雪野 月野 花野   
 
今日は台風。  
総一郎は風雨の仲、忠実な警察犬のように雪野を家まで送り届けることにした。  
宮沢母、妹'Sの月野と花野とペロペロがみょーなハイテンションで迎えてくれた。  
総一郎はいまいちこのノリについて行けない。  
挨拶の後、総一郎はすぐに帰ろうとしたけど宮沢父が仕事で今夜は帰れないらしく、この台風のなかで女性だけは不安だと彼の責任感は告げる。  
宮沢ファミリーの勧めもあって今夜は泊まることになった。  
雪野が先にお風呂を浴び、パジャマ姿で総一郎にお風呂を促す。雪野のすぐ後に入るというのもなにか照れるものがあったが、総一郎も雨に濡れていたので素直に入ることにした。  
 
脱衣所。なぜかペロペロがいる。  
総一郎はこの犬が好きだ。女性ばかりの家で男同士というのもあるかもしれない。  
抱き上げてかわいがる。  
「一緒にはいるかい?」  
ペロペロは”ひゃん”と鳴いた。  
総一郎は服を脱いで素っ裸になったが、この濡れた服をどうしようかと悩んだ。  
脱衣駕籠はあるが、そこには雪野の服と下着がはいってるのが見える。総一郎は赤面し、すぐに目を離した。  
 
がらっ。  
突然ドアを開き、花野が入ってきた。  
「か、花野ちゃん!?」  
総一郎はすぐにタオルで腰を隠したけれど、花野の視線の動きでしっかりと彼のモノを確認していたのがわかる。  
「えーとね、服はここの洗濯機に入れといて、そのまま洗濯しちゃうから」  
「わ、わかったよ」  
用事は終わったはずなのに、花野は脱衣所を出て行かない。  
総一郎の顔をじっと見つめて声をひそめてこういった。  
「ねえ、ちゅーして。お姉ちゃんにはしてるんでしょう」  
花野は赤面しているが、同時に挑戦的な意地悪い表情をしている。  
総一郎は花野をかわいいと思った。同時に彼の完璧主義が負けたくないとも。  
背伸びをしつつ中学生の彼女は挑戦しているのだ。  
総一郎は目をつぶっている花野の広いおでこに口付けをしてやった。  
「あん、・・・ばか」  
花野はさらに赤面しつつおでこを手で覆って、脱衣所を出て行った。  
 
ペロペロと湯船に浸かりつつ、総一郎のペニスはエレクトしていた。  
 
風呂を上がり、再び脱衣所。  
がらっ。ドアが開き今度は月野が入ってきた。  
「こらっ、月野ちゃん」  
「へへっ」  
タオルで隠したが、その前に月野の視線が総一郎の物を確認していた。  
「これ、パジャマね。父のだけど。それと洗濯物を乾燥機かけとくね」  
と、月野は洗濯機に向かおうとしたがほぼ全裸の総一郎を前にしてギクシャクした動きだったため、派手に転んだ。  
「きゃっ、いたたたた」  
「大丈夫かい?」  
「うん、膝小僧すりむいちゃった」  
総一郎はとっさに月野の血が出ている膝を舐めた。  
「あん」  
「あ、ごめん」  
自然と出た行動だったが、総一郎も月野も赤面して固まってしまう。  
月野はかぼそく震える声で言った。  
「あの・・・オデコも痛い・・・」  
月野は真っ赤だった。妹の花野よりも年齢が上な分、羞恥心が強いようだ。  
同時に強い性への好奇心もある。  
総一郎はオデコにキスをした。そして、月野の唇を指でなぞってこう言う。  
「ひょっとして、ここもぶつけちゃった?」  
「・・・うん」  
真っ赤な顔でこっくりとうなずく。  
総一郎はゆっくりと月野にキスをした。最初は軽く、しだいに強いキス。  
「はぁぅ」  
総一郎は床に座り込む月野の上半身をしっかりと抱える、月野は手をどこに置いていいかわからないようだ。床に両手を置くがバランスが悪く、半ば総一郎にしなだれかかる格好になっている。  
総一郎は激しく興奮した。月野はどこか嗜虐心を刺激するところがあり、つい手荒なキスになってしまった。  
キスを止め、体を離すと真っ赤な月野が視線を下に向ける。  
いつのまにかタオルが外れて大きくそそり立った総一郎のペニスが剥き出しになっていた。  
「うわー、大きい・・・」  
月野は言った言葉の恥ずかしさに気付き、顔を白黒させながらあわてて脱衣所を出て行った。  
月野もかわいい、と総一郎は思った。  
足元でペロペロが”ひゃん”と鳴いた。  
 
