日も暮れて繁華街が賑やかになってきた時刻、そのすぐ傍の夜の公園で、  
あたしは月に一度の増血で増えた血を、今回はたまたま酔っ払ってベンチの上で寝てた男の人に  
噛み付いて送り込んでいました。  
「はぅ…あぁ…」  
男の人に噛み付きいたあたしの牙から、血を注入していくと…増血鬼らしく激しい充実感に心が満ちていくの。  
「満足したか果林」  
「うん…」  
そしていつものように記憶操作ができないあたしは、家族にその後始末をしてもらっていました、  
手をかざすだけで、たちまちに噛み付いた男の頭からは記憶処理され、この事を忘れていくの。  
ただよくその役を頼むのは、妹の杏樹にでしたけど、今日は違うの…今日は  
「あ、ありがとう、お兄ちゃん」  
兄の方にでした、今までもその役を渋々にしてくれる時はあったけど…  
今回は珍しくも自分から言い出したの。  
「そうか、じゃぁ…次はもう一つの欲求を満たしてやるよ」  
「えっ…お兄ちゃん!はぅ!!」  
 
ザワッ…  
 
その公園の茂みの中で…あたしを木に押し付け、お兄ちゃんは私の背中から覆い被さるように  
襲ってきました、やっぱりこうなるのね…実はあたし…こうなるかもって前もって覚悟してたの。  
だってあのお兄ちゃんだもの、下心があるに決まってるもん。  
「お兄ちゃん…まさか、ここでするの?」  
「そうだ…いつも屋敷内じゃ飽きるからな」  
「でも…外だなんて、恥ずかしいってば」  
「ふっ、安心しな…ほら周りをよく見てみろ、夜目が利かないお前でもわかる筈だ」  
「あっ…」  
お兄ちゃんの言う通りに、周りに目を向けるとこっそりと、様々なカップルが抱き合い…  
そしてエッチな事をしている事にあたしはやっと気付きます…嘘、外なのに…。  
「ここはそういう名所なんだ…だから気にするな、俺らも奴らと同じだ」  
「兄妹だけどね…あっ」  
 
ズブゥゥ…  
 
「それが、何か問題あるか…果林」  
よそ見していたので意表をつかれる形で、一気にあたしの中に挿入していくお兄ちゃん…  
履いてる下着をずらしてそこからアソコへと入れていく…  
あの立派で大きなのが、また…あたしの中に入ってきていたの。  
唐突の出来事だったのに…あたしのそこは、十分な潤いになっていて滑らかに、その太いのを  
膣内の奥へと誘い、根っこまで銜えていく…そして甘く激しい心地良さをあたしに与えていくのでした。  
あの頭が溶けてしまいそうになってしまう、激しい快感が瞬く間に全身に溢れてきてたの。  
「あ…あぁ!!お兄ちゃん…あぁ、気持ちいい…」  
 
だからすぐに、あたし…淫らな反応をしちゃってた、  
兄のおちんちんで気持ち良くなっちゃてるなんて、いけない事なのに…もう普通に感じて受け入れていたの。  
 
そう…あたし、真紅果林は…実の兄のメス奴隷になってました。  
 
これまでも何度も何度もお兄ちゃんのを銜えてきた、あたしのアソコは常に快楽を要求し、  
何もしてないと疼いて仕方ないようになっちゃてる。  
加えその奥はあの熱い粘々した液体を求めてて…もうそれこそ赤ちゃんできちゃっても仕方ないくらいに、だから今も。  
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!!」  
自分からも腰を動かし、より深くまでお兄ちゃんのおちんちんを挿入させようとしてました。  
「なんだ、渋ってたわりにえらいノってきたじゃないか」  
「だって…あぁぁ!!」  
 
ズブゥゥ!ズブズブゥゥ!!  
 
卑猥な音をたてさせながら、一番奥に何度も先が当たるくらいに激しく迎え入れていく…  
太いので膣壁全体を擦らせ気持ちよくさせてもらいながらに、なお快楽を求めてるのあたしの身体は…  
ううん…心もそう、もっと気持ち良くなりたい…そんな淫らな欲求を抱かせていました。  
血の繋がった兄と妹の関係も、その背徳感さえ魅惑に感じちゃってた。  
「そうか、なら…あっちを見てみな」  
「えっ…あっ!」  
茂みの民奥を見てるようなお兄ちゃんの視線を辿ると、居たの…そこで誰か隠れて覗いてる!  
卑しい視線をこちらに向け、私達を見てるのに気付きました!  
「お兄ちゃん…あれ…」  
「ああ…どっかのエロガキが覗いてるぜ、俺とお前が繋がってるとこをな!」  
「やんっ…やだぁ…恥ずかしいよぉ…」  
「安心しな、あっちからじゃ、お前の顔は見れねえ…大事な場所は丸見えだがな」  
そんな…お兄ちゃんならまだしも、誰かも知らない人に、このあたしの大事な場所を見られてしまうなんて。  
しかも…こんないけない事をしてるのを見物されるなんて、心臓が破裂しそうな程に恥ずかしいってば!  
でも…あれ?なんで…あ、あたし…何か変。  
 
