普段から薄暗く他生徒たちが近づかないシアター
その脇にある小部屋に、かのんを無理やり押し込んで扉を閉めた。
「おい、さっきの告白なんなんだよ!」
「ごめんね桂馬くん、わたし本当にどうかしてる。――ここの所すごく疲れてて、だからあんな馬鹿しちゃったのかも。でも、私の本当の気持ちだから……」
「だからってなんでテスト中にいきなり」
「ゴメンなさい……」
かのんは桂馬の肩にもたれかかり瞳を閉じた。ふわりと柔らかな女の子の香りがする。
浅い呼吸を繰り返すかのん、確かに疲れているようだった。
一言怒ってやろうとしていたハズが、その美しい容貌としぐさを前に途端に甘い感情だけが残された。
しばしの休息――。
「――もうそろそろ戻るか?」
「あの、もう少しこのままでいていい? ちょっと桂馬君とお話したいな」
「お前も大変だな――」
「最近すごく忙しいんだ。今日は朝から撮影の仕事、それからすぐ学校へテスト受けに来て、
午後からはMステのリハーサルもあるし。泣き言はいいたくないけど、私……」
「――お前の活躍いつも見てるよ。僕もCDと写真集買ったぞ(本当はエルシィが買ったんだけどな)」
「ホント!? 嬉しいな。水着姿のだよね。あはっ、ちょっとはずかしい」
「さすが芸能人だと思ったよ。よく写ってた」
「そうだ、実は制服の下は水着なんだよ―。早朝にグラビア撮影があってそのまま来ちゃった! ――ちょっとだけ見せてあげるね」
制服を脱ぐかのん。
戸惑うことなくブラウスのボタンを外し、スカートを床に落とす。
その下は、ピンク色でフリルのついたビキニを着ていた。
透き通るような肌とふくよかな胸のハリ、腰のくびれ、バランス良く肉付いた体――、
そしてなによりも健全な精神が外見をより美しく輝かせていた。
「じゃーん!! 来週この水着姿で雑誌に掲載されるんだよ」
「ふーん……」ピコピコ
PFPを取り出しゲームを始める。
「桂馬君! ゲームばっかりして私の水着姿見たくないの?」
「――あのさ、お前少しは考えろよ。そんなカッコで密室に男女二人、僕を誘ってるのか?」
「えっ、そういうつもりじゃなくて、あの……、可愛い水着だったから見せてあげたかったの」
「お前のこと――、今晩のオカズにするぞ」
「え、なに」
「意味わかんない? 説明したほうがいいか」
「…………あ、何となく…分かった…かな、桂馬君もそうなの?」
「みんなそういうもんだろ。誰だって、お前の服の下とか想像すると思うよ」
その一言が、かのんの一線を越えさせた。
「じゃあ、私……桂馬君にもっと想像させちゃおうかな」
かのんは小さく息を吸い込むと、突然、桂馬の胸元へ体をすりつけてきた。
華奢な腕でしがみつき、背伸びしてそっと唇を重ねる。触れた唇が震えていた。
「――キス、しちゃった」
愛らしく舌を出し、戸惑いがちに口を開く。
「私アイドルとして沢山の人に愛されて、すごく幸せなんだと思う。でも本当は……
たった一人に愛されて、私もその一人だけをいっぱい愛したいの、――私、桂馬君を独り占めしたい」
グラビア写真集で何度も見た胸の谷間が目の前にある。
桂馬は熱い感情に任せかのんを抱き寄せ、そして強引にキスをした。
「…っ、んぅあっ」
口内で激しく舌を絡ませると、しだいにかのんの肌が熱を帯び、呼吸が荒くなる。
かのんの胸の鼓童が伝わってくる。
「あっ ……なんかお腹に、硬いのがぶつかってるんだけど……、あっっ、やっ」
ビキニを剥ぎとり、色白のつんと張り出した胸を露にさせる。
白く美しい裸体。かのんの薄ピンク色の乳首を指先で弄ぶ。
「キャッ、あのっ、ちょっ、んっ、やめて、あっっ、んっ、あん……」
指先で円を描いたり引っ張りたりすると、かのんは喘ぎ身悶えた。
首筋から乳首のまで何度も舌を這わせる。
「はぁぁぁ……、んっ、あっ、んっ」
座り込もうとするかのんの尻をかかえる。そして太ももを無理やり開かせた。
指先をかのんの湿った割れ目に差し込む。
その先のクリトリスに指を這わせ、その突起を小刻みにさする。
「そっ、そこ……は、はぁあぁ、んぁぁ…、んっ」
クチョクチョと淫らな音。
「あっんっ、んっ、んっ、んっ、っんっ……はぁ……」
「――かのん、本当は僕にこうして欲しかったんだろ? 正直に言えよ」
かのんは体を震わせた。
「う、うんッ……、桂馬君に、ホントは前からして欲しいって思ってた……」