食事の後、カードゲームなどして盛り上がった後、就寝となる。  
総一郎は宮沢父の寝室を使うことになった。宮沢母は雪野の部屋で寝ると言う。  
すこし申し訳ないな、と思いつつ布団にはいった。  
台風の音が聞こえる。  
風と雨。総一郎は孤独を感じる。  
 
深夜、総一郎がかすかな気配に目が覚めると、花野が襖を静かに開けて入ってきた。  
「月野ちゃん?」  
「へへっ」  
花野はすばやく総一郎の布団にすべりこんだ。  
「お兄ーちゃん。へへっ。言ってみたかったの。お兄ちゃん欲しかったから」  
「そか」  
「お兄ーちゃん。お兄ーちゃん。お兄ーちゃん」  
「うん。でも一緒に寝るのはマズイよ」  
「お兄ちゃんが寂しそうだからだよ」  
花野は少しだけ真剣な声でそういって、総一郎に体を摺り寄せた。  
総一郎も苦笑しながら、花野の体を引き寄せる。  
(鋭いな。そうかもしれない。中学生を心配させてしまったか)  
 
「ん」  
花野は目を閉じて、唇をつきだす。  
こんどこそ総一郎は花野にキスをした。  
「あ、ん」  
2人の体は密着している。花野は鍛え上げられた男の肉体を感じ、性への興奮が高まる。総一郎は中学生の華奢な体を感じつつ、その体温の高さに驚いた。  
ペニスがムクムクと勃起し、パジャマ越しに花野のふとももに当たる。花野の乳房もパジャマ越しに感じることができる。  
総一郎はキスをしたままパジャマの裾から手を伸ばして、花野の胸を触る。  
「あ、だめぇ」  
花野は驚いて、唇を離す。総一郎は位置を入れ替えて少女の背後に廻った。  
背後から両手で小振りの胸を揉みしだく。  
「あ あ あぁ。ん。やぁ、当たってる。これって・・・おちんちん?」  
「そうだよ」  
花野の尻たぶに総一郎のペニスは挟まれているのだ。その熱さと堅さに花野は息を呑む。  
総一郎は華奢な少女のうなじに顔を埋め、シャンプーのニオイを嗅ぎ取りながら、少女の左右の乳首を同時に摘んだ。  
「ひゃぁ」  
花野の体がビクンと跳ねる。  
 
そのまま首筋に厚いキスを繰り返した。その度に少女はビクビクと跳ねた。  
「あぁ、う。はぁはぁ。やぁ」  
片手で胸を揉みつつ、片手を少女の下腹部にすべらす。  
薄い陰毛を過ぎ、陰裂にたどり着くと、そこはすでにしっとりと濡れているようだ。  
「すこし、濡れてるね」  
「いやぁー、言わないでぇ」  
花野はいやいやをするように首を振った。  
中学生でもこれだけの反応をするのか。総一郎は驚きつつ、このかわいい少女をいかせたいと望んだ。  
「あ、あ、あ、ダメダメダメ」  
総一郎は花野の縦割れにそって、指をすばやくスライドさせた。  
花野は感じすぎてだんだんと前屈みになっていく、総一郎が中指をスライドさせつつ親指で小さな突起を押さえた。  
「ひゃあ」  
少女は一瞬にして背を反らした。後頭部が総一郎の胸板にぶつかる位のいきおいだ。  
それでも総一郎は手を休めない。ペニスを少女のお尻に押し付けながら、片手で胸を掴み、片手で秘部を弄る。  
「ああ、はぁ、ん。はぁ。いやあ。やーーー」  
花野は力いっぱい体を反らして、硬直した。  
ほんの数秒、息が止まって体は朱に染まる。その後、反動で体がガクガクと震える。  
壮絶なアクメだった。中学生のこんな華奢な体で、こんなに感じ、絶頂まで果たすことができる。  
総一郎は驚きつつも達成感を感じた。しかし、ペニスは衰えない。  
「はぁはぁはぁ」  
花野は激しい呼吸のあと、スース−と寝息をたてて寝入ってしまった。  
総一郎は花野の寝顔に愛おしさを覚えつつ、この興奮したペニスをどうしようかと悩む。  
眠っている少女にイタズラするわけにもいくまい。  
 
