「あら…これは?」  
衣替えの時期になり押入れの中を片付けしていると、一枚の制服を見つけました  
それは以前に着た事のある服でして…あのホテルでの売春騒ぎのどさくさに紛れて持って帰ってたようです  
「そうか…こんな所に仕舞っていたのね、すっかり忘れてたわ」  
ちょっと懐かしく思ってそれを手にとります…  
「ちょっと…もう一回着てみようかしら…」  
ふとそう思い着替える私、年甲斐もなく学生服姿になり鏡の前でポーズを取ってみます  
ちょっと昔を思い出して、なんだかウキウキな気分になってしまう…でも、それも少しの間だけ  
後には激しい後悔の気持ちが湧きあがって来るのです  
「何をやってるんだろ…私…」  
情けなくなって、脱ごうとした時に…カチッ…玄関のドアの鍵が開く音がしたのです!  
時計を見れば健太が帰ってくる時間でした…息子の前でこんな格好を見せたら、間違いなく幻滅させてしまうかも  
「早く…早くなんとかしないと〜!?」  
あたふたと混乱しながらも考えを巡らせる…そしてドアが開きました  
「母さん!…あれ?居ないのか…」  
「雨水君のお母さん留守なの?」  
果林ちゃんの声がします、彼女を家に連れてきたのね…やるじゃないの健太も  
「買い出しかな?まぁ…なんだ上がれよ真紅」  
「ふえぇぇ〜〜〜!いいよ私…」  
恥ずかしがって、中々に上がろうとしないのです…気持ちはわかるわね、男女二人っきりな状況なのだし  
「いいじゃないか、さっ入れよ!」  
「ふわぁぁ〜〜お、おじゃまします!」  
あらら、強引に女の子を部屋の中に上げるなんて…息子の行動ながらドキドキものでした…でも  
「余計にここから出れなくなっちゃたわね…どうしようかしら?」  
そう、私は押入れの中に隠れていたのでした…どうしましょう  
そしてこの暗い中で一人、ジッとしていました…しばらくすると眠気が襲ってきます…段々と意識が薄れていきました  
 
「ん…」  
しばらくの間だと思うけど寝てたみたい…その気付いた私の耳に何か聞こえてきました  
「あ…あん…雨水く〜ん…」  
「えっ!?」  
 
それは果林ちゃんの声でした、でもその声色は甘い淫らな響きのような…  
胸騒ぎがし、押入れのふすまを少し開けます、するとそこで見たのはエッチな行為にふける二人の姿でした  
「はぁはぁ…真紅のここ…凄い締りだ、んん〜〜!」  
「雨水く〜ん…もっと…もっと激しく〜」  
突然の健太と果林ちゃんのその淫らな姿に驚き息を飲み込む、前から学生らしいお付き合いなら良いとは思ったけれども、  
これはいくらなんでも早すぎよ、健太…  
「はぁはぁ…気持ちよいいか、真紅?」  
「う、うん、気持ちいいよ〜」  
そして互いに唇を重ねキスをし、再び交じり合うのでした…  
「二人とも…凄い…んっ…んん〜っ」  
そんな二人の行為を眺めていた私はいつしか股間が熱くなって…体が火照っていてきました、息子とその彼女の情事を覗いて  
興奮するなんて…なんていけない母親なのかしら、でも…我慢できない私は、そのグッショリと濡れてきて疼くその恥部に  
手を伸ばし触れていじり慰めだしました…最近してなかったからより興奮してるのかもと思いつつ  
「ん〜〜〜!健太…いつのまにかあんなに立派なのになってたのね…」  
息子の成長した股間のを眺め、興奮しているいけない母親ね私って…わかってるけれども、疼きは止まらず自慰にふけてしまう  
「ん…果林ちゃんもアソコをあんなに濡らして…健太のを挿入させて…気持ち良さそう…あんっ」  
寂しい…ふとそんな感情が頭をよぎります…私も果林ちゃんのようにアソコに男の人のを入れたいという…淫らな思いが  
湧いてきて情欲が増してくるのです…ふと辺りを見渡して代用品を探してしまう、でも…あいにく都合いいそのような物はありません  
そうしてる内に、あっちの二人はいよいよ絶頂を迎えようとしてました  
「はぁはぁ…真紅、そろそろ俺…いいか出して?」  
「あぁぁんっ…いいよ…雨水くん…あたしも限界だから…きてぇ…出して!」  
そのまま腰を激しく突きつけて限界まで挿入させていく…もしかして膣出しするつもり?いけない…避妊はちゃんとしないと…  
せめての親としての理性の思考が働きますけれども、今の私に彼らを止める事はできません  
大体、避妊具なんて物は家にあるはずもなく、買う余裕すらない…ならせめて外に出してと…しかし  
「うっ!出るぅぅ!!」  
ドクゥ〜ッ!  
 
