「いやぁ! 離してっ!」  
天文部の部室に月夜の悲鳴が響く。  
怯えた目に涙を溜めて桂馬に懇願する。  
「うるさいな」  
押さえつけて乱暴に犯していた桂馬が呟く。  
面倒そうな顔で月夜の頬をひっぱたいた。  
「ひぐっ…うぅ…」  
月夜の悲鳴は止み、涙がそれに代わった。  
男女の違いと身長差。元より抵抗できようはずも無いのだ。  
(この泣き顔がたまらないな…)  
「月夜。もう射精るぞ」  
動きは止めずに月夜の耳元に囁いてやる。  
「え…いや! 外に…!」  
「もう無理…っ」  
構わず膣内に射精した。  
………  
「ひっ…うっ…ルナァ…」  
大事にしていた人形の名前を呼ぶ。  
しかしもう頼りの女神はいないのだった。  
「…明日もここに来いよ。来なかったら…分かってるよな」  
桂馬が微笑んで月夜の髪を撫でる。  
「もういやぁ…」  
立ち上がった桂馬は部室を後にした。  
 

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