「いやぁ、やっぱしセックスは最高や。こう、体だけじゃなく、頭もスカッとしよる」
今日子の体を思い出すと、また男根が疼いた。
わしはご機嫌で、自分の部屋に戻ろうと階段を上った。
すると、二階の廊下に若い娘がおった。丁度、部屋から出てきたところらしい。
確か可奈子、いうたかな。OL三人組のひとりや。
「あっ、どうも」
可奈子ちゃんは微笑を見せて、わしとすれ違いそうになった。
すると、ええ香りがわしの鼻先をくすぐった。若い娘独特の、甘酸っぱい香りや。
それに、ンー、なかなかの美人や。
「可奈子ちゃん」
わしは、反射的に可奈子ちゃんの腕を掴んでいた。
「えっ、何ですか?」
可奈子ちゃんの目に警戒が宿る。そりゃそうやろ。親しくもないオッサンに
いきなり腕を掴まれたらな。
「ちょっと、来てくれんか?」
「どこにです?」
「わしの部屋や」
「え?」
可奈子ちゃんは驚きを見せると、次に怒ったような顔をした。
「何でですか」
「嫁の春子が困っとるんや」
(春子? あぁ、この人の奥さんか)と思い付いた様に顔が変化する。
「でも……」
「大丈夫や、さぁ」
「ちょっ、ちょっと」
わしの股間は、もう熱を帯びていた。
わしは強引に腕を引っ張ると、自分の部屋のドアを開け、中に可奈子ちゃんを入れた。
それからわしも部屋に入る。部屋の中は真っ暗やった。
「香山さん」
怒気を含んだ声が、これまたそそるわ。
わしは部屋の電気を点けた。可奈子ちゃんは部屋を見渡す。
「春子さん……は?」
わしはニヤリと笑うと、ガチャッと後ろ手にドアの鍵を閉めた。
可奈子ちゃんの顔が一気に蒼白になる。
「私、戻ります。帰して下さい」
「落ち着きぃな。何もせん。ただ、話を聞いて欲しいんや」
「は、はなし?」
一応聞く姿勢を見せつつ、やはり警戒の姿勢はとかん。
ま、しゃーないな。
わしは、可奈子ちゃんをじっと見据えた。
「キミの美貌に惚れたわ」
「……」
可奈子ちゃんの顔に嫌悪感が湧く。
「勘違いせんとくれ。変な意味やないで」
真摯な顔を崩さないように注意する。
(どういうことですか?)と目が訊いている。
わしは専属モデルを抱える有名雑誌の名前を出して、
「わしの知り合いに、そこの編集長がおってな。友人なんや。
良かったら、そいつにキミを紹介させてくれへんか?」
「え……?」
はは、さっそく喰い付いて来たわ。目が少し輝いたで。
こういう中途半端に可愛い、上の下くらいの娘の方がよう引っかかりよる。
もしかしたら私も、なんて普段から空想しとるからな。
シンデレラストーリー(笑)を期待しとるんや。
笑ってええとも、とかに出たら、『街を歩いていたらスカウトされました』
なんて言うことを妄想したりな。
ああいうのってホンマかいな。本当は色んなトコ必死に応募しまくっとるんやけど、
イメージの為に事務所と口裏合わせとんのと違うかぁ?