健太は身体を痙攣させるように震えさせイき…そして…  
「あぁぁ〜〜〜!熱ぃぃ…雨水くんのが一杯…入ってくるよ…出てるぅ…」  
親の願いも空しく、健太は果林ちゃんの中に出してしまったようでした  
「もう…出来ちゃったらどうするの?後でよく注意してあげないと…」  
そう小さく呟く私…でも、その果林ちゃんのアソコから溢れて出てくる白い粘液を見てると、またさらに恥部が熱くなって  
疼いてくるのです、まるでそのドロドロしたのを私の膣が欲しがってるような感じで…  
「んっ…あはぁ…あっ!?」  
その時です、急に押入れのふすまが外れ倒れたのは!覗いていた際に体重をかけ過ぎたせいでしょうか…  
「きゃっ!」  
「か…母さん!???」  
だから、そのまま押入れの外へと飛び出てしまい…見られてしまいました、乱れた制服姿の私を  
二人とも驚いて目を見開かせて言葉も出ないみたいみたい、そりゃそうよね…母親がこんな格好で  
いきなり押入れから出てきたら誰だって驚くわ  
「えっと…雨水くんのお母さんですよね?」  
「は、はい…いらっしゃい果林ちゃん」  
先に口を開かせたのは果林ちゃん…思わず間抜けな返事を返してしまいます、情けないやら恥ずかしいやらで  
顔は火が出そうなくらいに熱くなって真っ赤になっているでしょう  
「か…可愛い…」  
「え?んん〜〜〜!!?」  
一瞬何が起きたのかわかりませんでした、気付けば果林ちゃんと私の唇が触れてる…キスしているのです  
「本当だ…その格好似合ってるよ母さん…」  
そう言って背後から抱きしめられる…健太に、どうなってるのか混乱してしまいます…一体どうなってるのでしょうか??  
「あ…あんっ…」  
そして健太の手は胸に触れて…そのまま揉み出したのです、優しくその乳房を鷲掴みして動かし刺激してくる…  
「だめ…いけないわ…そんな…あ…あぁぁ〜〜んっ!  
自慰で興奮していた私のその身体はすでに火照っていて、すっかり敏感になってるのです…そこを刺激されたから  
一気に激しい快感が体を駆け巡るのでした、いけないと頭では理解してても…体が言う事を聞きません  
そんな禁断の快楽に酔いしれる私に、果林ちゃんは再度のキスを…しかも今度は舌を絡ませるディープキスで  
「んんん〜〜…あ…んん…っ」  
 