ドキドキ…  
 
そんな恥ずかしい状況なのに、どうして…こんなに頭が呆けてきちゃうの?  
まるで見えない手で全身を抱擁されてる感じ、こんなに興奮してきてるなんて…  
私、誰かも知らない人に見られて淫らに興奮してるよぉ。  
いやらしい視線を感じてもっと火照ってくる、アソコも…もっと濡れてきてるみたい!  
「あ…あぁぁ!!」  
「どうやら、視線を楽しみだしたな…変態妹が…なら、あっちも見てみな」  
「あっち…?」  
公園の出口の方?なんで…そんな場所を、え?  
「う、雨水くん……!?」  
公園の出口で一人の作業着を着た男の人がが缶ジュースを飲みながら一休みしてた、  
こっちには背を向けて顔は見れないけど…似てるの、雨水くんに…  
 
「宅配のバイト途中か?あの距離で、こっちを向かれたら…流石に気付くだろうな」  
確かにアレは雨水くんのバイト先の制服だし…彼の可能性がかなり高い、もしも本当に雨水くんで、  
こっちを向かれたら…見られる!お兄ちゃんとエッチして、気持ち良くなってるあたしの姿が…  
知られちゃうの、あたしが…兄とエッチして喜ぶ淫乱な女の子だって事を!  
「おっ!締まりがキツクなってきたな」  
「あ…あぁ!!やぁ…見ないで…あふぅ!!」  
見られる…見られてしまう!こんなやらしいあたしを彼に知られたく無いよぉ!  
でも…そんな風に感じたら余計に…どうして、なんでこんなに身体が熱くなっていくの…  
勝手に腰が動いてしまう、駄目なのにもっと快楽を欲しくなっていく…  
お兄ちゃんのおちんちん…もっと欲しい…  
中に…熱いのをかけてほしいの…  
 
ジュブッ!ズブゥゥゥ!!  
 
だから激しい音が鳴り響くくらいに、あたし…お兄ちゃんと交わってました。  
まるで湧き水のように、膣からはエッチな水を分泌させてて…挿入されて中を擦らせる度に  
エッチな響きの水音を大きく鳴り響かせてました…だから。  
「…こっち向くぞ」  
「あ…あぁ…駄目…あぁぁぁ!!!」  
この音を耳にして、ゆっくり彼は振り向く…そして私と目が合いました、その大きく目を見開かせて、  
耳まで真っ赤になりながらに驚愕する彼…そして…  
 
「あっ!あぁ…あぁぁ────────────っ!!」  
 
ドクドクゥゥゥゥ!!!  
 
イっちゃた…膣内に思いっきり熱いの注がれて、あたし激しくイっちゃいました。  
 
ドクドクゥゥ…  
 
まだ入ってくる熱いのを感じ、恍惚してだらしない表情になってるあたしを見た彼は、  
一歩下がると…そのまま缶を捨てて、一目散に逃げちゃいました、  
後ろ姿だけ知り合いの男の子に似てたその彼は…  
「あ…あぁ…良かった、雨水くんじゃ無かった…」  
最悪の状況にならなくてホッと安堵するあたし、緊張が解けて一気に脱力します。  
「ふっ、愛しの彼氏じゃなくて残念だったな」  
「酷い…お兄ちゃん」  
でも…感じちゃってた、気持ち良くなってた…確かにあの前の顔が見えるまで、  
あたしの中で彼は好きな男の子だったのに、見られたと思った瞬間…イっちゃた、  
なんて酷い女の子なんだろ…あたしは、自己嫌悪しちゃう…けど、  
 
ピチャ…  
 
「あ…お兄ちゃんの垂れてる…あ…あんっ」  
今回もたっぷり膣に…ううん、子宮にまで注がれた精液の感触に、たまらない充実感に満ちてたの。  
満たされた性欲と激しい快楽の余韻に全身が細かく震えてきてしまう程に…  
 