ま、それは置いとこ。
「……それ、本当ですか?」
「ああ、ホンマや。でもな、迷ってんねん」
「……?」
「ほら、大学生のカップルがいたやろ? あの彼女の方、凄いべっぴんやった」
「……真理さんですか?」
「うん、その真理ちゃんとキミ、どっちを紹介するか迷ってんのや」
「……」
「どっちも捨て難いとは思うんやが、真理ちゃんは小林君の姪や。
わしも何となし他人の気がせんでなぁ。彼氏の透君は、わしの会社に就職するかも知れん」
最後の話いらんな(笑)。
しかしアホな話やで。両方紹介したらええだけの話や。それを、こんな言い方する。
目的は一つしかないわな。当然、この娘も意味は解るやろ。
今頃内心、真理ちゃんへのライバル心も出てきたところや。
どっちが美人か。そらぁ、比較するなら真理ちゃんの方やで。
それはこの娘も自分で分かっとる。だから負けられんのや。
「どうすれば良いんですか?」
ホラきた。
しかしちょろい、ちょろいでこの娘。
どうしてもモデルデビューしたくて、冷静な判断ができなくなっとるんやな。
それとも、騙されてるかも知れんけど賭けてみるってとこか。
前にもこんな風に騙されてるかも知れんなぁ。
あっ、言っとくけど、わしは騙すつもりなんかないで。
紹介はする。ただ、そいつがこの娘を使うかどうかは知らんけどな。
「そうさなぁ、まず、上の服を脱いでくれるか?」
こういうことは単刀直入や。まどろっこしいのは好かん。
可奈子ちゃんは視線を落として少し迷っとったが、自ら服のボタンに手をかけた。
う〜ん、絶景かな、絶景かな。
ボリュームのある乳房が、わしの前にあった。
白くて、みずみずしい若い肌。乳首は綺麗なピンク色。これぞ上物やね。
わしは両手で、両方の乳房を揉んだ。
「ええ弾力や。若さ、やなぁ」
可奈子ちゃんは恥ずかしそうに顔を伏せる。
春子や今日子の熟れた体もええけど、やっぱし、たまには若い体が欲しくなるもんや。
わしは指先に唾を付けて、乳首を刺激する。
「ン……」
「感度、良いんやな」
「そんなことないです」
「恥ずかしがることあらへん。ええことや」
わしはオッパイに顔を近づけると乳首をなめて、赤ん坊のように、ちゅうちゅうと吸った。
「あっ……」
可奈子ちゃんが体を離そうとするもんやから、わしは腰を押さえて逃げられんようにした。
で、お仕置きとばかりに強く乳首を吸ったる。
「っ、少し痛いわ」
「そうかぁ? すまんなぁ」
わしは抗議を適当にかわすと、可奈子ちゃんを全裸にした。
「可奈子ちゃん、立ったまま、片足だけベッドに乗せてくれ」
と、お願いした。
可奈子ちゃんが――いや、いい加減、ちゃん付けするのは止めよか。
わしは可奈子が言う通りにすると、その前で屈んで、下からアソコを覗き込んだ。
「おー、ここも綺麗な色しとる」
手を伸ばし、膣口に人差し指を入れる。
「おっ、一本やのに結構締め付けよるな。すぐ濡れよったくせに」
はしゃいで、調子に乗って中指も入れた。そして前後に動かす。掻くように。
「ああっ、ああっ」
「二本でキツキツか。こりゃ楽しみや。気持ちええか?」
「き、気持ち良いっ」
艶のある声で可奈子は応える。
「じゃあ、もっと気持ち良くさせたるからな」
わしはノリノリや。
指を抜いて、右手でクリトリスを刺激しながら左手でアソコを拡げる。
完全に露わになった膣口をペロペロとなめ、中に舌を入れた。
「ン、ああっ、いやっ」
「感じ過ぎや。どんだけ淫乱やねん。愛液が涎みたいになっとる」
「か、香山さん、私……」
「我慢できへんかぁ?」
わしはわざと厭らしい顔で訊く。可奈子が頷いたところで、
「よっしゃ」と自分の太鼓腹を叩いて気合を入れた。
わしはベッドに仰向けになって、可奈子を招く。
「口でしたって。69や」
「は、はい」
可奈子はわしの上に乗ると、おそるおそる、といった様子でわしのパンツをずらす。
びょん、と勢い良く、わしのペニスが出現した。
「……」
あまりの太さと硬直振りに、可奈子は唖然としとる。
今まで、だらしないフニャチンしか知らんのやないか?