先導権は果林ちゃんが握り、なすがままに口内を蹂躙されていく…でもいつしか今度は私からも  
舌を絡ませていくのです…互いの唾液が絡み混じって卑猥な水音が鳴り響く…  
「あ…あはぁ…あんっ!」  
そして頬を…耳の下…首筋にと舌で這わせられていって…ゾクゾクとした感触が駆けるの  
「駄目…こんなのいけないわ…あんっ!」  
「そうですか?こんなに濡らしているのに…」  
すると果林ちゃんはスカートの中へ手を入れて私の濡れた恥部に触れるの…さらに頭もそこ入れてそのまま…  
「ひゃん!?」  
アソコを…恥部を舐められてる…舌先が私の膣口へ触れて周りのヒダヒダもしっかりと舐め刺激している  
「あ…あぁぁ…汚いのに…ダメェ…あぁぁ〜〜〜っ!!!」  
「乳首もこんなに起たせて…いやらしいな母さん…」  
そう囁いて今度は健太が乳首をつまみいじりだす…そして上の制服をめくって下のブラを外し  
私の胸…乳房が露出させられてしまいます…  
「母さんのここ…真紅と同じで綺麗なピンク色してるんだ…んっ」  
「あぁ!!」  
乳首に吸い付いてくる健太…赤ちゃんの時とは違って成長したこの子の久しぶりの吸引の感触は  
淫らな快感を私に与えるのです…舌先で弄ばれ刺激されて、また母乳が出ちゃいそう  
「えへへ…雨水くんのお母さんのここも綺麗なピンクしてるよ…本当にここから雨水くんが出てきたのか不思議…んっ」  
「ああぁぁ〜〜〜!!」  
軽く噛まれた…私の敏感なクリトリスの箇所を果林ちゃんに…それが決め手となって私はそのまま  
「イ…イッちゃぅぅ〜〜!!!」  
全身を痙攣させてイってしまった…息子と彼女によって…そのまま力が抜けて床下に横たわってしまいました  
「ねぇ…雨水くんのお母さん、すっかりできあがってるみたいだよ」  
「そうか…じゃぁ…」  
放心の私の耳に聞こえてくるのは二人の声…何を話してるのか今の朧げな思考しかできない私に理解はできませんが、  
その直後の恥部への熱いのが触れる感触に、それが危機的状況だと気付かせました  
「まさか…それはダメェ!」  
 
迫るその行為に叫ぶのですが…遅かったみたい、ズブッと膣の中に異物が入り込む感触  
それは男の…息子の健太のが挿入された感触でした  
「あ…あぁぁ・・・あ〜〜〜っ!!」  
健太のが…息子のが母親の私の膣内へ挿入されて、激しい快感が体中を駆け巡っていく…こんなのいけないのに  
駄目なのに身体は待ち焦がれた刺激とばかりに喜ぶように反応するの、腰が勝手に動きそれを咥えこむの…  
「あ…あぁぁ〜〜〜んっ!太いのが…固いのがぁぁ〜〜〜!」  
「凄い…雨水くんのお母さん、こんなに激しく咥えこんでるよ…ヒクヒクしてる…んっ」  
「ひぃっ!あ…あぁぁ〜〜〜!!!」  
また果林ちゃんは感じて充血し起っているクリトリス部分を舌先で舐め刺激してくる…電流のようにまた駆け上ってくる  
激しい快感が…もう狂いそう…すると目の前にその果林ちゃんの股の部分が被さってきました  
「ねぇ…あたしのここ、綺麗にして…」  
顔の前に果林ちゃんのアソコが…その膣口からトロリと白い粘った液体が溢れ垂れてきて…顔の上に零れ落ちてきます  
それは先に注がれてた健太の精液でした、相次ぐ快楽の波に身を捩じらせつつ視線は朧げにそこを見つめながら…  
私は自然に口をつけました…その溢れてくるそこに、舌でその膣内の精子を舐め取るように内部へと潜り込ませていきます  
「ひあぁんっ!…凄い…雨水くんのお母さん上手だよ…あたしもお返し…んっ」  
「あんっ!か…果林ちゃん…そこ…私も…んん…」  
互いに感じるその恥部を口で刺激しあっていくのでした…息子に犯されながら果林ちゃんとお互いに大事なところを  
舐めあうという淫らな行為に没頭していくのです…我ながら凄い事をしていると思います  
「うっ…凄い締まる…気持ち良いよ母さん…」  
「あ…健太…もっと…して…犯してぇ!」  
性の快楽に酔いしれた私の理性は崩壊寸前でした、淫らに甘い響きで喘ぎながら男のそれを求めて腰を振っていく  
「うっ…もう…うわぁぁ!!」  
すると再び健太の身体が痙攣するように震えます、それは絶頂の予兆…  
「あぁ…あっ!?駄目…外に…あぁぁ〜〜っ!」  
 