「あまり俺にしてはいい光景じゃないが、あっちで見てた連中…お前のエロ姿に何回も出してるぞ」  
「あ…あん、そうなの…?」  
あたしのエッチなとこ見て…射精されてる、恥ずかしいけど何だか…嬉しい気持ちがしてくる。  
胸が激しくドキドキしてきた…また興奮してきてるの。  
「くっ…イった直後というのに、まだこんなに俺のを絞るように締めてきやがって…なんだ、また欲しいのか?」  
「…うん…お兄ちゃん…」  
あたしは首を縦に振ってた、だって本当にもっとしてほしかったから。  
「お兄ちゃんの欲しい…もっとあたしのやらしいアソコの中に精子ほしいの…あたしの大好きなお兄ちゃんのミルクが…」  
「そんな恥かしい台詞をスラスラ言いやがって、まったくエロ妹になったなお前も」  
「お兄ちゃんが…あたしを変えたくせに…あぁ!!」  
 
ズブゥゥ!  
 
「お兄ちゃん…あ…あぁ!!」  
また入ってくる…犯されていく、そしてまたイっちゃう…  
「なら、またくれてやる…お前が心から満足するまで何度でもな…」  
「お願いお兄ちゃん…あぁぁ!!」  
また性交を再開しだした事により、茂みから覗き見してる人達が増えようと、関係なく…ううん、  
もっとその視線に身体を熱くさせ、今日も兄を求めてました…互いの性欲が果てるまで何度も何度も…ね。  
 
 
 
「だから、今日はこんなにお兄ちゃんのがお姉ちゃんの中に入っているのね」  
「うん…あぁ!」  
ようやく家に帰ってくると、今度はあたしの部屋で、妹の杏樹と寝床を共にしてました。  
あたしのベッドの上でお互いに裸の生まれたままの姿を晒し、全身を絡ませながら…  
横になったあたしのアソコに、妹の顔が迫ってきて、その小さな口から伸ばす同じく小さな舌が、  
あたしのアソコから溢れ出てくる精液を丁寧に舐め取ってもらっていたの…  
陰毛にもこびり付いてる精子まで拭い取ってもらってました。  
「あ…あぁ…汚くない?」  
「ううん…お姉ちゃんと兄さんのだから…平気よ」  
そこは徐々に綺麗にしてもらっていってた、そして同時に敏感な箇所に杏樹の柔らかで温かい舌先が触れてきて、  
また激しく感じさせてもらってもいたの、やだ…杏樹、舌使いが上手くなってる。  
「ふふ…心配しなくていいから…お姉ちゃんの大好きなお兄ちゃんの精液、全部取ったりしないから」  
「ええ…別に好きじゃ…あぁ!」  
「でも…何度もお兄ちゃんので貫かれてる割に、お姉ちゃんの中って…綺麗なままよね」  
「聞いてないし…でも、そうかな?」  
「んっ…あ…だけど、もう染みてるわね…お兄ちゃんの匂いがたっぷりここに…ふふ、完全にお兄ちゃん専用ってとこかしら」  
「あ…あぁ!杏樹…あぁ…恥ずかしい事を言わないでったら!!」  
鼻を近づけ匂いを嗅ぐ妹に、激しい恥ずかしさを感じつつ、また悶えていくあたし。、  
そんなあたしの敏感な場所を執拗に…特に舌で転がすようにして、アソコの豆…クリトリスを弄っていく杏樹、  
そんな卑猥な事をし続けるまだ幼い身の妹は、年頃に似合わない妖艶な色気を発していたの  
この子も感じてるみたい…性的興奮を小さな身体で。  
「でも…こっちはお兄ちゃん専用でも、ここは…私専用よ、お姉ちゃん」  
 
ピチュッ…  
 
「ひゃぁぁ!!あ…そこ…あぁ…そこは!」  
杏樹が指先を入れて弄り出した場所…そこはあたしのお尻の穴だったの、  
こっちの排泄する為の穴だった筈なのに…妹の手によってこれまでに散々弄られ続けていく内に、  
ここもあたしの感じる敏感な箇所になってたの、今は小さく閉じてるけど…また杏樹の手で  
 
