僕は今迷っている。
ペンション「シュプール」の廊下で青年が一人途方にくれていた。
密かに思っている女性、真理の部屋の前で。
「ああ、どうしようか・・こんなもの持っていったら下心がみえみえかなぁ・・」
彼の名は透、手には少々のお菓子と飲みやすいカクテル類のお酒がある。
「こんなことならナイターに一緒に行けばよかったな・・」
実は夕食をすませて、真理を部屋で遊ぼうと誘おうしたとき
「シュプール」の従業員、俊夫さん達にナイターに行こうと誘われたのだ
「行きたいです」と、真理が即答してしまうから透は少しいじけ根性がでてしまい
お腹が痛いと誘いを断ったのであった。当然、皆が帰るまで部屋に一人で過ごすハメになったのであった。
こういった経緯から彼の恋愛に対する経験値が低いのは見てとれるが、それは本人も良くわかっていることである
透が真理の部屋の前に到着してから5分が経過した。ようするにばつが悪いのである。
「あれ?透君、腹痛はもう治ったのかい?」
突然声をかけられて驚いた透は持っていたお菓子を床に落とした
振り返るとそこには俊夫さんと彼の恋人みどりさんが立っていた。
「え、ええ、おかげさまで、どこかで悪い物でもたべたみたいです、ハハハ。」
「ハハハ、それは良かったせっかくこんな場所に来たってのに、腹が痛くて何もできませんじゃ
寂しいもんな。」
透は照れ笑いを浮かべながら落としたお菓子を拾う。
「ん?そんな物持ってどうしたんだい?」
不思議そうに俊夫さんが尋ねる。
「ちょっと寝つきが悪かったものですから、真理でも誘っておしゃべりでもしようかなと・・」
何故か恥ずかしくなってしまいボソボソと話す透。
「ハハ、真理ちゃんなら僕らの部屋にいるよ、ナイターから帰ってきて酒でも飲もうかって話に
なってね、」
「それで厨房からおつまみや料理を調達してきたところなのよ。」
笑顔で隣にいるみどりさんが答えた。
「小林さんには内緒だよ、体調良くなったのなら透君もどうだい?こっちで一杯やろうぜ。」
何で僕を誘ってくれなかったんだ、と真理に対して不満もあったが
「喜んでご一緒させていただきます、口止め料としておいしい料理もいただかないと。」
「フフ、じゃあ行こうか~。」
こうして僕達3人は真理が待つ俊夫さんの部屋に向かった。
「あら、透じゃない、体調良くなったの?」
俊夫さんの部屋に到着すると、僕に気が付いた真理は笑顔でそう言った。
「うん、まあね。少し部屋で横になったらすぐに楽になったよ。」
床にはビールの空き缶がすでに4本あった。
「それで寝付けなかったもんだから、真理の部屋に遊びにいったら丁度俊夫さん達に会ってね。」
持っていた荷物を床に置き、近くの座布団に腰をおろす。
「でも酷いなあ、俺だけ仲間はずれにして楽しもうなんてさっ!」
「おいおい透君、これでも真理ちゃんは君のことかなり心配していたぞー、ついさっきも
車のなかで・・・」
「ちょ、ちょっと俊夫さん、変なこと言わないでよねっ。」
ほんの少し慌てた素振りを見せた真理が会話にわってはいった。
みどりさんはニコニコしながら持ってきた食べ物をテーブルの上にひろげている
「でも良かったね、体調良くなって。」
真理は微笑んだ。もう酔いがまわっているのだろうか、頬がピンク色に染まっている。
僕は近くにあったビールの栓を開け、一気に喉に流し込んだ
正直いって僕は酒が苦手である。
「おっ、いい飲みっぷりだねえ、徹君、結構いけるくちかい?」
俊夫さんが手首をクイクイッと動かす。
「ええ、まあそこそこはイケる思います。」
僕は苦笑いを浮かべる、真理はほんの少し驚いた表情をした
「いいわね~、私なんか全然飲めないのよ、コップ1杯で満足しちゃうわ」
「みどりは飲ませるとスグ眠っちゃうからなぁ~。」
みどりさんはお酒が駄目らしくコップにジュースを注いでいた