このままだと果林ちゃんのように膣出しされてしまう…親子でそれは流石にマズイと…僅かな理性を振り絞って  
拒絶の言葉を口にするのだけども…それはさらなる快楽を求める健太の耳には届きませんでした  
「うわぁぁ…出る出ちまう!!あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」  
ドビュッ!ドクドクッ!!膣壁に熱い衝撃が炸裂しました…  
「あぁぁ〜〜〜!出てる…健太のが中に…膣の中に出てるぅぅ!!?」  
その衝撃に身を反らせ反応します…胎内の奥にめがけて健太の出した精液が流れ向かってるのがわかります  
「あっ…こんなに一杯…熱い…」  
そして抜かれ…余韻に浸るのです、終った後に当然ながら激しい後悔の心が溢れてくる…トンでもない事を  
してしまったと、でも…同時に満足感が沸き上がってきました…気持ちよい感じがその背徳心を薄らげていく  
「あんっ…どうして、まだ疼きが収まらないの…」  
そう小さく呟いて、その火照ったままの自分の身体を抱きます  
「ねぇ…雨水くん…あたしもまた欲しいの、なんかまた濡れてきちゃって…いい?」  
果林ちゃんは、瞳をとろんと潤ませて、我慢できないといわんばかりに催促を健太にしてきました  
それを眺めていた私も…また我慢ができずに自然に口が開きます  
「健太…私にも…頂戴、欲しいの…母さんを犯して…」  
「わかったよ、じゃあ今度は二人同時に…一緒にヤルよ」  
その性欲の虜になった女を見て微笑みながら、健太は次に私と果林ちゃんを互いに抱き合うようにして  
横になるよう命じました、言われた通りに互いの乳房とアソコが触れ合うように体を重ねます  
「いくよ…んっ!」  
そして挿入してきました、まだ先に出された精液を零すそこへと…蓋をしてまた奥へ押し込むように、その立派なのを  
奥まで突き入れます、そして一気に引き抜いて次は果林ちゃんの膣内へと挿入し収めます、こうして互いを交互に犯す  
のでした…時には恥部を重ねた箇所へ突き入れて同時に刺激を与えます  
「あ…あぁぁ…雨水くんのお母さん…あたしどうにかなりそう…あぁぁ〜〜」  
「果林ちゃん…私も狂いそう…気持ちよすぎてもう…んあぁぁ〜〜っ!」  
私と果林ちゃんは唇を重ねて舌を絡ませ、互いに口を愛撫し合い出しました…湧き上がる情欲のままに  
互いの胸を揉み合い、肌を重ねて触れ合わせて…感じるまま快感を貪るのです  
 
そして…また絶頂の時を迎えます、今度は三人揃って…  
「出る…出るぅ!!」  
ドビュゥゥ!!  
「あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!」  
先に膣内に出されたのは、果林ちゃんの方…身近でその膣内射精の感触に酔いしれる表情を見て、可愛いと感じてしまう  
でもそれはお互い様みたい…次に出されたのは私の方ですから  
「あぁ〜〜〜!熱い…イ…イクぅぅぅ!!!」  
再び熱いのが奥へ注がれ一気に絶頂を迎えます…そしてそんな私の表情をジッと微笑みながら見てる果林ちゃん…  
そしてまた唇を重ねます…  
「どうする、まだヤル?」  
「もちろん…またきて…」  
「一杯犯して…健太…」  
まだ疼きは止まらない…汗と白濁の液体まみれになった私達は、まだその快楽の宴を求めていたのでした…  
 
 
「はうっ!」  
瞳を思いっきり見開かせました…今の私は布団の上に寝かされています  
そして…その視界の現実味に気づかされるのです…先までのは全て…夢だったのだと  
それを確信して、思いっきり力が抜けました…なんという淫らな夢を見たのかと  
夢とはいえ実の息子とあんな事をしてしまったと罪悪感が湧き上がります  
そして思い出します…先の凄いエッチな夢を…  
「でも…あのエッチは妙に現実感があったような…えっ!?」  
そして気付きました…そういえば、なんで布団の上で寝てるのだろうかと…確か押入れの中に居たはずなのに  
さらに…どうしてお腹が…お腹の中が熱いのだろうと…まるで夢で見たように男の人のアレが胎内に入っているみたい  
熱くドロドロした粘液…精液が  
「母さん?起きたの!」  
「!?」  
思わず寝たフリをしてしまいました、そこに来たのは健太だったのです…果林ちゃんはもう居ないみたいだけど  
「ふぅ…まだ目が覚めてないのか…」  
 