大きく広げられていくと…あ…だめ、おかしくなっちゃう!  
「そこ…あぁ…はぁ…」  
「お姉ちゃん可愛い…こっちも可愛いし…」  
本来は汚い場所なのに、杏樹は躊躇する事もなく、その細白い手の指を、  
この穴の奥にまで入れていく…そして中を指腹で擦り付けていくの。  
しかも指二本も…第二関節のとこまで深く潜り込ませてる!  
ちょ…それ…駄目!!  
「あ…あぁぁぁ…イ、イクゥゥ──────っ!!」  
あまりの甘い衝撃に…激しく痙攣するあたしの身体は早くもイっちゃたのでした。  
お尻でまたイっちゃたよ…しかも妹にイカされるなんて、恥ずかしい…  
「あ…お姉ちゃん、ずるい…」  
「ごめん…気持ち良過ぎて…」  
自分でイカせときながら、杏樹は不満な顔をしている…最近は責める楽しみだけでなく、  
責められる楽しみにも目覚めた妹は、その恥ずかしくも達したあたしにを羨ましそうに見てたのよ。  
「なら…お姉ちゃんも、して…私を気持ち良く…」  
「わかった…杏樹、今度はお姉ちゃんがしてあげる」  
「うん…」  
頬を桃色に染め微笑みつつ、頷く杏樹に愛しさを感じ、優しく抱擁しつつその小さな体を押し倒して、  
彼女の小さな幼いアソコに指を這わせてゆきました。  
 
ピチャッ…  
 
「あっ!お、お姉ちゃん…」  
「可愛いアソコ…杏樹のここ、凄く柔らかくて熱くなってる…」  
「あ…やぁ…お姉ちゃん…んっ!」  
エッチな水音をたてさせながらに、あたしの指はその割れ目の内に潜り込み、  
幼い膣の中を掻き回すように弄っていくの。  
傷つけないように…慎重に…だけど、あまりにも感じて悶える杏樹が可愛くてつい、  
力入れて敏感だと思う箇所を執拗に摩ってしまったりしてた。  
「はぁ…あぁ…そこ駄目…あぁ!お姉ちゃん…あぁぁ!!」  
ちょっと小生意気な感じで大人びた妹が、あたしの手で素直に淫らになっていくのを感じると、  
激しい充実した気持ちになっていく…こんな感じをあたしを犯すお兄ちゃんや、  
そして責める側になってた杏樹も感じていたのかな…なんだかあたしを散々苛めるのも頷けるかも…  
恥じらいつつ甘い吐息で激しく息使いする仕草に胸が激しくドキドキさせていました。  
そして疼くの…あたしのアソコもまた、切ない感じで疼いてた。  
「…いい、杏樹?」  
「うん…きて…お姉ちゃん」  
だからあたしは、その熱くなってるアソコを…妹の同じく熱くなった幼いアソコへ密着させていく。  
 
クチュ…チュクッ…  
 
潤った場所がぶつかり、エッチな水音が鳴り…互いの股を絡め合っていく、  
そしてこの大事な場所を互いので擦り合いしていきます…。  
 
グチュゥッ…チャプゥゥ!!  
 
「あ…あぁぁ!!お姉ちゃん…あぁ!!」  
[杏樹…あぁ!]  
 
互いに分泌する液が混じりあい、そして卑猥な音を鳴らし響かせながらにね…  
やがてあたしのアソコからお兄ちゃんの精液も溢れ出てきて、杏樹の未熟なアソコを白く汚してました。  
「あんっ!あぁ…兄さんのも…私に…あぁ!!」  
「はぁ…杏樹…気持ちいい?」  
「うん…あぁ…お姉ちゃん…あぁ!」  
別にあたし…こういう趣味じゃない筈なのに、すっかり楽しんでた。  
杏樹の可愛く感じる仕草を見て、段々といけない興奮をしてきて、もっと淫らにさせてみたいって…思ってしまうし。  
いつもは無表情な妹が、こんなに感情剥き出しでいるのだから…余計にね。  
「はぁはぁ…杏樹、アレもしてみる?ん…」  
「うん…もう慣れたから…して…あぁ」  
アソコを擦りつけるだけでなく、その身体も優しく愛撫しながら、次の行為を要請してた。  
その白肌の頬にキスしてあげると、コクッと杏樹は頷き、そして準備するの。  
アレというのは、杏樹が密かに持っているエッチな道具の中でも特別な代物でした、  
それは男性の性器の形が両端に二つ付いてる道具で、普通のバイブとも違う品でね、  
おちんちんが生えていない女の子同士が繋がるのに使う物らしいのよ。  
そしてこれで、この間…くれたっけ、杏樹…あたしに自分の処女を。  
あれから杏樹は今度それを使ってもいいように、色々と練習してたみたい、だから今度は…  
 
チャプ…  
 
「お姉ちゃん…んっ!あぁ!!」  
すんなり入っていく…この太いのが杏樹の小さなアソコに入ってる、  
スジのようだった頑なに閉じてるように見えるこの柔らかな幼いアソコが、バイブを押し付けると卑猥な形で広がって…  
ズブズブって広がり奥へ銜え込んでいくのでした。  
もうその顔は苦悶で歪む事がなく、むしろ快感に酔いしれる表情だったから…あたし、  
そんな妹に欲情してきてました…女の子同士なのにね。  
でもそれは…杏樹も一緒だったみたい。  
そしてようやく挿入されたバイブのもう片方に、今度はあたしのそこも銜えさせていきます。  
 
