怪しげに茂る林の奥深く…そこにはある洋館が建ってました。  
日が昇り朝日がその洋館を照らす頃、二人の若き姿の女性がそこを訪れます。  
その館の玄関を開け中に入ると、彼女達は静かに館内の地下への階段を下りていく…  
やがて辿り着いた場所は汚い倉庫の中…その奥には厳重に封印されてる棺桶がありました。  
彼女らはその封印を丁重に解放していく、無数に縛り上げた鎖の拘束を  
用意した鍵で一つ一つ解いていきます…  
やがて全ての拘束を解くと、ゆっくりとそこは開いていきました。  
「うっ…はぁぁ〜…よう、ご苦労だったな」  
「お兄ちゃん…」  
「ご主人様…」  
そして中から出てきたのは若い姿の男性でした、ただし人間では無いのです…彼はれっきとした吸血鬼でした。  
だが今はその種族の問題は関係無い事なのです、何しろこの屋敷自体が吸血鬼の屋敷だったのですから。  
彼女達の一人もその屋敷に住んでいた一人でした、ただそっちは世にも珍しい増血鬼ですが。  
「ご主人様…目覚めの血をどうぞ」  
「ああ、飲ませてもらうぜ…ん」  
「はぁ!あぁ…あんっ」  
そしてもう一人の女性はただの人間、男はそっちの女性の首筋に口を近づけ噛み付き、  
鋭く伸びた牙を刺し、彼女の血を吸っていく…ただし致死量にはほど遠い量ですが。  
「ふぅ…美味い血だ、しかしお前のお陰で助かってるぜ」  
今の彼は街で獲物を見つけるのは困難な身だったのです、本来ならこの棺桶の中で数年は  
干からびながらに眠っていないといけない身だったのだから…  
だが監視の目が鈍る日中…こうしてこの女性らは、彼を一時的に解放させていたのでした。  
「ありがとうございます…私の血は全てご主人様のモノですから」  
「文緒さん、輸血してあげる…んっ」  
「果林ちゃん…ありがと、あっ…あぁ…」  
もう一人の彼女は、吸われた彼女の首筋に男同様に噛み付きます、  
ただし今度は吸ってはいません、逆に血を送り込んでいくのでした、  
そう彼女は増える自分の血を分け与えているのです。  
やがてそれが終わると、入っていた棺桶の蓋に腰をかけてる男は静かに口を開く。  
「さて…まずは俺を興奮させろ」  
「はい…」  
主である男の指示により、互いを見つめ合い…そして身体を抱き絡ませていく、  
密着しあう互いの柔肌を淫靡に擦らせあい、やがて互いの身に纏う衣服を脱がせ合ってもいました。  
そして露出していきます…滑らかで艶やかな女性の裸体の全てが。  
「文緒さんの胸…前より大きくなってますね…んっ」  
「あんっ…果林ちゃんのよりはまだまだ劣るわ…あぁ!」  
奴隷達は互いの大きく揺らす乳房を揉み合っていく、そしてそこから生まれる快感により  
段々と二人の意識は肉欲の夢中になって快楽に浸っていきます。  
それだけでなく、こうして揉み合っている内に、やがてその先端からは液体が飛び散りました。  
 
ビュッ!ビュゥゥ!!  
 
母乳という液体が…そして互いの噴出す突起に、女はそれぞれ相手のに口を近づけました。  
 
「んんっ!文緒さんのミルク…美味しい」  
「あ…あぁ!果林ちゃんのも美味しいわよ…」  
そして互いの母乳を飲みあっていく奴隷達、主の男はただその淫靡な光景を満悦の笑みで眺めてました。  
「さて、そろそろ混ぜてもらうか…よしまずは血の礼に文緒からしてやる」  
「ご主人様…ありがとうございます」  
先に自分を選んでもらい、歓喜する女は…礼を自分の主人に言い、  
「ほら、自分でまんこを拡げな」  
「はい…どうぞ」  
彼の言うとおりに、卑猥な格好で自らの性器への入り口を晒すのです。  
そして男の大きくなっていた股間の肉棒が、すでにぐっしょりとなっていた女の陰部に向けられ、  
その内にへと深々と挿入されていくのでした。  
もはやそのお腹は身篭っているというのに、再び子を宿す行為をされていくのです。  
そう彼女は妊娠中なのでした…そして中の子の父親は、犯している男です。  
ちなみに彼女と男の関係は、恋人関係でも夫婦関係でもない、  
ただの主人と奴隷の関係なだけで、そうなったのは全てただ母体の女が快楽を得る為に…  
その身を全て捧げた結果だったのでした。  
「あっ!あぁ…ご主人様…もっと!もっとぉぉ!!」  
「文緒さん…いいなぁ…あぁ…」  
残されたもう一人の奴隷は、自分の手で片割れが貫かれ可愛がってもらってる陰部を  
慰めていく…自分の番が来るまで、そこをひたすらに弄り準備していきます…  
「ふぅ…どんな気分だ?人間で無い子を孕む気分は?」  
「はぁはぁ…最高です…あぁ…でもごめんね、健太ぁ…母さんが…こんな親で」  
そして女性はすでに一人の息子がいる、母親の立場なのでした。  
だというのに、今は夫でも無い一人の男の性奴隷という身に堕ちて、  
更には孕まされ子まで宿させられていたのです。  
「そうだ、徹底的に罪悪感に悩め苦しめ!そのストレスが俺の食事だからな」  
「はい…あぁ!イク…イっちゃう!!」  
そして…幾度も激しい交わりを繰り返し、絶頂を迎えました。  
すでに愛する息子がいるというのに、吸血鬼との間に子を孕まされ…  
忠実なメス奴隷になった、その人間の女性は…異種族の子種を再び注がれ、  
身も心も吸血鬼の男の完全な下僕になっていたのです。  
 
