「ちょっと透、横になって?マッサージしてあげる。わたし、上手いのよ」  
 
 真理は、有無も言わさず仰向けに寝かせた僕の上に、後ろ向きに跨ると、  
両手で太腿を揉み解し始めた。初めてのスキーで凝り固まった太腿が、  
確かに疲労が抜けて行く感覚があり、このまま任せてしまって  
構わないと呆けた時…。  
 ……まずい。  
 スプリングのいいベッドの上で、右へ左へと体重移動させる真理のお尻が、  
挑発的に揺れていて、僕は危うく『男の反応』をしてしまう所だった。  
 真理の両手のすぐ側に、男の象徴が秘められている。変な言い方だが、  
脈動の一つもすれば、半ば張り詰め始めている秘部を見透かされてしまい、  
嫌悪されかねない。真理は、自分でマッサージを申し出ておいて、  
ストレートな対応で返すと、問答無用で激怒し、しばらく口も利いてくれないほど  
聞き分けがない。  
 いま、この男の象徴の反応がばれてしまったら、スキー旅行を自分で台無しに  
しかねないだろう。僕は眼を閉じ、意識が散漫になるよう努めた。  
 
 「透……?気持ちよくて寝ちゃったの?」  
 
 寝た振りというか、疲れ切って反応できないといった素振りを見せれば、  
事無きを得ると思ったのが運の尽きだった。僕が無防備になったのを  
いい事に、真理のマッサージがエスカレートしたのだ。  
 
 「透のお腹、ちょっと柔らかいわよ?」  
 
 お腹……?僕はかすかに目を開き、一体真理がどこから物を言ってるのか  
確かめようとした。  
 「……」  
 信じられない、と言うか、期待以上の光景に、ボクは思わず絶句した。  
真理の、大き過ぎずとも、その細いウェストに強調されたお尻が、  
僕の顔と、文字通り目と鼻の先まで迫っていた。手を伸ばせば……いや、  
舌先を伸ばしても届くかもしれない距離に、Gパンのクロッチ部分があったのだ。  
 シャワーを浴びたばかりだから、新しい下着に換えたのか、あるいは朝から  
穿き通しだった汗だくの下着を穿き直したのか。いや、身だしなみには  
人一倍気を配る真理の事だから、穿き換えたはずだろう。と言う事は、  
バスタブで丹念に洗ったという事でもある。僕は、真理がシャワーを浴びている光景を  
妄想した。  
 まず、全身に纏わりついた汗を、お湯で洗い流すまでは僕と同じだろう。  
ボディソープを掌に吹きかけ、両手で泡だてたのち、首の後ろや、お臍に撫で付けたはずだ。  
……や、やっぱり真理も、乳房を両手で掬い上げるように揉みしだいたり、  
脇に手を滑り込ませて匂いが取れるまで擦り上げたり‥…そして、アンダーヘアーにも  
泡を撫で付け、特にここは繊細さを意識して撫で上げたのだろうか。  
 も、もしや、この目の前に広がるお尻にも後ろ手に手を回し、誰にも見られたくない  
恥ずかしい窄みにも、そのしなやかな指先を宛がったというのか。  
 真理が、自分の肛門を弄っている……。そ、その肛門が今、僕の目の前にあり、  
もしかしたらマッサージ行為によって気張っている真理の呼吸に合わせて、  
閉じたり、開いてたりと、動いてるかも知れないのだ。こんな無防備な姿で……。  
 「……なんだか、わたしまで疲れちゃった。今度はわたしの番ね。お願いよ?透」  
 鼻に意識を集中すれば、2枚の布地を透して匂えたかも知れないお尻が離れる。と、  
真理が隣のベッドにうつ伏せの姿勢を曝け出した。腕を組み、その上にうつむき加減で  
添えられた真理の顔は、すでに眠っているかのようだった。……これぞ、真の無防備  
と呼ぶのだろう。僕は命じられた通り、真理にされたのと同様のマッサージを、  
見よう見真似でやってみる事にした。  
 「初めてだから、上手くいくかどうか……真理?」  
 返事はなかった。その、無い返事も待たずに僕は真理の両足に跨り、太腿に手を伸ばす。  
このまま、特に嫌がる気配も見せないまま僕に委ねてくれたら、両手の親指で真理の肛門を  
刺激してみよう。もちろん、嫌とは言わせない。これは真理が言い出した事なのだから……。  
 

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル