「うちに来んか?」
てっきり就職の話だと思っていた。
香山さんのお宅に招待され、なにやら奥の部屋に通される。
「真理ちゃんには内緒やで」
え?なんのことだろう?と思って部屋に入ると……
まず目に入ったのは、美樹本さんに後ろから抱きかかえられた啓子ちゃんだった。
で、でかい胸……。
それを後ろから回した両手で鷲掴みにしながら、美樹本さんは激しく腰を振っている。
大きく開いた啓子ちゃんの足の間では、浅黒い物が出たり入ったりしているのが丸見えだ。
「おっ、来たのか、透くん。うっ!い、いいよっ!」
ぼくに話かけてきた声は、俊夫さんのものだった。
俊夫さんは自分の股間にある頭を撫で回している。
長い髪……あれは、可奈子ちゃん?!
その頭は何度も上下しながら、そこからずぼじゅぼちゅぷと音が聞こえる。
「はあはあ、もっと裏筋を頼む、そうそう」
俊夫さんは可奈子ちゃんの髪をかき分けて、しゃぶっている顔を覗き込んだ。
ぼくのすぐ横で、今度は二人の女性の声がした。
「はっ!ああああん!!入ってる!入っちゃってるううう!!」
「ふふっ…ど、どう?…あっ……良いわぁ…もっとクリトリスを擦りつけて…んはぁっ!」
慌てて振り返ると、そこでは春子さんと亜希ちゃんが、広げた股をぴたりとくっつけて喘いでいた。
仰向けになった亜希ちゃんも、胸を反らすようにした春子さんも、恍惚の表情だ。
「ふっ…か、かわいいわよ…あっ!んっ!」
「は、はるこさあああんっ!」
「ほら、亜希ちゃんのクリトリス、こんなに大きくなってるわよ」
「ああん!」
「べちゃべちゃになって……いやらしい子ねえ…」
舌なめずりをしている春子さんは、まるで別人のように淫乱な目をしている。
二人の股の間は、ピンク色のパイプのようなモノで繋がっている。
春子さんは腰をぐいぐいと押し当てて、髪を振り乱し、亜希ちゃんの股の辺りをいじりまくっていた。
「こ、これは……」
それ以上声のでないぼくの背中を、香山さんがどん!と押す。
「君も溜まっとるのやないか?遠慮はいらんで」
そ、そんな事を急に言われても……
「でる!出すぞ!」
美樹本さんだ。
「あっ!あああっ!あたしも、イッちゃう!!」
美樹本さんは啓子ちゃんの腰を強く掴むと俯せにさせて、激しく突きだした。
「いくぞ!」
「あふっ!ぐぅあ!」
ぐい!と腰を押し付けたかと思ったら、また何度か出し入れし、それから美樹本さんはズルリとソレを抜いた。
「な、中出し……」
思わず声に出してしまったぼくに、美樹本さんは笑って言った。
「みんなピルを飲んでるから大丈夫だよ、いくらでも出し放題さ」
「そ、そうなんですか」
「まあ、顔にかけたかったらかけてもいいしね」
「はあ……」
ぼくには状況が全く分からない。
ただ、なんとなく頷いておいた。