「透君からも真理ちゃんにお願いしてくれないか?」  
美樹本は僕に銃口を向ける。  
「…真理!  
 僕のことは気にするっ」  
銃声が僕の言葉を途中で遮り、  
ゆっくりと右足が血を吹き上げる。  
何が起こったのか理解できず、  
次第に感じ始める鋭い痛みが自分の足が打ち抜かれたのだと言うことを理解させる。  
声にならない絶叫が僕の口から漏れる。  
 
「透!」  
真理が僕の元へ駆け寄ろうとする。  
「おっと」  
美樹本の手が真理の髪をつかむ。  
「透君が心配なら他にする事があるだろ?」  
 
「……」  
真理は震えながらもセーターを脱ぎ捨てる。  
「やめろ、真理!!」  
 
「本当に止めて良いのかい?」  
美樹本はうれしそうにそう言い、  
僕の左足に穿たれた穴を踏みつける。  
発狂しそうな痛みに、  
まるで陸に揚げられた魚のように体がはねる。  
 
「やめて!  
 言うことは聞くから透には何もしないで!」  
真理は美樹本に縋りつく。  
「大丈夫…。  
 私は大丈夫だから!」  
真理は震えながら、それでも泣かずに僕を見てそう言う。  
それは誰に向けての言葉なのだろう?  
僕には真理が自分にそう言い聞かせているようにしか見えなかった…。  
 
だからこそ…。  
自分を犠牲にしても僕を…、  
みんなを助けようとする真理だからこそ僕は彼女を愛したのだ…。  
そして、  
それ故にここで黙っているわけには行かない!  
 
僕は痛みも忘れ、  
後ろ手に繋がれている俊夫さんの体ごと立ち上がる。  
美樹本は一瞬呆気にとられた用に僕を見つめ、  
すぐに銃口を僕に向ける。  
 
響く銃声。  
僕は倒れ掛かるように美樹本に体当たりした。  
 
頬からびりびりと振動にも似た痛みが走る  
打ち抜かれた足に力が入りきらず倒れたのが弾をよける  
結果になったようだ。  
「くぅっよけるんだ透君。早く!」  
美樹本が語尾を荒げていう。  
瞬時に美樹本の上にいることを思い出し体を起こ・・・  
上になにか重いものが・・・俊夫さんだ。  
「俊夫さん、協力してください。」  
「透っ・・・俊夫さん!!」  
真理が震えた声で何かを訴えようとする。  
香山さんは見開いた目でこちらを見ているし今日子さんは  
顔をそらして泣いているらしくかすかに震えている。  
 
「ははっなんだ俊夫君死んじゃったのかい。」  
美樹本だけが場に不似合いな明るい声を出す。  
その明るさに一瞬言葉の意味が飲み込めない  
俊夫さんが死んだ・・・じゃこの上から伝ってくる暖かいものは血!?  
途端に自分にかかっている重さが死んだ人のそれだと思い知る。  
突然こめかみに熱い空気を感じる。  
美樹本が銃を突きつけたのだ。  
「真理ちゃん僕に手を出したら今度こそ透君が死ぬんだ。いいね。」  
美樹本はそういうと僕の下からずりずりと抜け出そうとしている。  
「真理!いまだ美樹本は自由に動けない。」  
僕は一人自由に動ける真理に叫んだ。  
 
こうなったら一人だけで逃げてくれてもいい。  
運がよければ他のペンションやホテルに逃げ込めるかもしれない。  
真理だけは  
「だめ・・・できない。」  
真理は涙を浮かべながら小さく首をふった。  
「はははは、麗しき愛情といったところかな。それともまだ友情か?」  
美樹本は確実に自由の身になりつつある。  
徐々に僕の下から抜け出していく。  
「いいから逃げるんだ。」  
「無理よぉー!!そんなことしたら透もおじさんもみんな、みんなっ」  
真理は絶叫にも近い声をあげ、その場にへたり込む。  
そしてついに美樹本は僕の下から抜け出した。  
「感動のお芝居はそこまでだ。」  
ゆっくりと銃口を向けたまま立ち上がった美樹本を僕は地べたから  
見上げている。  
僕のせいで真理はこれから・・・。  
僕の考えが分かったかのように美樹本はにやりとわらい  
真理の方へ振り返る。  
 