総一郎は全裸のまま立ち上がって天井を見上げた。  
2階、そこには雪野と宮沢母と月野が眠っている。  
宮沢ファミリー、この暖かな家で総一郎は安らぎを覚える。だが自分は異物だった。女性の膣に進入する男根(ペニス)という侵略者。  
宮沢雪野を愛している。花野も月野も宮沢母も愛おしい。自分に出来ること、雄であるということ。  
総一郎の決意は固まる。  
 
雨と風の音。  
外はまだ台風だ。  
 
 
雨と風の音。  
外はまだ台風のようだ。  
素っ裸で立つ総一郎の足元では花野が眠っている。  
ときおり、遠雷の光が窓から差し込む。一瞬の光は引き締まった総一郎の引き締まった裸体を照らした。体の中央で屹立した性器は一向に衰えない。  
カタッ。  
襖の向こうで人の気配がした。  
トントントン。  
足音を忍ばしてはいるが、あわてて階段を上る音が総一郎には聞こえた。  
「誰だろう・・・」  
総一郎は不思議と焦りを感じなかった。彼は自分の能力の高さを知っている。どんな局面でも打破する傲慢なまでの自信があった。なにより、陵辱の決意は固まっている。  
天井を見上げた。  
2階には雪野と宮沢母と月野がいる。その内の誰かが覗いていたのだ。  
しばらく、総一郎はその場にたたずんだ。  
雨と風の音。ときおり響く雷の音と光。足元の花野の静かな寝息。  
総一郎は孤独と幸福と破壊衝動を同時に感じる。そしてそれにまだ耐える事ができる自分を確認した。  
5分か、10分か。  
やがて総一郎はごくゆっくりと、まるでこの家の主のように自信をもった足取りで襖を開け、素っ裸のままで階段を上った。  
 
2階。  
短い廊下と2枚のドアがある。一つは雪野と宮沢母がいる部屋。もう一つは月野がいる部屋だろう。  
総一郎はどちらでもいいと思った。どちらでも、入って、犯す。  
少しだけ思案してから、奥のドアをゆっくりと開ける。さあ、雪野と宮沢母か、それとも月野か。  
キィ。  
小さく高い音がした。  
ドアを開けると正面に勉強机がある、そして左手には2段ベットがあった。  
2段ベットの上段は空、下段に少女が眠っている。  
――月野だ。  
総一郎はゆっくりと部屋に身を入れ、後ろ手で慎重にドアをしめた。  
月野はこちらに背を向けているので、黒髪の後頭部しか見えなかった。  
一番小さなランプだけの照明が部屋を薄く照らす。  
すでに闇に慣れた総一郎の目は少女の肩が、微かに震えてるのが見て取れた。  
「月野ちゃん?」  
小声で呼ぶと、ピクッと少女の肩が反応したように見える。  
「もしかして起きてる?」  
月野の反応は無い。それでもほんの微かだが、肩が震えてるようだ。眠っているフリをしてるのだろう。  
総一郎はもう随分前から勃起しっぱなしのペニスを2,3度しごいてみる。  
シュッシュッ。  
月野にも聞こえたろうが、何の音かはわかるまい。  
それから総一郎はことさらゆっくりとベットに近づき、ベットに片膝を乗せる。  
ギシッ。  
そのままベットの上に立て膝で乗り、眠ったフリをしている少女に近づく。月野の震えが大きくなる。総一郎は自分の固い剛直を、月野の頬に載せてみた。  
月野はビクッと大きく震えた。彼女は頬に熱い塊を感じたがきつく目をつぶっているので何かはわからなかった。しかし、自分のすぐ後ろに男性がいる。もう、眠ったフリも限界だった。寝息のつもりがかなり荒い息になっている。  
 