わしがホンマの快感を教えたるわ。
可奈子はチロチロと、仔猫のようにわしのペニスをなめる。
「遠慮せんでええ。ガンガンしゃぶって、ゴシゴシしごくんや」
素直に言われたようにする可奈子。わしに気に入られようと必死や。
そんなにデビューしたいんか。わしは笑いを堪えながら、可奈子のマンコを愛撫した。
「エッチやぁ。アソコはヒクヒクしとるし、クリも硬くなって、尻の穴も丸見えや」
「やっ、見ないで」
「無理言ったらあかんて」
わしは、これでもかと攻め立てる。
また指を膣に入れて掻き回しとったら、白濁した愛液が仰山流れ出てくる。
「出すぎ。出すぎやで」
わしは笑った。
そしてや、わしは可奈子に肘と膝を付いて尻を向けるように言った。
「バックや。もっと気持ち良くしたるからな」
返事も待たず、わしは濡れきった可奈子の膣内に生ペニスを刺し込んだ。
「あっ、ン、ンン……」
可奈子は苦しそうに呻いた。無理もない、こんだけキツキツや。
「可奈子ぉ、どんだけやねん」
「え、えぇ……?」
可奈子は息を乱しながら、それ、それと男根を突き入れるわしを振り返る。
「こんなキツキツ、わしも初めてかも知れんわ。ヌルヌルであったかいくせに、
キュッて締め付けるやないか。挿入っとるとこ丸見えやし」
「そ、そんなこと、言わないで」
「わしのペニスはどうや?」
「……凄く、太いです」
「それだけか?」
「熱くて、硬くて、気持ち良いです」
世辞かどうかは顔見りゃ分かる。可奈子は感じまくっとるわ。
わしも、ここだけは自信あんねん。コイツを挿入られて、よがらん女はおらん。絶対や。
「次は騎乗位で頼むわ」
わしはペニスを引き抜くと、仰向けになった。
「はぁ……はぁ……」
息を乱して胸を上下させる可奈子が、ゆっくりとわしに跨った。
「さ、自分で挿入するんやで。――そう、ペニス持って、アソコにあてがって」
わし自慢の特大ペニスが、ズッと可奈子の中に再び埋没した。
「ああっ!」
可奈子は体を仰け反らせて、体を震わせた。軽くイッたみたいや。
長い息を吐いて、わしの上に覆い被さる。
「ようでけたな。でも、まだ終わってないで」
わしは可奈子を抱き締め、身動きをできんようにして腰を動かす。
「あっ、ああっ、そんなっ……!」
可奈子は、自分関係なしにひたすら突っ込まれてるような気分やろ。
可奈子の口端から涎が一筋流れた。アソコら辺はもう愛液でグチョグチョで、わしまでべっ
とりや。
「ふー、どや、自分で動いてみるか?」
「……は、はい」
可奈子はぐったりした体を起こして、腰を動かした。
綺麗なオッパイが、プルン プルン と、やらしく上下に揺れる。
そいつを掴んで、弾力を満喫しながら揉みしだいたった。
グチュ グチュ
「おおっ、ええわ。こんだけしてもマンコの締まりは変わらん。いやむしろ、もっときつくなっ
とるかなぁ」
ン、なんや。あんだけクタクタやったのに、可奈子の腰の動き、どんどん早くなっとる。
わしのペニスを貪るかのように、グイグイ締め付けよる。
「か、可奈子、わし、そんなんされたら、イッてしまいそうや」
「気持ち良いの。腰が勝手に、動いちゃうのぉッ」
「うわっ、可奈子、わし、イクて!」
「イッて、何度でも、何度でもさせてあげるからっ!」
「うおぉっ!」
ドピュ ドピュ
これでもか、てなくらい、わしは可奈子の膣内に射精しとった。
「はぁ、はぁ、わしが、いこうやなく、いかされるやなんて、久しぶりや」
可奈子はわしに覆い被さったまま、息を乱している。
「おかしくなりそうや」
「香山さん」
可奈子は妖艶な瞳でわしを見る。
「また、して下さい」
「あ、ああ、こうなったら春子まじえて、もう一勝負や」
おわり