僕の隣に腰をおろしたみどりさんからは甘いシャンプーの香りが漂う。
年齢がそんなに離れているわけでもないのに妙に大人っぽい色気を感じてしまうのは何故だろうか、
僕は新しいビールを手にとり、栓を開けた。
「俊夫さんとってもスキー上手でしたね、びっくりしちゃいました。」
「ハハ、それほどでもないよ、そういう真理ちゃんもなかなかいい感じだったよ。」
テーブルの対面で俊夫さんと真理が会話に花をさかせていた。
僕がここに来てから1時間は経過しただろうか、みどりさん以外の3人はすっかりできあがっている
ように見える。
「あ~ら飲みが足りないんじゃな~ぁい?」
みどりさんが僕のコップに赤いお酒を流し込む、ワインかなにかだろう、僕はすでにお酒の味が
わからないくらいに酔っ払っていた。
それにしてもお酒を一滴も飲んでいないみどりさんがノリノリで僕にお酒を勧めるから困ってしまう。
「コラ~みどり、透君にばかり飲ませてないで自分も少しは飲まんか~い。」
突然俊夫さんがお酒の入ったコップをみどりさんに手渡した。
「・・しょうがないわねえ一杯だけよ~。」
そう言ったみどりさんは、ゴクゴクと軽快にコップのお酒を飲み干す。
「ハイ、これで文句ないでしょお。」
「ちょ、ちょっと大丈夫なんですか、確かお酒全く駄目なんじゃ・・・?」
心配になった僕はみどりさんの顔色をうかがう
「とりあえず今のところは平気・・かな、それより徹君~お酒が全く進んでいないわよぉ」
みどりさんが僕の肩に手を回し、再び僕のコップにお酒を注ぐ。
僕は真理の様子を伺う、真理は上着を脱いでいてキャミソール1枚になっていた。
たっぷり注がれた酒を僕は目を閉じて飲み干した。
ガタ・・
ガタッ・・・
ガタガタッ・・・
窓が揺れている、吹雪・・・?
そういえば天気予報でそんなこといってたな・・・
ハッと僕は目を覚ました、ゆっくり体を起こす、頭が痛い。
「ん・・・・・・・ここは俊夫さんの・・部屋・・・か・・・・・。」
どうやら昨夜は飲みすぎて眠ってしまったらしい、体中が痛む。
壁に掛けてある時計に目を向ける、午前4時。
ずいぶん眠っていた感じもするが、そうでもないみたいだ。
床に目をむけるとみどりさんが横になって寝息をかいている、誰かが掛けてくれたのか、可愛らし
い絵柄の毛布がかけてあった。
部屋の明かりは消えていて、外から聞こえてくる風の音で、なんともいえない不気味な雰囲気が
漂っている。
「まいったな、記憶が途中からない・・・・。」
みどりさんは酒を飲んだ後すぐに眠ってしまい、俊夫さんと真理が仲良く話をしているのを見て
ふてくされた僕は、さらに酒を飲んだ・・・までは覚えているが、そこからの記憶が全く無い。
「酒、飲みすぎたな・・・」
僕は渋い顔をしながらテーブルの上にあったビーフジャーキーを口に入れた。
外は猛烈に吹雪いている。
「んっ・・・はぁん・・・・んぅ~」
当然、あえぎ声のような声が聞こえてきた。
驚いた僕は部屋を見回した、するとみどりさんが毛布を蹴飛ばして寝返りをうち、なにやらつぶやい
ている。
「とし・・・も・・して・・んっ・・・」
「全く・・どんな夢を見てんだこの人は・・」
みどりさんは夢の中でお楽しみの最中らしく、幸せそうな顔で寝言を言っている、
僕は毛布を手にとり、掛けなおしてあげた。
寝起きで頭がぼんやりしていたが、みどりさんのセクシーな声で目が覚めた。
ふと、そこであることに気が付く。
真理と俊夫さんがいない─。
嫌な予感がした。
薄暗い部屋の中、僕は立ち上がり上着を捜す。
すると床に女物のシャツが脱ぎ捨ててあるのが見えた、それは真理が昨夜着ていたものだった。
「真理は自分の部屋に戻ってないのか・・?」
さらにバスルームのほうから石鹸の香りがすることにも気付く、床にはバスタオルが投げ捨ててあった。