それはまるで安心するようなため息でした、すると私の方に足を運ばせてきます  
「…ゴクッ、まだよく寝てるみたいだよな…ならっ」  
健太は何故か息を飲み込むと、私の上に被せてる掛け布団を取ります  
「誤魔化す前に、もう一回くらいなら…大丈夫だよな」  
そう言うと…スカートをめくり下着を取り外していくのです…もちろんその行動は驚きました、まだ夢を見ているのかとさえ  
疑う程に…でも今は現実世界に違いないみたい、なのに…動けないのは何故?期待してるの…私  
「母さんが悪いんだよ…こんな格好で俺を惑わすから…俺…んっ」  
「あんっ!」  
思わず喘ぎ声が出てしまった…何故なら挿入されたから、今度は夢じゃない現実に息子に犯されているのです  
どうしてこんな事に?…でも、これで先の夢での性行為の現実味に納得がいきます…寝てる間に犯されていたのね  
だから胎内に熱い感触が…それはすでに膣出しされている証という事です  
健太はそのまま、腰を動かして私を犯していきます…そして  
「うぅっ!!」  
ドクドク…膣出しされました、息を荒げて一滴残さずその精子を私の胎内の奥へ注ぐのです…  
「健太…」  
私はつい思わず声を出してしまいました…その快楽に気を緩ませたのです  
「か…母さん!?気付いてたの!…あ…これは…」  
そのまま健太は体を崩しました…そして説明が始まったのです  
 
果林ちゃんに勉強を教えてた健太でしたが、とある理由で果林ちゃんは家に帰る事になったそうです  
その後に、押入れの中から制服姿の私を発見…驚いたそうだけど、その後にその格好の私に欲情したらしく思わず…  
「犯したのね、母さんを…」  
「う…うん、ごめん」  
目を背けて罪悪感に苦しむ健太…どうしてこの子がこんな馬鹿な事をしてしまったのかと思いました  
魔がさしたとはいえ、実の母親に欲情するなんて…でもそれは私も一緒かもしれない  
心臓がドキドキする…夢と先の健太の行為で私はどうにかなってしまったみたい…だから  
「続き…する?」  
「えっ!?」  
健太は、その思いがけない私の一言に目を見開かせて驚きます…  
「もう元の親子の関係に戻れないし…どうせだからこのまま…健太が望むなら母さんはかまわないけれども」  
 
もじもじさせながら、言葉を続ける私です、もちろん恥ずかしい馬鹿な事を言ってるとは思うけれども…  
「母さんとじゃ嫌?」  
幻滅させられるかもしてない…いえ、もう幻滅してるかも…でも  
「そんな事あるはずないだろ!母さんこそ…本当にいいんだな」  
「う…うん…んっ…」  
唇が重なった…どうせ堕ちたのなら、このまま二人してとことん堕ちてしまおうという結論に達したのでした…  
そしてまた身を重ねます…それは親子から男と女の関係に変わった瞬間でした  
 
そういえば健太の首筋に二つの穴みたいな傷ができてたけど…いつ付いたのかしら?  
 
 
 
あれから少し月日が流れました、その朝の我が家の光景はいつも通りです、ただ少し変わったとこもありますが  
「じゃあ行って来るよ母さん」  
「あ…また、駄目よその呼び方は」  
少し違うのは呼び方の注意をするようになった事です、それには理由があります  
「ごめんつい…行って来るよ文緒…これでいい?」  
「うん…行ってらっしゃい、あなた…」  
そして見送ります、大きく膨らんだお腹をさすりながら…いずれ生まれるこの子のが混合しないようにとの  
練習だったのです、本当の関係は秘密にし話せないでしょうから…それがもう一つ変わったことでした  
 
 
 
「あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!雨水くんが…雨水くんが!?」  
「お姉ちゃんの血の力でこうなるとは、…ご愁傷様」  
「いやぁぁぁ〜〜〜!!なんで、こうなるの??」  
 
【おわり】  
 

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