ジュプゥゥゥ…  
 
「あっ…あぁ!!」  
深く挿入すると挿入感の心地良さと共に、ドキドキしてしまう興奮を感じちゃうの、  
またあたし…妹の杏樹と一つになっちゃたと思ったら、激しくドキドキさせてた。  
「杏樹を犯してる…あたし…あぁ!」  
「お姉ちゃん…はぁ…一つになってるね、私達…あぁ…」  
さっきと同じように擦り付けるようにして、もっと奥にまでそのバイブを銜え込むあたし達姉妹…  
小さな杏樹にこのサイズは大丈夫なのか心配したけども、  
十分に感じてるみたいだし、とりあえず一安心かな、だから…そのまま無心に快楽に浸っていくの。  
腰を動いてしまう…杏樹もその細い腰を動かしてた、互いに繋がった喜びと膣を刺激させる快楽に浸っていきました。  
「イク…お姉ちゃん…私…イっちゃう」  
「杏樹…いいよ、イって…あたしもまた…あぁ!!」  
互いに絶頂を迎えるのは早かった、互いに手を繋いで、より深く結ばれながらに…  
 
「あぁっ!!あぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!」  
「お姉ちゃん…あぁぁ────────っ!!!」  
 
ビクビクビクゥゥゥ!!  
チョロロロォォ…  
 
「あ…あぁ…」  
お互いに痙攣しながら激しくイっちゃいました…  
息を切らしながら…その絶頂の余韻を感じ合いながら…そしてお尻には水気を感じてた。  
「…お漏らししちゃたね…」  
「はぁ…お姉ちゃんのベッド…また汚しちゃった」  
イった時に漏らしてしまったの、しかも姉妹揃って。  
そうでなくても互いの溢れ出してたので、シーツはびっしょりになってたのに、  
もっと汚してしまってたの…はぁ、もうそろそろ今度天気が良い日にでも洗濯しなきゃいけないよね、  
また染みできちゃった…これまでのに加えてかなり匂いもきつくなってるし、このベッドは。  
「満足…した?」  
「うん…」  
そんな汚れたベッドの上だけども横になったあたし達は、満足そうに互いにまだ身体を抱いて体温を感じあってたの。  
そしてあたしと杏樹はその汚れた寝床でまた一緒に寝息をたてるのでした。  
 
ちなみにそんなあたしは気付いていませんでした…その寝息をたてた時には、  
もう少しすると夜が明ける時刻だという事には。  
もしも先に目覚まししていなかったら、間違いなく遅刻してたわね。  
 
 
 
「はぁ…」」  
「おっはよ〜…って!ど、どうしたの果林!?その凄いクマ…」  
「あ…麻希?ちょ、ちょっと夜更かししちゃって…あまり寝てないの」  
そんな朝、通学中に溜息ついていたら麻希とばったり出会ってた。  
このあたしの友達は顔が青ざめたあたしを見るなり、心配そうに声をかけてきたのだけど…  
昨晩は公園でお兄ちゃんと、そして家に戻ると妹としてたら寝る時間がまるで無かった、  
なんてとても説明できないから、理由は黙秘するしか無いのよね…ごめんね、心配させちゃって。  
「!?…うぷっ…」  
そんな風に思っていると、また急に吐き気にがあたしを襲ってきたの…そうまた。  
実はここ最近だけど、たまに…こうなる事があるのよ。  
「ちょ…大丈夫!?」  
「うん…多分、夜更かしのせいだからかも…はぁ…もう大丈夫」  
「そう?でも…今朝だけじゃないじゃないと思うけど、果林がそうなるのって」  
吐き気をもよおして、近くの電柱の影でうずくまるあたしの背中を、麻希は優しく摩ってくれました。  
お陰で少し楽になったみたい、でも確かにそうだっけ…この変調は今朝が始めてじゃなかたよね。  
それを知っていた麻希はもっと心配そうにあたしの顔を見てる。  
「うん…でも平気だから…気にしないで」  
「まぁ…果林がそう言うならいいけどさ」  
 
あたしの体調に変化が起きたのはここ最近…、その原因はよくわからない、  
でも…もしかしてというくらいなら心当たりはあります。  
それはもちろん…日々のエッチ…それが体に負担かかってるからかも、というのがあたしの予想。  
胸もむかむかしてきて気分が悪くなる事もよくあるし…やっぱりヤリ過ぎなのかな、あたしって。  
だけどそう思っているのに…あたしは、またアレを入れて学校に来ていたりするし。  
常にアソコを弄ってくるあの玩具を…今日もまたこの中に入れてた。  
もう誰にも強制されてないのに、スッポリ入れて微弱に振動させていたの。  
あたし…本当にエッチな女の子よね、自分でも淫乱だって自覚しちゃうくらいに…  
また自己嫌悪しちゃうかも、こんなのをもしバレたら…終わりなのに、そのスリルさえ楽しんでいるし。  
「よう真紅、おはよう!」  
 
ビクッ!  
 