バスタオルが置いてある場所の近くにドアがあった。どうやら寝室みたいだ、明かりはついていない。
僕は足音を殺して寝室に近づく、女性の声が聞こえてきた、 真理だ─。
ドアを静かに開ける、今度は男性の声が聞こえてくる、俊夫さんだった。
僕はその場に座り込み中を覗く、部屋に飾ってある大きな観葉植物が邪魔で部屋も薄暗いのでハッキリ見えな
いが、二人がベッドの上に並んで座っているのがわかった、僕はもう少し近づいてみる。
何故隠れてコソコソするのかは自分でもよくわからなかった、息を殺して近づく僕に激しい鼓動が襲う。
2人の会話が聞き取れる位置まで近づく、大きな観葉植物のおかげで自分の姿は向こうからは見えにくく
なっていた、僕はその場に静かにしゃがんで二人の様子を窺う。
「チュッ・・チュパッ・・・・」
俊夫は真理を抱き寄せ、優しくキスをしている、真理の両手は俊夫の胸に置いてあり、拒んでいるようにも
みえた。
「・・はぁはぁっ・・ちょっ・・俊夫さん・・駄目よ・・・・」
俊夫はすでにパンツ一丁だった、鍛えられた体のせいかパンツだけでも様になっている。
真理はピンクのバスローブのようなものを着ていた、はだけていて、下に下着以外着ていないことがわかった。
「真理ちゃん・・・・奇麗だよ・・・・・」
俊夫は囁きながら真理の胸に右手を添えた。
「あっ・・・・駄目、みどりさんも透もいるし、それに・・んっ・・・・」
話し終わる前に俊夫は真理の胸を優しく揉みしだく、そして首筋に優しくキスをする。
「大丈夫さ、みどりは酒を飲むと何しても起きないんだよ、10時間程度は眠るね、ほっぺをつねっても起きや
しない、それは僕が保証するよ。それに透君もあれだけ飲んでただろう?最後のほうは顔が真っ青になって
いたじゃないか、あの状態じゃしばらく起きるのは無理だとおもうな。」
左手で真理の髪をなでる、そして右手をバスローブの中に差し入れた。
「きゃっ・・・と、俊夫さん・・・・それはそうだけど・・・みどりさんは恋人でしょ?こんな・・の・・いけないよ・・」
真理は両手で俊夫の右手を掴み、顔をそむける
「・・・今は君のこと以外・・考えられない・・・・好きだよ真理・・・」
半ば強引な形で真理を自分の胸に抱き寄せた、反動で真理のバスローブの帯がほどける。
「そんな・・・ズルイ・・・・・んっ、んちゅっ、チュル・・」
話が終る前に俊夫が口づけをする、真理の腰に両手をまわすと二人は対面座位の形になる。
「ヤ、ヤダ・・俊夫さ・・ん・・やめ・・んっんっ・・駄目、ダ・・ちゅっ、ちゅっちゅっ・・・・」
言葉では拒みながらも真理の両手は俊夫の首に伸びていく。
優しいキスから徐々にディープなキスへと変わっていく。
「チュパッ、チュルル・・ぷはっ・・ん~~~チュル、んんん~ジュルル・・・」
いやらしい音が、風の音とともに部屋に響き渡った。
「んあっ、んっ・・・んちゅっ、チュッ・・・んんんんんっ・・・ジュル・・ぷはっ、んちゅっ・・」
「はぁはぁ・・・んあぁ・・・んちゅ、ちゅ、ちゅ、んあぁ・・・チュルル・・んんんんっ・・・・」
真理の口から甘い吐息が漏れる、俊夫は真理のバスローブを剥ぎ取り手馴れた仕草でブラのホックを
はずすと、プルンと形のいい乳があらわれた。
俊夫は手のひらでゆっくりと乳房を揉みしだき、そして舌先を真理の首筋に滑らせる。
「んん・・・あふっ・・俊夫さん・・ああっ・・んん、あふっ、ああ・・・・・んっ・・」
俊夫の舌先は真理の乳首まで到着すると、乳首を口に含み舌先で丹念にころがしはじめる。
「あっ・・・あぁぁ・・・・・いっ・・・んんっ・・はぁぁん・・あぁん・・・はぁはぁっ・・」
俊夫は乳首を吸いながら真理をベッドに押し倒した。
足と足をからませあい、二人は再びお互いのくちびるを求め合う。
