今日は、久々に机に向かっていた。
なぜなら今回は学校の宿題をやらなければいけなかった。
いつもなら『奇跡』でなしにしているのだが、パパさんが、
「今回ぐらいは人間の苦労を味わってみて。」
と、『奇跡』を却下したからだ。
まったく授業を理解していない佐間太郎には難題ばかりであった。
テンコのを写そうと思ったが、
「自分の力で解きなさい。」
と、拒否された。
美佐やママさんには、まったく期待はしていなかった。
残りは、久美子さんだけが頼りだった。
「あのぉ、久美子さん。」
彼は、ベニヤの穴からおそるおそる顔を出した。
「ワァ!どうしたの神山くん?」
のんびりしていたところにいきなり呼ばれたら驚くのは当たり前だろう。
「宿題手伝ってほしいんだけど。」
「今日出たところ?良いよ。」
やっぱり久美子さんはやさしいなぁ。つくづく思う佐間太郎であった。
「まずここなんだけど・・・。」
「そこは、ここにこれを代入して、・・・。」
佐間太郎は、問題を理解しようとするが、久美子がこんなに近くにいることで集中できなかった。
久美子そんなことを気にしてか、少しほほを赤らめながら、説明していた。
「なんか、恥ずかしいですね。」
久美子が説明を中断しこんなことを言った。
「そうだね、本当だね、恋人同士みたいで、ははは・・・。」
「ほんとにそうなれば良いのに・・・。」
しまった。今自分がテンコと付き合っていることを忘れていた。
「ごめん、なんか言いすぎたみたいで本・・・。」
それ以上の言葉は出なかった。なぜならいきなり久美子が、キスをしてきたからだ。
彼女の舌が、入ってくる。佐間太郎は自分の舌を絡ませた。
チュッ、チュパ、クチュッ
絡み合う音が聞こえる。
久美子は、唇を離し、
「心はテンコさんでも良いけど、体は私だけのものだから・・・。」
そういって彼女は、自分の衣服をすべて脱ぎ始めた。
「ちょっと待って、久美子さん!」
いきなり脱ぎ始めた久美子に戸惑う佐間太郎。
「私、今まで、神山君とテンコさんが仲良く話してるの見てて、すごく羨ましかったの。
でも、神山君は私と話してもきっと私のほうには、心は動かないと思うの。だからこうするしかないの。」
涙を浮かべながら話す久美子。そんな彼女を佐間太郎はしっかりと抱きしめた。
「ごめん、久美子さんがこんなに傷ついていたなんて知らなかった。もう誰も傷つけたりしないから。」
そういうと今度は佐間太郎のほうから、キスをした。やさしく包み込むように。
佐間太郎はやさしく久美子をベットに寝かせ、彼女の乳房にそっと手を添えた。
久美子の鼓動が伝わってくる。その手で佐間太郎は、揉み始めた。
力を入れるたびに、久美子が小さく「んっ」と声を漏らした。乳首を舐めると、その声はいっそう大きくなった。
佐間太郎は、久美子の秘部に顔を近づけた。淡いピンク色で、愛液がトロトロとあふれ出ているのが分かった。
舐めると大きく久美子が喘いだ。ピクンと体を震わせ、甘いと息が漏れていた。
しばらく舐めると、久美子はいった。
そして佐間太郎は、自分のものを久美子のあそこに押し当て、ゆっくりと入れていった。
入れてる間、久美子は痛みをこらえ体を震わせていた。
「大丈夫?痛くない?」心配になって佐間太郎は言った。
「少し痛いけど、神山君となら平気。」そういって久美子は微笑んだ。
深くまで入ったところで、佐間太郎は、ゆっくり腰を動かし始めた。
「あっ、んんっ。神山くぅん」
「ハァハァ、久美子さん」
二人の声と、くちゅくちゅという音が、部屋中に伝わる。
佐間太郎が、ペースを上げると、よりいっそう声が大きくなる。
「イクッ、いっちゃうよぉ」
「久美子さん、・・出る!」
こうして久美子と佐間太郎は二人同時にいった。
「ああっ!佐間太郎なんで教えてもらっちゃてるの?」
テンコは、つくえのまえでべんきょうする佐間太郎と久美子を見ていった。
「別に良いだろこんくらい。」
「えぇー!だったらわたしがおしえたのにぃ。」
「お前がじぶんでやれっていったんだろ?」
「うるさい!佐間太郎の馬鹿!」
こういってテンコはずんずんと部屋に戻っていった。
二人は顔を見合わせ、苦笑いをした。そしてさっきのことを思い出し、二人とも顔を赤らめた。