咄嗟に耳に聞こえた声に、全身に衝撃が走ります…だって、その事が一番バレたくない人の声だったから。  
「ほら〜呼んでいるよ果林〜早く返事しないと」  
「あ、う…雨水くん…おはよう…そうだ、こ、これお弁当」  
モジモジしつつ、持っていたお弁当箱を、声をかけてきた男子に手渡します…  
この時のあたしの心臓は破裂寸前な程に激しくドキドキさせていた、だってその彼は…  
「あ、ありがとうな」  
今…正式にあたしが付き合っている人だもん…  
雨水健太くん…そうあたしが好きな人間の男性の名前です。  
でも最近は彼と上手く顔を見合わせれない、特にこんな何の覚悟もしていない時は…  
だってあたしは裏切っているもん、彼の知らないとこで別の男性に身体を許しているから。  
彼にさえしてない事を、エッチな事を…しまくってたいたから、罪悪感を感じてた。  
でもね…こんな風に変わり果てたあたしだけど、彼へのお弁当を作るのは忘れた事はないの。  
ただし…不意に学校を休まされた時、以外は  
それはきっと好きだから…心も身体も汚れちゃったけど、彼に対する気持ちは変わってなかったから。  
肉体関係を持ってる男性には、そんな純な気持ちを持ってないし…多分、  
だからあたしが一番好きなのは、雨水くん…貴方だけだから…ね、きっと…。  
いつしかあたし…じっとお弁当箱を渡した格好で、彼を見つめていました…熱い視線で。  
思えば…こうしてお弁当を手渡しする瞬間が、今…彼とまともに目を合わせられる唯一の時なのかもしれない。  
「なぁに〜見つめあって〜また人前だというのに朝からラブラブしてさ〜」  
「え…そ、そんな事ないよ麻希!!」  
「でも、顔…凄く赤いよ果林!ふふ…」  
「い、意地悪…もう!」  
すると麻希は、あたしに抱きつくと雨水くんには聞こえない小声で耳打ちしてきたの。  
「でも、良かった…最近、果林たら雨水くんと目を合わせてない事が多いもん、また喧嘩してるかなって心配したよ」  
鋭い…わかってたんだ麻希、という事は雨水くんも…気にしてるかもしれない。  
もっと自然体にならないと…バレないように、して彼と付き合っていかないと。  
でもそれって…かなり最低な事をしてるよね…うん。  
 
キンコンカンコーン!  
 
眠いのを我慢して挑む学校も、次の授業で最後です。  
 
次は体育だから更衣室で着替えするあたし、はぁ…この体調で運動はしんどいのに、  
そう考えながら体操服へ着替えをしていくと…下を履き替えるとこで、周りに人が居なくなったのを確認します、  
だって、これが入って運動なんてできないから取らないとね。  
 
ヴイィィィ…  
 
アソコから抜くと機械音が室内に響かせていくあたしのバイブ、今日も授業中の中であたしを可愛がっていたこの道具は  
ぐっしょり濡れてまだ振動してました、もしこの音が他の子に聞こえてしまったら、どんな顔をされちゃうのかな、  
そんな事をふと思ってしまうと顔が熱くなってました。  
あたしは、それをタオルでくるみ、自分のバックに入れて隠そうとします、すると…  
「果林!まだ着替え終わらないの?」  
「ひゃぁぁぁ!!」  
唐突に背後から麻希が声をかけてきたの!当然にあたしは驚いてしまいます…手がおろそかになってしまうくらいに。  
「もう、みんな行っちゃた…へ?」  
「あ…」  
 
ガチャン!ヴゥゥゥゥゥゥ…  
 
「……か、果林?それって…」  
そのあたしの手からこぼれ転がった物に、麻希の視線が突き刺さる…そして今度はあたしに視線が向かってきたの。  
転がって振動しながら、くるませたタオルを外し…バイブが露出していたから。  
あたし…何も咄嗟に誤魔化せませんでした。  
ただ全身を震わせ、唖然と固まってるしかなかったの。  
 