「ちゅっ、ちゅっ、んんんっ~・・・・んちゅっ・・・・んちゅ、んんんっ・・・・ぷはっ・・んちゅっ、ちゅぱっ・・・」
真理の秘部はパンティーの布越しからでも十分すぎるほど濡れているのがわかった
俊夫はパンティーの中に手を入れ優しく秘部を撫で上げた。
「・・あぁんっ、そ、そこは・・んんっ、はぁっはぁっ・・ダメ・・んひっ・・あぁぁん・・」
「・・・すごい濡れてるな」
俊夫はゆっくりと優しく撫で上げる、その度に真理からはせつない吐息が漏れる。
「んんっ、だって、んんぁあっ・・・はぁん・・・と、俊夫さ・・ん・・ひっ、あぁぁ・・すごく・・・じ、・・上手・・な
ん・・だもん・・ひあっ・・んっんっ、はぁっ、はぁっ・・・・」
素早くパンティを脱がすと、俊夫は真理のアソコに顔を近づける。
「きゃっ・・・ダ・・ダメ・・・・き、きたないよ・・・ひっ・・あぁぁん、んんっんんっ・・あふっ・・はぁぁん・・」
「奇麗だよ・・」
俊夫がクリトリスを舌先でころがすたびに、真理の体は敏感に反応する。
「ああんっ、そこっ、いいっ、いいのっ、んんっ・・・・はぁんっ、ああぁぁっ・・・あうんっ、ああんっ・・」
「あぁぁぁっ・・・・・俊夫さんっ・・イイの・・・んんっ・・すごいっ・・・あぁんっ・・・・もっと・・んっんんっ・・」
ジュルジュルッ、ジュッパジュッパ。
俊夫が勢いよく真理の膣内をしゃぶる音が部屋全体に鳴り響く。
「ね・・俊夫さん・・今度は私の番よ・・」
そういうと真理は俊夫の体に覆い被さる、そして俊夫のパンツの中に手を入れモノを握り締めた。
「あぁ・・すごい・・・大きい・・・・」
真理は手を上下にシゴキ始める、と同時に俊夫の乳首に舌をはわせる。
「ああ、真理、気持ちいいよ・・・・」
「レロレロレロ・・・ちゅっ、ちゅっ・・んんっ、・・レロレロ・・はぁはぁっ・・」
丁寧に俊夫の体に舌を這わせる真理、そして懸命に手で俊夫のモノをシゴいている。
そして舌先は徐々に胸から腹、腹から下へと移動していく。
「わぁ・・・すごい・・・俊夫さんのコレ・・本当、大きい・・・・・」
真理は俊夫のモノを舌先で刺激し始めた。
「チュ、チュ、チュパ、んふっ・・・レロ・・チュパッ・・んんんん~~・・・レロレロレロ・・チュパチュパ・・・」
「チュルル・・・チュパチュパチュパ・・・んっんっんっんっんっ・・・・・・」
真理は丹念に俊夫のモノに奉仕を続ける。
限界が近づいたのか、俊夫は真理の髪を優しく撫で上げながら問う。
「真理・・そろそろ、いいかな?」
真理は上目遣いで恥ずかしそうに頷いた。
そのころ透は泣きながら自分の息子をシゴいている最中であった。
そして俊夫が真理のアソコに肉棒をズブリと突き込んだのを見る、と同時に透も果てた。
床にだらしなく飛び散る精液を見ながら、透は呆然とする。
パンッパンッパンッパンッパンッ
「あんっ・・あんっ・・あふっ、はぁはぁ・・ああぁぁっ、ひぐっ・・んんっ、あんっ・・あんっ・・」
部屋には俊夫と真理の肌と肌を重ね合わせる音が響きつづける。
「んっ、あっ、あっ、ああっ・・・す、すごいっ、あんっ、あぐっ・・んっ・・と、俊夫さんっ・・いいっ
すごいっ・・んあぁっ、んっ、ひっ・・・・・す、すきっ・・・すきっ、ああぁんっ・・・」
「すごいっ、あぐっ、んんっ、あんっ、あんっ、き、気持ちいい・・・・・・はぁんっ・・いいっ・・・・あふんっ・・あぁぁっ・・
んっ、んっ、んっ・・イク、イキそっ・・ああっ・・・・」
透は静かに立ち上がり、みどりさんが寝ている場所に戻った。
ふとテーブルに目を向けると、くだものナイフが置いてあるのを見つけた。
透はナイフを両手でしっかりと握ると、自分の胸に思い切り突き立てた───。
END
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