兵衛以下、足の速い数名の風牙衆が周囲を警戒していた。  
 
「そろそろかな。」  
 
封印が解けそうになると、綾乃は炎雷覇を呼び出し、いつでも除霊できるように身構える。  
 
封印が完全に解放され、封じられていた妖魔が飛び出してくる。  
 
それは、濃密な霧を噴出しながら、赤い燐光を纏う鵺だった。  
 
「えっ、なによこれ。」  
 
そして、異変は鵺が現れた瞬間から現れる。  
 
周囲の炎の精霊が、凄まじい勢いでその鵺へと吸い込まれ喰われていく。  
 
炎雷覇の纏う炎も目に見えて小さくなっていき、炎が消えていき、炎雷覇の状態を保つ事も難しくなってくる。  
 
「兵衛、緊急事態よ。答えなさい!!兵衛!!」  
 
これが八神和麻と出会い、数々の経験を積んだ状態なら対処はいくらでも出来たかもしれないが、八神和麻は未だ日本にはおらず、  
 
未だに経験不足、その上、今この場で頼りになりそうな周囲の風牙衆に呼びかけても、返事が全くない。  
 
それもそのはず、この頃の風牙衆は、神凪への反逆計画を進めており、兵衛はこの妖魔を利用し、神凪綾乃を謀殺ないし、  
 
風雅の神を蘇らせるための生贄、もしくは風牙の男達の慰安婦代わりとすることを即座に決定、神凪綾乃の身柄の拘束を第一とした。  
 
そうしている内にも、鵺は襲い掛かってくるため、綾乃は存在が不安定になっている炎雷覇で何とか受け流す。  
 
「お嬢がまずい、援護するぞ!!」  
 
「は、はい!!」  
 
大神雅人と大神武志も援護しようとするが、周囲の炎の精霊はあらかた鵺に喰われたため、援護など出来るはずもない。  
 
それに加えて、鵺の口から吐き出される霧で、視界はほとんどない。  
 
二人がまごついている間に、綾乃は鵺の攻撃を真正面から受け、神社の壁に激突、背中を強打してそのまま気絶してしまう。  
 
綾乃の意識が途切れたため、炎雷覇も炎となって消えてしまう。  
 
「お嬢!!」  
 
綾乃が吹き飛ばされ、気絶してしまった事に驚き、鵺から注意をそらしてしまう雅人。  
 
当然そんな事をすれば、隙だらけになってしまうのは当たり前で、鵺は隙だらけの雅人の首筋に齧り付き、そのまま引きちぎる。  
 
「ぐほぉっ!!」  
 
首から大量の血を流し、そのまま倒れこんでしまう雅人。  
 
「う、うわ、うわぁぁぁぁぁ!!」  
 
頼みの綱の雅人が殺され、恐怖心から鵺に背を向けて逃げ出そうとする武志。  
 
だが、鵺が獲物を逃す筈もなく、そのまま武志の頭向かって飛びつき、そのまま噛り付く。  
 
頭を失った人間が生きているはずもなく、そのまま絶命し、血の噴水を巻き上げて倒れる武志。  
 
残るは気絶している綾乃のみとなり、鵺はのっしのっしとゆっくりとした歩調で綾乃に近づく。  
 
 
この時になって、やっと風牙衆が動き出す。  
 
綾乃達が苦戦を強いられている間に、兵衛は風牙衆のみの増援を呼ぶ。  
 
丁度よく近くで別の仕事の事後処理をしていた風牙衆数名が即座に駆けつける。  
 
駆けつける間にも、呼霊法で綾乃の身柄を捕らえる事、敵の鵺を退治、出来る事なら拘束する事を命じておく。  
 
そうして即座に神社の中の気流を操作し、霧をすべて吹き飛ばすと、  
 
鵺の口元から血が滴り落ち、綾乃の制服を血で汚しながら、今まさに鵺が綾乃を食べようとしているところだった。  
 
慌てて風牙衆の一人が鵺を吹き飛ばそうと、風の塊をぶつけると、あっさりと鵺は吹き飛ばされる。  
 
そのまま鎌鼬をぶつけ、鵺に切り傷を負わせ、時間を稼ぐ。  
 