「ハァ、ハァ、ハァ」  
総一郎は少女の体を覆っている布団をゆっくりとめくっていった。  
――やめて!  
それは月野がもっとも恐れていた事だった。しかし、かろうじて眠ったフリは続ける。ギュッ、とさらに強く目をつむった。  
中学生らしいかわいいパジャマの上半身、そして下半身が見えてくると総一郎は目を見張った。下半身のパジャマが半分ずり下ろされ、月野のかわいらしいお尻が丸見えになっていたのだ。月野の両手は股間に当てられている。  
総一郎はまだ眠ったフリをしている少女の耳に顔を近づけて小声て呟いた。  
「オナニーしてたんだね」  
月野の顔がまたたくまに紅潮する。  
「いつから見ていたんだい?」  
ここで少女ははじめて、震えながらか細く返事をする。  
「か、花野が、な、なかなか帰ってこないから。だ、だから、見に行ったの。そしたら、そしたら・・・」  
月野は総一郎と妹の花野の痴態を見てしまった。花野が眠った後、部屋にたたずむ総一郎の裸身と性器をみて思わず息を飲み、襖に手をぶつけてしまった。  
――見つかった!あわてて自室に戻り。布団にもぐりこんだが動悸が収まらなかった。屹立した男性器、妹のあられもない声。  
興奮したまま、手がどうしても局部に向かった。最初はパジャマ越しに、やがて我慢できずにパジャマをずらして。オナニーの経験はあるが、そう経験豊富というわけでもない。  
慣れない手つきでじれったい思いをしながら局部をなぞっていたらその時、背後でドアが開いた!  
心臓が飛び出そうだった。有馬君に違いない。こちらを見てるだろう、オナニーの体勢のまま動くことができなかった。慣れない手つきでじれったい思いをしながら局部をなぞっていたらその時、背後でドアが開いた!  
心臓が飛び出そうだった。有馬君に違いない。こちらを見てるだろう、オナニーの体勢のまま動くことができなかった。  
 
総一郎は震える月野の頬を手で包み、自分の方に向かせ、キスをした。  
「ぅ」  
脱衣所でのような激しいキスではなく、やさしいキスだった。総一郎はキスをしながら、月野のパジャマの前ボタンを器用に外していく。  
月野の頭はすでにオーバーヒートを起こしており、ぼー、としていた。  
総一郎は横たわっている月野を起こしてやり、体を離してベットから降りて、座っている月野を眺めた。  
潤んだ瞳、少し開いた口、セミロングの黒髪、パジャマの前がはだけてブラをしてない胸が見える。かろうじて乳首は見えないが、中学生にしては大きい方だろう。パジャマの下は膝まで下ろされていて薄い陰毛が見える。  
月野の方からも総一郎が見えた。薄明かりの中に立つ均整のとれた男性の裸体。石像のような完成された冷たさと獣のような荒々しさを同時に感じる。やさしく微笑んだ顔、いつもと変わらず優しい声、そして下半身のヘソまで反り返った雄雄しい肉棒。  
「月野ちゃん、好きだよ」  
優しい声、そして再び少女に近づく男の肉体。少女はすでに魅了されている。  
「あたしも、あたしも有馬君が好きっ!」  
2人は抱き合い、唇を吸う音が部屋に響くほど激しいキスを交わした。  
「むぅ、はぁはぁ、ん」  
総一郎は胸に手を伸ばす。触ってみると、思った以上に大きいことに驚いた。たぶん雪野より大きいだろう。中学生でこのサイズでは高校生になれば巨乳と呼ばれるに違いない。  
「大きいね」  
総一郎は存分に月野の胸をこねくりまわした。男に触られるのは初めてだ。月野は興奮していた。胸に限らず体中どこでも、有馬君に触られるだけで感じてしまう。すでに先ほどの中途半端なオナニーで性感が高ぶっているのだ。  
「やぁ。そんなに揉まないで」  
有馬は執拗に胸を揉み続けた。時折、乳首を指で弾いてやる。  
「あんっ」  
月野は総一郎の与える快楽に身を震わせる。  
総一郎は顔を近づけて胸の谷間に埋めてみた。2人の動きが止まる、しばしの休息に思えた。月野は目の前にある総一郎の頭を両腕で抱えた。胸にこだわる総一郎がなんだかかわいいと感じた。  
不意に総一郎が舌を伸ばして少女の胸の谷間を舐めた。  
「やん」  
手で大きな胸を引き寄せながら、舐め続ける。月野は身をよじった。  
「あん、くすぐったいよ」  
 