「さぁここからが本当のショータイムだ。」  
美樹本は銃口を僕からはずし真理へと近づく。  
そして床に落ちているセーターをよけ真理の向かいに座り込む。  
美樹本が真理へと手を伸ばしかけた瞬間にまりの体が小さく  
びくっと震えたのがわかった。  
セーターの下に着込んでいたラグランの長袖Tシャツはスタイルの  
いい真理の体にぴったりと沿い形のよい胸をアピールしているかのようだ。  
美樹本は真理のTシャツへ、真理の腰元へ手をかけた。  
「ぁ。」  
真理の乾いたのどからかろうじて聞こえる声がもれた。  
美樹本はやわらかい手つきで真理のウェストラインをなでる。  
 
手はTシャツのすそで止まり今度は上へと上がっていく。  
ゆっくり、ゆっくりと・・・。  
真理の白いおなかが徐々に現れ、白いレースの下着までが現れる。  
これが2人きりの時に見れたならどんなにうれしかったことか。  
真理は美樹本のすることに逆らわず黙って手を上げTシャツを  
脱がされるままになっている。  
上半身はブラジャーのみになった。  
ブラジャーの上から柔らかそうな白いふくよかな胸があふれそうだ。  
僕の見ていた部分を美樹本が人差し指でそっとなでる。  
「んっ。」  
くすぐったそうに真理が少し身をよじる。  
 
その反応を見た美樹本はにやりと笑い真理の背中に手を回した。  
ブラジャーをはずすためだ。  
「まって、待ってください。そこからはみんなのいないところで・・・  
 お願いします。」  
真理は僕の横、香山さんや今日子さんたちのいる方を見て言った。  
それはそうだ。  
ただ犯されるだけではなく自分の叔父や、あのいかにも好きものそうな  
香山さんの前でだなんてたえられないんだろう。  
「だめだ。僕がいない間に逃げられでもしたら困るからね。それに、  
 興奮するじゃないか。君がこんな風に嫌がる顔をするのは。」  
「そんなっ。」  
 
美樹本は真理の悲痛の声をうれしそうに聞き、ブラジャーのホックを  
はずした。  
真理はとっさに両手でブラジャーを押さえる。  
僕は、僕はどうしたらいいんだ?  
 
「何押さえてるんだよ!」  
美樹本は怒鳴り真理を殴り飛ばす。  
「!  
 みっ、美樹本!」  
僕の声と同時に銃声が響き、  
僕の背中でもう動かない俊夫さんの頭が破裂する。  
「僕にも我慢の限界と言うものがあるんだ。  
 真理ちゃん…、  
 透くんの頭が無くなったら諦めが付くかい?」  
脳みそや血で汚れた僕の顔にまだ熱い銃口が押し当てられる。  
「止めてください!  
 何でもしますから!」  
真理は美しい乳房を震わせながら泣き叫びながら美樹本にすがりつく。  
 
「じゃ、早く下も脱いでくれよ」  
真理は下を向いて涙を流しながらジーンズを脱いでいく。  
「…真理」  
目から溢れる涙が真理の姿を滲ませる。  
「それも脱ぎなよ」  
美樹本は僅かに真理の肉体を隠していた白い下着を顎でさす。  
真理の肩が震える…。  
白い指先が同じく白い下着にかかりゆっくりと下にずらされていく。  
 
形のいい乳房、  
うっすらと生えた恥毛、  
あらわになった真理の肉体は美しかった。  
真理はうつむいたまま手をおなかの所に当て直立している。  
「キレイな体だね」  
美樹本は目で犯すように真理の体を見つめる。  
「真理…真理…」  
僕の口はまるで傷の入ったレコードのように真理の名前を呼び続ける。  
 