そして次は…もう片方の自分で慰めてた少女の番でした。  
「しかし酷い女だよな、お前も」  
「あ、あん!あぁ…」  
「せっかく逆転ホームランし自分の女を取り戻したと思ってる彼氏をまた裏切り、また堕ちてしまうなんてな」  
「言っちゃ嫌…あ…あぁ!」  
そう、彼女は一旦はこの状態から、本当に愛する男性の元に戻っていたのでした。  
だが…快楽が忘れる事ができず、満足できない日々を過ごす内に、こうして戻ってきたのです。  
肉体に禁断の快楽を刻まされ子を宿された、血が繋がった実の兄の元へと。  
「また実の兄に種付けしてもらいたい淫乱娘が純ぶるなよ」  
「うん…」  
 
グチュゥゥ…  
 
「ふわぁっ!あぁ…入ってくる…お兄ちゃんのおちんちんがぁ!」  
 
容赦なく再び膣内へ挿入されていく男の肉棒、その感触に激しく背を反らしつつ、  
大きく口を開き喘ぎ喜ぶ奴隷となった男の妹…  
そう…彼女はその男の実の妹でした、だけども彼の奴隷なのです。  
でも彼女の心には純粋に付き合っている彼氏への思いは残っています、けど…  
それで一突きされる毎に、その思いは徐々に消されていき…狂わされていく。  
だからこそ再び欲するのでした、その兄の子種を…  
「ちょうだい…お兄ちゃんの精子…また産ませて!!」  
また少女はあんなに後悔し苦しんだ筈の過ちを繰り返そうとしてたのでした。  
「次に出来た子はどうするんだ?あいつの子として出産する気かよ」  
「う、うん…あっ!」  
一番奥にまで挿入され掻き回され、悶え喜ぶ少女…  
その喜びようは彼氏との行為では全く見せない淫らに歓喜する表情だったのです。  
「ちゃんとあのガキともセックスしてるだろうな?」  
「うん…ゴム付で一回…でも…あぁ!!」  
「全然に感じなかったんだろ?まぁ当然だな、だが近い内にもう一度しろよ、もちろんゴムかピルを飲んでな」  
「うん…だから注いで、また赤ちゃん産ませて!!」  
それは愛しい相手への裏切り行為だった…少女にも、それはわかってる、  
だけどやめらないのだった…  
最高の快楽を刻まれた身体は、この淫らな快楽の世界から逃れられずにいたのです、  
少女も…母である立場の女性も…互いに。  
そして少女は、また受け入れていく…  
 
ドクゥゥゥ!!ドクドクゥゥ!!  
 
「あっ!あぁぁぁ!!!」  
絶頂と共に、兄の子種をたっぷりと膣内に注がれていく…  
「お腹に…子宮に入ってくる…気持ちいい…」  
やがてこの至高の快感と引き換えに、男の妹である少女は、また兄の精子を受精してしまうのですが…  
その事に気付くのは、もう少ししてからでした。  
「あの…私も、この子を産んだらまた…」  
「あぁ、お前らの受胎機能が尽きるまで、何度でも俺様の血族を孕ませてやるよ」  
「ありがとうございます、ご主人様…」  
「お兄ちゃん、私も…いっぱい産ませてね」  
 
凶宴は続いていく…まるで永劫のように。  
(ごめんね…健太)  
(ごめんなさい…雨水君)  
そしてその中で二人の奴隷は同じ少年に対し、謝罪を心の中でします…  
だがその思いもまた、消されていく…快楽の中で…  
 
【 TRUE BAD END 】  
 

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