そうしている内に、一人が綾乃を肩に担ぎ上げ、、凄まじい勢いで自分達のアジトの一つへと連れて行く。  
 
普通なら女一人と言えど持ち上げるのは至難の業かもしれないが、風で体を持ち上げているため、重さ自体はあまりない。  
 
この時、綾乃の周りを赤い燐光が待っていた事は部下も気付いていなかった。  
 
一方の鵺の対処班はというと、割とあっさりと鵺の討伐は成功した。  
 
遠距離からの攻撃を当て続けていたら、いつの間にか絶命していたと言う、ある意味情けない終わり方だった。  
 
事後処理を終え、兵衛が表に出ると、そこには先程綾乃をアジトへと連れて行った部下が、  
 
返り血のついた綾乃の服の切れ端を持って現れた。  
 
「何故このような物を?」  
 
「神凪綾乃が『死んだ』と思わせる証拠が必要と思い、お持ちいたしました。」  
 
兵衛はそれを聞いて、ニヤリと顔をゆがめる。  
 
「確かにそうよな。証拠がなければ誰も信ずるまいよ。」  
 
そう言って、兵衛は部下から服の切れ端を懐に納め、神凪本邸へと向かっていった。  
 
その後兵衛は本邸にて重悟に対して、綾乃は妖魔との戦いで死んだと嘘の報告をした。  
 
最初は信じなかった重悟だが、返り血のついた綾乃の服の切れ端を見せると、とたんに信じ込み、兵衛に下がるように伝えた。  
 
こうして神凪家は次期宗主の綾乃の死を信じ込み、一家そろって意気消沈していた。  
 
それを見て、兵衛は繊細一隅のチャンスと見て、神凪への反逆の時期を早めるのだった。  
 
 
 
「んんっ・・・・・・。」  
 
目が覚める綾乃。すぐに周囲を警戒するが、目の前一面濃い霧で覆われており、視界が全く利かない。  
 
その上体を動かそうとしても、うまく動かなかった。  
 
その時、何処からともなく蝶番がきしむ音がして、二人分の人の足音が聞こえてくる。  
 
「む、なんだこの霧は、煩わしい。」  
 
知らない男の声がすると、視界を覆っていた霧が一気に晴れる。  
 
目の前に見えるのはむき出しのコンクリートで、視線を落として自分の姿を見てみると、立った状態で縄で後ろ手に縛られた上、  
 
恐らく背後にあるだろう出入り口に、足を広げてお尻を向けていると言う、なんとも恥ずかしい格好だった。  
 
そうすると、再び軽く蝶番がきしむ音がして、自分の目の前に二人の男が現れる。  
 
片方は見た事もない男だったが、もう一人の男は見覚えがあった。  
 
「ようやく目が覚めたか、神凪綾乃。」  
 
「あんた、風巻兵衛!!一体これは何のまね!!」  
 
綾乃の見覚えのあった顔の人物は、風巻兵衛だった。  
 
「いやなに、せっかく捕まえた神凪の直系よ。存分に利用させて貰おうと思うてな。」  
 
「あたしをどうするつもり、変な事しようとしたら、ただじゃおかないわよ!!」  
 
そう言って、綾乃は炎を呼び出して自らを縛る縄を燃やそうとするが、どういう訳か、一向に炎は出ない。  
 
それ所か、炎の精霊の声が全く聞こえなかった。  
 
「ほっほっほっ、ご自慢の炎はどうした。まあ出せないと言うなら好都合。存分に楽しむがよい。」  
 
兵衛は後ろ手に持っていた香炉を綾乃に見せると、そこから出ている煙を綾乃に吸わせようとする。  
 
綾乃も煙を吸うまいと顔を背けようとするが、煙は的確に綾乃を追尾し、煙を吸わせる。  
 
とっさに息を止めて煙を吸わないようにしても、長続きするはずもなく、綾乃はついにその煙を吸ってしまう。  
 
(あ、まずい・・・これ・・・・・・なんだろう・・・・・・あたまが・・・・・・・・・うごかない)  
 
煙を吸い込んでいくたび、思考は緩慢になり、体がどんどん火照ってくる。  
 
「いやいや、流石は先祖より伝わる媚薬の香、効果はどうじゃ、神凪綾乃よ。」  
 
「びやく・・・・・よくも・・・そんなもん……」  
 
強力な媚薬の為か、ろれつも回らなくなってくる綾乃。  
 
「親方様、そろそろ私にも。」  
 
「おお、そうじゃったな。存分に楽しむがいい。」  
 
そう言って、兵衛は部屋の隅に香炉を置いて、そのまま去っていく。  
 
「さて、まずはお前の体を見せてもらおうか。」  
 
兵衛の隣にいた男がそう言うと、綾乃の服に手を掛けて、そのまま力任せに引っ張って、綾乃のジャケットとブラウスを引きちぎる。  
 
「なに……すんのよ……」  
 
思考が緩慢になっても怒る事は忘れていない様で、綾乃はろれつの回らない舌で男に対して怒りをぶつける。  
 
「ほう、まだ口を利けるだけの威勢があるか。」  
 
男は感心した様子で綾乃に視線を向ける。  
 
綾乃は顔を赤く染めたままふてくされた表情でそっぽを向く。  
 
男は綾乃の事を気にした様子もなく、ブラウスと同じ様に綾乃のブラジャーに手を掛けて破り、綾乃の乳房を露出させる。  
 
「こんなこと……して……ただですむと…おもうんじゃ…ないわよ……」  
 
綾乃は相変わらず悪態をついている。  
 
「はっ、口だけは達者だが、なにも出来んだろう。おとなしく犯されているんだな。」  
 
「ふざ…けんじゃ…ないわ…」  
 
男はそのまま綾乃の背後に回り、綾乃のパンティを引きちぎって、他人に見せた事のない自らの秘裂を男の目の前にさらす。  
 
そこはぴっちりと口を閉じており、指で割って開くとしっとりと湿り気を帯びていた。  
 
「見るなぁ……」  
 
弱弱しく拒絶の言葉を告げる綾乃。  
 
「はっはっはっ、年の割には綺麗じゃないか。それに初物ときた。よほど禁欲的な生活を送っていたようだな。」  
 
「うるさい……だまれぇ……」  
 
実際、綾乃は自慰の経験すらほとんどなかった。  
 
あっても数ヶ月に1回、それも入り口のあたりをいじくるだけだった。  
 
それに、性に関する知識と言うものもありはするが、自分が実際にそれを行うというイメージ自体が浮かんでこなかった。  
 
男もいつの間にか自分のペニスを取り出し、綾乃の秘裂へとこすり付けてくる。  
 
「そんなことするなぁ……はなせぇ……」  
 
「そう言うな、慣れれば気持ちよくなるものだ。そら、入れるぞ。」  
 
男はペニスをこすりつけるのをやめ、綾乃の尻を両手で掴むと、そのままその肉茎を綾乃の秘裂へと押し付け、  
 
綾乃の膣内へと侵入していく。  
 
「やめてぇ…いたい…いたい…いたいぃ」  
 
か細い声で男に対して痛みを訴えるが、男は綾乃の事など気にした様子もなくこう告げる。  
 
「体に力を入れているから痛くなる。力を抜いたほうが楽になれるぞ。」  
 
そう言っている間にも、男は自らの分身をどんどん綾乃の奥へと押し込んでいき、最後の砦の処女膜の前まで陰茎を押し込む。  
 
「やめてぇ…おねがいだから…ぬいてぇ…」  
 
綾乃も痛みによるものか、悔し涙かは判別がつかないが、男に対してやめるように懇願する。  
 
「やだ…ねっと!!」  
 
一度ペニスを大きく後ろに引き、間髪入れずに前に突き出し、一気に綾乃の処女膜を破る。  
 
 
ずぐっ……ぶつっ!!  
 
