エセ大阪弁注意
「や、止めてください…」
そう言われても、わしの手は止まらん。
背後から首筋に熱い吐息を当てつつ、両手で両方の胸を揉みしだく。
「結構大きいなぁ、今日子のオッパイは。前と変わらん、って、当たり前か」
わしは下らんことを言いつつ、股間をそれを今日子の尻に押し付ける。
「久しぶりやないか、ええやろ」
「だって、主人が……」
ここはシュプールの小林夫妻の部屋や。今日子は小林君が入ってくるんじゃないかと心配らしい。
「大丈夫や。今、仕事で忙しいみたいやで」
「だったら、私が手伝わないと」
「わしが言った通り、疲れてるから少し休むって言っといたんやろ?」
「え、ええ……」
「なら心配ないて。小林君は優しい男や」
わしと今日子が初めて関係を持ったのは、小林君が脱サラする時や。
色々、工面してこのペンションを経営するっちゅう話やったんやが、世の中そう甘くない。
そこでわしが融資することにしたんや。会社でどうこうやなく、個人的にな。
小林君には内緒で、今日子を抱かせてもらってやけど。
献身的な嫁やで、ホンマ。小林君の夢の為に、わしに抱かれるんやからなぁ。
中間管理職の悲哀、ちゅうんかな。あん時、小林君もそうとう参っとったからな。
そんで今は、そん時のことを漏らされたくなかったら一発頼むわ、と笑顔でお願いしたところなんや。
抵抗できるはずないわな。
わしは今日子にダイニングテーブルに乗るよう言った。で、パンティー以外脱がせて足を開かせる。
「ええ眺めや」
「……」
今日子は恥ずかしそうに顔を赤らめ、伏せる。
「小林君とは、今どのくらいしとるんや?」
「……今は、してません」
「なんやて?」
わしは耳を疑った。今日子は歳の割りに若い。三十代半ばくらいにしか見えんのや。顔もスタイルも、なかなかええ。
「小林君も冷たいなぁ。したくなったらどうするん? ひとりでするんか?」
さすがにそれには答えん。まあ、ええわ。
今はわしが抱いとる。人妻。旦那は何も知らん。自分の部屋やで、ここは。
しかもわしのこと恩人と思っとるんやから滑稽や。
でもな、わしは小林君のこと結構好きや。真面目やからな。一緒に仕事するんなら、ああいう男や。
今までわしも結構痛い目見とるからな。そら用心深くもなるで。
白い胸を揉み、乳首を口に含む。時に優しく、時に強く。たっぷり唾液使ってな。
「あ……」
今日子から快感の声が漏れる。
「感じてきたんか? 最近してないんやろ。敏感にもなるわな」
わしはわざと無遠慮に言葉を浴びせる。それが感じんるんや、今日子は。
姿勢を落として、開かれた足の間に顔を突っ込む。で、下着の上から口で愛撫や。
「はぁ、はぁ」
今日子の息が荒くなる。
「ええ臭いや」
わしは最後の下着も脱がせた。そして同じように、今度は直接、舌と唇で女性器を刺激する。
ビクッと、今日子の体が震えた。
「ホンマに敏感や。この前、大阪に呼んでやらせてもろたけど、そん時からしてないんか?」
「……はい」
「罪やで、小林君は」
わしはあえて『小林君』と声に出す。今日子の背徳感を増させる為や。
「大阪ン時は、どう誤魔化したんや?」
「大阪に友達がいるからって、久しぶりに会うといって出てきたんです」
「せやったか。で、わしに抱かれて感じまくってたわけや」
「……」
「そうやろ?」
「……はい」
じゅる じゅる と、いやらしい音が大きくなる。
「だいぶ濡れたなぁ。もう挿入ても大丈夫そうや。でもその前に」
わしは立ち上がると、全裸になって仁王立ちになった。股間の男性器は、はちきれんばかりに隆起しとる。
ここは高校生にも負けへんわ(笑)
「さぁ、丹念になめたってな。あんたの中に挿入るんやから」
今日子はテーブルから降りると、さっきまでのわしと同じように姿勢を落とした。
うつろな目をしながら、わしのペニスを手に取る。そして、舌先でなめはじめた。
「うっ……そうや。今日子はフェラが上手いんや。そこら辺の商売女よりよっぽどええ。小林君も勿体ないことするで」
今日子の口から漏れる暖かい吐息と唾液が、ペニス全体を包む。
「もう我慢できん。ちゃんと咥えてや」
今日子は覚悟を決めたように唾を飲み込むと、わしのペニスを口に咥えた。
「ああ、堪らん。最高や」
今日子はせっせと頭を動かして、わしのそれを刺激する。舌を使うのも勿論忘れてへん。
「これで小林君も混ざったらええのに」
勿論冗談や。このシチュエーションはまだ楽しめるからな。
でも今日子ときたら、懇願の目ぇして首を振りよる。咥えたまま器用やな。
(しかしそれにしても、この舌と唾液の使い方。どんだけ上手いんや)
わしは肩で息をしながら、快感で足腰が微かに震えとった。
「もう我慢できんわ」
わしは今日子を立ち上がらせると、今度は椅子に両手を付かせた。そして後ろから、ペニスをオマンコにあてがう。
「ほれ、もっと腰を浮かせるんや」
言われるがまま、今日子は濡れきったオマンコを挿入しやすくした。
「いくでぇ」
久しぶりかて、遠慮なんか一切なしや。一気に奥まで突き刺したった。
「ああ!」
さすがに声が大きくなる今日子。わしは耳元に口を寄せた。
「あんまり騒ぐと旦那が来るで」
今日子はハッとして、声を押し殺す。
「ええ子や」
わしはニヤッと笑って、今日子の尻を掴みながら腰を激しく動かした。
パン パンと肌の当たる音。いやらしい愛液がグチュグチュしとる。
「くそぉ、このわしがもういきそうや」
わしは今日子をテーブルの上に仰向けに寝かせた。わしもテーブルに乗って、今度は正常位で挿入する。
「ン、ああ、あっ……」
今日子の奴、感じまくっとるわ。今止めたら泣き出すのとちゃうか。
覆いかぶさるようにすると、今日子はわしの背中に腕を回す。
「はぁ、はぁ、今日子、わしに抱かれて嬉しいんやろ?」
「は、はいっ」
「旦那とどっちがええんや」
「はぁ、か、香山さんの方です」
「そうや。そうやろ。――ウッ」
わしは、今日子の膣内に全てを吐き出した。
………
「ふー」
余韻を楽しんでからペニスをおもむろに引き抜くと、どっと濃い精子がアソコから流れ出てくる。
わしは満面の笑みや。
「今日子、最高やった」
「あ、ありがとうございます」
「はは、これからも、シュプールにはちょくちょく寄らせてもらうわ」
「はい。お待ちしています」
今日子もまんざらではなさそうや。