総一郎は月野を手をとって、自分の股間に導いた。そこには長時間勃起しっぱなしの剛直がある。月野は一瞬、ビクッとして手を引いたが総一郎がもう一度引っ張ると、こわごわと握ってきた。  
総一郎は少し体を離して、2人のあいだにスペースを作る。月野はペニスを握ったままだ。体を離したことで、お互いの性器がよく見えた。月野はペニスを凝視している。  
「好きなようにさわってみていいよ」  
月野は顔を上げて総一郎の顔を見、決意したようにまた自分の握るペニスに目を落とした。こわごわと触ってみる。興味本位の触り方なので、くすぐったかった。  
総一郎も月野の性器に手をのばした。  
「あ」  
そこはずいぶんと暖かく、すでにかなりの湿り気を帯びていた。  
「や、あぁ」  
ほんの少しだけラビアがめくれているようだ。中指を沿わせて、ツプリと静めてみる。  
「あ、指」  
月野はびっくりしたように首を振る。  
「月野ちゃん、処女?」  
端的に聞いた。月野は顔を真っ赤にしてコクリとうなずく。  
たしかに指先を強く押すと障壁があるようだ。それ以上は指を進めずに、浅いところで指を動かしてやった。  
「やぁ、ぁ。ぁぁぅ」  
総一郎は少女の膣の奥からぬるっとした愛液が出てきたことが指先でわかった。  
月野は激しく感じている。口を半開きにしてとても淫らだった。  
思わず総一郎はそのちいさな唇にむしゃぶりつく。舌をいれるとおずおずと舌を舐め返してきた。総一郎は同時に陰部への愛撫を怠らない。  
中学生の処女には処理する情報が多すぎた。目尻からは涙が流れ、口からは少しだけ涎が流れ落ちる。  
総一郎のペニスを握って入るが動きが止まっていた。月野は性器を他人にさわられたことがないので、つい手元が不確かになってしまう。  
総一郎は一旦愛撫を止め、月野にペニスを触ることを促した。  
「はぁはぁ、はい・・・」  
今度は力強く握ってくる。亀頭やカリを珍しげに触り、肉棒の根元を確かめ、玉袋をやわやわと触る。  
月野は男性のペニスをこんなに間近で見たのは初めてだ。総一郎のペニスの大きさと熱さと固さに、月野は驚いていた。こんなものが自分の性器に入るのだろうか?  
 
