とある夕暮れ・・・  
たゆらは自らの忘れ物に気付いた。数学の教科書。宿題が出ているのだ。そうだ、耕太に見せてもらおうとも思ったが、このごろちずるが上機嫌→耕太とエロいことをしている→邪魔したら狐火で殺される、というわけで、やっぱり学校にとりに行くことにした。  
 
そのころ、学校で・・・  
一人の少女が、誰もいない場所を探していた。  
学級委員会議が終わり、学校の見回りの時間なのだ。だが、彼女はただ単に見回りをしているのではなかった。  
朝比奈あかね、その少女はつまり自慰がしたいだけなのだ。  
そして、自分の教室の前で、立ち止まった。教室には誰もいなくて、ちょうど良い場所だと思ったのだ。  
教室に入る。ふとみると、たゆらの机の上に数学の教科書がのっている。もう、馬鹿ね。と彼女は思いつつも、誰もいないのを確かめ、教科書を抱きしめてみたりするのだった。  
でも、目的は忘れなかった。彼女は隅っこの机の下に隠れると、己のアレを指で弄り始めた。  
20秒後・・・  
彼女は達しそうになっていた。だが、そのとき  
「おはようございますっ!って・・・誰もいないよな・・・」  
自らのオカズにしていた本人が入ってきたのである。  
「あれ?教科書机の上にあったはずなんだけどなぁ。って、なんで朝比奈の机においてあるんだ?」  
独り言をつぶやきながらたゆらは教科書を手に取り・・・  
「人間の気配がする・・・」  
おもわずつぶやいた。しかも、  
「朝比奈?」  
(気配だけで分かってしまうなんて・・・もしかしたらあたしの事を好きなの・・・?でも、この姿を見られるのは絶対いや。だって、こんなの見たら嫌われるでしょ?)  
などと机下避難している少女は思ってみたりする。たしかに、この姿勢を見られたら、人生終了かもしれない。しかし、そんなあかねの願いは届かず、横から、能天気そうな顔が姿をあらわした。  
この状況。クリトリスは丸出しで指が這っている。、顔は真っ赤。しかも彼の目の前。  
「よう・・・こんな時間に、どうしたん・・・だ?」  
流石変態姉貴の弟だけあって、ほとんど何を見ても驚かないらしい。でも、でも・・・  
「ごめん。あたしのこと・・・嫌いになった!?そうよ!!!!あんたをオカズにするような人間なのよ!!!!!」  
ムキになるのが、なんとも彼女らしい。  
たゆらは、そんな彼女を見て、実はもっと好きになっていた。そして、それは体に表れた。  
次の瞬間、彼は無意識に彼女を押し倒していた。彼女の顔が、驚愕の表情になる。本当はとても嬉しかった。でも、杓子定規な彼女は思わず、  
「過度な愛情表現は、校則い・・・」  
と言いかけた。だが、それを最後まで言い終わることはなかった。彼の繊細な指が、シャツをくぐり、彼女の乳首に触れていたのである。  
 
「あぁん!」  
体の感度が異常な彼女は、それだけで喘ぎ声を発した。その声に、彼はもっと興奮していく。  
指はそのまま彼女の大きいとは言えないが繊細で、規則正しい整った胸を弄り続けた。  
「あああ、あん!ああん!」  
 
そして、彼はあかねの女性の象徴に自らの口をもっていった。スカートをめくり、(パンツはすでに脱げている。)そして、まるで狐のように舐めだした。あかねは、彼が妖怪であることを知らない。だから・・・  
「この・・・あんっ!!動物プレイは・・・あああんっ!なんなの・・・?」  
ときいてしまう。いくら年頃の女の子とはいえ、真面目なあかねは性行為と言えば、胸を揉むこと、自らのクリトリスを男性が弄ること、そこに男性のペニスを挿入すること。  
女性が男性にすることはフェラぐらいしか知らなかった。3P、4Pなるものがあることも知っていたが、おぞましくて、知っていたのはほとんど名前だけだったのだ。  
「これはね、一種の愛情表現さ。」  
「校則・・・あああぁん!」  
まともにしゃべることも出来なくなった彼女。たゆらはといえば・・・  
(興奮するぜ!!!!!)  
なんとも単純なのであった。  
そして、あかねのクリトリスにたゆらは自らのペニスを挿入しようとした。  
だが、そのとき急に彼女が抵抗を示した。  
「・・・あかね?ごめん、やりすぎたか?」  
「違う・・・あんただけずるいのよ!」  
そして、顔を真っ赤にした。  
瞬時に、たゆらはあかねの言いたいことが分かった。そして、顔を真っ赤にした理由も。  
彼女はつまりフェラしたいのだと、たゆらには伝わった。充分に。  
彼は寝っ転がると、あかねに目配せをした。それはつまり、「GOサイン」だった。吸い寄せられるように、あかねの顔が、たゆらのペニスに近づいていく。  
口にソレが含まれた。たゆらはもうその事実だけでも快感だった。まして、彼女はけっこうフェラがうまかった。人間心理学的に、生態学的に、飽きが来ないがすごく快感であるように努力しているのである。計算し尽くされているのだ。たゆらは、すぐに限界寸前まで来た。  
「なあ・・・あかね。」  
「な〜に?」  
ちょっといつもの声とは違う、色っぽい声だった。  
「頼む。限界だ。」  
「もう・・・しょうがないわね。」  
彼女は自らの指でクリトリスを広げた。  
「だしても良いけど、そこまでの道筋は・・・たどりなさいよ?」  
このとき、彼女は崩壊していた。そのため、あり得ない言葉が次々とくちをついで出たのである。  
「わかってるさ。」  
そして、彼女の尻に、たゆらは自らのペニスを、沈めた。  
「ギャアアアァァァア!」  
もちろん、この元清楚だった女の子は処女。痛すぎる。  
「大丈夫か?」  
「当分だめね。でも今のところはやめないで。」  
そして、彼はピストン運動を始めた。  
「あっ!アンッ!あん!アン!」  
そして、限界はおとずれた。彼女の中に、白濁した液体が流し込まれた。  
 
「この後、家によっていかない?一晩ぐらい。」  
「よろこんでいくぜ!」  
こうしてこの二人は楽しい一夜を過ごしましたとさ。  
 
 

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