「いやぁ〜まさか…本当に私より先にね〜、あの奥手の果林がこんな事をしてるとは思わなかったわね」  
「ご、ごめん…」  
「別に謝らなくても…こういうのは本人達の趣味だしね、いえいえ口は出さないから」  
「いや…別に趣味じゃ…うえぇぇ〜ん」  
体育の時間中、グラウンドを走りながらさっきの事で麻希に問答攻めされていました。  
どうやら深刻な状況にはならなかったけど…すっかり苛められるネタにされてたの。  
「でも、意外ね…あの嘘みたいに純情な雨水くんがね〜いやぁ、人は見かけによらないわ」  
「へ…」  
まさか…麻希、誤解してる?  
「あの純情ぶりはフェイクだったのね、まぁいいわ、しかし災難ね〜そういう趣味に付き合わないといけないなんて」  
やっぱり誤解してる、違う…別にあたし、雨水くんの命令でこんな事をしてたわけじゃないの!  
雨水くんは、そんな趣味無いってば!!でも…その本当の事はやっぱり言えませんでした。  
ごめんね雨水くん、何も悪くないのに…麻希が冷ややかな視線を送ってて。  
 
そして放課後、その事を口止めとばかりに、あたしは麻希にジュースを一本おごるはめになりました。  
「いや〜悪いね、果林〜大丈夫、誰にも言わないからさ」  
「お願いよ麻希!こんな恥ずかしい事…みんなにバレたら、もう学校行けないもん」  
「はいはい、しかし…寂しいわね、という事は、もう経験しちゃったんだ…大人になったのね」  
黙って頷くあたし…麻希は多分その相手を彼だと思っている筈だけど、違うの…全然違う。  
あたしの初めても、そしてやらしく変えた人も彼じゃない…  
ごめんね、雨水くん…貴方のせいにして、そして本当の事を言えなくて…  
心で謝罪しながら、あたしも自動販売機からジュースを買って、麻希の横で一緒に飲みました。  
 
「えっ…果林、そのジュース飲むの?凄く酸っぱいって評判なんだけど…」  
「うん、でもそんなに気になる程かな?」  
そこまで言われる事も無いと思いつつ、あたしはそれを口にしていく…すると。  
「うっ!うえぇ…」  
急にまたあの吐き気が襲ってきたの、思わず飲みかけのジュースをも吐いて、  
うつむいてしゃがみこんだのでした…  
「果林!ま、またなの…?」  
「うん…うぷっ、はぁ…また心配かけちゃったね」  
「それはいいけど…やっぱり変だってば、それ…」  
あたしの飲んでいたジュースを持ってもらい、また背中を摩ってくれる麻希…  
するとその友達はふとそのジュースを見て、しばらく考え込むの…  
「そういえば…お弁当のおかずも酸っぱい物ずくしよね最近…」  
何気なく、お昼の事を言い出したから、何で今それを聞くのかなと思いながら。  
「うん、ちょっと味覚…変わったかも…うえ!」  
自分でもおかしいかなって思う事を口にしてました。  
すると、麻希は…彼女の中で、ある事が確信を持ち出していたのです。  
「ねぇ…この変化って最近?」  
「う、うん…」  
しばらくの静寂…麻希は神妙な顔つきになる、少し青ざめてるような感じさえしてました。  
「ねぇ…もしかしてだけど、果林…それって…」  
「え?」  
「つわりじゃ…」  
「っ!!?」  
 
ドックン!  
 
その友人の一言に高鳴る胸の鼓動…え?  
それが何を意味していたのか、瞬時に理解できませんでした。  
だって…それは、アレになった女性に起きる現象だもの。  
アレ…それは初めこそ不安に思っていたけども、最近は気にしなくなっていた事だった。  
やがて行き着く筈の結末だと知っていたのに、あえて気にしなくしていた事…  
「そんなわけないよ…だって、私の家系ってなかなかできない筈なのに!」  
「家系はどうだか知らないけど…確率低くてもやればできるわよ」  
「う…」  
まるで重い壷にでも殴られたような、そんな重い衝撃が心に響く…だって認め難い事実だもん!  
「果林…妊娠してるよ、きっと…」  
その事実は…  
「嘘っ!!そんな…」  
 
…そのあたしが口走ろうとした言葉は、別の女性が代わりに発してました。  
突然の発言に驚き、その声のする方を向くとそこには  
「えっ?文緒さん?」  
青ざめた表情で立ちすくむ雨水くんのお母さん、文緒さんが居たのです!  
 