「所で真理ちゃん、  
 君は透くんとは"した"のかい?」  
美樹本がツルツルになった顎をさすりながらたずねる。  
「…してません」  
真理は恥辱に体中を赤く染めそれでも大きな声で答える。  
「ふぅん。  
 透くんももったいないなぁ。  
 こんなキレイな体を見たことなかったのか…」  
美樹本が真理に近づきその美しい胸を自身の汚い手で犯す。  
「じゃぁ、透くんは僕に感謝しないとね」  
美樹本は真理の体から手を離しその狂った瞳で僕の目を覗き込むようにしてくる。  
「『大好きな真理ちゃんの裸を見せてくれてありがとうございます』ってさぁ!」  
美樹本が自分の台詞におかしそうに笑う。  
 
僕の隣に居る小林さんは泣いていた。  
いや、小林さんに限らずその場に居る人間は美樹本を除き皆泣いていた…。  
「じゃ、真理ちゃん。  
 君のキレイな股を開いてキレイなおマンコを見せてくれないか?」  
美樹本はあえて"キレイな"と言う言葉を強調しながら言う。  
僕はそれを見ることに耐えられず目を閉じた。  
 
「駄目だよ透くん。  
 君のために真理ちゃんにお願いしたんだから。  
 君には目を開けている責任があるよ」  
ああ…、無慈悲なこの男は僕の最後の抵抗すら…許してはくれないと言うのか。  
僕はゆっくりと目を開ける。  
 
「君が賢くてよかった。  
 必要ない暴力は好きじゃないからね」  
ずっと自分は悪夢を見ていて…、  
目を開けるとそこはいつものベッドの上で…、  
そしていつもの日常がまたはじまるのだ…。  
そんな淡い期待を眼前に広がる真理の裸体が否定する。  
 
「じゃ、真理ちゃん。  
 …そうだな、  
 そこのテーブルにでも座って早く股を開いてよ」  
直立のまま震える真理に美樹本が優しく言う。  
「……」  
押し黙る真理を前に美樹本はヤレヤレと言ったように両手を大げさに広げて見せ、  
次に僕の頭に銃を突きつける。  
 
「…わかり…まし…た」  
消えるような声で真理が言い、  
ゆっくりと真理はテーブルに腰掛ける。  
「ほら、透くん  
 よく見てあげるんだよ」  
美樹本のその声と同時に真理は美しい足を広げた。  
 
「おや、真理ちゃん  
 どうしたんだい!?」  
美樹本がおかしげに、  
大げさに言う。  
「銃を突きつけられ!  
 裸を晒され!  
 恋人の前で犯されようとしているのに!」  
キチガイのように捲くりたて、  
急に押し黙る。  
そして、  
「どうして君のソコは濡れているんだい?」  
美樹本は冷酷にそう言う。  
真理は美樹本のその問いかけに答えることなく、  
ただ声を殺して泣いていた。  
 
「透くん、  
 君の恋人はとんだ露出癖の持ち主のうえに極度のマゾヒストだな」  
心底軽蔑したように美樹本は真理のほうを見ながら笑う。  
 
「そうだな…。  
 次はオナニーでもしてくれよ」  
少し考えるようにした後、  
冷たい声でそう言う。  
「…そ…それは」  
肩を震わせ、  
声も震わせながら真理がそれでも抵抗の声を上げる。  
 
「この状況でマンコ濡らす女に羞恥心なんか無いだろ?」  
美樹本の言葉についに真理は声を殺すこともやめ、  
子供のように嗚咽する。  
「泣いたって無駄だよ。  
 ほら、早く」  
ああ…、  
この地獄はいつまで続くのだろうか…。  
 