「こうやるんだよ」  
総一郎は月野の手に自分の手を重ねて、上下にこすって見せた。  
月野は男性の秘密をすこし知ったような気がして、妙に興奮しながら上下にこする。心なしか総一郎の息が荒くなっているようだ、それがすこし誇らしかった。  
「・・・舐めてみて」  
「えっ」  
「フェラチオ、わかる?」  
「・・・は、はい」  
中学生の月野は知識としてのフェラチオは知っていたが、もちろん初めての体験だ。戸惑っていると、総一郎が軽くキスをして小声で励ます。  
「がんばれ」  
月野は意を決して、ペニスに顔を近づける。  
舌を出来るだけ伸ばして、舐めてみた。特に味はしないが、雄の匂いがするような気がする。こうして間近でみると、色黒く血管の浮くペニスはなんとも凶悪だった。しかし怖さより性的好奇心の方が上回る。チロチロと先端や竿部分を舐め回す。  
「うぅ」  
総一郎がこらえきれず声を漏らす。月野は調子を上げ、ついに肉棒を咥えた。亀頭をすっぽり唇で覆って吸う。そのまま口の中でカリにそって舐め回してみた。  
「はあはあ」  
これが気持ちいいのか。月野には男の快感がいまいち実感できなかったが、総一郎のあえぎ声に励まされて、より激しく舐め回す。  
「はあはあ、月野ちゃん。いいよ」  
月野は出来るだけ、深く飲み込んでみた、しかし総一郎の性器は大きくてとても全部飲みきれない。半分くらいがせいぜいだが、そこで上下に動かしたり吸ったりしてみた。  
突然、総一郎が月野の後頭部を抑え、ペニスを深く月野の口に押し込んだ。  
「はあはあ、ううっ!」  
「んん!?」  
月野は喉にペニスを突き込まれ、苦しいと思った瞬間、熱いものが口の中に広がった。  
「げほっげほっげぇ」  
月野は思わず吐き出した、両手で受けるとドロッとした液体だ。――これが精液。苦くて少し生臭い。  
「大丈夫かい?」  
「う、うん。平気。ちょっと驚いただけ」  
総一郎はティッシュをとり、丁寧に精液を拭ってやった。  
「月野ちゃん。とても気持ちよかったよ」  
「えへへ」  
憧れの男性にそう言われて、月野は照れた。  
「じゃあ、お返しだね」  
「えっ、えっ、えーーー」  
総一郎はずいずいと月野に近づくと、少女のパジャマの上を脱がし、さらに下をパンツごと一気に引き抜いた。そして膝を持って彼女の足を広げさす。有無を言わせぬ行動だった。  
 
「だめだめだめー」  
月野が足を閉じようとしてもビクともしなかった。総一郎は広げられた少女の足の間に身を滑り入れ、隠すもののない中学生の性器に顔を近づける。  
すこしはみ出したラビアを広げると、そこはしっとりと濡れた内側が見えた。  
「ううぅ、広げちゃだめ・・・」  
月野は必死に足を閉じようとするが、総一郎はビクともしない。  
総一郎は舌全体でゆっくりと陰部を舐め上げる。  
「ひっ」  
月野が体を固くする。2度、3度と舐め上げると少女はいやいやをするように首を振った。  
「あ、あぁぅ、うぅ」  
後ろに下がろうとするが、壁にぶつかってしまう。月野は手を握り締めて快感に耐えたが、すぐに軽いオルガスムスを迎えた。  
「ひぅひっ、あぁぁああ!」  
月野は総一郎の頭をふとももできつく押さえ込む。最後に総一郎はそのままズルリと舌を動かした。  
「あぁーーーー」  
総一郎が窒息するかと思うくらい、強くふとももを締め付け、数秒後に弛緩した。  
だらりと細い手足を伸ばし、瞳には涙をためている。総一郎の前に幼い体の全てをさらけ出した少女がいる。  
「月野ちゃん、きれいだよ」  
総一郎は素直に言った。放心している少女は聞こえていないようだ。  
総一郎は放心している月野の横に座り、彼女の唇をむさぼった。  
「ううっ」  
そして月野の手を取って、自分の陰茎を握らせた。月野は嫌がらない、キュッ、と小さな手のひらで握り締めてくれる。射精したばかりで硬度は落ちているものの、いまだ彼の剛直は立派に屹立していた。  
 