「ご、ごめんなさい…果林ちゃん…うちの健太が!ごめんなさい!!」  
「ちょ、ちょっと!!」  
涙目になってあたしに謝罪しながら、何処かへ逃げるように立ち去った文緒さん!  
いつの間に傍に居たの?そして聞いていたの…あたし頭が混乱してました。  
でも、これはわかります…誤解してるよ、違うの…これは雨水くんのせいじゃないの!!  
きっと彼女は自分に重ねているんだ、今のあたしと同じ年頃に子供を産んだ自分と…  
だからあんなにショック受けてるのよ…早く追いかけれないと…でも。  
不幸を感じたせいか、急激に増血しだして、あたしはまともに動けませんでした、それに…  
麻希があたしの手を掴んでたから。  
「麻希?」  
「確かめるのよ、果林!」  
「え?」  
その手を掴まれたまま、引きずられるように麻希はあたしを連れ薬局に立ち寄った後で、公衆トイレに駆け込みます。  
そこで…先程に麻希が買った、あるモノを試したの…  
「………陽性…やっぱり」  
「麻希…これって」  
説明も無しだったから、その友達が何をしてるのか、あたしにはわかりませんでした。  
だけどその表情の凄みでとんでも無さは理解できるの。  
「果林…やっぱり妊娠してるよ、これがその証拠…」  
「え?」  
「これは妊娠検査薬よ…ほら、この反応が妊娠してる証拠なの!」  
「!?」  
そうなの?本当の本当に…妊娠してるのあたし?お兄ちゃんの子供ができちゃったの!?  
麻希に言われた時は、それでも半信半疑だってけど、こんな薬まで使われてしまったら。  
ほぼその驚愕の事実は確実なものとなってしまってた。  
このお腹に…お兄ちゃんとの赤ちゃん…できちゃった。  
「雨水君ったら、あんな純情な事を言ってたのに、行きましょ!」  
「え…」  
「この事を告白すんのよ!責任取らさないと…まったく授業中にバイブまで入れさせて次はこれか」  
「ちょ…ちょっと待って、これは雨水くんじゃ…」  
行動の早い麻希に戸惑い、あたしはつい…それを口にしてしまった。  
「え…」  
「あ…」  
その言ってしまった言葉に、麻希の足が止まります…そして信じられないとばかりに  
驚きの顔であたしを見ていたの。  
「どういう事…果林…雨水くんじゃないって…まさか他の男子と」  
「それは…」  
大きく眼を見開かせて、驚愕の表情のままで、あたしの肩を握り問いかけてくる。  
「ちょっと!ちゃんと話して、どういう事なの!!まさか…あ…」  
 
ドサッ  
 
でもその問いも途中で麻希は倒れた…そしてその額にはコウモリが付いてました。  
 
「危機一髪だったね、お姉ちゃん…」  
「杏樹…」  
振り向くとそこに居たのは杏樹、もう日も沈み外に出ても平気な時間だったから来てくれたみたい、  
妹は咄嗟にコウモリを使用し、気を失わし…同時に記憶処理も行っていく。  
「あ…杏樹、あたし…お兄ちゃんの赤ちゃん…できちゃったみたい」  
そしてその妹に、涙目になって言うの…この事を。  
「やっと気付いたの?お姉ちゃん」  
「え?知ってたの…」  
頷く杏樹は、立ちすくんだあたしの手を握って、そのまま抱きつく…  
「覚悟は…していたんでしょ?」  
「うん…いつか、こうなるかもって…こんなに早くとは思わなかったけど」  
そう…あたしの家族は吸血鬼一族だから、その一族は今…子供ができなくて大問題になってるって聞いてたから、  
あたし安心していた、でも…いつかこうなるかもって心では思ってた筈だけど。  
実際にできてしまった今、それが本当に覚悟できてたか疑問になっちゃてました。  
この出来事は、あまりに衝撃的過ぎてすぐに思考がついていかない、  
彼の事…お兄ちゃんの事…解決を後送りにしてた果ての、この結果に対して…  
あたしはそれでも、自分がこの後どうすればいいのか決めれなかったの。  
 
ごめんね雨水くん……  
ただ今は心で謝罪するしかできないよ、あたし…。  
 
でも悩みながら、小さな命を宿したこのお腹を摩りながらに…  
一つだけ…、もう決めてる事はありました。  
「可愛い子だったらいいね…産むんでしょ?」  
「うん…」  
 
この子を産む事は私の中で決意していた…どんな結果になったとしても絶対にね。  
 
トックン…  
 
…気のせいかもしれないけど、あたしは決意した瞬間…小さな鼓動をお腹の中で感じてました。  
 
【おしまい】  
 

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