真理は泣くのを止めようともせず、  
それでも淫らに開かれた股の付け根を申し訳程度にさわり始める。  
「ははっ、  
 本当に始めちゃったよ」  
美樹本の言葉に真理の肩が大きく震える。  
そしてそれと同時に秘唇から愛液をたらす。  
「しかし、真性のマゾヒストだな」  
美樹本が真理を罵るのと比例して真理のソコは潤っていく。  
いつの間にか真理の乳首は勃起しており、  
その白い肌は羞恥以外の理由からもピンク色に染まってきていた。  
 
「それだけ濡れてたら、簡単に入りそうだな」  
ベルトに手をかけながらそう言う。  
「…それ…だけは……」  
真理は僅かに動かしていた指を止め小さな声を出す。  
 
「あ?まだ口答えするのか?」  
いまだに続く真理の抵抗がついに癇に障ったのか、  
美樹本はそれまでとは口調を代え真理をにらみつける。  
「私…、  
 …なんです」  
美樹本のその様子に脅えながらも、  
真理は何事かを先ほどよりも小さな声で言う。  
 
「よく聞こえねぇよ!」  
叫びながら美樹本は真理に見せ付けるように僕に銃を向ける。  
「初めてなんです!」  
その様子を見て真理が叫ぶようにそう言い、  
そしてすぐさま俯く。  
 
「…プッ、  
 ハッハッハッハッハ」  
美樹本の叫ぶような笑い声が真理の嗚咽をかき消す。  
「って事は真理ちゃん、  
 君は今まで誰にも見せたことが無いところを僕たちの前に晒して、  
 あまつさえ濡らしてさえ居るってのか!  
 とんだ淫乱だねぇ!」  
美樹本は僕に向けた銃をおろしながら続ける。  
 
「OK、  
 だけどタダでってわけには行かないな」  
美樹本は真理の髪をつかみ、  
無理やりにその瞳を覗きこむ。  
「代わりオナニーでイくところ見せてくれよ」  
 
「え・・・」  
「そうしたら、犯すのは勘弁してあげるよ」  
美樹本が真理の目を見ながら微笑む。  
「僕は優しいからどっちがいいか選ばせてあげるよ」  
美樹本は自分勝手なことを言いながらつかんでいた真理の髪を離す。  
それと同時にカクンと真理は頭をうなだれるさせる。  
 
「……一人でします」  
何時間にも感じられる数秒がたった後、  
真理は小さいけれどハッキリと…、  
そう答える。  
 
その答えを予想していたであろう美樹本はニヤニヤとしながらも柱にもたれかかり、  
無言で真理に行為を促す。  
「……」  
真理はその瞳に涙を浮かべながらも僕の目を見たあと、  
目に僅かに残る涙をぬぐい泣くのを止めた。  
 
真理の白い指が形のいい乳房の先端を優しく愛撫し始める。  
テーブルの上に股を広げて座ることを強要されていたために僕たちには真理のソレの様子がよく見えた。  
真理のソレは指が胸の先端に触れるたびにヒクヒクと動く。  
「…んっ……」  
本当に微かだが、  
真理の口から声が漏れる。  
 
離れてみてもわかるほどに濡れそぼったソレにおずおずと真理の指が触れる。  
先ほど申し訳程度に触っていた時とはうって変わり、  
丹念に真理は陰唇の上部にある膨らみを指先で撫でている。  
「んっ…あっ……」  
今度はハッキリと真理の口からあえぎ声が漏れる。  
 
薄ピンクに染まったその指は、  
今度はその腹で膨らみをつぶすように圧迫する。  
噴出すように愛液を吐き出し、  
堰を切ったように真理は押さえようともせずに喘ぎだす。  
 
陰核を刺激しているだけだった指が真理の中へと侵入する。  
右手の人差し指と中指で真理は自身の中を犯し、  
左手では張り裂けんばかりに充血した乳首を愛撫、  
と言うよりはもはやつねる様に刺激していた。  
 
 

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