少女の胸に手を伸ばし、やさしく愛撫した。まだ放心状態の月野の反応は鈍かった。彼女は夢見心地だ。好きな男性にやさしく体を触られて、気だるくも心地よかった。ピンピンに固まった乳首を摘むと、ピクン、と微かに反応してペニスを握る力も一瞬強くなった。  
総一郎は愛撫の手を下に下に持っていく。平らなお腹と下腹、すべすべして触るだけで楽しかった。その下に陰毛の陰り。月野のそれは色素が薄くて柔らかだ。総一郎は少女の陰毛を手のひらで包み込み、やわやわと触った。  
「あっ、う」  
徐々に反応が戻ってきている。  
「やっ」  
総一郎が陰毛をつまんで持ち上げると首をふっていやがった。  
そして割れ目に指が伸びる。そこは先ほどのクンニリングスですっかりほころんで熱をもっていた。指を1本、埋めてみるとツプリと抵抗なく入った。そのまま垂直に入れる。  
「だ、だめ。指は・・・いや」  
第一間接を入れたところで抵抗があった。  
(そうか処女だったな)  
総一郎は浅く指を入れたまま、親指でクリトリスを探した。月野のそれはとても小さかった。包皮につつまれ、肉に半ば埋もれている。  
「はぁっ、はっああ」  
親指でさらに押し込んでやると月野は激しく喘いだ。総一郎は小さな突起をじっくりといたぶってやる。  
「あう、あうぅ、ぁぁぅ。やぁあああ」  
指の腹でこすり上げ、円を描くように揉んでやるとすこしだけ突起が大きくなったようだ。少女の投げ出した足がピクピク反応する。総一郎はそのまま重点的にクリトリスを攻めてやった。  
徐々に月野がペニスを握る力が強くなっていく。総一郎のペニスもその硬度を取り戻しつつあった。  
「ああぁ、あう、はぁはぁ。有馬君ありまくーん」  
月野の体温がどんどん上昇している。2度目の絶頂が近づいてるようだ。総一郎はそのまま執拗にクリトリスを攻めてやる。  
 
「あ、あ、あ、あぁあああーーーー」  
月野はペニスを思い切り握り締めながら、絶頂に達ようとした。総一郎のペニスをすごい力で握り締めてくる。ここで不意に総一郎は愛撫の手を離した。  
「えっ」  
絶頂寸前でおあずけをくらった形だ。月野は真っ赤な顔をして総一郎を見る。総一郎は酷薄さと慈愛に満ちた瞳をしていた。  
「あ、あのっ」  
まさか中学生の処女の口から”いかせて下さい”とは言えなかった。戸惑っていると、総一郎が月野から体を離してベットから降りた。これで今夜は終わりなのだろうか?月野はそう思って落胆する。しかし総一郎は手を伸べた。  
「場所を変えよう」  
総一郎は月野を引き起こしてやった。場所を変えるという意味が月野にはわからなかったが、総一郎はかまわず手をひいて、部屋のドアを開ける。  
月野は戦慄した。部屋の外でセックスしようと言うのか?  
2人とも素っ裸だ。全裸のままで部屋を出るなど月野には想像も出来なった。  
「だめです。有馬君。だめ・・・」  
月野の戸惑いをよそに総一郎はグイグイと手を引いた。二人はついに2階の廊下に出てしまう。月野は自室に戻ろうとするが、総一郎は月野を片手で引き寄せて片手でドアを閉めた。  
月野は震えていた。絶頂の寸前でおあずけをくらって快感を求めているのと同時に、総一郎が自分をどこに連れて行こうというのか不安だった。  
廊下にでると風雨の音が自室より大きく聞こえた。台風はまだ去っていないようだ。廊下の薄い照明が2人の全裸を浮かび上がらせる。性器を勃起させた高校生の総一郎と、性器をたっぷり濡らした中学生の月野と。  
嵐の夜はまだ終わっていない。  
震える月野の太腿を性器から垂れた愛液が一滴伝って落ちた。  
 
 
 
〜〜〜つづく〜〜〜  

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル