「そうか・・・おまえだったんだな」
「え? な、なにがよ」
「女神だよ。おまえが女神だったんだな」
「は!? な、なに言ってるのよ? 大丈夫!?」
「こっちだって必死なんだ!」
「待って! ちょっと、女の子同士・・・!」
「僕はノーマルだ! 神でなくなってもせめてノーマルではあるんだ!」
「説得力ないわよーーーーー!!!」
「頼む、僕の駆け魂を取り上げてくれ!」
「な、なによ駆け魂って」
「心の隙間にいる悪魔だ! おまえだけが取り除けるんだ! 僕を救ってくれ!!」
「なに言ってるのかわからないわよ! 大体救うって、どうすれば・・・」
「好きだ美生! 僕の愛を受け止めてくれ!!」 がばっ
「んむーーーーーーーーーーー!!!」
(駆け魂出てって中身元通り)
「あ、あれ? 私、学校でドラムを叩いていたのに」
「あ、あ、あんた、ねえ・・・!」
「あら、ごきげんよう、美生さん。どうかなさったんですか?」
「あんたのせいなんだからね・・・」
「え? え?」
「責任取りなさいよーーーー!!」がばっ
「んむーーーーーーーー!!??」
「ああ、おやめになってください美生さん! 堪忍して!」
「ふふふ随分良い顔じゃない! あんな乱暴に私の唇を奪っておいて!」
「な、なんのことだか私にはさっぱり・・・」
「いいのよ! あんたは今日から私の下僕・・・いや犬、奴隷ね!! 可愛がってあげるわ!」
「あーーーーーれーーーー」