「アイドルでもそんなこと考えるんだな」
「……アイドルなんて関係ないよ、私普通のコだもん。あっん……いつも初めてはどんなかなって、考えてた」
桂馬自身も制服を脱ぎ捨て、かのんの割れ目に固くなったペニスを擦りつける。
亀頭から肉びらの感触が伝わる。クチュクチュと卑猥な音を立てた。
「あっ、あん……、んっ、んっ――」
「はぁはぁ――まだはめないよ。いまどんな感じ?」
「あぁん……、桂馬君の、……こ、こんなに大きいんだ……アソコが……熱いよ……もう我慢できない……」
かのんの膣穴口に亀頭を擦りつけ、いたずらに焦らす。
「ああっ……は…はめてっ、桂馬君…欲しいの、はっ、はやく…………あんっっぁ――――!」
「――っっ、うっ」
桂馬は次第に抑えきれなくなり一気にめり込ませた。肉棒が快感につつまれ、大きく律動を始める。
「ああぁ、んっ、……いっ痛っ、んっ、はぁ、はぁ、あぁんっ」
きつく締まる膣内、一段奥へ行くとより温かな場所に行き着く。
「うっっ、――っ」
「はぁはぁ、んっ、桂馬君…好き……、は、はめるの」
「っっ、僕が好き? それとも、はめるのが好きなの?」
「どっちも、すごく好き……、もっと奥に、桂馬君のが欲しい……あっっ」
腰を何度も突き上げるとかのんは悲鳴のように喘いだ。
「ぁ……、んっっ、あんっっ、あんっ、んうっ、あんっ、あんっ」
ぐしゅぐちゅと濡れ漏れる感触。肉癖が奥へ奥へと誘ってくる。
「あん、はぁ、んっ、んっ……、どうして、……不思議、んっ、はぁ」
「はあはあ、な…何?」
「あっ、んっ、腰……どうして、そんなに早く動かせるの?……」
「――本能なんだよ」
「あぁっ! んっっ、あんっ、あんっ、あん、んっ、んうっ、あんっ、んっんっんっんっ――」
ズブズブと何ども押し込むと、かのんも腰を動かした。
小さな尻をもみしだき、前後により大きく揺さぶる。
「あんんっ……、あん、はっ、あっ、ぁああ……んっ、あん、あん……、はぁはぁっ…」
かのんを無理やり四つん這いにさせ、尻だけ持ち上げた格好にする。
弾力ある尻に、紅く開いた割れ目とその上の一つ絞られた穴。
「はぁはぁ、丸見えだな、かのんのココ――」
「やっ……、桂馬君、あんまり見ないでっ、恥ずかしいよ…あっんっっ」
かのんの裸体を撫で回し、背後から乳房を抱きかかえ、膣穴へ肉棒を一気に押し込んだ。
前後に激しく動かす。汗ばむかのんの肌、滴る愛液。
「あぁっ、うっ、あん……ん、あぁっ、ああんっ、んっ…んっ…、きもち…いっ」
「っっ、うっ……」
愛らしい表情が淫らに喘いでいる。
「桂馬く……んっ、私、はぁはぁ、我慢できない…………もっと奥…も、もぅい――」
かのんが快感にうち震えた。
「まだ、だめだっ、かのんっっ、ぐっ――」
ぐちゃぐちゃに濡れたかのんの肉穴へ向け、肉棒を何度も突き刺す。
ずぶっっ、ずぶっ、ぐちゅっ、先端に快感が走る。
「やっ、あん、あん、ああっ、あっ、あっ、あっん、んっんっんっんっ――いい…、もうっだめっ」
「はぁはぁ、かのん、どこに出して欲しい――?」
「……おま○この中、奥に、ああぁん、っんっ、あん」
「中に、――いいのか?」
「う、うんッ、いっぱい、ちょうだいっ…、んっぁぁいっ、イキそうっ、あぁん……」
一際大きく突き上げると、かのんは股間を押しつけ最後の快感を貪った。
「桂馬っ…くん、きっ気持ちいいっ、んっあああああぁぁぅ―――――――っんっんっ」
かのんの膣壁がぴくぴくと脈打ち、尻を突き出したまま反り返った。
「んっっっっ、かのん。す、すごい絞まってる、いっ、イク…」
「神に〜さまぁ! どこですか――、もぅ〜、かのんちゃんとどこイッたんだろー!?」
エルシィの声が部屋のすぐ外から聞こえてきた。
桂馬とかのん二人視線を合わせる。
「エルシィ!?(゚д゚lll)」
「エルシィさんって同じクラスの妹さんよね。桂馬君、こんなところ見られたら大変だよ」
慌てて身を起こし、制服を着るかのん。
「あっ待ってかのん。僕まだイッてないから――」
「いいから早く着替えて!」
制服を投げつけられて、情けなく座り込む桂馬。
「あのーまだ途中なんだけど、せめてクチで……」
「――桂馬君、大好きよ!!また今度ねっ」
いたずらっ子のように舌を出すかのん。微笑むその顔が実に愛らしい。
身支度を整えると、サクっと立ち上がり元気に去って行った。
「……また…ね。かのん」
_| ̄|○
(END)