「真紅…」  
「雨水くん…」  
 
高校生らしい健全的なお付き合い、それまで二人は最初の誓い通りに、  
その清らかな関係を守り続けてきました。  
だけどやはり年頃、段々と互いの心に、それ以上を求めるのは自然の成り行きだったのです。  
やがて異性の肉体を求める性欲は頂点を迎え、数日前に彼らはキスという体験を果たしました。  
だがそれは、より求める感情を高まらせていくきっかけとなり、そして今…  
 
「電気…消すよ」  
「ま、待って…」  
少年が部屋の電気を消そうとすると、少女は恥じながらに止める。  
「く……っ暗いのキライだから……明かりは消さないで……」  
 
少女の頬は赤くなり、そして手を止めた少年もまた…顔を赤く染める。  
電気の明かりが、少女の生まれたままの姿を照らしている、  
白く透き通った肌、豊満な乳房…そしてその先に突起する鮮やかなピンク色させた乳首、  
産毛の生えた股間の陰部、そしてその陰毛の下で蜜を染み出している秘裂…  
その少女の全てを鮮やかに光の中で、少年に晒させていました。  
 
ゴクッ…  
 
もう何度息を飲み込んだか、少年も少女も心臓の音がうるさく感じる程に激しくし、  
ただ時を待っていました…その身が交じり合う時を。  
「いくぞ真紅…痛かったら言ってくれよ」  
「う、うん…」  
その行為に経験も知識も乏しいからか、二人の行動は実に性急だった。  
すでにある程度は潤ませているとはいっても、少女の性器は潤滑液となる蜜の量は足りてない、  
少年の勃起させた男性器も先走りの液こそあるもの、全体的には濡らしが全然であった。  
前戯という先工程を知らない為だったのだろう、二人は互いに疼かせる性器同士の結合を真っ先にしていく…  
「うくっ!」  
少年の勃起させた先が、少女の秘裂に触れ、その性器の入り口を開かせていく…  
卑猥に性器を歪ませながら、亀の頭のような肉の塊が鮮やかに紅に染める少女の内側へと、  
入り込んでいくのです、だが潤滑がやはり不足していたので、入り込んだ性器と性器が摩擦し、  
苦痛を少女に与えてしまっていた。  
「大丈夫か真紅!?」  
苦痛の悲鳴を聞き、少年は腰の動きを止め挿入を停止させた。  
だが少女は、目に涙を浮かばせながら…精一杯微笑む。  
「平気…続けていいよ、雨水くん」  
「だけど…」  
「最初は痛いって常識だもん、だから…痛いの嬉しいの…好きな人に初めてあげれたんだって」  
「真紅…わかった、でももう少しゆっくり動くからな」  
「うん…」  
少女の献身さに少年は感激し、少しでも負担を減らすべく、挿入の速度を和らげていく。  
やがて互いの性器を結合した箇所からは、少女の内部で擦れた時に傷がついたのだろうか、  
少し赤い雫が溢れ垂れてくる…だがその後には内部の分泌液が続けて溢れてきた。  
 
「あ…あぁ…」  
 
ジュブ…ジュブゥ…  
 
そして大きくなる淫らな繋がったときに鳴らす水音…少女の中で分泌される蜜が多くなり、  
十分な潤滑となって、滑りよく性器同士が結合してゆくのでした。  
「あ…あぁ!雨水くん…あぁ!気持ちよくなってきたぁ…」  
「本当か?良かった…じゃぁ、もう少し速度をあげるぞ」  
「うん…激しくしていいから…あぁ!!」  
先程まで少女の表情は、痩せ我慢してても歪ませていたので辛いのはわかっていたが、  
もうあの痛々しい表情は無いと少年は察し、段々と自分が望むままに腰を動かせていく…  
そしてその愛する少女の肉体を堪能するのでした。  
少女も同じ…やはり愛する男性と繋がる心地良さを楽しんでいく。  
だが、やはり初体験だからか、少年の限界は近かった。  
 
「うっ!真紅…俺…もう!」  
「雨水くん!?あ…あぁ…きゃう!!」  
 
ドビュッ!!  
 
少女の視界が急に白くなった…そして顔に熱く粘々した感触を感じる。  
少年は何かが自分の中から放とうとした瞬間に、深々と挿し込んでいたのを抜き出していたのだった。  
そして性感の絶頂を迎えた性器の先から、溜め込んだ欲望を放つ…  
それは精液、射精されたそれは空を漂い、少女の顔面にかかったのでした。  
少女は顔に付いたのを確認し、それの正体に気付くと顔を真っ赤にさせてます。  
「ごめん…顔を汚しちまったな」  
「う…ううん、そんな気にしなくても…それに嬉しいの」  
「真紅…だけど、俺だけ気持ちよくなったような」  
「大丈夫…だって次があるもん…私達は」  
少女はイケなかった事に不満は確かにあるが、何より愛しい人と一つになれた事が満足だったのです。  
そして心の中で次の目標を決めます、それは今度こそ愛しき人と一緒に達す事…  
「雨水くん…」  
「真紅…」  
二人は互いにそれを口約束こそしないが、それを約束する証としてゆっくり…唇を重ねました。  
 
 
 
「って、これで終わりかぁ!!!このまま二回戦くらいいかんかぁぁ!!」  
「ほほほ、仕方ないわね〜若いんだから」  
「雨水健太…早漏…」  
「かぁ〜!外出しとは度胸無しめ…男なら膣内出しだろうが!」  
(返事が無い…どうやらショックのあまり屍化してるようだ)  
「もう…健太たら、前戯を知らないなんて…そういう事も教えるべきだったかしら?」  
ちなみに少女…真紅果林と、少年…雨水健太は気付かなかった、  
まさかその初めての行為を、隠れてご家族が見物していた事には…  
 
【おしまい】  
 

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