 
その音は、綾乃の耳にはやけに生々しく響いた気がした。  
 
今まで守っていた純潔は、あっさりと破られ、引き裂かれた痛みが鮮血となって膣口からこぼれだす。  
 
「いやぁ…いたい…いたいの…ぬいてよぉ・・・」  
 
自らの想像以上の痛みと見も知らぬ男に処女を散らされた屈辱感から、綾乃は大粒の涙を浮かべる。  
 
そのまま男のペニスはずぶずぶと膣道を無理矢理広げていきながら、とうとうその先端を綾乃の膣の最奥まで到達させる。  
 
何かがぶつかるような感覚に、思わず綾乃は大きくのけぞる。  
 
「そーら、これでお前も立派な女だ。うれしいだろう?」  
 
そういいながら、男は腰をグラインドさせ、綾乃の最奥を刺激する。  
 
「やだぁ…ぬいてよぉ…」  
 
綾乃は先程までと同じく、うわ言で男に抜くように懇願し続ける。  
 
「そうだな、嬢ちゃん、抜いてやるよ。ただし、俺がイッた後でなぁ!!」  
 
そう言って、男は腰を動かし、今まで奥深くに突き刺していたペニスを一気に入り口近くまで引き抜き、  
 
間髪入れずに膣奥へと叩きつける。  
 
「はっ、ああああっ!!」  
 
亀頭のエラの部分で膣壁を擦りあげられ、すぐさま奥の方まで一気に貫かれる衝撃と痛みは、  
 
媚薬で朦朧となった意識を揺さぶる。  
 
「とっとと慣れて、喘いでみろよ!!ほれほれほれ!!」  
 
綾乃に対して微塵の容赦もかけずに続けられるピストン運動は、  
 
綾乃に対して痛みしかもたらさず、膣奥からの鈍痛に、綾乃は泣きながら声をあげ続ける。  
 
「やだ…もお…ぬいてぇ…」  
 
「そろそろ抜いてやるよ!!ただし、思いっきり中でぶちまけさせてもらうがな!!」  
 
そういいながら、男はラストスパートと言わんばかりに、腰を激しく打ちつけ、綾乃の膣内を白濁で穢そうとする。  
 
「あっ…だめ…やだ…いやぁ!!」  
 
綾乃は体をずらして逃れようとするが、縛られた上に腰をしっかりと掴まれてしまっていては、逃れるすべなどあるはずもない。  
 
「そぉら、イクぜ!!」  
 
「だめだめだめぇぇ!!」  
 
男は綾乃の膣奥へと腰を打ち付けると、そのまま先端から大量の白濁液を綾乃の膣内へと流し込む。  
 
 
どぷっ!!びゅくっ!!どくどくっ!!  
 
 
「いやぁぁぁぁっ!!」  
 
体の奥から流れ込んでくるその液体の感覚に、綾乃は頭を振りながら拒絶するが、それで何が変わるわけでもなく、  
 
満足した男は自分のペニスを引き抜くと、そのまま綾乃の目の前までやってくると、べったりと血のついた男根を綾乃に見せ付ける。  
 
「これがお前を女にしたモノだ。よく憶えとくんだな。はっはっはっ!!」  
 
男はそのまま部屋を出て行き、自分以外人がいなくなると、綾乃は頭をたれて再び大粒の涙を流す。  
 
大きく開かれた足元の、丁度中間には、男から出された精液がぽたぽたと零れ落ち、  
 
一緒になって純潔の証だったものも綾乃に見せ付けるように流れており、自分の惨めさに綾乃はひたすらに泣き続ける。  
 
だが、そうしているのもつかの間、今度は複数の足音がぞろぞろとやってきて、綾乃を取り囲む。  
 
「おおっ、こんな綺麗な子とやれるなんてラッキーだよな。」  
 
「兵衛様万歳、風牙衆万歳ってか。ははははは。」  
 
「今まで散々虐げられてきたんだ。少しくらい仇の一族の体で楽しんだって罰なんか当たらないさ。」  
 
綾乃を取り囲む男達は、口々に好き勝手言っており、これから自分がこの男達のおもちゃになることを嫌でも思い知らされる綾乃。  
 
だが、これがまだ序章に過ぎない事はこの時の綾乃は知る由もなかった。  
 
 

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